61.《ネタバレ》 高校球児が投げる、覚えたてのスライダーのような映画。ストーリーが微妙にしか変化しないということで。 最初に3姉妹が4姉妹になって、あとはそのまま。さして事件も起伏もなく、若干の出会いと別れがあるだけで、これからも4人仲良く暮らして行きましょうとなって終わり。美人姉妹の私生活を覗き見るような感覚で、チラリズム的な薄味のエロを楽しむ以外、あまり見どころを感じなかったのですが、何か見落としているのでしょうか。 そもそもどうやって制作にゴーサインが出たのか、企画書を見てみたい気がします。美しい景観のある環境に有名美人女優を4人揃えれば、それだけで稼げまっせ、という感じでしょうか。まあエロは嫌いではないので、次は5姉妹で如何? 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2019-05-14 01:46:02) |
60.”セッション”のついでに観た映画で、あまり期待はしていなかったが、綾瀬はるかと長澤まさみの初共演と言う事で興味があり、鑑賞した。 個人的にセッションが外れの映画であったため、逆に本作は楽しんで鑑賞する事が出来た。 低劣なコント? 自分はそうは思わない。そりゃ是枝監督らしさを盛り込みつつも、商業的な成功が得られるようキャスティング的工夫も盛り込まれた、色々と設計された世界観の映画だとは思うが、自分はこの映画から低劣さよりは、色々な方面に気を遣った誠実さや生真面目さを感じた映画であった。 惜しむべくは、静かでしみじみした作風の為、強烈な物語展開がないのが弱みだが、逆に現代的な小津作品を観たような気分に浸れた。 正味7.5点ぐらいだが、四捨五入で8点ということで。 【nakashi】さん [映画館(邦画)] 8点(2019-04-20 16:55:38) |
59.《ネタバレ》 普通に良かった。でも時間が経つと主に長澤まさみさんがエロかったことが主な記憶。大竹しのぶさんの演技は上手いのかもしれないけど、演技演技しててあんまりかなあ。全体を通して肩肘張らずに観られるのは良い。酷評コメントもありますが、この映画はこんな感じで良いんじゃないのと個人的には思います。 【なす】さん [映画館(邦画)] 7点(2019-04-19 14:47:44) |
58.構図が酷い。カメラワークが酷い。演技が酷い。セリフが酷い。全体的なテンポが酷い。 映画作品としての質が低い。極めて不自然な積み木だ。 こんな低劣な「コント」で日常感を演出しようとする神経が分からない。 【浅田荷葉】さん [DVD(邦画)] 0点(2019-04-01 12:53:07) |
57.《ネタバレ》 4姉妹のほのぼのとした家族ドラマ。物語に起伏が少ないんだけど、しみじみといい味を出していました。どんな人なんだろうな、お父ちゃん。良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-03-24 22:53:49) |
56.《ネタバレ》 花吹雪の中を、自転車で駆け抜けていく広瀬すずのシーンのみ。平凡作品。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-01-13 23:06:14) |
55.《ネタバレ》 想像することしか出来なかった死んだ四姉妹の父の容姿。 名前からして香田晋さんが頭に浮かんできました。 でも次見る時にもきっと香田晋しか頭に浮かんでこないじゃなかろうかと今から不安でいっぱいなんです どうしよう。 想像することしか出来なかったすずの母の容姿。 名前からして広瀬香美となってしまっていました。でもそれはそれで悪くはないんじゃないかと思ってみたりもして まあいいじゃないか。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-11-03 23:59:01) |
54.有料チャンネルで放送してた時2回も観てしまいました。 私としては、今のところ邦画では是枝監督への信頼度は結構高いのです。 四姉妹の物語っていうと「若草物語」「細雪」あと大林宜彦監督のもあった気がする、 タイトルは全然思い出せないけど。 とにかくゆったりとさらさら~~と観れるとこがいい。 かなり複雑な家庭だけど、なんだかみんな大らかというかありのまま受け入れてる感じで こんな家庭家族もいいな、なんて思えてきたり 古いとはいえあれだけの土地家屋を維持していくのは相当大変だと思うけど現実的、経 済的なことも出てこないから余計にうらやましくなったりする。 佳乃がお風呂場にいた虫にギャーギャー騒いで、幸が「もう~~」とかいいながら その辺にある雑誌をクルクルと丸めて虫退治に行くとこが好き。 是枝監督の作品は「あーあるある」ていうようなことを演出するのが上手いなと思います。 コレ続編も作ってほしい。 四姉妹がみんなかわいいねぇ。 長澤まさみはデビューしたころに「この子はいいんじゃない?」と注目。 あれから何年か経ったけど、相変わらずいいねー。結婚なんてしないで雲の上の大女優になってほしい。 【envy】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-10-08 00:29:38) |
53.四人姉妹を主役にした映画といえば真っ先に思いつくのが若草物語、そして邦画では細雪だろう。どちらも有名な小説を原作として何度も映画化された。この海街diaryもまた性格や生き方が違っても四人姉妹の仲がいいのも共通だ。原作が名作小説というわけではないので(偏見?)味わい深さでは今一歩だが、母親が異なる妹を姉妹として受け入れる姉たちととけ込んでいく妹の描写はとても良い。静かさのなかにほのぼのとした暖かさを感じる良い映画だ。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-08-27 13:16:40) |
52.優しい時間が過ぎていく作品でした。色々な事をひっくるめて、この家族がずっと幸せでありますように。。。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-08-18 01:08:10) |
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51.《ネタバレ》 劇場で鑑賞しなかったことを後悔した映画ベスト10の第一位に入るのがこの映画。誰かが「美人4姉妹を愛でる映画」と書いていたが同感。レンタルでDVD借りたのが初見だったけど7泊8日すり減るほど観てからDVD買って、いつでも観たくなってGoogleでダウンロードしてスマホで観まくった揚げ句Blu-rayで買い直すほどの馬鹿をやったけど、お陰で鎌倉の風景もまた堂々のメインキャストであると気付けたことが新たな収穫。四季を通じて美しい景色が広がり癒されることこの上ない。もし「すずちゃん、新宿に来ない?」とか「田園調布に来ない?」だったら魅力半減どころか映画にすらならなかったに違いない。 先日「万引き家族」観て、いや良い映画には違いなくてさすがはカンヌ、なんだけど考えさせられてしまう終わり方にうーんと重くなり、テレビで「そして、父になる」観てさらに重い気持ちになってしまったものだから、キャスティングのピタリと決まったこの映画が尚更心地よくて出て行きたくない。脇役一人ひとりまで大好きで、サッカークラブのキーパーの女の子も海猫食堂の従業員のおばちゃんも婦長さんさえも、出番が少なくても強く印象に残る。天然の誉れ高い綾瀬はるかはCMやテレビドラマでのコメディエンヌぶりが話題になるが本作ではしっかり者の長女が実に違和感無い。長澤まさみはズボラで惚れっぽくてガサツだけど心の暖かい性格で、初対面のすずに父を看取ってくれた礼を言った時や勤め先の信金の仕事で訪問した融資先の工場で苦労している経営者夫婦に注ぐ慈しむ眼差しが実に良い。夏帆はガメラ映画の頃はフツーの美少女の域を出なかったがここではマイペースだけど争い事を嫌う三女を演じ他には無い存在感を見せてくれる。そして広瀬すずは撮影時の年齢とヒロイン:すずの年頃が絶妙にマッチしていて、徐々に腹違いの姉達と打ち解けていくのが観ていてほほえましい。物語終盤でずうっと心の奥底に抱えてきた想いを叫んで長女に抱擁され「ここに居たい、ずっと」と涙ぐむシーンは桜トンネルを2人乗り自転車で駆け抜ける場面と一、二を争う名場面と信じて疑わない。 感情の発露は年齢によって表出の仕方が変わるので、あの時あのキャストで撮ったからこその奇跡がこの映画になったと思っている。父親の葬儀、祖母の法事、昔馴染みの食堂のおばさんの葬儀と、人の死によって物語が動き出すこの映画は人によっては退屈かもしれない。でもラストシーンで波打ち際をじゃれあいながら遠ざかって行く四姉妹を見送る時に、スクリーンに映らないこれからの暮らし、これからの人生が、彼女達には確かにあるんだと観る度に思う。 【rinzou】さん [ブルーレイ(邦画)] 10点(2018-07-08 22:22:28) |
50.四季折々の美しい風景が節々に出てきて、いかにも是枝作品っぽい感じである。三姉妹がみんな美人で話が入ってこない。綾瀬はるかは表情豊かで、言い回し方も上手い。テレビで喋ると大ボケ風なので、ギャップに驚く。シナリオとしては、あまり残るようなものではなく、うまいこともなければ、驚きも感動もなく残念。 【SUPISUTA】さん [地上波(邦画)] 5点(2018-06-10 00:15:07) |
49.なんでこんなに豪華なんでしょうと驚いてしまうくらい、好きな女優さんが大集合の映画。 あとは、まったりと淡々と流れて行くお話。盛り上がりは少ないけれど、この穏やかさが心地よい夜もある。今夜の私にはちょうど良い映画でした。 姉妹っていいよなあ。私は兄しかいないから、4人の雰囲気は、すごく羨ましかったです。 【うらわっこ】さん [地上波(邦画)] 5点(2018-06-09 23:44:38) |
48.《ネタバレ》 是枝裕和監督の作品らしく淡々と生活風景が描かれています。 海や桜など美しい景色を感じられ、日本の美を感じることができる。 日本を代表する女優陣の演技をひとつの作品で一度に堪能できる部分は良い。 【バッジョ】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-06-07 23:36:13) |
47.《ネタバレ》 なんというか、良くも悪くもまったりした佳作といった印象。 いちおう名のある有名女優や鎌倉の美しい風景などの見どころはあるにはあるが、特別なことは起きない。 ゆえに、ひとつひとつのエピソードが膨らまずに盛り上がりにかける。 調べてみたら、これって日本アカデミー賞の最優秀作品賞なのか。 2015年は邦画が低調だったとはいえ、こういうインパクトに欠ける映画が選ばれたというのはちょっと意外だった。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-28 09:22:54) |
46.監督が嬉々として広瀬すずを撮っているのがよく伝わっている。 【michell】さん [地上波(邦画)] 7点(2018-03-26 23:55:01) |
45.学生の時は絶対見なかったと思うけど、年取るとね、こういうのが良く感じるよね。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2017-12-31 04:35:07) |
44.コテコテドラマですが、盛り上がりどころがなく終わりました。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-11-30 19:48:47) |
43.性格も容姿も異なる姉妹4人を描くホームドラマ。話しにリアリティを与えているのは、姉妹の祖母や母役の樹木希林や大竹しのぶの演技で主人公たちからは微塵もリアリティは感じられません。泣いたり怒ったりする場面もきれい・かわいいが優先されて絵空事のように見えてしまいます。逆に眺めているだけで良いと思えてくるように仕向けられて、撮影された映画なのかもしれません。それはそれで良いではないかという気もします。エンタテインメントだから。 【かれく】さん [地上波(邦画)] 6点(2017-10-14 09:48:46) |
42.《ネタバレ》 東宝が作った松竹大船ティストな作品。東宝のいいところが溢れている。 ですので、昔の映画で例えるなら、小津監督作品ではなく、成瀬監督っぽい作品。 初期の・・戦前の作品なんかちょうどこのような感じがします。 腹違いの姉妹ということで「妻よ薔薇のやうに」なんか似ている気がします。 原作の漫画は一年以上前に読んでいます。 それを思い出すと、見事な引き算が出来ていると感じます。 必要なもの、不必要なものを見事に線引きし二時間の中によくまとめられていると思います。 かつキャスティングの勝利と言うべきか? 超一流の女優二人起用し、二人とも輝かせ、かつ若手女優を負けないぐらい、いやそれ以上にピッカピッカ輝かせている。 失礼ながら、この監督の作品あまり観ていませんでしたが、もっと観たいと思いました。 |