869.解り易いようでヤッパリ解らない映画 コレは世界の宮崎氏の代表作なんでしょうが・・自分には??? 日本版の不思議の国のアリス? 変な登場人物?が大勢出てきて、右往左往の大騒ぎ。 神隠し被害者の少女の孤独な戦いの中で精神的に成長するお話? それならば、リアル世界での千尋のビフォーアフターの描写も無いと・・・? 初期のジブリ映画とはかなりチャイますねえ。 もののけ姫もかなり違和感がありましたが、これはもっとかな・・ 宮崎氏の目指す物と、大衆の期待する物には乖離が有るようですが この作品は外国でも評価されたようで、乖離しているのは自分の 方だったのかと落ち込んでいます。 この映画があんなに高評価で、バカ売れした理由が??わからない いやー映画って難しいですねー 【グルコサミンS】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-01-30 13:36:40) (良:2票) |
868.《ネタバレ》 あれれ、久しぶりに観たけど点数低いのね。前はもっと7点ぐらい行っているイメージだったのだけれど。 あいかわらず前半のとくに冒頭部分はすばらしくて、ドキドキさせられる作品。 でもカオナシが人を喰らってグロくなってくあたりからストーリーがへんな方向に行くんだよね。 千尋は冷静なんだか情緒不安定だか分からない言動が多くなっていくし。 怒り狂ってハクを殺そうとした姉婆の変節もおかしいけれど、いちばん不満なのはラストのほうのハクで、その後どうなったのか分からなくしたのはいったいなぜなのか。 精神的に成長したはずの千尋がお母さんの後ろにひっついているのもなんだかなぁ。 というわけで観終わったあとの清涼感が乏しいので1点マイナス。 【mhiro】さん [DVD(吹替)] 6点(2017-01-21 19:04:28) |
867.《ネタバレ》 この映画なんかめっちゃ汚い。ばっちい。不潔。 う○こみたいなのがいっぱい出てきて気持ち悪かった。 【マントタヌキ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2016-11-30 00:15:17) (良:1票) |
866.《ネタバレ》 なぜあんなに評価が高いのか、どこが面白いのか、理解不能。(2点) (後日修正)前回2点をつけましたが、見直してみて修正です。わけがわからないと思ったのは相変わらずですが、あの独特の世界観がすごいなと思いました。ただ、食事しながら見てると、ちょっと気持ちの悪い箇所もあるので注意。 最初に見たときに思ったのですが、ハクってかっこよくて、前に千尋と会ったことがある→いったい本当は何者なんだろう、と期待をふくらませておいて、え~~正体はこれなのお?? 二度目に見たときは、この映画のストーリーとかシーンとか、すっかり忘れていたのですが、ハクの正体だけ覚えていました。よっぽど印象が強かったんでしょう。今度は最初からハクの正体を知っていたので、がっかりすることはありませんでしたが、あまりにも棒読みのこの声優は何者? と思ったが、きっとまた会えるよと約束して千尋と別れたのに、その後が描かれないのはどゆこと?と思いました。 【チョコレクター】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-11-15 20:59:09) |
865.《ネタバレ》 こんなに多くの人が見ているのにストーリーを理解できない自分。でも結構いますね、意味わからんという人も。 幼少期ディズニーで育った私には、ジブリの世界はどうも合いません。まず両親の冷たさ。子どもが止めるのも聞かずに無断で人のものを見苦しくむさぼる。そして豚に変えられて崩れ落ちる。これは怖いです。 その後の展開は意味が分からなくなります。「ゲボゲボ」とか「血しぶきがピッ!」とか苦手です。ラストで両親が何も変わっていないのも驚きです。相変わらず冷たい。こどもの帰る場所は温かくなくちゃ。宮崎監督は、いわゆる声優が嫌いということなので、この冷めた感じの棒読みが好きなのでしょう。ディズニー映画お決まりの、大人が成長する(子どもをそのまま受け入れる)、子どもが安心してまた出発する、というラストは、宮崎さんにしたら論外なのでしょうかね。 【LOIS】さん [地上波(邦画)] 3点(2016-08-16 14:42:43) |
864.《ネタバレ》 ジブリの中では一番好き。ジブリの代名詞とも言える空を飛ぶという自由の象徴に突き進んでいくと思いきや、あわや軽々しくそれを放棄して、恐ろしい程、静かになってゆく。決して盛り下がっているというわけではなく、清められているというか、見終わった後、凛とした気持ちになっている。そういったところがたまらなく好きなのです。 母の腕にしがみつき、夢かうつつか定かではない世界に入り込む千尋。かつての心もとない千尋のようなカヲナシに付きまとわれるようにまでになった千尋が、帰り道、今までの出来事がまるで嘘だったかのように母の腕にしがみついて、歩いている。成長というものは同一の環境下で為されて初めて、形容される言葉なのかと思い知り、そのストイックさに驚きを隠せません。変わったのは千尋ではなく、環境の方であり、元々眠っていた力が引き出されていただけ。でも、必ず、経験、記憶、そういった類のものは然るべきときに然るべく発揮されてゆく。だからこそ、千尋の紫色の髪留めが静かに、しかし力強くキラキラと光っていることに心が震えて仕方ありません。 【うー】さん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2016-05-04 01:33:40) |
863.さすがに初めて見た時の神秘的な緊張感や先の読めない意外性から受ける衝撃は薄れてきますが、八百万神と魔法の世界は相変わらずファンタスティックです。作者の思いとはズレているかもしれませんが、想像力や右脳が目いっぱい刺激される直感的な映画でした。 【ProPace】さん [DVD(邦画)] 9点(2016-03-10 23:35:32) |
862.満点を献上出来る数少ない映画の一つ。一生懸命な千尋がとても可愛い。癖のある脇役連中も、千尋の心意気に次々と応援の手を差し伸べる、人情味溢れる感動作。人として大切なものを色々と教えられる。もう何度も見たが、何度見てもいい気分になれる。画面が赤いのも気になりません! 【にしきの】さん [DVD(邦画)] 10点(2015-11-25 13:35:43) |
861.《ネタバレ》 楽しくないアニメ。●そういえばソフト販売のとき、芸人のさんまがCMの顔だった。すごい違和感だが、それが「映画というもの」なのだろう。ちなみに『ポニョ』のCMは、元アイドルのヤク中女(名前は忘れた)。●この『千』が、宮崎アニメの最後の良作らしい。理由は、『ハウル』『ポニョ』『風』が後に続くが、どれも評価が低いから。ちなみに私にとって、『豚』が最後の良作。作り手側の「作りたい」という熱意があると思うし、楽しい要素が多いから(ぬるま湯だけど)。●公開当時、NHKのドキュメンタリで、この『千』の原画を担当した米林の作業を追跡した。実際に春巻きを食べたりの試行錯誤。でも実は「やらせ」なのだが(笑)。後に彼は監督に選ばれ、『アリエッティ』と『マーニー』で監督をしたことになっている。魅力が感じられない二作だが、なぜ米林が監督に抜擢されたのか、私にはわからない(吾朗の方はすごくわかる)。彼の文章を読んでも「熱さ」がないし、コダワリがないから。その証拠に、米林に他社からの監督依頼はないと思う。●さて、この『千』を好きな人は多いと思うし、それはそれで良いと思うし、私が何かいう事じゃない(あたりまえ)。が、この程度の映画を「傑作」と思う人は、もっといろんな映画を観る方が良い。余計なお世話だが、そう思う。★もう一度くらい、酷評しながら観たい思うから、7点。 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-08-07 03:48:25) |
860.《ネタバレ》 車の後部座席で花束を抱えて仰向けになる少女。窓の外にアカンベー。 見知らぬ森の鳥居、大木、ほこら?薄暗い道。 両親の好奇心に振り回される娘。まるで童心に還った子供のように。遺跡を探索するようなピクニック気分。それを笑って“迎える”ように立つ像。謎の建物の黒い、異様に暗い穴に吸い込まれていく人々。 地面をガリガリ削るように走る車の躍動感。そっから竜が飛ぶわ化物が駆け回るわ、相変わらずそのスピードへのこだわりにビックリだ。そういうシーンの数々を見るだけでも、方向性とかテーマとかそんなものどうでも良くなりそう。 演技はそんなに悪くないと思う。これ以降のジブリ作品が特に酷いというだけ。 菅原文太の兄貴の演技、夏木マリの素晴らしい演技を聞くだけでもそんな事はどうでもよくなる。 無人の市街地の不気味な静寂。相変わらず食欲をそそられる食い物の数々。 サンプルのような山盛り料理と、二人が食べるぷりぷりした質感の違い。その違和感が、この映画そのものの違和感を物語る。度々聞こえる列車の音。 食いだしたら止まらない止められない恐怖、謎の少年の警告、かけられる“呪い”、人質を助けるために奪われる名前、個性。溶けて“ゼロ”になりかける肉体と心。 それを取り戻すために少女は“千尋”として様々な事件を乗り越えていく。 劇中の人々は、外見も中身もメチャクチャ変わっていく。取り戻す名前と自分、家族。 劇中の人々は、外見も中身もメチャクチャ変わっていく。あの「カオナシ」すら自分を見つめ直そうとするのだから。 そんな人々の中で、魔女はあまり変わらない。それは正反対の性格を持った“もう一人の自分”が既にいたからなのだろうか。必要悪、絶対悪としての存在。それが揺らいでしまう事への恐れ。夏木マリの演技力に恐れ言った。 そういう存在がいなかった「ハウルの動く城」をめぐる魔女は、おどろくほど様変わりしてしまう。 車を覆う草木だけが経った時間を語る。遠のいていく穴、何とも言えない寂しさ。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 9点(2015-06-10 18:23:18) |
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859.自分の場合、宮崎作品に対しては、カリオストロの城やコナンに代表されるような「理屈抜きの面白さ」「破天荒なアクション」を求めてしまいます。その点からすると、本作はあまり該当しません。では面白くないかというとそういう訳でもありません。現代っ子の成長物語としてはよく出来ていると思います。また、最近の宮崎駿作品に決まって出てくる子供狙いのカワイイキャラがいない点は好印象です。あえて言うならカオナシかな(笑)。ただ、どうしても判らないのは、この作品が記録的大ヒットとなった点です。現代人が求めている「何か」が本当にそこにあったのでしょうか?ちょっと怖い気もします。(2014年12月追記)何言っているんでしょうね自分(汗)こんなに素晴らしい子の成長物語もないでしょうに。コナンやルパンのようにずば抜けた身体能力もなく、パズーのような強靭な精神力も持たない“普通の少女”が、困難を乗り越えていく部分に価値があるのに。繰り返しますが、何の取り柄もなさそうな(でもちゃんとある)、何処にでもいる女の子が主人公だから良いのです。千尋の武器はさしずめ“素直さ”ですかね。3人の娘の父となった今、全く観方が変わった作品です。点数も大幅アップしておきます。 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 9点(2014-12-07 08:56:45) (良:2票) |
858.ジブリ作品の中で一番ワクワクした映画、また観てしまったけど相変わらず面白かった。 【マンデーサイレンス】さん [地上波(邦画)] 10点(2014-12-01 13:23:43) (良:1票) |
857.《ネタバレ》 会場(劇場)で見なくていまだに後悔している出来事が2つあり、PRIDE崩壊後に大晦日に行われた格闘技イベント「やれんのか」と、この映画を映画館で見なかったことがあげられる。それだけ、この映画をTVで見て衝撃的だった。CM付のTV放送でこの感想なのだから、劇場で見てればなおさら感動しただろう。特にスタッフロールで泣きそうになった映画というのは、後にも先にもこれだけだ。 善悪の区別が無いとかわかりにくいとか批判も色々あるが、この映画は「日本の伝統的な神々の雰囲気を体現する」ことに関しては超一級品。だから、そういう世界観や価値観に触れたことない海外には特に評価されたのだろう。 序盤のホラーな感じとその後のお祭り騒ぎは、まさに日本における幽霊や八百万の神の価値観、それにまつわる祭りを体現したものだと思った。善悪の区分けがはっきりしてないのもまさにそれ。「貧乏神と福の神」の話のように、本来ならば歓迎すべき「福の神」が敵役?となってしまってるように、日本の神々の善悪の価値観なんてその時々。妖怪大戦争でもそうだったように、善悪にはっきりわかれるのではなく、お祭り騒ぎを楽しみましょうというのが日本の神々のポジションというイメージなんだろう。カオナシだって、八百万も神がいればこんなやつもいるだろ程度に捉えておけばいいんですよ。近年、ハリウッド映画などで善悪がはっきりしているキリスト教的な考えに基づく物語構成に慣れてしまっていると、違和感を覚えるかもしれないが。ていうかナウシカだってそんな単純な話じゃないぞ?あれも相当説教くさいし。 もう全編この映画の持つ雰囲気が心地よく、特に電車に乗る辺りからは祭りの終わった後の片づけ中のやりきった感にも似たなんとも言えない空気感が好きである。そして最後のスタッフロール。主題歌と背景が、祭りの撤去後の会場にも似た寂しさがあり、このスタッフロールは個人的に最高のツボだ。ジブリ映画は必ずどこかにハッとするいいシーンがあるが、もうこの映画はスタッフロールまでそういうシーンのオンパレードである。 打投極全てが完璧のラピュタと違い、一芸に秀でた感じのある映画ではあるが、個人的にはラピュタとこれが宮崎駿の2大傑作かと思ってる。 【みーちゃん】さん [地上波(邦画)] 10点(2014-11-27 11:25:40) (良:2票) |
856.何度観ても、唯一無二のテーマ性と、舞台装置にあふれ出るイマジネーションの奔流には圧倒される。全く予想のつかない物語の中を主人公と進む楽しさ、好奇心が刺激される喜び。125分間、子供ともども目をまん丸にして身動きせず見入ったものだった。 ほとばしるような色彩、朱色の鮮やかな和とも中華とも感じる美術をはじめ、藍の深い海列車の夕暮れに出迎えのランプ、具現化された八百万の神々、釜爺のボイラー室の背の高い薬草箱から客室の襖絵に至るまで、ひとつひとつの場面があまりにも印象的で美しく、数多のアニメ映画の中でも別格に位置すると思う。 例えば夕暮れ時の鳥居になぜか心がざわめいたり、道の脇に地蔵様を一体発見しただけでその背景が想像できたりと、異界への感受性は日本人のDNAに刻み込まれているかのように感じることがある。だからカオナシが何者なのかとか、○○は△△の象徴であるとかの説明が無くても、彼らがそこにいることを私はすんなりと受け入れられる。 主人公の少女千尋は宮崎アニメの女の子としては珍しくリアルに近い造型で、怖気も開き直りも親切にされた喜びも、彼女にシンクロしたかのように共感できる。もうイイ年になった私だけど、そう何度観ても。 【tottoko】さん [DVD(邦画)] 10点(2014-11-27 00:34:30) (良:4票) |
855.難しい。大人には難しい映画だと思う。 供向けに作られた映画だろうか。 日本の童話。 勧善懲悪がなく、示唆に富んでいる。 滑らかなアニメーション。非の打ち所がない。 【おでんの卵】さん [映画館(邦画)] 9点(2014-10-26 21:00:10) |
854.これまでジブリ作品ではラピュタが一番好きでしたが、ぶっちぎりでこの作品が№1になりました。特に千尋がカオナシと一緒に電車に乗るシーンは、言葉で表せないくらいの感動を覚えました。美しい色合い、作品の世界観、キャラクターなど、すべてが魅力的でした。これは、ストーリーがどうの、意味がどうしたとか、理屈で理解するのではなく「感じて楽しむ」ための映画だと思いました。ブルーレイは画面は赤くないようなので買う予定です。 【ramo】さん [DVD(邦画)] 10点(2014-08-07 19:17:33) |
853.《ネタバレ》 雰囲気、空気感、そんなとりとめもないことが心に残る珍しい映画 |
852.ふと改めて観たくなり、DVDにて観賞。初めて観たときにはストーリーとこの映画の訴えることともに???だったが、その後のジブリ作品でさらなる退屈と「なんじゃこりゃ?」状態をこれでもかと味わっていたためか、今回案外すんなりと受け入れられた。物語のターニングポイントは、銭婆に契約の印鑑を返しに行くと自分で決意したところ。それまでは「働かせてください。」と言ったところでそれはハクの入れ知恵によるものであり、純粋に自分の意志で伝えたものではない。そう、この映画は一人の少女が自らの意志で行動していく課程を描いたものであり、そう捉えると実に納得。元の世界に戻った後、千尋がこの世界のことをはたして覚えているかどうかが興味深いところ。 【黒兵衛】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-07-31 08:33:42) |
851.最後、千尋が振り返ろうか迷う時・・・時間を忘れることが出来ました。 【cogito】さん [映画館(邦画)] 9点(2014-07-30 19:21:33) |
850.《ネタバレ》 最初に見た時と同じ感想を持ちました。話はよくわからん。でも画面に映っているものすべてに心を躍らされた。キャラクターの魅力で言えば千と千尋の神隠し以上に優れた映画はないでしょう。アニメの妙です。子供の頃の冒険は、実は大人にとっては大したことではなく、豚から人間に戻してもらった両親は当然ながら何も覚えていません。でも、ちゃんと自分は成長しているのです。ハクとの出会い、神の世界に迷い込んだことで成長した千尋は、転校前の生活に思いを馳せることはもう無いでしょう。恋と失恋のようなものを同時に味わって、両親以上に大人になったのです。こういう話ならいくらでもアプローチはあっただろうに、あえて売春と絡めてくるあたり、宮崎駿は恐ろしいですね。カオナシは宮崎駿そのものだと言われても仕方がない。 【カニばさみ】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-07-25 09:20:15) |