38.《ネタバレ》 面白いな~、これは。ちょいと前半が地味目だけど、こういう早とちり系?映画って好きだなー。ピーター・セラーズといえばやっぱりピンクパンサーを思いだしますよね~ベタでしつこい系(笑)のギャグの人のイメージが強いのでこんな役は結構意外。そこにシャーリー・マクレーンですよ、ほんとこの人は芸達者、大統領役のジャック・ウォーデンやメルヴィン・ダグラスなど脇を固める役者さんも良かった。でもそういえば若い人って全然出てこなかったなぁ、平均年齢が高い映画だ(笑)。意味深なラストやエンドロールのNG映像など見どころが多くとっても良かったです。 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-05-01 09:50:31) |
37.庭師として真面目に語り、テレビで見たままをまねているだけなのに、周囲はそれを勝手に解釈し大物だと見間違えていく。彼はまったく自然体なのに、ものごとを超越しているように見られるのだ。これはブラックコメディなのか、哲学なのか聖書の教えなのか。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-27 06:57:30) |
36.幼少期にテレビで観て大人になってから見直したけど、やっぱりシュールで楽しめた。テレビっ子の私にとって思い出深い作品。思い出点で+1。 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-09-26 15:49:07) |
35.ストーリー・コメディーながらも、社会派ドラマとしての印象がやや色濃い作品。 主役を演じるピーター・セラーズの役柄と視点が本作のテーマをそのまま表しているが、 彼の演技の素晴らしさはもちろんのこと、テレビを小道具代わりに社会風刺、宗教、友情と、サブ・テーマをさりげなく織り込んだシナリオと演出の完成度が高い。 原題の意味合いに深みを与えてくれる、ラストのカットも非常にインパクトが強かった。 名作という言葉がぴったりのお薦め作品。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-19 07:23:12) |
34.ピーター・セラーズはこの翌年亡くなっているんですね。。。 【T橋.COM】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-30 21:12:03) |
33.語り口の静けさ、淡々とした展開、やや長過ぎると感じてしまうもののピーター・セラーズの演技の上手さでそれを何とか補うだけのものを感じさせるのには流石は名優の名優たる所である。個人的にはシリアスなピーター・セラーズも好きだけど、ドタバタしている。動いて笑わせるピーター・セラーズの方にこそ魅力を感じるという意味で不満の残る作品です。それにてもテレビの観過ぎなのもだけど、ころころチャンネル変えすぎです。まるで落ち着きのないガキみたいです。全体的にシリアスな感じの笑いという意味での物足りなさを感じつつ、それなりに楽しめたので一応、6点は付けたいと思うけど、何度も言うようにドタバタ喜劇的な、しゃべりで思い切り笑わせて欲しかった。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-11 11:22:47) |
32.《ネタバレ》 風刺劇としてはそこそこ面白い。一番笑ったのはテレビに合わせてぐるぐる回るところでした。チャンスは着ているものもあってビジネスマンと勘違いされるのですが、それは勘違いしている方がついつい自分の経験の範疇で判断してしまうから。要するに、みんな世の中の一部しか知らないという点で、チャンスと同じなのだな~、などと思いました。最後はどう解釈すればいいのか、よくわかりません。「奇跡を起こす男」みたいな感じでしょうか。唐突にああなって説明なしで終わったので、カタルシスは感じられませんね。ただ、もう一度見てみたくなるような終わり方です。マクレーン演じるヒロインにあまり好感が持てなかったのは、ちょっとマイナス。 チャンスはテレビ大好きですが、これも当時の世相を風刺しているのでしょうね。リモコンで次々とチャンネルを変えることも含めて。21世紀のチャンスは、おそらくネットにはまっていることでしょう。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-15 18:33:31) |
31.《ネタバレ》 ■のんびりと時間が流れていく映画。チャンスが常にゆったりと、常に堂々としていて、そのように話すので、最近の映画のようにあわただしくはない。それが良さでもあり、また最近の映画になれていると飽きてくる要因にもなりうるか。 ■要するに勘違い系のコメディなんだけど、どうも私は勘違い系は「ばれるんじゃないか」とはらはらしてしまってあんまり笑えないタチらしく、そこまで笑えなかった。しかしとことんありがたがるんですねぇ。 ■チャンスは無なのに、というか無だから、みたいな解釈が多いようですね。それもかなりあたっていると思うけど、むしろチャンスはある種の「鏡」なんじゃないのかな。自分を映していて、チャンスが当たり前なことを語る中に、自分の本当に大切にしたいものを見出していく、みたいな。満足して死ねたんならそれでいいと思うし、チャンスはきちんと役目を果たしていると思う。 ■「チャンスは読みかけもできないのよ。あいつの頭はヌカミソよ」と言っていたおばさんに最後に正体が暴かれて・・・みたいな展開なのかと思いきや、あっさり終了。あれれ 【θ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-17 00:16:41) |
30.《ネタバレ》 最後はベンの家の「庭師」にでもなるのかなと思ったけど、湖畔の水面を歩き出してあらビックリ。結論が出ないところが、あえて出さないところがいい感じである。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-20 09:30:08) |
29.《ネタバレ》 ベッドの向きをジロッと見る二人の目に大爆笑しました。ピーター・セラーズが本当に好んだ役なのだと思うと心が癒されます。ほのぼのとしていてとても良い作品でした。 【teruhisa】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-11-03 11:27:51) |
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28.久々に大声をあげて笑って、腹が痛くなった。 これをみてあなたの世界を変えるチャンスだ! 【突っ込み】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-02 16:43:57) |
27.面白かったけど、庭師の友人に観せたら怒りそう。 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-18 02:38:57) |
26.《ネタバレ》 これはシニカルですね。かなり笑える展開になり、吹き出して大変でした。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-25 18:43:53) |
25.チャンスがいつも同じ間で喋るのが印象に残っている。早過ぎないことで、彼が質問に対して真摯に考えている事が、遅すぎないことで、彼の頭の単純さが表れていると思う。そんなチャンスを見て、彼の腹の内を勝手に想像する人々から、大抵の人が「言葉には裏がある」と思っているのだと感じた。 【デコバン】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-28 17:19:38) |
24.淡々した展開に大笑いはないもののクスクスしっぱなしの映画。周りの人々が勝手にチャンスの言動を勘違いしていく様は面白いことは面白かったのですがちょっとイライラもさせられましたが、全体としてけっこう楽しめました。公開時に一度観ただけなのに、いまだにはっきり覚えているということはかなり印象深い作品だったのでしょう。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-13 02:22:34) |
23.チャンスというなかなか難しいキャラクターの男をセラーズはほぼ完璧に演じてましたね。中盤以降から彼がやたらセクシーだって台詞が出てくるんだけど、欲求不満の有閑 夫人シャーリー・マクレーンならいざ知らず、他の人にとってはチャンスは謎めいた初老の男性というだけで「セクシー」という範疇には当てはまらないと思うんだけどなあ。「日米間におけるセクシーの在り方」とはいかに!? 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-12 10:56:09) |
22.かなり前に観たなぁ、すごく静かな映画でした。本当にとても皮肉で滑稽なのよね。ガーディナーが苗字になっちゃうなんてねぇ。でもまわりがみんないい人たちでしたね、それが救いかな。ラストが不思議だった。 【envy】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-12 01:36:13) |
21.《ネタバレ》 いったいあの庭師はどこへ行くのか? 主を亡くし孤独になった庭師はあるきっかけで大富豪に雇われる。 でもその新しい主人もまた余命はわずか。 庭師のチャンスはただ思いついたことしか言わない朴訥な性格。 そのひとことひとことに意味を求め、周りは騒ぎ耳を傾けあがめる。 ・・と昔の童話のような話なのですが、最初見たときには このチャンスが住み着く家の主人は亡くなる。怖いやつだと・・ 何がいいたいのかわからなかったです。 つまり何もないということなのでしょう。 意味はない。欲得を求め意味を探ろうとしても、 人間の生死には意味などない。全て無から生まれ無に帰る。 体も軽くなったチャンスが湖の中を歩いてゆく。 哲学的で少し怖いです。 でも人間って意味がないことを悟ってしまうと、面白くなくなるのでは・・ と、欲も得もおおいにある私には程遠い悟りの映画でした。 意味を見つけるために生きて、やがて意味のないことを知る・・ 【アルメイダ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-03 02:09:39) |
20.チャンスが持ち歩いているテレビのリモコン、これこそが彼にとっての唯一無比の武器なのでしょうね~。リモコンは剣よりもペンよりも強いのです。それは見たいモノだけを選び得ると同時に見たくないモノを一瞬に消し去る魔法のツールなのでしょうな。街中でからまれた少年たちにリモコンを向けるのは彼らを目の前から消し去ろうとしたのでしょう。そして見たいものだけを見るという身体的に忠実なる慣行により育ったチャンスは、身体と言葉に乖離のない<Being There>な人となり、ブラウン管の向うをまねるというカタチが彼にとっては全てとなって、よって大統領も女性の肉体も人の死も「テレビで見たことがある」以上でも以下でもないカタチとしてしか写らない。そしてチャンスのような人間に出会ったことがない周囲の人間たちの言動の中に「人間」を感じてしまうのは、私がその周囲の人間たちと同類であることの証明なのであります。 【彦馬】さん 8点(2005-02-25 23:17:03) |
19.果たして本作のピーター・セラーズをして「熱演」と呼べるかどうか(むしろ部屋中を七転八倒してマスターベーションしてみせるシャーリー・マクレーンが大熱演だったと思う)。「純なる者は善である」という前提に立てば、チャンスは聖人なのかも知れませんが、セラーズが演じていたのは愚者でも善人でも聖者でもなく、「無」だったんだと私は思う(「ライフ・イズ・コメディ ! ピーター・セラーズの愛し方」の中で、セラーズ本人がそう言ってたから、この解釈は正しい筈)。純度の究極は無であり、それは善にも悪にも染まらない。また、無にはブラックホールの様に強大で無限の吸引力がある。本作での彼の演技は、その「無」のパワーを自然に表現した「演技を超えた演技」とでも評すべきものかもしれません。そういうことで、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2005-01-28 00:04:35) |