299.《ネタバレ》 現在のパートが妙に緊張感に欠けるなあと思っていたのですが、キューバのシーンや公聴会のシーンは、もう少し刈り込むべきでしたね。ロスとの対決も、終わりそうで終わらない割に締め方は妙に乱暴です。他方、過去のパートは、引き締まってはいますが、不遇時代に重点が置かれすぎで、ビトーが「のし上がっていく過程」をもう少し見たかった。ただし、いずれについても、入国のシーンにせよお祭りのシーンにせよ、ちょっとしたところでもきちんとセットやエキストラにこだわっているところは素晴らしく、作品に重厚感を与えることに貢献しています。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-07 01:19:24) (良:1票) |
298.Ⅰでの重厚感そのままに続編をみたのだが、前作を踏まえた秀逸の映画ということで なんの勉強もせずに見て、ついていくのに精一杯だったというのが素直な感想。 ビト・コルレオーネの時代は懐かしく仁義と協調の話に対し、マイケル・コルレオーネの時代の話は裏切りと復讐の内容であまりにも対極で正直あまり好きではなかった。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-26 18:23:59) (良:1票) |
【なますて】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-28 15:41:08) (良:1票) |
296.ややこしいですね。マイケルにそれほど魅力を感じれなかったし、どこか物足りない作品だった。1のほうがわかりやすくて面白いと思いました。 【りょう】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-15 13:30:21) (良:1票) |
295.《ネタバレ》 ゴッドファーザー三部作を一気にレンタルし、期待と共にある種の覚悟を持って鑑賞したパートⅠ。 大作であることは理解できても全く惹かれるものがなく愕然とした。 ので、もう気が重くて仕方がないけれど、せっかくなのでパートⅡを鑑賞した。 今、終わったんですが。 相変わらず大作であることは間違いない。 そして、みなさん仰ってるように、デ=ニーロは素晴らしかった。 ので、パートⅠより1点多めにする。 けれど、やっぱりダメだ。 もうね、どうでもいいんですよね、こんなゴロツキどものファミリーがどうなろうと。 「勝手にやってろ」って感じ。 犯罪に犯罪を重ねることでノウノウと優雅に暮らしてるようなファミリーが、殺されようが家庭不和になろうが裏切り行為で苦しもうが、「こんな輩とっとと破滅してしまえばいいじゃねぇか」と思える。 マイケルが悩もうが、ケイが苦しもうが、フランクが自害しようが、フレドが裏切ろうが、なーんにも感情を揺さぶられない。 「悪事を基盤に集まってるようなファミリーなんぞ、その程度のもんだろー」です。 「お前等みたいな社会のダニの悩みなんぞ、お前等に苦しめられた善良な市民に比べたら屁みたいなもんじゃねーか」です。 そういう意味で全然感情移入できないんですよね。 申し訳ないけど、やっぱり平均点さげます。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-07 00:43:52) (良:1票) |
294.やはり、ゴッドファーザーは私には合わないようだ・・・。まず、人物関係がややこしくて前半は誰が誰なのかよく分からなかった。また、単調なストーリー展開にあくびの連発。partⅢはもう見ないでしょう。 【はりねずみ】さん [DVD(吹替)] 2点(2006-06-01 21:26:00) (良:1票) |
293.ヴィトーとマイケルの対比をうまくつくってる。ただマイケルの話が少し退屈だった。もう少しヴィトーの話を観たかった。ロバート・デ・ニーロはかっこよくてよかった。 【十人】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-03 05:00:25) (良:1票) |
292.《ネタバレ》 ◆正直言いますと、最初見たときには何がなんだかよく分からないまま終わってしまった、という感じで、今回もう一度ちゃんと見直してみました。そしたらストーリーは理解できました。◆やはり気が付くと、ビト(マーロン・ブランド)とマイケルとの比較、という視点で映画を見ている自分がいました。マイケルはビトに比べて、平気で人を殺すし、人情よりも金を大切にする。その割には、ファミリーをも大切にしたいという。そして空回りしていく。◆これは、マイケルの力量が足りないことに問題があると思いがちですが・・・これは仕方ないんですよね。劇中にもありますが、時代が違うんです。◆プロレスを例に挙げますと、今、新日本プロレスは、必死になって猪木や闘魂三銃士のようなカリスマ性を持ったレスラーを輩出しようとしています。そしてそれが見事に空回りしている。年々観客は減っている。でも、空回りしているのは、努力が足りないからじゃない。むしろ、技の技術、展開の仕方、演出面は過去に比べて数段上である。にもかかわらず、人気がでない。これはね、時代なんですよ。時代を包んでいた雰囲気やプロレスを見る観客の温かい目なんです。◆ビトの頃にはまだ金ではない、温かい雰囲気があったんです。そしてマイケルの時代、問題は以前にもまして複雑になり、金が物を言わす時代になった。にもかかわらず、マイケルは父親と自分を比較する。しかし、比較したところで時代という基準がまるで違う、そこに気付かずただただ、自分が小さく見えてくる。そんな抜け出すことのできない、ネガティブスパイラルにマイケルは、はまっていったのだと思う。◆そんなマイケルの気持ちが痛いほど伝わってきたので9点を献上させていただきたい。 【もりたろう】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-07 14:00:55) (良:1票) |
291.何をやっているのかイマイチ分からなかった。とはいえ、ロバート・デニーロの演技はよかった。父親のビトーが自分の組織だけでなく家族もしっかり作り守っていたのと対照的にマイケルの家族は彼から離れていくのはなんとも悲しかった。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-08 15:41:55) (良:1票) |
290.う~ん、前作と比べるとずいぶん下がるなぁ。前作は文句なしの10点だったのですが・・・。登場人物は煩雑だし、長いし、淡々と進むし。壮大で重厚なストーリというのはもちろん思うし、配役、演技も素晴らしいと思うが、見るのに疲れるってのはやっぱり映画の評価としてマイナスにならざるを得ない。マイケルに感情移入できるかによっても楽しさ・評価が変わってくるかと思います。 【グングニル】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-15 03:30:08) (良:1票) |
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289.一作目に続き二作目も文句無しの満点です。一作目同様、物凄い重厚で一作目に負けないほどの素晴らしい完成度です。この映画の素晴らしい所は前作同様、単なるマフィア映画として描いておらず、きちんとした家族を描いている所で、暴力の裏側にある悲しさ、マフィアの世界で生きる者の冷酷の裏にある男の哀しさを哀愁たっぷりに描き、男の優しさ、哀しみを重圧感のある映像とダイナミックな音楽、そして、何と言っても出演者全員の演技の素晴らしさ、これに尽きると思います。これだけの充実した時間を味わうことの出来る映画、それも前作に負けないぐらいの重厚感ある続編映画は他にはありません。よって前作同様、文句無しの満点! 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-05-28 06:53:25) (良:1票) |
288.《ネタバレ》 なんという贅沢な映画なのだろう。全編200分のうち195分は、最後の5分のために費やされた。そして、そのラストシーンによって本作は、一気に名作の仲間入りをすることができた(もし、あのラストでなかったら、私の評価はもっと低いものになっていただろう)。 数ある映画のなかでも、あのマイケルの、自分だけは満たされないものに気づいている表情で終わるシーンは、特筆されるべき素晴らしいものだと思う。いったい、どこでボタンの掛け違えが生じたのか。マフィアとはいえ、パパの時代はファミリーのあいだに温かいものが流れていたではないか。いったい、どうして自分を取り巻く空気は、こうも冷え冷えとしたものになってしまったのだろう……。 若き日のヴィトーも人を殺してはきた。しかしそれは、友のためであったり、家族のためであった。それに対して、マイケルは友を殺し、ついには肉親をも殺してしまう。ファミリーのためにと思ってのことではあったが、そのファミリーを構成する誰からも慕われることはなくなっていた。マイケルは、ゴッドファーザーとしての地位を確乎たるものとしたが、孤独である。 195分間、途中「ちょっと間延びしてるな~」とか思いながら見ていたが、最後の最後で見事にうっちゃられた。そして前作にない普遍的なテーマを含んでいた点を高く評価したい。私はⅠより上回っていると思う。ということで、9点也です。それにしても、ロバート・デ・ニーロを回想で使うとはもったいない! 【delft-Q】さん 9点(2004-12-11 20:33:05) (良:1票) |
287.《ネタバレ》 前作のアドバンテージを最大限に生かし、ドン・ヴィトーのエピソードを単なるエピソードではなく、もう一本の柱にしてしまった大胆なプロットが本作の勝因でしょう。長尺ですが、とても面白いです。ただ、これは前作が傑作であったからこそなし得たプロットであって、良くも悪くも、ここにコッポラの「興行師」としての側面が見て取れるのも事実でしょう。何かを創り上げていく、築き上げていく過程よりも、その何かを守っていく、維持していくことの方が遥かに難しいという、哲学的なテーマ。実のところ、これは、古今東西、幾度となく繰り返し謳われてきたテーマであって、言わば「王道」ものと呼べるもの。ですから、今さらこのテーマに関して云々語るのは野暮ってものでしょう。終わり方も実に素晴らしいです。兄を死に追いやった末のアルパチーノ演じるマイケルのクローズアップ。ここで彼が見つめる視線の先にあるもの、それは父であるドン・ヴィトーの姿に違いありません。観客もマイケルの孤独感と閉塞感をここで共有することになり、思わずドン・ヴィトーの姿を思い浮かべしまうはずです。何度観ても素晴らしいラストカットです。しかし、ここで僕の脳裏に去来したのはデニーロのドン・ヴィトーではなかった。ここで僕の脳裏に去来したのは、前作のあのマーロン・ブランドのドン・ヴィトー。これが本作が続編としていかに秀作であるかを示す証拠だと思うのですが、マーロン・ブランドは本作には出演していない、にもかかわらず、劇中何度も何度も、マーロン・ブランドのドン・ヴィトーが脳裏をよぎるのです。そして勝手に前作を思い起こし、オーバーラップさせながら勝手に感動してしまう。前作のアドバンテージとはまさにこれです。前作のイメージを台無しにしてしまう続編が多い中、これはまさに出色の続編です。コッポラ監督の巧みな興行術が見事にはまった彼らしい一品!(笑)。 【スロウボート】さん 8点(2004-11-29 21:54:19) (良:1票) |
【映画界の貴公子】さん 10点(2004-06-13 23:07:06) (良:1票) |
285.《ネタバレ》 凄く長く感じたなぁ。(実際長いんだけどね)。 マイケルの現在とコルレオーネの過去の話を交互に見せてたけど、正直、過去の話の方が断然面白かったなぁ。総合的に見て、Ⅰの方が良かったと思う。 【夏目】さん 5点(2004-06-12 00:13:51) (良:1票) |
284.オーバーラップでマイケルのシーンからビトーのシーンへと移る時、まるでビトーが時を越えて息子マイケルを心配そうに見つめているようにみえる。父のように強くあろうともがくマイケルも、まだまだ父には及ばない。それを暗示しているのでしょう。また、マイケルの時代とビトーの時代が頻繁に入れ替わりますが、そのタイミングが実に上手いのです。 【デューク】さん 10点(2004-06-02 17:55:25) (良:1票) |
283.挿入された若き日のビトーの映像が、組織を継ぎ義務的に組織を維持し孤立していく息子マイケルとの良い比較対照になっている。ロバート・デ・ニーロ演じるビトーは前作のマーロン・ブランドへと違和感なくつながり、デ・ニーロの上手さを再認識させられた作品でもある。 【dry】さん 8点(2004-05-31 12:28:56) (良:1票) |
282.仲間たちとともに上り詰めていく父ビトーと、仲間はおろか肉親すら離れていく息子マイケルの対比、トップの孤独。良く出来ています。良く出来てはいるんですが、全体として低調でメリハリがない。 【虚学図書之介】さん 7点(2004-05-26 08:43:20) (良:1票) |
281.Ⅰ~Ⅲをぶっ続け鑑賞。Ⅱは”冷酷・強さ”でしょうか。ビトーがドンに成るまでとドンとしてのマイケルを対比させながら、父を愛し父を目指しながらも、時代、方法論の違いから”ファミリー”の進むべき道に狂いが生じる。ラストはⅠと同様のシーンでありながら”家族”が幸せだった時がドン・マイケルの”孤独”を強烈に描く。 【亜流派 十五郎】さん 10点(2004-05-05 21:37:31) (良:1票) |
280.このデニーロは、他のデニーロと違う。このアルパチーノは、他のアルパチーノとは違う。凄いなあの一言。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-04-15 18:33:31) (笑:1票) |