114.《ネタバレ》 ちょっと倒錯気味だけど悪役のソフィー・マルソーとロバート・カーライに深い男女の絆を感じる点で異色の007映画でした。その二人の関係の方がボンド&ジョーンズ博士よりよほど感情移入できる。寝た女を全て味方に変えていたボンドの下半身神通力も地に堕ちたものです。その悪女を演じるソフィー・マルソーは「ラ・ブーム」時代から観ているだけに、いい女になったなぁと感慨しきり。長きに亘ってQを演じたデズモンド・リューウェリンが本作で勇退。ボンドに最後の助言を残し、画面から消えて行くシーンは印象的でした。自分は「女王陛下~」の結婚式でボンドに言った言葉が印象に残っている。主役を除くと、最もこのシリーズらしさを作ってきた役柄だと思います。 【アンドレ・タカシ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2010-06-13 14:28:03) |
113.《ネタバレ》 今まで見てきた007の中では、最高に面白かった。まさか、あそこで本気でエレクトラ撃ち殺すとは?すごく意外性がった。 ソフィー・マルソーは歴代のボンドガール?の中で一番美人では?(優木まおみに似てる気も) 平成22年9月29日追記 第一回はあまり馴染みのないソフィー・マルソーの美貌と色気に圧倒されて結局それだけで終わってしまっての高得点だったが、冷静に観てみればシリーズの中でも凡作 まず、エレクトラとの関係だが、通常のボンドガールや悪役の女性との関係だったら別に不満もないが、ソフィー・マルソーまで使っておいて、しかもあの比重。もっときちんと「恋愛」を描くか、あるいは逆にもっと完全に憎むべき相手として描くべきで、いずれにしても中途半端だった。 あの流れで自分が殺した女性の死を悼んでも、単に一時肉体関係があった相手に対する気持ちであってそれ以上のもの感じられなかった。 敵がQを監禁するのにろくろく身体検査もせず、で~っかい発信機を持たしまま監禁するとか、このシリーズ特有のぬるさも鼻につきました。 8点から7点に減点 7点は当然ソフィー・マルソーの美貌と色気にですw。 特にカジノでのドレス姿絶品でしたね。 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-26 18:01:17) |
112.ロバート・カーライル演ずるレナードがしょぼい中年オヤジにしか見えないのが致命的であり、エレクトラ、Mも中途半端な役どころで物語が盛り上がりません。ただ、エレクトラを制裁するボンドの姿から、「慰めの報酬」「カジノロワイヤル」の駆け出し諜報員から積み重ねた年期を感じられたところに2点上乗せとします。 |
111. 後味の悪い映画を見た後だったので爽快でした。ソフィー・マルソーっていったい何歳なんでしょうか。ずいぶん昔に見た女優さんがまだまだイケてるのに驚きました。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-08 14:07:05) |
110.《ネタバレ》 なかなかいいと思いますよ、最初のボートシーンなどアクション場面も多く「007」らしいつくりであったように感じます。 ソフィー・マルソー = かーなーり美しいですね~(個人的にはため息級です) ボンドに撃たれてしまうのはビックリしましたが… &この作品でQが引退だったんですね、意味深い2つの言葉を残してくれました 今後の参考にさせてモライマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-06-21 23:34:58) |
109.《ネタバレ》 「ワールド・イズ・ノット・イナフ(世界だけでは充分でない)」とは、ボンド家の家訓。敵役にロバート・カーライル、ヒロインにソフィー・マルソーと、最高の布陣で臨んだブロスナン・ボンドの3作目。期待値が高かったが、どうもブロスナンのシリーズは緊迫感に欠け、途中で眠くなる。痛みを感じないというレナードの設定もあまり活かしきれていない。シリーズ最強の敵になり得るキャラクターだったのに、残念。裏切り者のエレクトラをボンドが自ら撃ち殺すというのはかなり衝撃的だった。ボンドがただ甘いだけではない、殺しのライセンスをもったスパイだということを再認識させられた。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 5点(2009-06-21 12:27:28) |
108.《ネタバレ》 今作のソフィーってボンドガールじゃなかったんですね。まさかボンド自身に殺されるとは思いませんでしたよ。内容はまあ普通の007ですね。可もなく不可もなくって感じです。 |
107.《ネタバレ》 総じてボンドシリーズの中では平均点だと思います。最初のロンドンでのボートチェイスはなかなか見ものでした。かなり迫力があって引き込まれました。当時としてはかなりお金をかけていると思います。その後、舞台がアゼルバイジャン、カザフスタン、トルコと動くので、素早い展開を理解するのに少し苦労しました。エレクトラ(ソフィーマルソー)は誘拐された後ストックホルム症候群となりテロリストのレナード(ロバート・カーライル)にマインドコントロールされている設定でした。ボンドやMもそれに気づかず、ずっとエレクトラの擁護をしてきたわけです。ボンドは途中でエレクトラがレナードとグルであることを知り本来のスパイ本能を発揮します。(レナードはボンドの肩の痛みやエレクトラとの関係を知っていた)ボンドシリーズでは通常関係した女性をボンド自身が直接殺害することはないと記憶していますが、今回はボンドガールがあっさり銃殺されてしまうのは意外でした。今回がQの引退作ということでシリーズ最後の出演となりました。「弱みは見せないこと。逃げ道は確保しておくこと」と言って階下へスッーと降りていくシーンは印象深い忘れることはないでしょう。この台詞は自分への格言と受け止めたいと思います。Qを演じたデスモンド・リュウェリンはこの映画公開の翌月交通事故で亡くなったそうです。なんという偶然でしょう。1963年の「ロシアより愛をこめて」から1999年の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」まで延べ36年間、連続しての永きに亘る出演は偉業であると言えるでしょう。(実際に出演はなく名前のみの作もあり) |
【ジダン】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-27 06:52:30) |
105.毎度のことながら、ボンドの絶体絶命はピンチにすら思えなくなってきてる。 【あるまーぬ】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-07-24 20:32:34) |
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104.《ネタバレ》 悪役の特性を生かしきれてない。アクションも普通。 【θ】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2006-12-28 22:49:13) |
103.《ネタバレ》 S・マルソーの悪役、初めて見ました。悪に染まりきっていないように感じてしまい、映画の出来も今ひとつですね。最初に出てくる、モーターボートでのチェイスシーンはすごい迫力でした。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-18 13:51:29) |
102.《ネタバレ》 007にしてはアクションがやや地味だったように感じた。悪役も小物で弱いし、ソフィー・マルソーが悪者なのは意外だったけど。何か物足りないような感じです。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-12-06 06:33:47) |
101.無難な感じです。アクションは素晴らしいんだけど、それ以外は普通 【ラスウェル】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-12-04 16:57:52) |
100.《ネタバレ》 普通に面白かったのですが、ボンドの下半身優先ぷりはどうにかならんのですか。あとなんで女性陣は初っ端から張り合うの?そんな気の強いヒロインはあんまり好みじゃない… 【えむぁっ。】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-12-04 02:27:04) |
【くまさん】さん [地上波(吹替)] 5点(2006-12-03 23:11:45) |
98.《ネタバレ》 ドラマ性や人間性を重視しようとした意欲作。しかし、アクションとドラマのバランスを失し、ものの見事に中途半端な作品に仕上がった。 やや貫禄はついたがボンドも中途半端、Mの誘拐も中途半端、心の痛みを感じないエレクトラも頑張ったが中途半端、エレクトラを本気で愛していたレナード(肉体的な痛みを感じない)も中途半端、ドクタークリスマスはギャグだろう。彼女の魅力を最大限に引き立てる服装を考えての結果だと思うが、核物理学者にあんな服装をさせるというセンスを疑う。 本作の最大の見所というのは、ボンドがエレクトラを撃つということだろう。ボンドが女性(しかも愛した女性)を正面から銃で撃つのは始めてではないか。番外編の「ネバーセイネバーアゲイン」で危機一髪のところでファティマを特殊アイテムで撃ち殺したくらいしか記憶にない。「サンダーボール」のフィオナに対しては敵からの射撃の盾にしただけだし、「ゴールデンアイ」のオナトップに対しては、未必の故意によるものだが飛行機事故を利用したものだ。ボンド史に刻まれるであろうこの一大イベントがあのような結果に終わったのは残念でならない。あの場面ではエレクトラを殺しても、殺さなくても状況は変わらない(むしろ、殺さない方がレナードと交渉できたかもしれない)。このシチュエーションでただ撃ち殺すという行為の代償は、彼に「冷酷さ」「非情さ」のイメージを与えるものだ。製作者の意図はそこに尽きるのだろう。 しかし、これは単なる殺しであって、あまり効果的ではない。自分にはなぜこのシチュエーションでMを使わないのかという疑問しか沸かない。エレクトラがMを盾にして、「銃を置かないと殺す」と脅せば、彼女を殺す大義がうまれる。エレクトラを撃つことにやや躊躇するボンドにMが撃つように諭せば、Mの役割や彼女誘拐の意義も生じるだろう。自分の魅力を使ってなんとか寝返させようとする理想主義のボンドと、現実主義のM、戻れないところまで来てしまったが葛藤するエレクトラの三者の演技を光らせる絶好の機会だったが、製作陣はあまり深みを描くことを放棄したようだ。 二作目の「ロシアより愛をこめて」以来17本に登場し、作品にユーモアとファンタジーさを添えたQは本シリーズで不可欠な素晴らしい存在感を示していた。我々に二つの言葉(弱みをみせるなと逃げ道を残しておけ)を残して見事な去り方をされたと思う。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-12-01 23:38:07) |
97.《ネタバレ》 序盤は良かったが、そこからパワーダウン。本部にいるべきMがあっさり捕まるのもどうかと思った。 【TOSHI】さん [地上波(吹替)] 5点(2006-09-02 10:59:21) |
96.Remember, shadows stay in front or behind not on top. 【Miranda】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-06 20:23:31) |
95.《ネタバレ》 007の枠内であってもドラマティックな内容が特異な第19作。S・マルソーがR・カーライルの恋人だなんて、ボンド映画ならではの贅沢。BG4人が華やかに競う中でエレクトラはファム・ファタールの暗い帳(とばり)の内を見せる。P・ブロスナンもこれで認められ裏ボンド「テイラー・オブ・パナマ」に。Qの引継ぎはこの時はまだ暫定的だったのだけれど…RはJ・クリーズなので役不足ってことはなくてもやはり寂しい。マネーペニーはボンドが外で遊ぶのはよくてもウチ(MI6)の中でもお手つきなのはヤなんだろうな。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-06-10 14:24:52) |