323.《ネタバレ》 アカデミー賞に備え(祝ノミネート!)軽い気持ちで観始めたのですが、改めて素晴らしい作品である事を実感した次第です。 ロッキーの周囲の人々が不器用ながらも優しさを見せるシーン達がとにかく素晴らしい。 主人公が周りの人々に支えられながら、自分自身も厳しい練習に耐え一世一代の大舞台に向かっていく盛り上げ方の上手い事! 15ラウンドを戦い終え、愛する恋人の名前を切なく連呼する姿には思わず涙してしまいました。 前回の鑑賞は確か15年程前、私の記憶はどちらかと言うと試合のシーンばかり覚えていた様ですが、それなりに人生経験を重ねて 心の琴線に触れるシーンも変わってきたという事でしょうか。 今回の鑑賞では試合前の幾つかの細かい表現や台詞が心に染み入りました。 珠玉の名作です。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2016-02-08 19:15:27) (良:1票) |
322.《ネタバレ》 ロッキーが試合をするのは、冒頭の場末のリングと、ラストの華やかなアポロとの試合のみ。 ロッキーが暮らす寂れた町。そこに暮らす人々の人間模様と風景の描写、 そしてそんな町に住むロッキーとエイドリアン、不器用な2人のロマンス。 ボクシングの試合よりもむしろ、 試合に至るまでのロッキーと同じ町に暮らす男や女のドラマに重点が置かれていますが、本作はそれがいい。 そんな場末のリングに上がるボクサーに突然あんなチャンスが巡って来ることも実際には無いだろうし、 チャンプと最終ラウンドまで互角に渡り合えることも無いだろう。 それでも、こういう映画にはこんな単純で分かりやすいストーリーがいい。 そして、あの勇気のテーマ曲。テーマ曲が心に残る映画として真っ先に思い浮かぶ作品の1つ。 試合が終わり、あのテーマ曲が流れる中、「エイドリア~ン!」「ロッキー!」、 そして余計なものを省いた、その思いが成就するラストは何度見ても感動的。 僕は子供の頃から今に至るまで、サクセスストーリー大好き人間なので、随分前のことになりますが初見の時には、 「勝て!勝つんだロッキー!」と思って見ていましたが、やはり本作にはこの結末が良かったのだと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-06-23 19:26:51) (良:2票) |
321.あまりにも有名すぎて 初めて見たときも、まったく初見の新鮮さがない。。 どこかで見た映像と、どこかで聞いた音楽が 想定の範囲内で流れてくる 名作であるが故の宿命 |
320.自分には何の力も無いと卑屈になっている、不器用な男と女の恋愛物語。 分かっているのに、中盤以降のトレーニングシーンでアドレナリンが噴出してしまう。 勝ち負けなんてどうでもいい。男の証明、エイドリアーン!で涙する。 こんなに生々しくも真っすぐな映画は少ないと思います。傑作です。 【Kの紅茶】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-05-16 14:12:26) (良:1票) |
319.《ネタバレ》 うだつの上がらない三流ボクサーであるロッキー・バルボアが真の一流ボクサーへと成長していくヒューマン・ボクシングドラマ。 「ミリオンダラー・ベイビー」のように尊厳を貫いたり、「鉄腕ジム」みたいなアクション重視のボクシングも最高だが、やはり「ロッキー」も最高のボクシング映画だ。 何せ「スターウォーズ」と共にアメリカン・ニューシネマの暗い空気を殴り飛ばしてくれたんだから。 シリーズを通して見えてくるアメリカンドリームの光と影。 時には本気で殴り合うある迫力あるボクシングシーンも凄いが、それを盛り上げるのはやはり人間ドラマ。 愛情、友情、努力、勝利への執念。 シリーズを経る事にロッキーの戦い方や考え方は徐々に変化していく。 実際のボクサーがそうであるように、戦えば戦うほど様々な苦悩や経験を背負い込んで。 強敵よりも厄介なのが「自分自身に勝つ」という事だ。 ロッキーは持ち前のハングリーハートをバネに力強く戦っていくが、同時に複雑な環境がロッキーをとことん追い込む。 それに打ち勝てるからこそ、ロッキーはどんな強敵とも戦い抜けた。 そんなロッキーの魂の震える姿に、ベトナム戦争や不安定な社会情勢に打ちのめされてきた人々が勇気をもらう。 このロッキーが1~5そしてファイナルまで成長したのは、そんなアメリカ市民の心の支えがあったからこそだと思う。 どんな人間もそれぞれの夢を掴める。 辛い現状とどう戦い、どう打ち勝つか。 それをこの映画は教えてくれるんだ。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-01-02 23:21:45) (良:2票) |
318.本当に観るべき映画とはどんなものか。こういう作品をいうのだと思います。 映画を見る前と見た後に、自分の心の何かを変えてくれる。 何もできない自分だけど15ラウンド立っていれば、人生は素晴らしいものだと感じることができる。 素晴らしい作品です。 最初に見たのはテレビの月曜ロードショー。 それから30数年ぶりの鑑賞。 試合に入ってからの展開が意外と早く感じましたが、ロッキーとエイドリアンの愛は、あの時見たときと同じ感動を得ることができました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-10-18 09:12:34) (良:1票) |
317.単純なストーリーに単純に感動しました。この種の映画はリアルさが決め手で、ハングリーだったスタローンの執念が取り憑いた脚本と演技がなかったらここまで共感が得られなかったように思います。成功前の第1作目であり、シリーズの中でもリアルさが最も伝わってくる作品です。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-30 15:38:48) (良:1票) |
316.公開当時、みんなロッキーのまねをしてましたね。まわりが大騒ぎする分、少し入り込めない部分がありました。でも面白い映画です。 【cogito】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-08-04 23:22:28) |
【pillows】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-02 17:49:41) |
314.格闘技をやってたものからすると、そんなわけないのオンパレードですが、やっぱり最後に溜飲が下がります。 生卵ゴクゴクが忘れられません。 【シン*トー】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-30 16:28:26) |
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313.《ネタバレ》 ファイティングスピリッツの代名詞のように語られることの多い映画やけど実はほとんどのシーンが暗くて陰鬱で低予算らしい地味な作り。 うだつのあがらないチンピラロッキーに内気な(アメリカでは内気は立派な精神病扱いらしい)エイドリアン。 メインキャストからして暗い↓ ミッキーとのトレーニングシーンやアポロとのファイトシーンの熱さよりもエイドリアンと誰もいないスケートリンクで語り合うシーンやロッキーの家でちょめちょめするシーンや試合前の「俺がもし15ラウンド立ち続けることができたら俺はただのゴロツキじゃなかったことが証明できる」って言うシーンのほうが好み。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-21 18:48:05) |
312.《ネタバレ》 書いたシナリオが認められ、有名俳優を主役に映画化が決まろうとしていたのに、そのシナリオライターは「自分が主役を演じる。そうじゃなきゃ脚本は売り渡さない」みたいなことをしたらしい、そのライターがシルベスター・スタローン。有名俳優を何人か候補にたて大型企画としてスタートを切りそうだった『ロッキー』は結局ずいぶん予算を削られて半ば見放された企画と落ちる。けれど、低予算の中で白羽の矢が当たったアビルドセン監督、無名新人俳優スタローン、そして音楽のビル・コンティは勝利を手にした! そういう作品です。そういう視点以外にあまり価値を感じていない作品です。実はスタローンとシャイアじゃない『ロッキー』を観たかったのが本音です。「セレブリティ・ボクシングじゃないんだから、プロの世界でこんなことあり得ないだろ」な話の流れ、プロボクサーとしては疑問な絞れてないスタローン、申し訳ないけど何の魅力も感じないタリア・シャイア…全て「ふうん…」でした。エイリア~~~ン!! ちがった ドリア~~~ン!! 【だみお】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-03-15 02:36:39) |
311.《ネタバレ》 これはなんとも甘口なストーリーだ。形式面でも『ランボー』には視線のテーマ(追われるランボーが画面から消えて、有利な戦いをする面白さ)があるが、『ロッキー』にはそれもない。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-03-14 23:07:49) |
310.《ネタバレ》 なんども観てます。今回改めて拝見致しましたがやはり素晴らしい! 低予算で造られたという暗く控えめな映像・ハングリー精神むんむんの初々しいスタローン・少ない登場人物ながらよく練られた演出と脚本 &70年代のこの独特の雰囲気好きなんですよねー。 やっぱり感動してしまうある意味「お約束」映画であるとオモイマス※追記2014.1.19 なんと劇場で鑑賞できる機会があり鑑賞。やばい…鳥肌ものだわ、、とっても効果的な音楽はいいね~本当にエキサイティングでかつ感動しました。ラスト、、、分かっちゃいるのに泣いちゃうんだよね 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-01-20 08:27:31) |
309.《ネタバレ》 リバイバル上映があり劇場で鑑賞。あまりにも有名な作品のため、きちんと観てなくても観た気になっていました。まず思ったのは、アポロとの試合に割り当てられた時間が意外と短いということ。2時間の上映時間のうち20分もないのではないでしょうか。1作目はボクシング映画ではなく人間ドラマだったんですね(2作目以降はボクシングの形をとったアクション映画になるわけですが)。スタローンの演技(とくに滑舌)はすごくいいというわけではないのですが、それが恋愛や他人との関わりに不器用なロッキーというキャラクターに上手くマッチしています。演出もわかりやすく(例えば最初はフィラデルフィア美術館の階段をゼーゼー言いながら登っていたのに、最後では全速力で息も切らさず駆け登るなど)、そんなに複雑なことはしていませんが、タリア・シャイヤ(エイドリアン)やバート・ヤング(エイドリアンの兄・ポーリー)の演技がいい味を出しています。特に、タリア・シャイアの作中での変身ぶり(ロッキーに恋した後は別人のように美人になる)には驚かされます。 あと、イタリアの種馬というニックネームですが、昔はなぜこんな田舎くさいニックネームを付けたのだと思っていましたが、英語ではItalian Stallionと、ちゃんと韻を踏んでいることが今回わかり、ロッキーにしてはちゃんと考えているんだなと、ちょっと感心しました。 【MASS】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-11-15 01:22:36) |
308.《ネタバレ》 有名だが見ていなかった映画だったのでついに鑑賞。え~、こんなご都合主義的かつ単純なストーリーなの、というのが率直な感想。 ■アポロとの対戦の経緯はあまりにも唐突というか、まずはありえないような展開だし、エイドリアンとの恋もあんな簡単に成就するわけがない、と思ってしまう。そしてあんなわずかな期間で世界チャンピオンと互角に戦えるようになれるというのは、もう妄想の世界。 ■ファイトシーンが意外と短いのは全然よいというか、そこが本質でないので全く問題ないのだが、この映画において最も重要なはずのトレーニングの描写が、ただ練習シーンをカッコよくつなぎあわせているだけなのが、あれれという感じだった。「自分はただのゴロツキなんかじゃない」と示すために、奇跡的に掴んだ幸運を生かすべく、必死で血のにじむような猛特訓をした、という部分こそがこの展開においては最重要だと思うのに。あれだと「そこそこの選手ならだれでもやってるトレーニング」にしか見えない。 ■確かに安心して見ていられるサクセスストーリーではあると思う。でもこれがアカデミー賞作品賞かあ・・・とは思ってしまった。 【θ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-10 23:58:39) (良:1票) |
307.エイドリアーン!で思わず嗚咽してしまいました。試合に負けて人生に勝つ。人間は素晴らしいぞ!なめんな! 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-17 01:12:27) |
306.ベタなスポ根ものみたいだけど、誰もが理屈抜きに楽しめる。 エイドリア~ン!はみんなのもの。 【飛鳥】さん [地上波(吹替)] 8点(2013-01-21 21:25:19) |
305.《ネタバレ》 青春時代に観たこの名画をまた観てみました。驚いたことに女性が描けてるなぁと感心しました。スタローンが脚本だそうですね。やはり成功する人は、そのような感性を持ち合わせているのだな、と思いました。その後、「ランボー」やらSFなど迷走する彼に、やはり人間であったか、と親しみすら感じます。肉体派俳優を寄せ集め、彼らを束ねる彼の最近の作品(「エクスペンタブルズ」のことです。未見)に、スタローンって人望あるんだね、「ロッキー」観て、納得だねと改めて思いました。いつまでも映画界で頑張ってほしいですね。またこの映画の自分に与えた影響の大きさに驚きもしました。若いころに観る映画のインパクトを考えれば、いい加減じゃない映画をどんどん配給すべきじゃないでしょうか?と思った次第です。(映画青年の独り言でした) 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-11-26 03:22:45) (良:1票) |
304.なにが凄いって ランニング中 急に加速して猛ダッシュへと切り替わる瞬間、あそこ鳥肌もんでしょ 凄いっす。 その他、なにが凄いって スタローンのロッキーへの入れ込みようとその成りきりっぷりが凄い。 スポ根付き恋愛メインの人間ドラマとして上の上。 なんとなく見るべきではない。 ちゃんと観るべし! その他、アポロがよい。アポロ様様。変な頭してるが助演アポロのやる事なすこと 台詞の一つ一つだってが良い。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-08-18 23:03:43) (良:1票) |