199.冒険活劇というより、ほとんど「トムとジェリー」のノリです。前3作はもう少しハラハラしながら見た覚えがありますが、本作にその要素はゼロ。一生懸命に追ったり追いかけられたり、生身の人間なら確実に死んでいるであろう場面に遭遇したりしますが、まるで緊張感というものがありません。目の前で大砲を撃ち込まれて胴体に穴が空いても次の瞬間には元に戻るトムのように、一種のギャグとして見るのが正解なのでしょう。 ラストの帽子をめぐる息子とのやりとりは、「代替わりしての次回作はない」→「このシリーズはこれで打ち止め」というメッセージでしょうか。かなり晩節を汚してしまったようなので、そのほうがよろしいかと。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 4点(2015-12-11 00:24:37) |
198.《ネタバレ》 映像は豪華で金かかってますが、テイストは良くも悪くも80年代のインディジョーンズ。いや僕は好きです。どーやっても死なないヒーロー感とその仲間、ギミックと謎にあふれる探検探索、そして最初は脅威だがいいように主役たちにあしらわれ、最後は謎に食われてしまう敵組織、ハラハラドキドキを味わうには、もう賞味期限切れな感もしますけど、観てて安心ってゆーか、どこかホノボノしてきます。今回は前作の父とジョーンズとゆう構図が、そのまま受け継がれるとゆうテンドン方式。そう、前作の前ふりを受けて、これでジョーンズも父の気持ちがわかるって仕掛けです。肝心な謎のほうも、ここまでぶっ飛んでくれるなんて、笑っていいのか、感心したらいいのか、戸惑うばかり。でも好きです。この真相あってのインディ・ジョーンズ。トレジャーハンターものとしては、こーゆうちょっとしたファンタジックな非現実感があるほうが、盛り上がるってもんです。僕個人的には。ただ、まー、家族で冒険はちょいホノボノしすぎかな。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-11-25 00:19:26) (良:1票) |
197.ようやく観る気になったのに冒頭30分で寝てしまい、再度ちゃんと起きて観たにも関わらずこの点。面白くなかった訳ではない。インディ・ジョーンズの続編っていうのがネックになってしまった作品だろう。少し脚本を変えて別物とすればもう少し良い点だった?かもね。前3作が好きなので今作はハリソンの年齢からいってもあまり期待してはいなかったのだが、観出してあのテーマ曲が流れてあの格好で出て来られたら期待してしまう。しかし今作はハリソンの年齢には関係なくインディシリーズとしての脚本と作風が受け付けなかったようだ。人気シリーズ物って難しいですね。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-02-20 17:03:56) |
196.《ネタバレ》 核の冷蔵庫、飛ぶ鮫、ハリソン・フォードの不死身 誰もが「『最後の聖戦』でやめとけ」と絶望したであろうクリスタル・スカル。 中学生の頃は普通に楽しんでいたが、改めて見ると (・Д・) \(゜ロ\) (/ロ゜)/ orzの連続だった・・・。 初期三部作の頃はモチロンCGなんか皆無だ。 全部本物だからスリリングで楽しめた。 ツッコミ所も山ほどあったが、それでも説得力があったよ。 ただ今度はところどころCG。 「どうせ作り物なんだろ?」という嫌な先入観が襲い掛かる。 でもアリに食われるシーンは良かった。 オマケにエリア51の前を走ったり、 四十苦のデブスパイだったり、 核実験場を冷蔵庫でクリアか!? ガンダムかてめえは!!!!! ハリソン・フォードあんた絶対遊ばれてるぞ・・・。 「スターウォーズ」はレーザー避けるだろ? 「ブレードランナー」は何時の間にかレプリ、 「逃走者」はダムから落ちてもへいちゃら。 やっぱりデッカードはレプリカント(ry しかし本作はシリーズ特有の悲しみも多い。 友人と父親に先立たれ意気消沈するインディ。 せっかく戦火を潜り抜けても、苦楽を共にする者がいなければ何の喜びもない。 オマケにガキが出てくんだぜ? 責任取れてよかったなインディ。 遺跡に眠る宝物よりも大事な「宝物」だぜ。 本作のテーマはそれに違いない。 そして敵はソ連だ! ミリオタ歓喜のリアリティ。 アクションだけでも一見の価値があるぜ。考えたら負けだ! だから俺は敗者で良いです!! 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-04 23:38:54) |
195.《ネタバレ》 同窓会的な映画です。いつものインディ・ジョーンズでそれ以上でも以下でもありません。それをマンネリととるか定番ととるかはその人の思い入れ次第でしょう。私は特に思い入れがないので特に良くも悪くもない普通の映画としか見ませんでした。そんな私でもこの音楽だけは別格です。テーマ曲が聞こえてくるとそれだけでなんだか楽しくなってくるので+1点 【kirie】さん [映画館(字幕)] 4点(2014-10-17 16:23:02) (良:1票) |
194.正直に言えば、オーラス直前まで「で、誰が実はスパイなのか」なんてことも少し考えました。しかし、「これは『インディ・ジョーンズ』なのである」と立ち返ったとき、そんなことはまったく些細なことだったと気が付きました(スパイだって当然、彼でなきゃいかんのです)。 「『インディ・ジョーンズ』である」。 これだけで8点を差し上げます。自分が生きているうちに(ハリソン・フォードが生きているうちに、が正しいのでしょうが)、『4』が観られて本当によかった。そして、多少の矛盾があるのを承知で、仮に明日『5』が公開されたとしても、私は同じ感想で8点(以上)を付ける。それほどの映画だと、私は思っています。 【まつもとしんや】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-06-12 10:46:00) |
193.《ネタバレ》 宇宙人ってのがちょっとアレだが、普通にインディジョーンズの期待どおり面白い。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-03-09 00:28:12) |
【金子淳】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-11-18 22:46:09) (良:1票) |
191.《ネタバレ》 誰も言わないから言っちゃう。これってヤッターマンだよね。ドクロストーンを探してドロンボー一味とヤッターマンが争うという基本設定から、歴史的な出来事を背景に織り込む点や最後にドロンボー達がドクロベエに"お仕置き"を食らうところまで(映画ではその結果死んじゃうけど)。最後の壮大なオチもまるっきりおんなじ。そう考えると、序盤のキノコ雲が、ひょっとしたらドクロに見えたんじゃないかと錯覚を起こします。個人的に感じたのは、タツノコプロってスゲーなと。あ、いや本題に戻るけどその意味でスピルバーグのエンターテインメント性は、年々分かりやすいものになっている気がします。多分、それがこの映画を見て不満を感じる人の意見なんじゃないかな?分かりやすいって事が幼稚に見えたり、荒唐無稽な部分が面白くないと感じるのかもしれません。あたしもそう思ったクチですからね。内容的にも少しSF的な解釈が古臭いところがあるし、あまりにも内容的に飛躍している箇所や間違っている所が結構ありますからね。但し、過去作のオマージュが随所に組み込まれている点はやっぱりシリーズ物ならではの楽しみですね。そういう部分が見えた所だけでも好きな人は嬉しくなるんじゃないかな? 【奥州亭三景】さん [地上波(吹替)] 6点(2013-09-09 22:47:14) |
190.《ネタバレ》 小さいころ両親と何度も見たインディージョーンズ。 そのインディージョーンズの雰囲気を大きくは裏切らなかった。 有名なテーマ曲だけでワクワクしてしまうところがある。 アクションあり、アドベンチャーあり、考古学ミステリーあり、遺跡アトラクションあり、陰謀あり、神秘あり、グロあり、と、 紛れもないインディージョーンズワールド。 クリスタルスカルの小道具が美しく出来ている。 インディージョーンズ役を演じるハリソンフォードの歳を感じさせるアクションが渋い。 滝越えが3つもあるなんて贅沢な映画だなぁ。 でも凄すぎてよく分かんね。 【ゴシックヘッド】さん [地上波(吹替)] 6点(2013-09-09 01:22:01) |
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189.1957年、懐かしいインディとマリオン、ハリソンの老体アクションもなかなか。 彼ら以外は新顔で敵もナチスからソ連に。 「ハムナプトラ3」とは違い、オリジナルの監督・キャストによる新作はまずまずで、ラストはスピル先生の昔ながらの嗜好が出た感じ。 ドリュー・ストルーザンによるポスターが、彼も全盛期を過ぎているのがわかる出来なのが残念。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-04-03 06:50:13) |
188.《ネタバレ》 小さい頃、ワクワクしながら観たインディ・ジョーンズってこんなだっけ?と思いましたね(笑。なんだよあの陳腐なCGの宇宙人は! なんだか子供まで出てくるし、冒険活劇に組み込む要素だったんだろうかと小一時間。ちがうなー、ちがうんじゃねーかなー。 【ようすけ】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-12-02 23:04:38) |
187.《ネタバレ》 どことなーく漂う同窓会ムード、アクションシーン全編に漂うCG臭(画面が白っちゃけた感じ)などなど偉大な『3部作』に割って入るにはイマイチな出来だったかな。監督、主演が一貫してる事で、最低限ツボをおさえたところ(インディに実は子供が!とラストの帽子を渡さないトコロ)があったのは良かったかな。手に汗握るのがインディ・ジョーンズの最大の魅力です。この温度の作品だと『四部作』ってよりは『外伝』って感じかなぁ。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-11-07 02:13:29) (良:1票) |
186.このシリーズは、食べ物に例えると、お子様ランチ風幕の内弁当だな。見た目は派手でも辛さやスパイスはほどほどで、大人から子供まで楽しく味わえるからだ。皆が満足したのもうなずける。それが、今度の弁当はえらく不評ではないか。賞味期限切れと思われる、古臭い素材や糸を引く材料で、熱心なリピーターから容赦のないバッシング。と言う訳で、期待せずに私も注文してみた。前の幕の内弁当とはえらく違っている。何と加齢臭まで、いや、この臭いは味わい深いぞ。古臭いと思ったのは熟成の素材だからだし、糸を引いているのはカマンベールに納豆だ。スコッチはかなりの年代ものになっている。この年になればこっちのほうが美味しい。オーナーもシェフもだてに歳をとっていない。特にケイト・ブランシェットの味付けは最高だ。 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-05-18 23:45:10) (良:1票) |
185.《ネタバレ》 頭の先から尻尾まで極上のアドベンチャームービー。始終ワクワクしっ放しでした。流石スピルバーグ、やっぱりインディ・ジョーンズ。サービス精神と遊び心が満載でした。青年のバイクネタがイイ。序盤大活躍の単車をわざわざ空輸。にもかかわらずその後は一切出番なし。この「すかし」にニヤリです。迫力満点のアクションにクラクラしました。劇場の大スクリーンで観なきゃ損です。賛否あるXファイル風のオチですが、個人的にはアリだと思いました。アークにしても聖杯にしても人智の及ばぬ領域。“未知なる物に対する興味と畏敬”という点では、前3部作と変わらないと思います。またジョーンズ博士の年齢についても全く気になりませんでした。ロートル?とんでもない。現役バリバリですよ。ラストがいいじゃないですか。若者に活躍の場を譲るのではなく、「まだまだ俺の時代は終わらない」とばかりにカウボーイハットを奪い取るオヤジ。この先、続編があろうとなかろうと、インディ・ジョーンズの冒険は観客の心の中で続いていくのだと思います。 【目隠シスト】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-04-23 22:29:00) |
184.《ネタバレ》 60を超えてめっちゃ頑張るハリソンさん。そんなハリソンさんを主演にどうやって面白い作品に仕上げようか~よし、シャイア・ラブーフにもめっちゃ頑張ってもらってあとはCGをフル活用だ!!!ってな感じで空想を超えすぎたドSFな冒険もの。程度の超えた凄さでCGがなかったらこの映画が作れなかった事にある意味でびっくり。でも今までのインディのイメージを崩さず妙にニヤニヤしてしまうシーンが結構あるのは嬉しかったしコメディさも相変わらず。雰囲気は最初から最後までよかったんだけどなー、SF要素が強いんで快感さがイマイチ足りないようにも思えました。 |
183.《ネタバレ》 前3作は大好きである。 しかし今作だけはどうしても。。。 もう何が駄目って宇宙人が駄目。ラスト円盤が飛び去って行くのが駄目。 そもそもこのシリーズはもともと有り得ない設定である。 心臓素手で取り出したり、一気に年取って朽ち果てたり。 それをSFというのなら今回の宇宙人もSFだから良いじゃないかと言う意見もある。 でもそれは個人的には受け入れがたい。 前3作に共通することは最初から最後まで「泥臭い事」。 それがインディアナ・ジョーンズの魅力なのだ。 その泥臭さがSF感をあまり感じさせる事なく、妙なリアリティを感じさせてくれていた。 しかし今作の、ラストで明かされる宇宙人設定は、途中まで良い感じだった シリーズ共通の泥臭いリアリティさを、 思いっきり吹っ飛ばしてしまうほどの立派なSF設定なのだ。 もう一度言うが、ラストの直前まではとても良いいつものインディなんだ。 ラストでぶち壊し。勿論これは個人の感想で普通に受け入れてる人もいる。 ハリソンさんはまだまだ元気だからもう一作頑張ってー。 【hanabuto】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-02-28 19:35:19) |
182.最後がちょっとよくわからなかったけどハラハラドキドキ冒険心をかきたてる良質なアドベンチャー映画でした。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-04 14:16:22) |
181.《ネタバレ》 アリの大群のシーンを見てようやく「あれ?この映画、前に観たぞ」と思い出しました。ここまでこないと、前に観たの忘れるほどの内容で、ラストシーンも「あれ?こんなだっけ?」と、ほとんど覚えていなかったので、新鮮な気分で鑑賞できました。このシリーズ、設定や内容などはどうでもよくて、宇宙人だろうが円盤だろうが、別になんでもいいんです。要は、冒険アクションシーンをハラハラ・ドキドキ・ワクワクしながら楽しむための映画だと思います。 【ramo】さん [地上波(吹替)] 5点(2012-01-15 01:05:11) |
180.《ネタバレ》 べつに、1作目からSFですよ。聖棺の蓋が開いてからのクライマックスも、2作目の心臓取り出しだって、3作目の聖杯の力だって、全部現実的には受け入れられない子供騙しの超常現象なんだし。宇宙人の方がよっぽど現実的。けど面白くないし、ガックリなオチだったのも確か。1作目のヒロインが戻って来たのは嬉しかったです。ラストで帽子をラブーフに取らせない演出も粋で良かった。けどインディが・・・老けちゃっても、それは仕方ないけれど、老け方の質が・・・こうして見てみると、あらためて3作目で登場したお父さん元007ショーン・コネリーの老け方は魅力的だなーと思います。あんな風に歳とりたいと思う。けど、インディにそういうのを感じられないのが残念。映画なのだから、本人もスタッフもヒーローとしての彼の顔立ちをもっと作り上げて欲しかったです。一生懸命作ったけどアレだったなら、ハリソン・フォードは役者として父役ショーン・コネリーの上手な老け方を見習うべき。ショーン・コネリーはこの作品でも出演のオファーがあったそうだ。出ていたら、どんな感じだったんだろうな・・・・ 。ところで、なんといっても引っかかってしまうのは原爆。『トゥルー・ライズ』でもあったけれど、あんなキノコ雲を近い場所に見て平然と突っ立っている様は、核の脅威に対してアメリカはこれほどに無知なのだろうかと唖然としてしまう。単に絵としてみればキノコ雲はキレイに見えもするけれど、被爆国である日本人としてどうたらというわけでなく、核の無邪気すぎる描写にちょっとした恐ろしさを覚える。そして、キノコ雲があんなに近い距離で突っ立っているインディを冒頭で見てしまっては、その後、彼がいかなる窮地を乗り切ろうとも、決して平和な日常を取り戻すことはないだろうと、そう確信してから映画の成り行きを見ることになる。5作目は被爆者インディの苦悩を描いてください。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 4点(2011-09-19 03:32:00) (良:1票) |