243.《ネタバレ》 20年近く前に観た時はよく分からない映画だという印象しかなかったのですが、それからずいぶんと時間を経て内容を全く覚えてない状態で再び鑑賞。改めて観てすごいストーリーだなと。伏線も見事に回収しきった緻密なストーリーだと思います。ただいかんせん、結局未来は何一つ変わってないわけで、2時間鑑賞した後、疲れが残るというか。こういうタイムトラベル物は2時間主人公と一緒に頑張って、未来を変えてハッピーエンドとなるのが醍醐味だと個人的には思うのですが、絶望的な冒頭に向かって収束していく感じの映画です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-13 02:07:47) |
242.《ネタバレ》 久しぶりに見返してみたけど、これはえげつない作品でしたね。 初見ではブラッド・ピットの怪演ばかりに目がいってましたが、この作品のストーリーのなんと巧みな事か。 タイムトラベル要素とイカれた精神世界で混沌とした世界観。 何が現実で何が虚構なのか。 小説とか、文字ならなんとでもなりそうな題材ですが、映像でここまでの仕上がりにもってくるなんて悪魔の所業ですわ。 どっぷり不思議な話に魅了されました。 非常に素晴らしい娯楽作品だと思います。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2016-10-26 02:25:04) |
241.《ネタバレ》 最後のオチは、「普通空港で発砲事件が起きたら、本当の犯人(ウィルス持ってた人)もすんなり飛行機に乗れないだろ」と思ってしまい、ちょっとなーと感じてしまったのですが、それ以外は面白かったです。そういう意味で惜しい映画。主人公が途中精神がおかしくなってしまいそうになるところとかもいいですね。音楽も独特で大好きです。 個人的には、主人公役はブルース・ウィリスではなくニコラス・ケイジが似合っていたのかなと思います。 【まいった】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2016-10-02 01:58:55) |
240.ちょいちょい見直す映画。 20年間見続けてるんだから名作だと思います。 最近はドラマ化されてるし、今見ても面白いと思います。 【fujicccoo】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-05-15 23:04:21) |
239.《ネタバレ》 伏線回収モノは好きなはずなんですが、「12モンキーズ」が事件の中核を担っていないという事実にふーんとしか思えなかった自分には合わない作品だったようです。未来から来たという主人公の記憶や発言が真実か妄想か定かでない面白味は独特で、いいですね。仕舞いには、精神科医までもが幻覚症状を患った患者なのでは、と疑心暗鬼に。ブラピのイカれた演技も光ります。 |
238.それなりに観れて最後がつながる感じは面白いとは思うんだけど、切ないようなラストにあまり興味なく、要は好みな映画ではなかった。 |
237.クソみたいな未来描写が実にテリー・ギリアムらしい。彼は現実に何も期待していないのでしょうね。伏線の貼り方がうまく、先の展開が全く予想できないストーリーテリングはお見事。ブルース・ウィリスとブラッド・ピットの好演も良い。ブラッド・ピットが常に物語を引っ張っていくのでとても面白く感じます。しかもクライマックスに一切関係しないのも心地よい裏切りでした。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-11-02 21:00:46) |
236.ギリアムファンですが、これを観て初めてブラッド・ピットって演技上手いんだなって感じた。ラストで唸れる、そんな映画。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-12-12 21:36:25) |
235.《ネタバレ》 ギリアム作品の魅力は、「独特のアナログ感覚溢れるダークな世界観」にあると考えます。未来や空想世界を描く作品で、その本領を発揮します。服装や小物といったアイテム、アクの強いキャラクター、影のあるストーリー。何処をとっても「ギリアム」印。本作は、『未来世紀ブラジル』と並ぶ監督の代表作の一本だと思います。プロットはタイムスリップものの王道。しかし肝心のタイムスリップの方法やルールは完全無視。観客に説明しようという意識が微塵もありません。でもこれが素晴らしいのです。タイムスリップの説明は、観客を納得させるために必要なもの。無くても観客が納得するならそれでいいのです。その割り切りと自信はお見事です。本作で貫かれている前提は、“過去は変えられない”ということ。倫理的に“変えてはいけない”ではなく、当然の如く“変えられるはずがない”という立ち位置です。これが大好きです。一見後ろ向きに見えます。でも本当は真逆です。過去は変えられないけど、未来なら変えられる。やり直しが効かないからこそ、今を大切にしようということだから。最後の刹那まで、必死に運命に抗い続ける主人公。もちろん結末は変わりません。でも無駄とは思いません。主人公にとっての“今”は、まさにこの時、この時代。仮に結末が分かっていても、諦められるはずがありません。それは、死という結末が必ず待っている生き物全てに共通する事だと思うのです。足掻くこと自体に意味があります。表面的にはバッドエンド。後味は悪いです。でも人生とはそんなもの。それでいいんです。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-05 19:59:15) |
234.《ネタバレ》 これぞSFって感じがいい。タイムマシンの精度の低さでは笑わせてくれるが話はしっかりとしていて観ているこっちもどう転んでいくのかまったくわからない。夢のシーンが最後につながったときには「なるほどね~」と思わず感心してしまった。それにブラピのぶっ飛びかたも半端ない。大した活躍はないが科学者たちのキャラも濃い。 【ぷるとっぷ】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-06-13 00:07:52) |
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233.理解しきれなかった、でももう一度見たら面白いかも... (2013/11月変更/4点→10点)面白いよ。しびれるほど。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-11-17 05:16:58) |
232.《ネタバレ》 初見時、ラストで回想シーンに収れんしていくのが切なかったですが、ツボでした。今回、20年以上たって再見しましたが、やはり良かったです。悪夢のように素晴らしい映画。 【えぴおう】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-10-07 09:03:58) |
231.《ネタバレ》 これぞタイムパラドックスの醍醐味、観進むにつれてB・ウィリスの未来話がかちりかちりとはまって“おお本当のことなんだ!”と明かされてゆく構成が面白い。こういうのは二度三度見返しても新しい発見があるから楽しいですよね。私はデパートの売り場に設置された天使像を廃墟に見つけて一人喜びました。あまりに精度の低いタイムマシンに呆気にとられます。「君を96年秋に送る」って次の瞬間どかーん、ばしーんと戦場真っ只中。“これ絶対96年じゃないよね?またやりやがったか”とモーレツに突っ込んでしまうのですが、この時の写真で後にM・ストーが確信を得るわけで、ここもタイムトリップの妙が効いてます。結局ただの扇動者だったブラピの横をするりとすり抜けるようにして現れた真のテロリスト。ブラピがあまりにうるさく自己主張してるからうまいことプロットの陰に隠れることができてます。ラストも秀逸、B・ウィリス任務完遂です。泣けました。サスペンス感たっぷりのかっこいい音楽も印象的。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-10-01 00:46:34) |
230.《ネタバレ》 ブラピ、助演男優賞ノミネート。罠だ。罠過ぎる。せりふで言われるまでブラピを信じてたのに・・・ 雰囲気は好きだけど、うーん、この展開だと大半の部分がいらないじゃないかという気分もしてしまう。悪くないんだけど 【θ】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-09-11 23:45:59) |
229.《ネタバレ》 一番ツッコミたいのは、科学者たち間違いすぎだろ!と(笑)物語上必要なのはわかるが、3回目にしてようやく目的の時代へ到着… そういうツッコミ所はあれど、主人公が自分のアイデンティティーを疑ったりする過程や最初は信じてくれなかったヒロインが徐々に協力的になっていく過程など、上手く描けていたと思う。観客は序盤ではヒロインたち「主人公を狂人扱いする立場」にもどかしさを感じ、中盤からは「自らを疑い始める主人公」にもどかしさを感じ…うまく観客のフラストレーションをコントロールする作りになっていたと感じる。 良いなと思ったのは、“正統派イケメン”といった(自分の)イメージとは違った狂ったブラピと、映画館での主人公とヒロインのシーン。シーン自体もよかったが、「映画も過去も事実としてそこに存在するが、見る立場の自分の認識によってその都度変化する」というような台詞(要約&意訳しすぎているかもしれないが)に大きく共感できた。 主人公は、自分の死を目撃→囚人になる→タイムトラベル数回→幼い自分に見られながら死ぬ…ということを繰り返すわけだが、黒幕がわかっているのだからなんとか回避できないのかなーと…。考えてみたが、記録(録音など)に残っていないと主人公がいた未来には伝わらないので、黒幕がわかった時点で記録に残していない今の状態では、この悲しいループを繰り返すしかないのかなぁ…と。 追跡装置&瞬間的に未来に戻せる技術があるのだから、主人公が見たものがそのまま科学者たちに伝わる技術(次元を超えたカメラ中継(笑))があってもいいと思うが、送る時代を間違えまくる科学者たちには無理か(笑)というかそんなものがあったら、この話がなりたたない(笑) タイムトラベルものは矛盾が生まれやすいが、この作品は大きな矛盾がなく、最後まで上手く見せてくれたなーという印象。 |
228.《ネタバレ》 のっけから、すごいテンションで進む映画。ブルース・ウィリスの暑苦しいキャラ(苦笑)がうまーくフィットした作風にぶっとびブラピがからむ絶妙なキャスティング。なんかものすごくお金が掛かってそうなセットと難解なストーリー展開、SF映画ならではなタイムスリップものだけど、そこらへんの描写が一切無い清い制作姿勢がギリアムさんらしいですね(笑)。そんな中やっぱりすごいのはブラピ。さすがというかお見事というか、なかなかあんな風には出来ませんよ(感心)ちょっと分かりにくいところがあるけども、これがこの監督さんの作風だし、もう一回みてみるのもこりゃありだな。なかなかのものでゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-13 08:41:00) |
227.《ネタバレ》 ギリアムが雇われ監督でも良い仕事をする(ひょっとすると雇われ監督の方が思い入れが入りすぎずに良い仕事をする?)と思われた作品ですね。全体的に羽目を外しすぎる事がなく出来が良いです。おそらくギリアムの作品では人を選ばずにお勧めできる唯一のと言ってもいいくらいの作品。音楽の選曲もビジュアルも素晴らしい。傑作と言っても良いくらいの作品です。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-24 23:54:47) |
226.《ネタバレ》 『未来世紀ブラジル』で悪夢のような未来社会を見せてくれたテリー・ギリアム監督が、その路線を踏襲しつつちゃんと一般的な娯楽性も手にすることが出来た記念碑的名作。もう、冒頭のあの独特の12匹の猿マークがフォークダンスを踊るように回転する映像に、不気味にかぶさってくる音楽が見事過ぎてそれでもうハート鷲掴みです!そして話が進むに連れてどんどんと深まっていく謎、ぶっ壊れたブラット・ピット、相変わらず救いようのないオチ。どれもこれもが斬新で唯一無二なギリアム監督の傑作の一つ。大好き。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-21 19:58:36) |
225.《ネタバレ》 久し振りの鑑賞だが、素直に面白かった。難解な映画の多いテリー・ギリアム作品の中では、分かり易い部類ではないだろうか。衝撃のラストへ向けて収束していく展開は、この手のタイムトラベルSFとしては出色で、分かっていても泣けてしまう。アカデミー助演男優賞にノミネートされたブラピの怪演も見所。 【フライボーイ】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2013-04-13 20:03:31) |
224.《ネタバレ》 素晴らしい出来でした。発想も斬新だし、それでいてそれほど突飛でもなく映画にすぐに溶け込むことができる。人類滅亡へのアナザストーリー的な作品の立つ位置もおしゃれ。冒頭の音楽も期待を高めるし、映像演出の十分に内容を盛り上げるものだった。もしや、まじで精神病所謂二重人格夢オチというオチの懸念もしてたけど取りこし苦労に終わってよかった。ちょっと近年の作に自分が毒されすぎなだけか。射殺後のそれからの細菌拡散後の世界も観たいくらいだ。余韻も十分に残っている。1回だけじゃもったいない。伏線も多いからその際はそこもじっくり楽しみたい。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-02-20 08:21:19) |