116.ヒッチコック作品の中では結構面白い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-23 17:08:15) |
115.《ネタバレ》 まさしくこれはヒッチコック版“P.T.A.(Planes, Trains & Automobiles)”と呼ぶに相応しい乗り物づくしのサスペンスです。ヒッチコック御大はけっこう動くものがお好きみたいで、中でも列車は「またかよ」と言いたいぐらい使いますね。御大お得意の巻き込まれサスペンスですが、やはりその中でも本作がいちばん有名です。ジョージ・カプランなる人物がCIAの架空スパイだという設定がなかなか秀逸、でもジェームズ・メイスン以下の悪の組織があまりにおバカなのはどうにかなりませんかね。『北北西』という題名もかなり謎めいているというか意味不明で、空港のシーンでノースウェスト航空機が映るので、「ノースウェスト航空に乗って北に行こう!」というシャレというかタイアップなのかと真剣に思いましたよ。 ケイリー・グラントとエヴァ・マリー・セイントという組み合わせは、ジェームズ・スチュアートとグレース・ケリーのカップルと比べると、何と言うかセックスの匂いが濃厚な感じがします。なんせラストショットは、ヒッチコック御大自ら「わたしが撮った映画のなかでもいちばんわいせつなショットだ」と告白しているぐらいですからね(実は列車がトンネルの中に入ってゆくショットです)。でもこの二人、結婚しても絶対長続きしませんよ、あんなマザコン男じゃね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-01 20:58:55) |
114.《ネタバレ》 ちょっと期待しすぎたかもしれません。007がモロに影響を受けている映画だというのはよくわかりましたが、うーん…殺人犯として顔を知られている件がどっかにいっちゃったのがちょっと残念。あれだけのセレブがいれば誰か一人は新聞くらい読んでるでしょ!主人公もハンサム以外の魅力に欠けるし、なんで昔の色男は美人を見ると完全な無防備になってしまうのでしょう。 あらを探すつもりはないんだけど、思った程でもないという失望感からどんどんあらが見えてきてしまいます。勘違いサスペンスの古典としてもいまいち楽しめなかったのが残念です。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-04-10 11:51:09) |
113.《ネタバレ》 最近のスピーディーな展開の映画に慣れてしまうと、尺が長いとの御意見もあるだろうが、そんなことを感じさせない位に最後までハラハラドキドキさせてくれるし、隅々まで良く出来ている。 改めてヒッチコックの手腕に驚かされるし、相当後のサスペンス映画に影響を与えていると思いますよ・・・やはり凄い。 本当、古典の良さを堪能させて貰える訳で・・・ゾンビで言うなら、走るゾンビではなくロメロのゾンビってとこです。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-01-19 07:32:15) |
112.《ネタバレ》 クラシック映画としての評価は常に高い位置にある作品で、気にはなっていたものの、ようやく鑑賞。うーん、つまらなくはないけれど・・・期待し過ぎたかなぁ。有名な飛行機から逃げるシーンも、シカゴにバス到着後からが無駄に長く感じたし、全体的に尺が長い気も。短くまとめてくれてたらもっと展開感じられて良かったかも。時代かなぁ。金髪彼女とは一目惚れ同士だったって事なんでしょうね。まぁでも彼女はとってもステキだった。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2014-01-11 21:20:55) |
111.《ネタバレ》 なんだかよく分からないうちに進んでくサスペンスもの。何で人違いになっちゃったのか理解できず最初のうちは「??」の連続(苦笑)。しかし、後半からは理解できて来て?段々面白くなってきましたね。とはいえ、飛行機で襲うとか、絵的には面白いけど、決定打に欠けるやり方な気が…。まぁ全体的に漂う「のんびりムード」は制作年なのか、意図的なのか、、、最後の歴代大統領(確か?あの有名な。あの岩の上側ってこんななってんだね)の岩の攻防もあんまりハラハラしない、かな? 。それよりもどこで監督出てくるかと思いきや、冒頭ですぐ登場(早っ!!)。もうぅ頑張って探そうと思ってたのにぃ。ヒッチ監督ってお茶目さんですよね~、バスに乗り損ねてブーってしてる(笑)。あ、そうそうお約束の金髪美女(エヴァ・マリー・セイント)も大変美しく撮影されており、監督の手腕が光る部分でゴザイマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-04 09:44:12) |
110.《ネタバレ》 007シリーズはいかに本作に負ってるものが多いことか。列車・飛行機からの襲撃・謎の女・女中…。ただこちらはあくまで「退屈な男」が巻き込まれていること。それと悪玉にも心があって、女をめぐる嫉妬があったりする。つまりこちらは最後は愛国心ではなく恋愛なの。退屈な男という設定のユーモアが、冒険に継ぐ冒険を対象化し、映画を外から微笑んで見ているようなゆとりが生まれた。絵葉書になるような名所で何かをやらかしたい、という姿勢はヒッチコックの基本で、かつては自由の女神あり、『めまい』はサンフランシスコの観光案内でもあった。本作では国連ビルからラシュモアまで行く。その一方に無名にトウモロコシ畑を本作最大の見せ場として置いた。うまいのは、まず飛行機が奥を横に飛んでるシーンがあって「これは背景なんだ」と思わせてるとこで、それが無作法にも、こっちに・スクリーンから垂直に向かってくるから観客はショックを受けるわけ。これは『裏窓』での、背景と刷り込まれてたアパートへG・ケリーが、やはりスクリーンに垂直な運動で入っていくショックと同じだろう。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-05 10:22:25) (良:1票) |
109.ヒッチコックの真髄はスリラー要素にあるが、この作品はアクションに振れすぎかなあ。当時の水準では他に類を見ないどうやって撮ったのかもわからないアクションシークエンスは意欲満点さすが大物監督という感じで楽しめるが いかんせんストーリーの散漫さと冗長さ、そしてスリルの欠如が作品の完成度を落としている。 まあ先駆者の難しさかね。 【Arufu】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-18 08:09:54) |
108.ちょっぴり「シャレード」に似ていて(似ているのはケーリー・グラントだけか)、それよりも断然おもしろい。ヒッチコック映画の最高峰と言ってもよいだろう。 実は最初見た時は、ロジャー・ソーンヒルがなぜ間違えられたのか見落としていた。だから何か訳がわからないうちに話が進んでいったのだが、それでもおもしろかった。 DVDで改めて見てみると、間違えられた訳だけでなく、ほかの部分でも見落としや感違いがあったことに気づき、改めてこの映画が良くできていることに感心した。 随所にユーモアが見られ、サスペンスの緊張感とバランスが取れていると思う。一番笑ったのは、競売シーン、おおまじめなとこらが何とも言えない。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-05-14 17:39:41) |
107.《ネタバレ》 人違い誘拐発生。タウンゼント(ヴァンダム)の目的は? キャプランは何者で、今どこにいる? そしてロジャーの運命やいかに…と興味を引く冒頭からの流れだったが、ヴァンダム側の立場から物事を見ると、人ひとりを殺すのがそんなに難しいだろうかと思わずにはいられない。チャンスはいくらでもあった。ロジャーを隠れる場所が無い広大な畑地に呼び出しておいて、飛行機から攻撃するなんてのはその象徴で、あまりの効率の悪さに苦笑い…。こういうのはご都合主義として映りイメージが悪い。イヴ救出は面白かったが、大統領の顔が彫ってある岩での攻防はイマイチ。みんな動きが鈍いからね。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-01 12:15:24) |
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106.ヒッチコックお得意の巻き込まれ型サスペンス。 アクションシーンが随所に織り込まれており、娯楽性の高い作品に仕上がっている。 悪者さんたちの目的や行動が不明瞭だったり、謎の一つも早い段階にわかってしまうのだが、 スリリングな展開には普通に満足。ちょっと上映時間が長いかなという感はあるが、 万人向けの娯楽作に仕上がってます。サスペンス・アクションものとしては、これが元祖かも? ということを考慮して+1点。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-11 13:10:20) |
105.何か期待はずれの映画でした。評判が高いので観て見ましたが、内容は退屈だし、ストーリーの展開にも無理があり、あまり楽しめませんでした。 【おやじのバイク】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-10-22 01:09:47) |
104.《ネタバレ》 「陰謀に巻き込まれる主人公」とヒッチコックのお家芸的な映画ですが、イマイチ乗り切れず。一番の理由は上映時間の長さでしょうか。この手のアクションサスペンスで2時間超えはチョットきつかった。100分くらいの小品として纏めているとグッと評価は上がったと思います。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-19 07:02:45) |
103.次から次へと、飽きさせない場面転換がいいですね。一気に最後まで観た、という感じになれます。子供の頃からもう何度も観ていますが、何度観ても楽しめます。 【ramo】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-07-11 01:33:19) |
【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-27 23:42:37) |
101.《ネタバレ》 内容自体はそこまで奇抜とは行きませんでしたが、途中の展開はなかなか魅せてくれました。農薬散布飛行機のシーンやラストの崖などはユーモラスで大爆笑してしまいました(笑)。本当はとても緊迫したシーンのはずですが「んな、ばかな!」と突っ込ませてくれるあたりがむしろ好きでした。最近の映画は話に矛盾が無くしっかりと作りこまれていてリアリティが有りますが、その弊害としてどうも愛嬌が無くなっている気がして^^;現代映画に食傷気味の時には、こんな映画を鑑賞するのもアリだと思いました。おまけ:最初ほうのシーンでバスに乗れずぶつかる人がヒッチコックでした。ヒッチコックは自分の作品にこうやってちょくちょく出てくるところがかわいいですねw |
100.話が都合よく進んでいくので少し白けた。評価されすぎの映画じゃないでしょうか? 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2010-12-04 15:14:56) |
99.話の切り口に興味を惹かれました。 また、舞台が転々とし、かつ、大掛かりで、スケールの大きさを感じました。 しかし、同時に色々詰め込みすぎた印象。 途中から女性絡みがメインとなってしまい、緊張感も謎も薄れ、サスペンスとして破綻していた感は否めません。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-17 09:07:30) |
98.素直におもしろかった。 ヒッチコックの作品の中でもわかりやすく、 初心者は本作から見る事を薦める。 サスペンスの巨匠たる所以がわかる1作。 【ナラタージュ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-10-11 23:38:36) |
97.ケイリー・グラントは「毒薬と老婆」や「シャレード」ほどは持ち味を発揮できていないと思うが、ストーリーの展開は面白くて引きこまれていく。エヴァ・マリー・セイントはボンドガールをしのぐ妖艶さ。ニューヨーク→シカゴ→ラッシュモア山とちょっとしたミステリーツアーだが、「北北西」というよりどう見ても「西北西」に進路を取っているように思える。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-14 21:39:55) |