104.台詞だけで事実を進めていくのは好きではありません。なぜ主人公が息子の臓器提供者を守ろうとしているのか、そもそも何をもって守るというのか、そしてなぜ主人公はすぐ死ななかったのか。いろいろ矛盾があります。 【noji】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-05-09 10:19:23) |
103.原作にはるかに及ばないところが邦画らしい。 これを映画館で観たら腹が立ってたと思う。 なぜ二日間のことをしゃべらないのか、 そこに気付いたときに涙がでるしかけなのに、 これではドナーだってことがすぐわかるし、 なんだかうだうだでした。 法廷にキャストがみんな集まるのもおかしいし、 なによりあんなのジャーナリストじゃないでしょ。 原作のように泣きたかったのにがっかり。 |
102.《ネタバレ》 う~んかなり重く難しいテーマを描いた内容ですねぇ アルツハイマー・骨髄移植などその病気の方がたの事を考えると安易な事は言えません 映画として観れば、二日間の謎が弱い 守らなければならない理由がちょっとわかりづらく 全体的にあいまいな雰囲気が感じられました まぁどちらにしろあまり軽々しく話す内容ではない重い映画でアリマシタ 【Kaname】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-04-12 09:37:05) |
101.《ネタバレ》 原作を読んでいないので、映画のみを見た評価ですが、前半の警察と検察の駆け引きとかいらないような気が… 骨髄提供した青年に会ったのは良いとして、なんでそれで出頭する気になったのかも分かりませんでした。法廷では泣けるシーンが多いのですが、見終わって見ると何だかもやもやしたまま終わってしまいました。 【TINTIN】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-04-12 00:59:37) |
【しゃっくり】さん [地上波(邦画)] 2点(2010-04-12 00:15:07) |
99.TVでやってたのを見ましたが、見たことありましたねw。ただ、再度見ても題材自体は考えさせられる。劇中の「そんなことは貴方が裁くことでも、私が裁くことでもない」それが全てで、それ以上でもそれ以下でもない。空白の2日間や、それを隠した美学?そこが、ストーリーを作る上で絶対的に必要であり、逆に考えれば、そこにだけ頼って物語が出来ている。キャストは豪華で楽しいが、寺尾聰の芯の通っているようで不甲斐ない男の演技で持ったようなもの。展開次第ではどうにでも出来たような気さえしてしまうが、樹木希林のハマリ具合や、正直考えさせられてしまい、鑑賞後にディスカッションする有意義さを与えてくれたという意味で5点。ただ、同じような体験をされているご家族には、手本になどしてほしくない作品。同情もする、経験のない自分にわかるはずのない感情もあるだろう。ただどう正当化したとしても妻をあやめる美しさなどない。それをどういう形であれ美学にしてはいけないと個人的に思う。 【Andrej】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-04-11 23:22:59) |
98.《ネタバレ》 うーむ・・・途中なぜか泣けてきたし、見ていて飽きてくるってことはないんですが・・・ 空白の2日間に、もっとミステリアスなことがあるのかと期待したら・・・理由はそれだけ?? それなら最初から意味ありげに黙ってないで、劇中の嘘の理由のように死に場所を求めて彷徨っていたってハッキリ言えばこんな大事にはならなかったはず。まあそう言ってしまえばこの物語が終わっちゃうんですが・・・ 井原さんがやけにカッコイイ。あの弁護士に、妻約の高島礼子は合わない。 【かすお】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-01-30 23:55:16) |
97.映画は後半に失速、せりふもなんかくさい、だけど最後の主題歌が出てきた時、思わず「何だ~これ~」って位ひどくて、他がすべてぶっ飛んだ。 ある意味衝撃のラストです。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-12-08 23:00:16) |
96.《ネタバレ》 義母がえらく感動したというので見てみたらなるほど。そりゃ息子を亡くした経験を持つ義母なら泣いて当然の作品だった。アルツハイマー病を不憫に思ったからの殺人ということではなく、息子を二度も亡くすという耐え難い苦しさを不憫に思っての殺人。私もちょっとぐっとくるものがあった。が、映画自体はダメダメだ。明瞭な嫌味やマンガみたいなパワハラをみせる警察上層部のベタベタな人物造詣に、そして記者たちの、お前らみんなワイドショーの芸能記者か!てなこれまたベタベタ人物造詣に、果てには裁判官のこれまた恥ずかしいくらいのマンガチックなベタベタ人物造詣に呆れ果てる。演技はオーバー。画面は全てのシーンがしょぼい(照明はテレビドラマのそれ)。原作ストーリーを映画の決まった尺に収めたのはいいが、どのエピソードも中途半端に踏み込んでいてまとまりが悪い。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 1点(2009-03-19 12:59:48) |
95.《ネタバレ》 隠さなくてもいいことを主人公の都合で隠し事にして、またそれを無理矢理感動的に仕立てて泣かせようとしているところがたいへん日本的な映画でした。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-08-19 02:17:14) |
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94.アルツハイマーの妻を殺した男の話です。その男の謎を最後まで引っ張る割には、その隠した動機がイマイチ伝わらず、あっさりしててイマイチです。内容は地味ですが、キャストがやたら多くて豪華ですが、そのぶんとっちらかった印象。伊原さんかっこえー。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-07-15 17:54:31) |
93.最近の邦画はレベルが上がってきているように感じるというより、私自身が邦画を全く見ないうえに評価しないタイプだった為だろう。同じ「アルツハイマー」を扱った「明日の記憶」といい役者の演技にも感嘆致しました。 【あるまーぬ】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-07-13 23:20:28) |
92.《ネタバレ》 それまでのミステリー展開とは一転、後半の命という重いテーマについて語られるドラマに引き込まれました。アルツハイマーを抱えた妻の嘱託殺人、救えなかった白血病の息子の面影をみる若いラーメン店員への骨髄移植。二つのエピソードによって命についてより深く掘り下げられていたと思います。森山直太郎の「声」も心に響きました。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-25 00:33:30) |
91.《ネタバレ》 妻を殺した男が自首した。 理由は痴呆症の妻に殺すように頼まれたから。 これだけなら単純な話だが、男が元刑事だったからややこしくなる。 警察と検察のゴタゴタが延々と描かれるわけだが、これはメインストーリーに関係ない部分。 最大のミステリーは、犯人が自首するまでの二日間をどう過ごしてきたか。 でもそんなことどうでもいいんじゃないの。 裁判の大勢に影響なしです。警察もやっきになることもないでしょ。 ですから謎が明らかになったときはガクッときました。 秘密にするほどのことでもなかろうに。 最初から話せよ、人騒がせで身勝手なヤツだね君は。 それにしても妻を殺した日に息子の提供した臓器移植患者を知るとは偶然が過ぎませんか? 息子の死は白血病ですか?お涙頂戴もののよく使われるパターンですね。 あんたもまっとうな人間なら妻を最後まで責任もって介護しなさい。 病人の「殺して」という言葉をまともに聞いてたら看護はつとまりません。 あの世で息子にあわす顔がないでしょ。 逃げたらあかん、逃げたらあかんで。 警察や検察の汚いところをさんざん見せておいて感動せよというのが無理。 裁判の結果は見せないほうがよかった。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-05-09 22:32:41) |
【ジダン】さん [地上波(吹替)] 4点(2008-04-15 18:59:40) |
89.《ネタバレ》 アルツハイマーとなった妻に懇願され、元刑事が行った嘱託殺人。 自首するまでの空白の2日間について、警察は面子の為に「死に場所を求めてさまよっていた」と発表。この2日間の理由を、刑事・検察・弁護士・記者が元刑事の為に必死につきとめ、真実を話すよう説得する。 ・・んだけど、警察発表の通り「死に場所探してた」でいいじゃん。としか思えないし、頑なに隠すほどの話とも思えない。こんなんじゃ、感動できませんー。 【☆きなこ☆】さん [地上波(邦画)] 3点(2008-02-29 21:36:55) |
88.《ネタバレ》 今まで見てきた“寺尾モノ”の中では、いちばんマトモでした。ただ必要以上の豪華キャストゆえか、個々の登場人物の印象が薄い。それに、後半のオチが曖昧。生きようと思った理由とか、妙に重い刑罰とか。「詳しくは原作を読め」ということでしょうか。 あと余談ながら、どうでもいい場面で民放女子アナが出演していました。きっと「話題づくり」の一環なんでしょうが、こういうことをされると、制作者の品性を疑いたくなります。 【眉山】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-01-13 21:18:27) |
87.全体の雰囲気は良いし考えさせられる内容だったが、見終わった後にあまり印象に残らなかった。全体のドラマ構成がやや甘いためか。またリアル志向の割には演技が臭すぎて反って感情移入が出来なかった。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-01-12 19:04:21) |
86.最初に観た時に、どうもピンと来ずにレヴューを控えていたのだが、つい先日TVの2時間SPでドラマ化、その直後に映画のオンエアがあったので見比べると、なんとなく感想が固まった。作品としては両者一長一短だったのだが、原作の設定を整理し直して2時間にまとめたTVに比べて、映画は原作をそのまま映像化したために、映画作品は「梶はなぜ自殺を思い留まったのか?」という肝心な部分のピントがボケてしまったように感じる。あと一年は生きていたいと思う理由が、映画からは伝わってこないのだ。執行猶予の付かない理由も、あそこはフェードアウトではなくしっかりと読み上げなければ、メッセージ性としては弱い(TVはこの判決が出る部分はすっぱりとカット)。映画に関して言えば、弱い脚本を役者の演技で観せ切ったな、という感がある。その分、役者の演技は映画の方が1枚も2枚も上だった。 【TERRA】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-12-30 16:35:42) |
85.《ネタバレ》 嘱託殺人。その罪から逃れられないのは当然です。執行猶予がつかない判決が出たのも妥当だと思います。ただ、単なる人殺しでは片付けられないと思う。殺人が犯罪だからという理由では、真の意味では裁けない。「私を殺してって頼んだら、私を殺せる?」鶴田のこの言葉にハッとさせられました。もし自分が、寺尾の立場だったらどうかと考えます。多分殺さない。いや殺せないと思う。呵責の念に耐えられないから。結局自分がカワイイからです。愛が無くては、妻の願いを聞き入れる事は出来ない。ただ、もうひとつの側面も忘れてはいけません。妻の介護に疲れた。苦しむ妻を見るのが辛かった。そういう理由も少なからずあったでしょう。妻のために殺した。自分のために殺した。どちらも真実だと思う。精一杯寺尾に同情する一方、彼は間違っていたとも思います。個人が、家族が、社会が、求める幸せや正義は必ずしも一致しないのではないか。自分には何が正しいのか分かりません。だから単純に考えることにします。臓器移植で救われた青年が寺尾に叫んだ言葉「生きてください」。それが今の自分の“基準”です。誰でも必ず死にます。だからそれまで生きよう。生きる努力をしようと思います。心の琴線に触れるお話でした。ただ、このテーマを扱うには、けれんみが強すぎる。吉岡のキャラ付けはウソ臭いです。それに最後の守山直太朗の歌がいけない。良い歌ですが、初っ端から強い歌声が入るのは余韻を壊します。『たそがれ清兵衛』のエンディングに匹敵する選曲ミスだと思いました。未読ですが、原作はもっと素晴らしいであろうことは容易に想像がつきます。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-29 17:05:52) |