124.《ネタバレ》 私のベスト・オブ・戦争映画は文句なしに『Das Boot』です。この映画ぐらい映画館で観ないと真価が判らない映画もないと言って良く、その音響効果たるや凄まじいものでした。あの爆雷攻撃を執拗に受けるシーンは、まるで自分がドラム缶の中にいて外からガンガン叩かれている様な体験で、攻撃が終息した時にはほんとぐったりしてしまいました。またジブラルタル海峡で海底から浮上するまで修理に奮闘する乗組員たちの行動がこれまたリアルで、このままダメージ・コントロールの教科書として使えそうなぐらいです。この映画に登場するのは“UボートⅦc型”と言う大戦中もっとも建造されて最高の戦果をあげたタイプですが、艦内の異様なほどの狭さは閉所恐怖症の人には観てるだけで耐えられないでしょう。また俳優たちがいかにもドイツ人って顔つきなのもリアル、その顔や服装がどんどん汗まみれ・油まみれになってゆくのがたまりません。 「潜水艦映画にハズレ無し」なんていうフレーズは、そもそも本作が世に出てから言われる様になったものですが、本作の登場で以前の潜水艦映画が一気に色あせてしまったのは事実です。『プライベート・ライアン』と並んで、映画の歴史を変えた戦争映画ですよ。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-10-24 21:33:14) (良:1票) |
123.終始地味で単調。しかし本当の戦争とはそういうものなのでしょう。 【akila】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-02-28 02:59:22) |
122.《ネタバレ》 極限状況での人間ドラマ。死の淵に陥ったときの彼らの青白い決死の表情はまさに迫真の演技で鬼気迫るものがありました。沈没の危機を脱し帰港した彼らに待ち受けていたのはまさかの悲劇。快活な音楽が印象的です。評判は高いですが苦手ジャンルで得点伸びずです。 【獅子-平常心】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-12-01 00:24:46) |
121.《ネタバレ》 妻投稿■「潜水艦映画はつまらない。だってずっと同じ鉄の棺桶の中なんだもん」と私は思っていた。だがこれは、「この潜水艦映画は凄い。だってずっと同じ鉄の棺桶だから」と言える映画。「潜水艦のなか”なのに”面白い」ではなく「潜水艦のなか”だから”面白い」のだ。■まず潜水艦の「狭さ」が他の潜水艦映画と違う。「水圧」が他の潜水艦映画と違う。「空気のなさ」が他の潜水艦映画と違う。画面の中と外では明らかに湿度と酸素濃度が違うのだ。よく言われるような「閉鎖感」なんてもので表現するのではなく、五感に直接訴えかけるような映像。凄すぎる。潜水艦が浮上するときは「早く、早く」と手に汗握ったし、太陽の下に潜水艦が帰ってきたときには思わず大きく息を吸っちゃったからね。そして最後にドっカーンだからねえ(-_-;)。■「戦争反対」の映画ではないけど、「戦争やって何が楽しい?」と強く訴えかける作品だと思う。五感で! 【はち-ご=】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-23 19:12:45) (良:1票) |
120.知る人ぞ知る 名作! 緊迫感や悪臭が臭ってくるかのようなリアルさ.. ラストの無情さも..アメリカ映画とは、一味違いますね~... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-06-07 12:33:40) |
119.《ネタバレ》 「潜水艦もの」のパターンを定義付けてしまった有る意味で罪深い映画。 これ以降の潜水艦もの映画は皆一様に面白いが、意識せずともどこかで本作を模倣している(せざるを得ない?)様に思えてしまう。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-27 16:18:55) |
118.《ネタバレ》 せっかく港まで帰ったのに・・というラストが特徴的で悲しい。村上ショージさんも絶賛の作品(笑)。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-09-02 22:57:35) |
117.潜水艦の映画は面白いものが多いね。この映画見てると絶対に潜水艦乗りにはなりたくないよ。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-04-28 19:51:34) |
116.潜水艦ものにハズレは無いと言えるのも、この映画があるからこそ。狭い空間に閉じ込められている閉塞感・恐怖感が十分に伝わってくる。 【noji】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-22 12:13:26) |
115.名作とは聞いていたがやっと鑑賞の機会が出来た。(2007・5月鑑賞) 戦争映画の佳作。でも疲れる、重い作品。最後のシーンに尽きる。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-09-03 22:04:40) |
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114.手に汗握るとはこういう作品を言うのだ!!。水雷戦でこんなに興奮できるとは思わなかった。これを教材として日本もなにか作品を作って欲しい。旧日本軍は夜間水雷戦が得意だったから。 【膝小僧】さん [インターネット(字幕)] 10点(2008-06-24 18:45:17) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-25 23:19:51) |
112.拒否反応を示す方もきっと多いと思う。でも、一度は見て欲しいとも思う。自分たちのやっていることが正義と本気で思っているのがあの艦内で一人(たぶん)だったのが印象的でした。 【トビ&ダンナ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-23 01:05:05) |
【あるまーぬ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-07-24 21:01:38) |
110.《ネタバレ》 私が学校の先生なら生徒達に戦争に対してのトラウマを植えつけるためにこの映画を見せます(笑)と言いたくなるくらい、重苦しい映画です。船長は最後「くたびれ死んだ」って感じですよね。 【AIRS】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-04-26 04:02:50) |
109.《ネタバレ》 名作らしいが、だらだらとしていてあまり楽しくなかった。最後もあれだし。クリムゾンタイドは面白かったんだがなぁ。やっぱそういう系か。 【θ】さん [地上波(吹替)] 4点(2006-12-26 22:08:43) |
108.《ネタバレ》 たった3発の魚雷を放つところだけが、唯一「いわゆるカッコイイ」シーン。 あとは。。。だらだらと繰り返される食事のシーン。 駆逐艦に攻撃されて逃げまくる。 無理な命令を押しつけられて傷付いていく。 水浸し油まみれになって修理をする。 水圧に潰される恐怖におののく。 命からがら逃げ延びたのに、潜水艦でありながらオカの上で沈まされていく。 なんて無様なんだろう。 そう、戦場なんてきっとこんなに無様で不条理な場所なんだ。 それを切々と語っている。 素晴らしかった。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-25 09:29:01) |
107.大迫力の戦闘シーンはなくても“生き残る”という壮絶な戦いを鮮明に描いた作品だと思う。そしてそれは、何より迫力を持っているとも思う。 【デコバン】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-21 22:04:30) |
106.《ネタバレ》 乗りもの好きなんですが潜水艦は遠慮したい・・・(汗)。見終わった今もなんだか息苦しい・・・(汗)。容赦ナッシンングな最後の斬り方、戦場に架ける橋を思い出しました。 【ジマイマ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-26 22:41:29) |
105.2002-05-02 にNo.25にてすでにコメントしてる「はむじん」です。この度2004-6-4にて全文削除して再投稿しました(全文変更とも言えるが)。再投稿したのには理由があります。以前から気になっていたのですが、皆様の感想を拝見していますと、おそらく「劇場版」と「ディレクターズカット版」の2つある事を知らなくて、この区別を分けないで評価してしまっている人を非常に多く見かけます。ちなみにレンタル店やたまにTVで放映されるものは「ディレクターズカット版」である事が大半の様です。「劇場版」と「ディレクターズカット板」では作品の上映時間の長さも違いますし、編集も若干変わっています。それとここが重要なのですが、字幕の翻訳のされ方が全然違います。劇場版の翻訳の方が心に迫る訳され方がされていて、絶対的に素晴らしいのです。私が自分の過去の評価は「劇場版」の方であって、「10点」にて評価させて頂きましたが、ディレクターズカット版は私も拝見して見た事がありまして、やはり冗長になっており、中だるみを感じやすい物語構成になっています。こっちの方が好きな人は別ですが、傑作としての評価は断然「劇場版」の方にある事は間違いと確信しております。実は映画大辞典メニュー上ではちゃんと「ディレクターズカット版」のレビューがしっかり存在するので、できたら評価は分けていただければなと願っております。ちなみに劇場版は135分でディレクターズカット版は209分です。その上でつまんなかったという意見であれば、私もしょうがなかったと諦めます(笑)。長々と失礼したしました。 【はむじん】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-10-08 02:44:08) (良:1票) |