75.謎解きの面もあり、なかなか良かった。でも、全体的に見慣れてくると落ち着いたトーンになって、多少長く感じるかもしれない。 続編が期待できるのは確かだが、映像・美術面の驚きは難しいかもしれない。 【simple】さん [地上波(字幕)] 7点(2019-09-23 15:58:22) |
74.《ネタバレ》 人間が作り出したものが生殖し増え続けることで「人は神になれるか」という問になっているのだろうか。 もし神の意思というものが人を作ったとして、人間はその作品に過ぎないのであるから、それがまた子・孫作品を作り出したからといって「人が神になった」とは言えないような気もする。 個人的には、進化は意思により影響を受け、意思を持つ生命そのものが神と言われるものであると思う。つまり作品=作者といえるのではないか。 ・・・といった事を考えさせられた。 【チェブ大王】さん [地上波(字幕)] 6点(2019-09-18 12:36:46) |
73.《ネタバレ》 エイリアン(プロメテウス)があまりに酷い出来だったので、半ば義務感のような感じで観ましたが、意外と良かったです。 前作の雰囲気や世界観を大切にし、とても丁寧に作られている感じ。一番の不安だった監督の独善でデッガードがレプリカント設定になっている事も無し。 ただ最後の方、レプリカントが反乱組織を結成していたり、実の子が実はアレだったり・・と、いかにも今時の続編作りますよハリウッド的な安っぽい展開になったのが残念。 特に最後のオチ、あれは要らないでしょう。謎は謎のまま残して観客の想像に任せるのも前作の味だったのに。 とは言えヴァンゲリスそっくりの音楽といい、間をたっぷり取った演出といい、あの世界観にどっぷり浸かる事ができて満足度は高かったです。 でも何か足りない・・と思うのは肝心の美術面かしら。 ロサンゼルスの街並みは前作を引き継いでいるとはいえ、格別進歩した所も無し。舞妓さんが居なくなってるし、超高層ビル群が一様に低い。 不時着した砂浜で、打ち寄せる高波の中での決闘はイイ感じでしたが、飛行艇の内部がまるで「2001年宇宙の旅」のような白物家電の世界。退化してるやん。 再登場レイチェル(コピー)は今なお斬新な髪型、細部まで凝った装飾品、トータル的な美しさに改めて見惚れましたが、同じフレームにいるポニーテール殺し屋女の何という造形のつまらなさ。。 ストーリーよりも圧倒的な夢幻美術・視覚的衒学趣味に酔いしれる・・というのがオリジナルの持ち味なのに、そういう点が決定的に足りない。 前作はホロドフスキー監督「DUNE」解体メンバーの吸収という棚ボタが本当に大きかったんだな・・と改めて実感しました。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-05-06 17:23:51) |
72.《ネタバレ》 人間と同じように物事を考えることができるアンドロイド(レプリカント)が、自己複製能力まで獲得してしまった場合、果たして人間とレプリカントを分かつものは何なのか。人間のアイデンティティが強く脅かされる。レプリカントから産まれた子を何としても殺そうとするのも頷ける。 人間であることを望んだ主人公が、大義のために死ぬことは人間らしいと言って、レプリカントから産まれた子を守ろうとする展開は興味深い。 その脚本に花を添える映像と音楽も美しい。 ただ、映画を観終わって振り返ってみると、大して話が進んでいないことに気づく。 【アクアマリン】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-20 17:52:22) |
71.《ネタバレ》 凡作。長いだけで、映像的にも魅力がない。タルコフスキーの映画を見といた方がいい。ただ、ホログラムとのSEXシーンのみ良い 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-02 17:50:48) |
70.《ネタバレ》 SF映画のカルト的名作の続編。監督は現在ハリウッドでノリにのっているドニ・ヴェルヌーヴ監督。いやー、なかなか重厚な世界観はこの監督ならでは。少々冗長な面もなきにしもあらずだけど、美麗な映像や哲学的なストーリーは存分に楽しめました。レプリカントたちの心の拠り所となっている記憶を作っているのが、実は…というオチにはしてやられましたわ。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-12-27 23:47:53) |
69.《ネタバレ》 作り手側の自己満足の塊を延々と見せ続けられるのはちょっとした苦痛です。世界観とかは冒頭30分も観ればお腹いっぱいになるのです。後は、ストーリーで観る側を引き付けてください。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-10-07 16:03:25) |
68.《ネタバレ》 デッカードは乱暴なヤツだよな~と思っていましたが、無抵抗のKをボコボコに殴るあたり変わっていませんね。デッカードはああいうヤツ。 Kはブラックなお仕事で最初から最後まで捨てられた犬のような顔をしていてとても可哀想。博士の前で激昂する場面に胸を打たれました。ブレードランナーの仕事はさぞ辛かったんだろうな。もしかして最後の白い雪は白い鳩の代わり? そんな気の毒なKをたった一人癒してくれるジョイ。彼女との二人初お出かけデートで雨に濡れるシーンなどとても美しかったです。 ウォレスは最初から最後までぶっ飛んでていいですね。タイレルがすごく常識的な紳士のような気がしてきました。レプリカント開発能力的にもタイレルの方が上だったわけですし。ウォレスにはデヴィッド・ボウイが当初予定されていたそうですが、ボウイ版のウォレスも見たかったです。 最上の天使(最強の天使?)のラブが度々涙を流すのが印象的でした。微塵も暴力を躊躇していませんでしたが、絶対服従のウォレスの命令への抵抗感からの涙なのだとすると、ちょっと切ない。 あとリドリー・スコットワールドでアンドロイドがキスをしてきたら死にもの狂いで逃げるべきですね。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 10点(2018-09-18 00:14:36) |
67.《ネタバレ》 世界観の描写はブレードランナーの精神をしっかり受け継いでて良かったと思う。 主人公がホログラムのAI女を彼女にしてるって設定も面白かった。 ただ長々と尺をとった割には大した展開もなく盛り上がらない。もう1時間はカットできたのでは。 【Nig】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-08-22 03:37:51) |
66.・未来の香港とか秋葉原みたいな都市。 ・SFらしい見事な風景、マシン。 ・色っぽいお姉さんがたくさん。 ・セリフが理屈ぽくって話がわかりにくい。 うん、本家本元のブレードランナーの雰囲気もこんな感じだったと記憶してる。 だったらいい映画か? 悪いけど、全然ダメ。 なんだかよくわからない話のまま2時間近く続くから、いいかげん退屈する。 本家本元はここまでダラダラしてなかったよ。 自分は本家本元のファンじゃないけど、好きな人の気持ちはわかる。 でも、この映画が大好きって人の気持ちはわからないなあ。 【まかだ】さん [ブルーレイ(吹替)] 4点(2018-07-30 22:49:19) |
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65.つまらなくは無いし、無難に作ってはいるものの、ただそれだけで期待したようなものは何も無かったかな。あまり話を広げず焦点を絞っているため上映時間の割に内容が薄い。ジョイ役の人はずっと前から好きだったのでこういうメジャーな作品に抜擢されたのが嬉しい、Kとジョイの関係は良かった。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-07-23 02:05:39) |
64.《ネタバレ》 昔大好きだった映画が、まさかのパート2。いろんな思いで見せてもらいましたが、思った以上によかったです。ストーリーは単純で、あの博士がKの思い出で涙するあたりで確信に変わりました。前作の魅力はやはりレイチェル。今作はジョイでしょう。しかし、まさか本当に空っぽだったとは…。人間とレプリカントの戦いでパート3ができそうだけど、それは野暮だと思います。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-07-22 21:50:06) (良:1票) |
63.《ネタバレ》 以前からネットで無駄に長いと聞いていたので、今回は鑑賞前に大量の酒とつまみを用意した。 で、90分くらいで眠くなりリタイア。 その日は爆睡。 で、次の日に続きを見たけど、やはり無駄に長い。 金ばかりかけてシナリオに全くやる気が感じられない。 ハリソン・フォードは1時間45分の時点で登場。 で、デッカードの子供というのは女の子だったというオチ。 こんなんでいいの? 時間経過してから本作も名作になるかもしれない…なんて文章読んだことあるけど、それは絶対ないと思う。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-07-22 14:26:49) |
62.《ネタバレ》 前作は最高傑作で文句なしの作品です。その続編をつくるからには観る側も覚悟しないといけないと思いつつ鑑賞しました。感想は「う~ん」でした。レプリカントの繁殖能力という発想はとても面白かったのですが、それなら余計に「人間」からの視点で描かないと意味がなくなってしまうと思います。また、途中から何となく話が「ターミネーター」っぽくなってきたのも残念な理由の一つです。ただ、最新のCGを駆使しつつも「見せびらかし」度は抑えて、カラーはややモノトーンっぽくして全体を落ち着いたトーンでまとめたのは悪くはないと思います。しかし前作は1982年でしたが、前作のミニチュアを駆使した「絵」のほうがリアル度が上なのは、やはり「こだわり」「愛着」の大きさの違いなんだろうなと改めて思いました。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-07-16 15:26:47) (良:1票) |
61.オリジナルと連続して観たけど、どっちも意味が分からない・・・オリジナルは後々見直すとしても、この映画を見直す気にはならなかった。 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2018-07-16 00:12:25) |
60.《ネタバレ》 「あらすじを教えろ」と言われても簡単には話せないくらい展開が難しくてなんとなく筋を追っかけるのがやっとだ。禅問答のような長い会話はちょっと退屈だし。だが元祖ブレードランナーの、スラム街のような未来都市、雨が降り続ける暗い街並みがいい感じに再現されていて、すっかりじいさんになったハリソン・フォードが満を持して登場するのもわくわくする。雪が降りそぼるラストシーンはBGMと合わせ美しい。ハリソン・フォードの娘との再会がちょっとだけ描かれているのもあとを想像させて良い。 【エンボ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-06-16 20:38:45) |
59.これはダメでしょう。。 やりたいことが整理しないままとりあえず詰め込んだ感じ。 お金かけてるのにもったいない。。 |
58.《ネタバレ》 約6か月半ぶり2度目観賞。SFアクションの金字塔と言われた前作から30年後の世界。霧がかかった薄暗い近未来都市を舞台に、ヒトとレプリカント(人造人間)の存在意義を問う。その深いふか~いテーマゆえに上映時間160分がとっても重苦しい。ヒトミのちっちゃな新ブレードランナー、ライアン・ゴズリングは笑みひとつ浮かべない凄みのある名演。旧ブレードランナーにかなりドツかれちまう。オンガクは「ぼぇ~ん」が多いね。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-05-22 00:57:42) |
57.大好きなブレードランナーの後日談的。内容は面白かったし、演出は元作のテイストを保っているが、いかんせん尺が長い。それを丁寧な演出というべきかワンシーンの間が長いというべきか。ブレードランナー最後にみてからもう7年も経ってる。見返してみようかな。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-10 13:47:02) |
56.《ネタバレ》 1作めから30年後。 逃亡したレプリカントの1人を殺害したブレードランナーの主人公は レプリカントの住居近くでレプリカントの骨を発見する。 骨は女性のものでありえないことに出産した跡が残っていた。 レプリカントが出産できるとなると レプリカントは道具であるという常識が覆され人間優位の世界が脅かされる。 主人公は生まれた子供を探して抹殺する命令を受け捜査を開始するが その子供は自分自身ではないかという疑惑が生まれる。 絶対糞映画と思って見に行ったら意外に面白い。 そもそも1作目も新しい映画ではあったが話が特別良かったわけじゃない。 そういった意味でも一作目の雰囲気はしっかり継承しています。 一方でいくつかスッキリしない部分もあり続編で解決する予定なのか気なります 【Dry-man】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-05-05 15:04:44) |