62.《ネタバレ》 原作未読です。 NHKの「ファミリー・ヒストリー」での大泉洋の回を観て "これは何か彼の出演作を観てみたい”と思い、ゾンビ物好きの私が選んだのが本作。 選択した理由は微妙なものだったが、予想を大きく裏切り物凄く面白い作品だった。 大泉洋、拍手喝采の大活躍である。 どちらかと言うと社会の底辺に近い位置にいた主人公が、常軌を逸した世界で自らの「利=狩猟免許所有」を活かし生き延びて行く様は、一風変わったサクセスストーリーの様だった。 本作が白眉な所は、ゾンビの基本的修正の一つである「生前の記憶・習慣に倣った行動をする」のを大胆に解釈して映像表現している所。 特に後半の元高跳び選手が(脳は無いのに)人間達の束の間の秩序をぶち壊すきっかけになる描写は凄かった。 聞く所に因ると、原作は映画で描かれた内容以降もかなり濃い展開をする様だが、私は本作に留めおこうと思う。 【たくわん】さん [インターネット(字幕)] 10点(2025-01-08 14:16:47) |
61.《ネタバレ》 原作読む前に映画観ました。邦画のSFとして、安っぽさを感じさせない映像で、結構頑張ってるなぁって思いました。 原作の前半部分は“ゾンビパニックが日本で起きた場合、日本人はどんな行動を取るか?”を、結構リアルにシミュレートしていたと思います。目の前でZQNに襲われた人を見ても、写メ撮るくらいで無関心な通行人とかが日本人らしいというか、なかなかパニックにならず、日常生活を続けようとする辺りがリアルに思えました。それと原作の英雄はもっとウジウジしていてコミュ力低め。妄想癖もあって面倒くさい人物。でも映画ではその辺りは控えめにして、ゾンビ物アクション映画として、勢いを優先したように思えました。 ストーリーを詰め込みすぎず、適度に省いたことで、原作未読の人にも取っ付きやすくなっています。反面、比呂美が英雄を信頼する過程が説明不足になってしまいました。英雄の「俺が君を守る!」からの「…うん」って返事と同時に流れる一筋の涙は、結構な見どころだと思います。有村架純頑張ったなぁ。 で、富士山麓の森の中から、再び幹線道路に出てきた時に英雄が髭面になっていたから、相当な時間経過があった模様。そこをもう少ししっかり描いても良かったかと思いますが、“ゾンビ物と言えばショッピングモールの籠城戦”と言わんばかりにアウトレットモールをクライマックスにしたことで、アクションに傾倒した仕上がりになっています。 連載途中の人気漫画の映画化としては良く出来ていますが、当初は続編を創る気があったのか判りませんが、一本の映画としては消化不良な終わり方です。英雄が最後の最後に銃を撃つのは見せ場として上手いと思うけど、あの数のDQNをあの場所で全部倒してしまうのは、ちょっと画的に単調でした。 『モールから脱出したから終わり。…で良いよね?』では、ちょっと『ロメロ・ゾンビ』のお約束に頼りすぎな気がしました。比呂美が半人半ZQNになった理由や、今後彼女はどうなるのか?とかは、映画オリジナルの落とし所を持ってきても良かったかと思います。 【K&K】さん [映画館(邦画)] 5点(2024-07-31 23:36:42) |
60.制作当時は続編ありきだったのか、大半の謎が解明されないまま終わっている。 まあ、この手の映画にはよくあることなので、それは置いておくとして・・・ 全体として、グロテスクなシーンの中にも、コメディ的な要素が散りばめられており、 あまりシリアスになりすぎない雰囲気は良かった。 終盤の大立ち回りは、お金がかかってそうで、制作サイドのこだわりは強く感じられたが、 一方で若干くどく、冗長な印象はあった。 【2年で12キロ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-03-20 10:23:50) |
【ケンジ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-11-28 02:01:11) |
58.《ネタバレ》 この映画、もしくは原作の漫画が話題になっていたときは全く興味がなく、しばらくしてから漫画を読み、そこで初めてゾンビものストーリーだと知りました。数年前に漫画を、映画を本日鑑賞しました。 漫画の方もかなり面白かったですが、映画も最後まで違和感なく楽しめました。個人的にはアニメの実写化は苦手な方なのですが、これは全く抵抗なかったですね。キャストがみんなハマっていたし物語のテンポも良くて中だるみしなかったからかな。 生活感のある序盤の描写、好きです。漫画の仕事がうまくいかなかったり、彼女のてっこともマンネリ状態で…てっこを誰がやってるのかと思ったら片瀬那奈さんでした。好きな女優さんです。まさか片瀬さんがあんなことになってしまうとは。いや、漫画で知ってましたけどね。ゾキュンが現れ始めてる兆候は出てるのにそれと気付かず日常が進んでいく描写は視聴者をドキドキさせますね。てっこがゾキュン化した後に街の異変が一気に噴出するのもとても緊張感のある場面でこれもドキドキしました。 途中で出会ったひろみちゃん(=有村架純さん)は可愛いのですが、『君の膵臓〜』の浜辺美波さんよろしく、女の子があざとすぎて「いやいや、そんなやついねーだろ」感が半端ない(笑) アウトレットの男軍団はなんか演技が鼻についた感がありましたが、薮役の長澤まさみさんは抜群でした。魅力的だし役にピッタリハマっていました。良かったです。 ゾンビ映画って必ず生き残りの人たちで揉めて結局ゾンビにやられてしまうのが定番ですが、映画の面白さとは別に、なんか現実世界見てるみたいで若干ゲンナリしてしまいました。なんかもう、人が人を攻撃するようなものは映画でも現実でも見たくないな。そんなところで少し気疲れしてしまった映画でした。すみません、ただの個人的感情です。 映画自体はとてもおすすめ。ゾンビもの好きは是非ご覧ください! 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 9点(2021-04-18 01:15:23) |
57.白けてしまって、、、伏線はもっとあるのかとみたのがよくなかった。 【HRM36】さん [インターネット(邦画)] 4点(2021-02-16 09:53:51) |
56.気合を入れて作った本格的(?)なゾンビ映画。 だが、主人公に感情移入は全く出来ないし、結局自分自身は、こういった典型的なゾンビ系はあまり好きじゃない、ということを再認識した。終盤以外も意外にまだるっこしい感じがする。 最後はミスチルのHEROが流れるかと思ったが... 【simple】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-07-24 15:10:43) |
55.《ネタバレ》 なかなかのゾンビ映画でした。 ゾンビとしての定番をきちんと押さえつつ いろんなエッセンスを取り入れている感じはしました。 なお、漫画原作は読んでいませんでしたが ゾンビものであることはなんとなく知ってました。 彼女がゾンビ化するシーン非常に良かったです。 ゾンビもの好きなところは、日常から非日常に切り替わる部分ですので そこの映像はかなりスリリングでした。 後半も誰そうでしたが、上手く押し切りましたねぇ。 最後ヒーローになった画もなかなか良かったです。 長澤まさみも実は感染してましたエンドになるかと思ってましたが それもなく、ある意味良い終わり方でした。 有村架純も可愛い。 あと、地味に伏線が巧みだなぁ。と 特にローレックス。 と、脚本はアンナチュラルとか逃げ恥の野木さんでしたが、さすが。 あと、地味に芸人出てますね。 メイプル超合金とかザ・パーフェクトのピンボケたろうとか。 色々小ネタも面白い作品でした(テレ東とか) ゾンビものが無類に好きな自分はだいぶあたりな気がしました。 邦画もやりますね。 ってことで8点で。 【シネマレビュー管理人】さん [インターネット(邦画)] 8点(2019-06-03 19:40:45) |
54.《ネタバレ》 面白かった! 何よりもゾンビ1体1体が「モブ」ではなく、「個性」があるのが魅力。その人の生前がどんなものだったのかが浮かび上がり、それぞれが個性のある動きを見せる。だからゾンビと戦うアクションも単調にならず、とくに都会でのゾンビ大発生の大パニックからタクシーでの脱出のシークエンスは、文字通り息つく暇なく夢中で楽しめました。また、そんなアクションの主人公を演じるのが大泉洋というのがまたいい。「大泉洋」なのにちゃんとその役の人になりきって見えるという彼の役者としての魅力は、この映画でも十分に味わえます。とくに不穏な雰囲気のなかで英雄の日常を描いた序盤のおかげで、そこからのパニックのスピード感が際立つ。後半のショッピングモール以降は、一転古典的な社会風刺風ゾンビ映画になりますが、ラストの連射バトルは「ラスボス」の魅力もあってダレずに楽しめました。難があるとすれば、原作ありものゆえの説明不足感か。結局ヒロミは何なのかよくわからないし、主人公が「発症」しない理由(これは恋人が彼を想って「歯」を折ったから、というふうに思えるけど、それで回避できるようなウィルスなのかな・・)や伊浦がどこで噛まれていたのか、とか、そのあたりのロジックが続編ありきなのかおざなりだった。あとモールの空間的な位置関係もわかりにくく、終盤はアクションの勢いで押し切られた感じでした。とはいえ、これだけの本格アクションが楽しめる日本映画、そうはないと思います。 【ころりさん】さん [インターネット(邦画)] 7点(2019-06-01 08:09:41) |
53.《ネタバレ》 とりあえずグロい。 ゾンビ映画を好きな方はだいぶ楽しめると思う。 【バッジョ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-01-05 13:17:46) |
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52.《ネタバレ》 原作未読。 邦画のゾンビ映画で初めてまともな作品が出来たな、と思いました。 片瀬那奈ショック以降、ずっとハラハラドキドキして観られた! のだが、最後の最後に、、、「は?」 で、マイナス1点。 評判も良く、各賞も受賞したのに謎の続編なし(制作費が?)の話も出てないので、 これでは「あとはぜひ原作読んでねー」という壮大な予告編になりかねない終わり方である。 そこだけが残念。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-10-15 23:03:01) |
51.《ネタバレ》 漫画原作読んだことあり。その上で良くできてたと思う。 終わり方が中途半端だけど続編の予定あるのかな。 【おとばん】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-09-09 19:20:36) |
50.ZQNの感じ、あそこまで原作通り表現していることに驚いた。ハイジャンパーも良かった。でも人間側もすべて原作通りにしちゃうと、いまいち緊張感に欠け、後半は面白みが減りました。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 5点(2018-09-03 19:17:53) |
49.思ったより何倍もしっかりグロかったです。海外とはレーティングが違うせいか、これでもか!と飛び散る頭や臓器、断面を堪能出来ます。バイオやワールドウォーZと違って黒目がイッちやってるのもポイントですね。コスプレ感が無くて本当に不気味でした。 でもそれだけ。ショッピングモールvsゾンビとか、本当に怖いのは人間の方ですねとか、噛まれたらゾンビアウトとか、何十年まえから何回やってるんでしょうか。間延びするし端的につまらなかったです。 【Kの紅茶】さん [インターネット(邦画)] 3点(2018-09-03 18:09:38) |
48.《ネタバレ》 レビューサイトでの評価が高かったので見てみました。確かに面白かったです。有村さんの存在が特異な感じで良かったです。最後は無双状態になってしまいましたが、有村さんが活躍するという流れを見たかったです。あと、ちょっと尻切れトンボな終わり方で、この後も気になります。とはいえ、2時間飽きさせない映画でした。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-09-01 19:23:58) |
47.《ネタバレ》 原作漫画あり、ってところが影響してるのかは定かではありませんが、なんか「絵が綺麗」だと感じました。いやゾンビ映画なんで映像は血まみれ、肉片まみれで鬼気極まる汚らしさなんですけど。「絵になる」って表現の方が正しいか?ZQN化した恋人がベッドから転げ落ちた後ブリッジの姿勢で起き上がるシーンとか、落下してきた高跳びゾンビが死体の群れの中からこれまた起き上がるシーンとか、これまた死体の海の中で自死を選んだオッサンの姿がシルエットで浮かび上がって見えるシーンとか。人物の動きを止めて静止画としてみたときもひとつの作品として「絵になる」シーンというか、カットが多い映画だったなと思います。こういう映画はなかなかお目にかかった記憶がない(ゾンビ映画だとなおさら)ので新鮮でした。 そして主演の大泉洋もまた「絵になる」俳優でした。ショットガンを撃ってZQNを倒した後の残心(?)の姿勢や銃身フルスイングで高跳びゾンビの顔面を木っ端微塵にした後のフォロースルー、どちらも顔がよく見えなかったりカメラに背を向けてたりだったんですけど、立ち姿が何かのモデルかと思うくらいにカッコよかった。で、そのあと顔がアップで映るシーンで「ああ、やっぱり大泉だ」ってなるあの落差、ただの二枚目俳優じゃ絶対真似できないし、演じたとしてあそこまで映える絵になっていたのかどうか。顔面や服装が冴えなくてもカッコよく映るってやっぱり稀有な才能だと思う。 しつこく「絵になる」を連呼したけど、私のこの映画に対する感想は、「とにかく絵的にカッコいい!」の一言に尽きる。 |
46.《ネタバレ》 なんと言っても大泉洋が最高。ラスト、英雄のエイム力が爆発するシーンが高揚感溢れています。長澤まさみも最高。岡田義徳も最高。有村架純は可愛いから最高。全体的に、ゾンビのクオリティーは海外に比べてだいぶ遅れてる感じがするけど、その分俳優陣の演技で楽しむことができました。 【VNTS】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-06-10 19:05:29) |
45. たしかにヒーローであった。その後どうなるかはわからないけれど。 ゾンビ映画もたまに見ると面白い。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-05-05 11:24:01) |
44.《ネタバレ》 前半の恋人のゾンビ化、職場の惨劇、高速道路の暴走あたりまでは「これぞゾンビ映画」っていう展開で最高にボルテージが上がった。アウトレットモールで有村架純をカートに乗せるあたりゾンビ好きならニヤニヤが止まらないと思う。さらに嫌な感じの集団に加わりリーダーがイカれてるのも鉄板。でもその後のエピソードが少し弱くて失速したのが残念。ラストのドンパチはいらないから、もっといろんなエピソードを積んでほしかった。 【54dayo】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-01-08 02:19:15) |
43.《ネタバレ》 なかなか面白かった。原作をどんな風に切り取って映画にするのかと思っていたが、上手く作っていたと思う。映像的にかなり頑張っているし、この感じなら世界に出しても恥ずかしくレベルだ。邦画では珍しく(?)良く出来た作品だと思う。出演者もみな役がハマっていてグッドだった。ただ、終盤の展開が割かし意外性のないものでその辺が少しマイナス点かな。まぁその辺どうするのがベストなのかは難しいところだろうが。あと、ロレックスの使い方は気に入ったな(笑) 【スワローマン】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-11-18 11:41:44) |