1225.終盤のどんでん返しは勿論素晴らしいが、それだけではない。 まず何よりも主人公のアンディが魅力的、無実の罪で幽閉されながらも、 自らを見失うことなく超然としている姿がひたすらにカッコよく、 彼の生き方や精神性に触れたくてつい何度も観てしまう。 大袈裟かもしれないが、人によっては人生の標(しるべ)となる一作だと思う。 【勾玉】さん [DVD(吹替)] 10点(2018-03-19 23:56:50) |
1224.私の周りにも、この作品に惚れこんでいる人(あるいは少なくとも、惚れ込んで「いた」人。今でもまだ惚れ込んで「いる」のだろうか?)ってのは確かにいたけど、私にはどうもよくわからなくって。そういや私は3人きょうだいで映画の好みは3人それぞれ見事にバラバラだったんだけど、この映画に関しての「確かに退屈するほどではないけど、とりたててイイというほどでも・・・」という感想は、妙に一致しており、なんだこれは、一種の家系的なものなんだろうか。 いや、最近また観てみたところ、少し退屈しかかってしまいました。この映画が好きな人、ごめんね。 作品の構成自体が、いかにも「総集編」か何かを見せられてる感じで、気分が乗ってこない。主人公が、こんな目にあったんだそうです、大変だったんだそうです、という解説をパラパラと見せられて、サラサラと映画は進んでいく。いや私が、映画で見たい・映画から感じ取りたいのは、そういう「結論」ではなくて、ツラさ・過酷さ・大変さというものそのもの、いわば「過程」なんですが。 モーガン・フリーマンの目を通して描くことで、主人公の内面を封印して見せるのも、確かにアリだとは思うけれど、でもその内面を間接的にでももう少し示唆してみせることだってできるだろうに、これじゃあまりに、伝聞的に過ぎるのでは。何だか、この主人公ならどんな事にでも耐えて当然、みたいな感じにすらなってしまう。 結局のところ、作品全体をお伽噺風のオブラートにくるんでしまったことが、緊張感をことごとく削いでしまっている。背景に厳然と存在するはずの刑務所の過酷さが伝わってこない。懲罰房に閉じ込められる過酷さは、一体どこに? 長い長い年月のお話らしい。相当永く耐えているらしい。セリフでそう言ってるから。残念ながらそれを感じ取ることは、ちっともできないけれど。 一番ゲンナリしてしまうのが、主人公が無断で刑務所内にレコードを放送する場面。自分が好きな曲を無理やり全員に聞かせよう、って発想が実にくだらないし、それに反応してすべての囚人が耳を傾ける姿もアホらしい。軽薄なばかりで、ちっとも美しいシーンであるようには見えません(せめて、誰も聞いてない中でモーガン・フリーマンだけが聞いてる、ってんなら、まだしも)。音楽ってのは、もっと「個人的なもの」だろうに、と思っちゃうんですけどね。少なくとも、私にとっての「音楽への愛」というものは、このシーンからは微塵も感じられませぬ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-02-03 02:47:19) (良:1票) |
1223.この映画から最も強く感じられるものはヒーローの存在。どんな過酷な状況にあっても、そこに希望を見出し、少しずつでも何かを変えていこうとする主人公の生き方にとても感動しました。加えて、音楽や演出の方も抜群で、特にエンディングロールで流れる曲は、私が映画で最も好きな曲になりました。観て絶対に損はしない作品だと思います。 【ばかぽん】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2018-01-27 07:13:31) (良:2票) |
1222.良い意味で裏切られ、驚きの結末。 途中までは単なる「良い人」の人生なのかな、と思いきや・・・ 多くの方々が高得点をつけるのもうなずける。 【チェブ大王】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-01-01 17:15:06) |
【ベネット】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-12-08 23:15:39) |
1220.見終えたあとの満足感と、心地よさがいいです。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-11-30 19:43:02) (良:1票) |
1219.《ネタバレ》 万人ウケするのも分かる。いろんな楽しみ方が出来るし、良く作り込まれている印象を受けました。 ラストシーンの青色が素晴らしい。二人の再会を清々しく際立たせていた気持ちの良い終わり方でした。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-08 21:27:58) (良:1票) |
1218.《ネタバレ》 面白いというより”よく出来た”映画 面白かったのだが、前評判(みんなのシネマレビューTOP10)からの高すぎる期待値には答えてもらえなかった。 脱税への協力、ロックハンマー、壁掛けの大型ポスターなど様々なものが脱出の伏線となっていて それが発覚する瞬間には驚かされるのだが、 冷静に考えて20年間壁掛けポスターも聖書の中身もチェックしない、 というのはザル過ぎる気がした。部屋替えとかないの? つまり、アンドリューが賢いというより刑務所がバカなんじゃないかと。 敵や障害がレベル低くなるので、最後のカタルシスも薄れる。 あと、これは評価の点数とは全然関係ないけど 「拳銃などを隠すために、分厚い本の紙をそのシルエットで切り抜かれたときのページ断面」が グロくて生理的に無理なんだけど分かる人はいるだろうか。 個人的に腫瘍みたいな付与されたものより、あるべきものが幾何学的に欠落した状態がダメなのかも。 【Donatello】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-07-27 01:48:02) |
1217.《ネタバレ》 刑務所ものの映画って名作多いけど、90年代になってこんな名作が誕生するなんて。 受刑者の内面を鋭く描きながら、鑑賞後に清清しさが残ると言う奇跡の映画。 【てれってれーR】さん [インターネット(字幕)] 9点(2017-07-17 12:55:42) |
1216.《ネタバレ》 既に何度も鑑賞していたのだが、映画館では初めての鑑賞なので投稿。やはり”良い作品はいい”この言葉に尽きる。最後のラストシーンで再開する二人を見て笑いながら安心してほろりと感動のあまりに泣けてしまう。こんな清清しい後味を得られる映画はこの作品しかまだ出会っていない。余談だがもしモーガン・フリーマンが樫の木の下の黒曜石の件を思い出さなければどうなってしまうのだろう。そんなことはありえないのだけれども。 【MAMESUKE】さん [映画館(字幕)] 10点(2017-05-08 11:19:24) |
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1215.素直に面白く観てヨカッタと思えますが、それほどの名作とは感じられない。自分の周りの人たちは高評価。期待しすぎたのか、こんな自分にちょいとショック。もう一度観てみます。 【460】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2017-04-24 18:04:22) |
1214.1990年代、スティーブン・キングの小説にはまっていた私。「ショーシャンクの空に」は最初、予備知識なしで見て、途中で「あれ?この話なんだか知っているかも。」と思い....。原作の短編を映画より先に読んでいたのでした。 原作の小説より映画のほうがいい、ということって、その逆より少ないと思います。個人的に思う「映画のほうがよかった」作品の中には、奇妙にもスティーブン・キング原作で2作あり、「ショーシャンクの空に」と「シャイニング」なのです。 ちなみに、原題の"The Shawshank Redemption"はダブル・ミーニング(意味の掛け合わせ)で、「ショーシャンクでの罪の償い」のほかに、「財産の回収」という意味があるので、主人公が金融関係の仕事をしていたことや、刑務所での出来事にもかかっているのでしょう。ネイティブにきいたところ、「ショーシャンクで失ったものを取り戻す」という意味合いを感じさせるそうです。邦題はそのあたりのところは諦めて、違う方向で命名したのかしら。 【あきさん】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2017-03-20 00:07:35) |
1213.随分昔に良い映画だよと言われて、レンタル品を手に取った時は ジャケットを見て興味の範囲外だなあと、スルーしました。 ここでの平均点ランキングで最上位に居るのを見ても、なかなか見るには至らず・・。 本日20年目にしてついに鑑賞。物凄く後悔しています。 見てなかった今までの20年、メチャクチャ損してました。とんだアホです。 完全懲悪のようで、実はいろいろプラマイのある人間関係ですが、一線を越えた 悪魔になった所長の断末魔には気が晴れました。 そしてラストの海岸のシーン・・・ 涙で霞んでしまいました。すごいなあ。 名作とは、まさにこの映画の事ですね。主演の2人が眩しい。 チョット感動で、今夜は何も手に付かないかも・・もう一杯飲りますわ。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-03-11 19:29:42) |
1212.《ネタバレ》 どんな気分の時に観てもすっと物語に入り込める作品。冤罪や刑務所内での不正など、扱われるテーマは割と重いですが、テンポが良く意外と笑えるシーンもあり全く飽きずに観れます。自分の利益の為なら手段を選ばない刑務所長も、人間の弱い部分を凝縮したような存在であり個人的には反面教師として捉えています(笑)。メッセージ性と娯楽性が絶妙なバランスで同居する、ほとんど完璧と言える作品ではないでしょうか。 【mickey】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-02-19 20:41:14) |
1211.《ネタバレ》 これは間違いなく名作だと思うのだが、見る時期を誤ってしまった。 「プリズンブレイク」にハマっている時期にみたのが失敗だった。 まさか脱獄映画だとは…。 途中からそういう映画ではないであってくれ!と思いつつ見ていてオチで後悔。 もちろんオチがすべての映画ではないと思いますが、そこは共感できる人も多いのではないでしょうか。 個人的点数は7点ぐらいかなと思いますが この映画はおそらく、見た時期によって大きく評価が変わる作品だと思います。 リアルタイムでぜひ見たかった作品。 【非映画人】さん [映画館(吹替)] 7点(2017-01-12 19:03:11) |
1210.私にとって、これ以上の作品はありません。 【まっか】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-12-02 23:41:22) |
1209.《ネタバレ》 観終わった後、素直に感動した。 アンディと、レッドの友情に、7点。ストーリー展開に、8点。 結局、冤罪かどうかは不明だが、レッドが、最後に【希望】を持って、アンディのところに 向かうシーンが良かった。 久しぶりに、気持ちがスカッとなれる映画、観ました。 【G&G】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-11-08 17:41:56) |
1208.《ネタバレ》 不朽の名作となるでしょう~ コメント不要~ う~ん、批判レビューを見てると黙っていられないので、一言.. 価値観、倫理観が合わない人には、ただの犯罪肯定映画でしょう..(そんなことしちゃいけません!ちゃんと冤罪を晴らして、無罪を勝ち取らないと! 脱獄は犯罪です~!ってね..) でも、この映画は、してやったり! 映画..簡単に言えば、“してやられた感” を楽しむ作品です..基本的にレッドの目線で語られ、時にはアンディに感情移入しつつ、傍観者となって見守る..世の中には、いろんな奴がいて..あんなことや、こんなことがあったんだ、って..清廉潔白な教育映画でもなければ、“脱獄”を肯定している訳でもない..単なる娯楽作品ですから.. 次に、本作が秀逸なのは、人間の“本質”を描いているところ..作中、そこに気づき感ずることが出来る人は、感銘を受け..そうでない人は、気づくことなく、ふ~ん って感じ..感性の問題ですね..(ちなみに「酔拳」をこよなく愛し、「プラトーン」を観せると眠ってしまい、「水戸黄門」を観ては泣く..って人いますから、先輩に..) 次に、アンディの悪口がちらほら..善悪で線を引けば、悪党ですよ!(小悪党かな..) しかし! 身に覚えのない冤罪で、殺人罪で、刑務所に入ることの意味を、良~く考え、想像してみてください..状況証拠だけで有罪となり..時代的にみても判決が覆ることは、皆無! こんな状況で全てを受け入れ、冷静でいられるでしょうか?..妻は不倫し、殺され、その上濡れ衣を、、そりゃ~法を恨み、世間を恨み、神をも憎むでしょ~ 人格も変われば、復讐だって考えるに違いない..それは違う!って言うのは簡単です、所詮、第三者ですから..所長に取り入り、安泰を得て..最後は、あっと驚かし、世間を見返す! そこがイイんじゃないですか~ 人間らしくて!必然的で! お金を返して、真正直に生きれば良かったのでしょうか? そっち方が偽善的で、安っぽい!(実話ならともかく)... 最後にお気に入りシーン、仮釈放の審査でレッドが、私は更生しました、昔とは違います、って訴えても全然取り合って貰えず..そのうち、無関心に素っ気なくしてたら...そういうものかもしれません..人生とか、悟りとか..ってのは... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2016-10-03 21:54:29) (笑:1票) |
1207.《ネタバレ》 アンディーの希望への熱き想い、レッドの語りが非常に良い。冤罪であるが、刑務所を脱走するというのは少々無理がある。観終わってからあーいいもん観たなーと思える作品。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-05-29 21:48:34) |
1206.《ネタバレ》 評判が良いのでDVDを借りて見ました。なるほど、最初から最後まで映画に引き込まれ、高評価にも納得です。ただ、好みの作品では無かったかな〜。面白かったけどね。オカマを掘られるシーンなんて要らない。7点で♪(^-^)v |