121.《ネタバレ》 この作品は、ほとんど喜劇です。登場人物個々の立場は同情するけど、世俗の垢にまみれた俗物ばかりに見えます。アメリカ全体がバカやって浮かれてる。彼らはこれと同じのりで北ベトナムを絨毯爆撃してたわけです。ジョンソンを下品な権力亡者に描いてるのは、監督の嫌悪感でしょうか。ただ、対象をつきはなした喜劇ではあっても、愛情をこめてることがわかるので、キューブリックのような冷たさはありません。 この作品で唯一、笑いの対象でない男はただひとり。イェーガーだけです。 【みみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-24 22:47:01) |
120.最初は普通の飛行機乗りたちのお話かと思ったので、後半の展開にはびっくり。 15年ほどのスパンで展開されるドキュメントタッチのドラマということで、 登場人物が決して少なくないこともあり、かなり上映時間が長い。 その分、各飛行士たちの描写がしっかりと描かれているので見応えは十分にあり。 面白いことは面白かったけど・・・やっぱり長かったな。 こういう内容の作品は、役者たちの演技を楽しむシーンも自然と削られるし、 普通のドキュメントでもテーマは十分に伝わるかと思う。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-07 10:44:25) |
119.《ネタバレ》 平成23年8月3日全面改訂 ・欠点 宇宙飛行士部分が空疎。単なるエピソードの、しかも不真面目にギャグっぽく演出した羅列。(正直、臀を見せれば喜ぶっていうアメリカンジョーク、体調の悪い時はきつい)いくら群集劇とは言え、もう少し誰かを中心にして欲しかった。あれでは、グレンが中心やら、ガスが中心やら、ゴードンが中心やら。もう少し誰かに重点を置いても。非常に散漫な印象が。事実であろうが無かろうが、わざわざ実在の政治家を貶める表現が、この映画に必要か? アボリジニーのわざとらしい表現。(本当にごくごく基本的な科学知識にさえ欠けている民族が、本能的に宇宙を感じられると信じてるのか?だったら、そんな素晴らしい民族を、同じアングロサクソンが絶滅寸前まで虐待したことを、ちっとは反省しろ)総じてこの部分、ドキュメンタリーとしては満点だが、映画としては疑問符。 しかし、それにも関わらずチャック・イェーガーの部分が本当に素晴らしかった。誰よりも極限を追い求めながら、「宇宙飛行」という極限の機会を与えられなかった男、それでも彼は自分に与えられた全てで夢を追い求める、そして夫の身を気遣いながらも、あくまで夢を追い求めることを求める妻。最高だった。この部分をもっともっと長くしてもらえれば。 チャック・イェーガー部分の短さ、宇宙飛行士部分とのつながりの薄さ、そして宇宙飛行士部分に一部見られるあまりのくだらなさ。ものすごく素晴らしい題材だけに、ストーリーから練り直してリメイク希望。 【rhforever】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-08-03 10:59:26) |
118.みんなすごくカッコイイぜぇ!男はこうでなきゃ… 男に生まれてきたことに感謝し、次も絶対男に生まれてきたいと思った映画でした。 【おやじのバイク】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-16 11:58:16) |
【akila】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-19 13:27:46) |
116.《ネタバレ》 某漫画にてこの映画の存在を知り その(勝手な)イメージが強すぎて音速突破シーンのあっさりな描写にちょっとビックリ、で その後が長い長い長い… おまけにリズムが悪いというかテンポがいまいちで いいシーンが多いのに乗りきれない感じ まぁ史実に基づいたものであれば、そこら辺は仕方ないかな~と思いつつ テストパイロット達の熱い生き様を演じた素晴らしい名優たちにこの点数デ 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-02-07 14:04:55) |
115.《ネタバレ》 男の中の男の映画。チャック・イェーガーを演じた、サム・シェパードが素晴らしいです。ジョージ・ワシントンを知らないアメリカ人がいないように、アラン・シェパードとジョン・グレンを知らないアメリカ人はいない、と聞いたことがあります。劇場で鑑賞しましたが、ジェット戦闘機が音速を超えるや、私の座っているシートがすさまじく揺れて驚いたことを覚えています(確かサウンドソニック・システムとかいいました)。音楽、音響、役者、ストーリーのすべてが一級品と思います。なによりも史実の重みがあります。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-08-15 10:38:35) |
114.《ネタバレ》 再上映で本当に久しぶりに劇場のスクリーンで鑑賞する事が出来た。 濃密な3時間を満喫する機会を与えてくれた関係者の皆さんにまずは御礼申し上げたい。 本作がメカ好きな人を主対象に好みの分かれる作品であろう事は事実だが、やはり名作である事を再確認できた。 冒頭、音速に挑むチャック・イェーガーが馬上で試験機X-1と対峙するシーンはメカ好きの男達(当然、私もその一人)には鳥肌ものだろう。 メカ好きな男なら、誰しも自分の愛車(車・バイク)と初めて対峙した時、場所こそ違えど同じ様な心境になった事がある筈だ。 終盤、高々度飛行記録に挑むイェーガーの姿はまさしく孤高の存在。 銀色に鈍く輝くフライトスーツと黒いミリタリーブーツを纏う姿は文句なしにカッコいい。(今度オーバーオールを着てバイクに乗ってみよう!) マーキュリー7の中ではジョン・グレン役のエド・ハリスに注目が行きがちだが、アメリカ発の有人弾道飛行を成功させたアラン・シェパードを演じたスコット・グレンの渋さも捨てがたい。 色々多感な10代に本作を観た為、その後の私の人生に与えた影響は計り知れない。 初見時は余計なシーン有ると感じていたが、今回劇場で再見して全て必要なシーンなのだという事が判った。 20年の歳月が私の認識・感覚を変えたのだろう。 本作を「自己中心的なアメリカを単に正当化しているだけの映画」と評価する方が多いと聞く。 確かに多少はその様な傾向が感じられなくもないが、私は本作を「時代の波に翻弄されつつも、自らの生き方・自我を潔く貫き通した男達の物語」だと捉えている。 一生大事にしたい愛すべきNo.1作品と言わせて頂きたい。 蛇足:終盤、TVリポーターが言う”Go”の訳はどう考えても「やれよ」じゃ無いでしょう。『行け』が最適だと思うのですが・・・ 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-07-05 13:12:51) |
113.当時としては、映像の方も頑張ってるし、演出もまずまず、なかなか良い出来です~ でも、劇的な創りではない分、淡々と進むストーリーに味気なさを感じてしまうことも事実.. しかしながら、男が追い求める“夢”というか、男の“ロマン”、男の“意地”..そして、有人宇宙飛行(マーキュリー計画)での宇宙飛行士になることの “何たるか” が、垣間見れただけで、感動的でした~.. 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-06-10 17:20:51) |
【くまさん】さん [インターネット(字幕)] 9点(2010-06-08 16:49:10) |
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111.<完全版>冒頭の音速を超えたあたりがピークだったかも。以降長くて疲れちゃった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-06-01 18:33:28) |
110.宇宙開発、その恐ろしくも壮大なスケールで描く実話で時代と共に失敗の連続にもめげずに奮闘する人々の素晴らしさには胸がときめきました。懐かしい「エド・サリバン・ショー」のテレビ画面も出てきます。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-30 08:35:29) |
109.男がいて。女がいて。空はいつまでも限りなく続いていて。男はどこまでも限りなく飛び続けたくて。女はそんな男をどこかで見つめていて。いつの時代かたくさんの男たちが、限りない空に挑戦して散っていった。そしてまた、男たちははるかかなた大空を飛び続ける。永遠に!ある高度の資質を持った人類は、唯一神の領域に近づけるのかもしれない。イエーガーを代表とする”パイロット”たちへの羨望、あこがれは、その”人間”へのあこがれなどではない!今、持ちうる、出来うる、最高級の人智の粋を使用した”人類未到達の領域”にあこがれるのだ!人類で、実現できた人間もできなかった物も、その生命自体が、すべてははかない夢の中のできごとなのか!われわれはムダに生まれ、ムダに苦しまされたのでない!あれは幻だったのか!最高です!! そんなことを、パイロット夫妻たちがパーティにて”月の光”をバックに踊る”鳥たち”の舞台を観て、夢想しました。イエーガーが、宇宙に限りなく近づいた時、パイロット達はみんな顔を合わせるんだよな!泣けるぜ!マッタク!!追加!よく”F1パイロット”っていうけれど、地上をはいずりまわってるだけでパイロットなんて!フントに!言って欲しくなあーい!ヒトが大地を離れ、3次元運動になった瞬間からパイロットなのだあ!!!、、、(あのーう。私らも3次元運動なんですけど、、、、潜水艦乗務員、談。)それとウインクラー、チャートフ、ビルコンティ、ってことで、これは”裏ロッキー”ですね 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-04-19 20:44:10) |
108.《ネタバレ》 劇場で観る機会を逃していたら衛星放送で「完全版」なるものを観る機会ができました。イェーガーの自伝とかも出版されていましたが、これは読んでいません。前半の舞台となる飛行基地の酒場が最後に火事で燃えてしまった跡を訪れたイェーガー夫婦の会話からも判るようにイェーガーを駆り立てたのは夫人のほうだったのかも知れません。夫が危険な飛行をするのをジープから表情も変えずに黙って待っているのは他の夫人連中に比べて際立っていたし、昔話に耽るなら消えると言われれば挑戦を続けるしかないですね。実際には愛妻が亡くなるととびっきり若い娘と再婚したとか。マーキュリー計画の要員は政府の宣伝が重要だったのでチンパンジーでも勤まるけれど有人飛行と言うことでの大々的な選抜を行ったのでしょう。そこで大卒でないイェーガーは当初より対象外だと言うことは猿以下(笑)。マーキュリー宇宙船も当初は信頼性の高いフォン・ブラウンのグループのレッドストーンミサイルベースの飛行だったからグレンのときに最初のアトラスロケットでの地球周回になったようです。彼は英雄として最後は上院議員になった。グリソム飛行士が扉の事故で宇宙船の回収が失敗して冷たい扱いを受けるのですが記者が取材に来るときの夫人の切り替えの素早さは凄い。最初の酒場での登場における皆を凍らせる言葉の行き違いから、折角アポロ計画の要員にまで進んだのに事故死(発射前の宇宙船内での火災事故)まで、どうもついていないのは最後まで続いたようです。 【たいほう】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-07 00:46:42) |
107.《ネタバレ》 約3時間のオリジナルバージョンでした、でも無駄な話がひとつもないと感じた。豪華な演者たち、でも「ライトフタッフ」もう少しいい邦題がなかったとも思う、しっくりこないというか、誤解する人が多そう。★イェーガー(サム・シェパード)はずっとテストパイロットを続けたのも彼が「ライトスタッフ」(適材)だったから、それにしても一途な直向さが渋い。他の7人の飛行士&妻たちもうまく描けていて、すばらしい。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-08-01 11:59:17) |
106.《ネタバレ》 んー、実は日本公開版は30分ほど切られていて、後のLDやDVD版の方が長かったんですけど、10点評価は日本公開版に対して。完全版の方は、クライマックス前に来るテキサスの部分が長過ぎでダレて1点減点って感じです。さて、この映画はアメリカのフロンティアスピリッツや宇宙開発の歴史の側面よりも、夢に賭けてゆく男達の姿がなんとも楽しく、美しく、そして感動的でした。命の危険を省みずに突き進んでゆく男達と、それに翻弄される女達。あまりに有名なテーマ曲に乗せて男達の夢が軌跡を描いてゆくラストシーンに、あーいいモノ見せて貰った~、と大満足で劇場を出たものです。そうそう、70ミリ版の音響はもの凄い状態で、その効果も重要なポイントでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-04-14 00:44:19) |
105.男をかっこよく描くならこれですね。若いデニス・クエイドがツボでした。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-28 11:09:13) |
【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-01 18:28:18) |
103.生きるべき場所、死ぬべき場所をもった男たちの物語ですね。あの酒場の写真こそがイェーガーの死に場所だったのでしょう。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-07 18:53:18) |
102.3時間という長丁場を飽きさせないテンポの良さや、軽いタッチは見易くて良いです。男たちもそれぞれギラついてて素敵です。ただ長い割にわかりやすい盛り上がりがないので、ラストがあっさりしすぎてるのがもったいないです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-29 11:03:33) |