97.火星の風景や乗り物、宇宙船内見ごたえありました。 とても綺麗だった。 サバイバルと帰還の見せ方はさらっとしすぎて、印象が薄い感じがしました。 【たんぽぽ】さん [地上波(吹替)] 7点(2018-09-20 12:09:01) |
96.何だかあまり、試行錯誤みたいなものがなくって、多少のトラブルはあれど、主人公の取り組みはたいてうまくいっちゃう。どっちかというと、失敗に次ぐ失敗の末に何とか危機を打開する、というのを期待しちゃう(というか、そうでないとおかしい)のですけれども。 しかし本作はむしろ、あえてそういう方向の描き方を避けているようにも思えます(実際、題材の割に劇中における主人公の描写のウェイトは必ずしも高くない)。まあ確かに、この状況、危機また危機では絶対に主人公助からんもんね。というのを別にしても、基本、主人公の頑張りで生き抜くというより、知恵でもって生き残るオハナシ。サラリとした描写でもそこには科学への信頼がはっきりと貫かれている。そしてだからこそ、ふとした時に現れる、アナログ的なものが、印象的なんですね。 主人公は、大変だ~大変だ~とは言わない(普段からそういうコトばかり言ってるヤツはたいてい、さほど大変じゃない、ってのもある)。わざわざ言わなくっても、服を脱いだ主人公の肉体の衰えが、その大変さを雄弁に語っています。 火星で鼻栓が必要になるとは、誰も予想せんわなあ。あって良かった、これぞ文明の利器。 【鱗歌】さん [地上波(吹替)] 7点(2018-08-20 20:55:46) |
95.スタートから展開が早くていいですね。途中までの火星でのサバイバルがハイライトで、実際の救出に関してはややトーンダウン。主人公のノリはあれでいいかと。植物学者なんだけど、ほぼ万能。これがリアルだとしたら宇宙飛行士ってホントに天才(もちろん努力ありき)しかなれないんですね。 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2018-08-13 10:21:56) |
94.どんな時も軽口でジョーダンを言ったりアメリカバンザイ!みたいなノリは嫌いだが、サバイバルストーリーとしては見応えがあった。 【miso】さん [地上波(吹替)] 7点(2018-08-06 23:48:19) |
93.《ネタバレ》 火星に一人取り残されながらも、仲間の救出を信じ自力で生き抜いていく主人公。シリアスなのかと思いきや、ワクワクさせられるところもあり、あっという間に見てしまいました。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-05 13:51:41) |
92.《ネタバレ》 このシチュエーションからは、さぞかし主人公は最後の再会に向けて延々と艱難辛苦を体験し・・・みたいな光景を想像していたのですが、何と予想外に軽い(!)ノリで最後まで押し切ってしまう。主人公が生きていることは割と早々に把握されるし、通信も順調に回復するしね。で、孤独の苦闘系の作品はすでにいくつもありますし、これはこれでOKかと思っていたのですが、実はがくっときたのは最後の講義の場面。ここで一気に、それまで長期間宇宙にいた重みまで半減してしまって、普通のアドベンチャードラマっぽくなってしまいました。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-02-26 00:57:23) |
91.《ネタバレ》 宇宙船にあるモノを組み合わせてチョイチョイと爆弾を作ってしまうところや、宇宙服を破いて空気の推進力を利用するところや、ペラペラのシートを基地の簡易壁にしてしまうところ等は、「ふ~ん、そんなことができるのか」と、そのアイデアに感心していました。 が、福島原発事故関連本を読むと、原子炉建屋に海水を給水する際、応急的に原発内常設の消防車ポンプを使うアイデアがでたが給水ホースの口の形状が合なかったり、ベントしようとしたがそもそもベント弁が電動のため電源喪失状態では動作させようがなく、手動ベントのやり方はマニュアルすらなくましてや高線量で人間は数分しか作業できない・・・と、いざ実行段階になると細部においていろんなトライ&エラーが繰り返されてたようです。極限状態の中、あらためて当時現場で作業従事されていた方々には頭が下がります。 話が脱線してしまいましたが、このようなことを考えてしまうと、この映画はちょっと都合が良すぎやしないか、と思ったりもしますが、この作品はサバイバルの困難さよりもポジティブ性と行動力に焦点を当てているようなので、あまり固いこ言わさんな・・・となるのかな。 まあでも、うんちを肥料としてジャガイモを栽培することろだけは、なんとなく納得してしまうのでした。 ノーテンキに鑑賞すれば素直に面白く、ラストは感動的ですらあり、エンターテインメント作品としては優良だと思いました。 【la_spagna】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-12-08 23:18:01) |
90.《ネタバレ》 R・スコットらしい遠大な画に魅せられる140分でした。相変わらず凄い映像を作る人だ。リアルで緻密で、ああ火星でのロケって大変だろうなと私が小学生だったら素直に思ったかもしれないレベルです。画作りにはいつも情熱を注ぐ監督ですが、話はたまに(先日観た)プロメテ○スみたいに脚本おざなりにぶっとんだりします。だけど今作は大丈夫。スタンダードなサバイバルドラマ、プラス人類の同胞愛を高々と謳い成功しています。 M・デイモン演じる植物学者のタフで明るいキャラクターが、物語を見易くしていると思います。無人の地に一人ぼっち=”キャスト・アウェイ”と似てはいても、トム・ハンクスが苛烈な孤独と闘っていたのに対し、マットの方はあまり思いつめない。比較的早く地球と交信できたのが大きいのでしょう。毎日たくさんのメールが来る、これは非常に精神の支えになりますよね。 宇宙科学や物理学についてはど素人の目から見ても、クライマックスのマット確保劇は「いやそれは無理では」と思わなくもないですが、でもこの映画 その他たくさんあるであろう「理論的に不可」な事例をことごとく一蹴する位の清清しい力技を備えています。 気持ちとしては、地球人の一人として彼の帰還を喜びましたから、完全にのせられてしまいました。ただやっぱり中国市場を意識しすぎな作りは煩いです。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-11-20 18:05:34) |
【へまち】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-08-11 21:52:15) |
88.最初見たときは「終始主人公のみの視点の方が面白かったのでは?」と思ったのですが 少し前にゼロ・グラビディがあったと知って しょうがないかも?と思いました。 【Donatello】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-07-17 01:18:32) |
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87.事前情報がほとんどない状態で見始めたので、開始10分でそっちの話かよ!ってちょっと驚きました。 そこから先はほぼ想像通りの展開だったけど、火星ならではのサバイバル術が面白かったです。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-06-18 19:07:27) |
86.《ネタバレ》 面白く観れました。後半、しばしば緊張感が薄くなるのが、若干気になったが。 クルー(その家族含め)もNASA、中国も、皆さん良い人にしてしまっているんだが、 その辺をもう少し工夫し、愛憎のドラマを入れても良かったかな。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-04-02 07:43:45) |
85.《ネタバレ》 シビレた。宇宙モノの作品の中では、かなり好きなほう。 随所随所で、作品への作り込みの情熱が伝わる。丁寧。 生きることへの強い思いが伝わる、勇気づけられる映画。 『70億人が、彼の還りを待っている。』というキャッチフレーズだったが、鑑賞者の自分もその一人だと実感させられた迫真さだった。 ワトニーがMAVに乗り込み、ハーミス号に向け発射されるシーンは鳥肌が立ち続けた。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-04-02 01:33:43) |
84.力強い映画。アメリカ人のユーモアへのこだわりって、生きる術なんだなーといつも思うんだが、この映画の中でも、絶望的な状況において、そして誰も聞いてくれる人がいない状況においてすら、ユーモアに溢れた言葉を言うことこそ、正気でいるための技術なんだな、と思った。そして、これまでどちらかというと無表情でなにか闇を抱えた役柄が多かったマット・デイモンが、極めて自然にそんなユーモアに溢れたいかにもアメリカ人然とした役を演じていたのが印象的だった。すっかりおっさんになったマット・デイモンにもようやく年相応の、そして今後に向けて広がりのある役が来てよかったなー、というのが感想。 【ぽん太】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-20 05:03:07) |
83.《ネタバレ》 自分がもし火星に1人取り残されたとしたら・・・なんて絶対にありえないことを想像しつつ、主人公のサバイバル術を参考に生き残ろうとか考えるのだが、主人公がスーパーマン過ぎて全く参考になりそうにない。地球上でもお腹になんか刺さった時点でゲームオーバーは否めない。ただ、主人公の軽いノリといつでも前向きな姿勢は見習いたいなと思う。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-04 18:46:34) |
82.《ネタバレ》 最初から、最後までワクワクどきどきして観て、見終わった感動もあるし本来なら10点満点で自分のこれまで出会った中でも相当大好きな映画になるところなんですが、重大な欠点が……… なんと言っても主人公が絶対あきらめないのがいい!いも畑が全滅した瞬間、あるいは補給用宇宙船が爆発した瞬間、あるいは速度が速すぎてランデブーできなくなりそうな瞬間、観てるこちらがもうダメポってあきらめかけてるのに、あきらめない。 しかも超自然の力や神秘的な力じゃなくてあくまで「科学の力」を信じて工夫して生き延びる。本当にストーリーの構成が非常に巧みな映画だと思う。 ただ、中国の描き方がやはりどうしても引っかかって。国家や主義を超えてみなが人間として、一人の人間を救おうとするところにこのストーリーの意義があるみたいなご意見もあるみたいですが、その一人の人間としての自由な考え、行動が許されないのが一党独裁全体主義国家の全体主義国家たる所以で。 原作を読まないと軽々に判断できませんが、このストーリーの中国像は政治的音痴にもほどがあると思う。 まさかとは思うが、これがアメリカ人の中国に対する一般認識で、まるで普通の国家のようにとらえてるとしたら大問題だと思う。 何も中国を出すなとは言いませんが、例えばどうだろう、科学者たちの善意が国家によって潰されそうになるが、それを何らかの方法で潜り抜けてとか、 あるいは、たまたま救いの手を差し伸べることが中国の国益に適合する結果になってとか、そんな描き方をしてもらえればリアリティも増してなんの問題もなかったのですが。 本筋は大好きな映画になり得ただけに、このあまりにもファンタジック(笑)な、中国の設定が実に残念な映画。 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-04 00:33:11) |
81.《ネタバレ》 約5ヶ月ぶり2度目観賞。火星に置いてけぼりで独りぼっち。マット・デイモン好演。残された男は植物学の知識により火星ポテトを栽培し飢えを凌ぐ。絶望的状況の下、天性のプラス志向と陽気なオンガクが明るくもり立てる。極限の厳しい環境だけに、際立つ火星地表の美しさよ。げっそり痩せて生き抜いた末に、ぐるぐる回りながら女性船長と赤い糸で繋がる救出シーン。溢れる万感の思い。感無量の後味が爽快。極限の火星サバイバルを実体験できる良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-02-12 04:30:58) |
80.昔、無人島で一人ぼっちって映画があったと思うけど、じゃがいも作ってるとこなんかは面白かったけど、専門用語が多すぎて、この映画、一回見ただけで全て理解できる人なんているのかなぁって思った。 デビッド・ボウイやアバの曲をまるまる流すシーンなんか意味不明だし、全体通してみるとダラダラしすぎて、もう一回見たいとは到底思えない。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-02-11 15:40:22) |
79.《ネタバレ》 宇宙系の映画はゼログラビティもアポロ13も楽しめましたし、この作品も面白いですね。 ただ、序盤は良かったのだが、中盤で中国を出して来たところは興醒め。 他の方のレビューを拝見させて頂くと原作で中国の酷い話があったのかもしれないし なぜあのシーンになったのか、原作もしらない当方には事情もよく理解できないが 明らかに中国が出て来た意味が無く無理矢理ねじ込まれたような印象を受けざるをえない。 これは、助けを申し出た国が日本ではなく、中国だから嫌だと言いたいのではない。 シナリオとして今の中国を出すのであれば、もう少し中国が出て来た事に意味とリアリティを持たせなければ、 中国資本の介入や中国の巨大マーケットの売り上げを目論んで入れたと思われても仕方が無い。 なんせ中国が出てくる部分を丸々カットしても成立する内容だから。 シナリオ的に不要な異物を商業的な意味で入れたとなると、見せられた方としては 良い気分がしなくて当然話だ。もちろん映画として実際の火星はこんな感じなのだろうかとか 宇宙に取り残される恐怖など見所は大きいだけに残念である。 あとは、終盤の展開が少し都合良すぎる気もしましたね。 ドキドキハラハラが続いたのはせっかく育てたイモが失われた直後がピークで その後の展開は少し緊迫感を失い失速した感はありましたが、それでも見応え十分でした。 【デミトリ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-02-05 00:35:49) (良:1票) |
78.《ネタバレ》 リドリー・スコットは子供の頃から30年以上ずっと楽しませてもらってますが、80歳近くになってもまだこんな パワフルな作品を作れるなんってただただ驚愕ですね。絶望な状況でも常にポジティブであろうとする主人公が魅力的で 、その一人の人間を救うためにみんなが一致団結する姿はありがちではありますがそれでも非常に胸を熱くさせられます。 絶望と希望が交互に展開するストーリー構成も映画作りのお手本のようで見終わった後の満足感は非常に高いです。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 10点(2017-01-10 20:25:53) |