【たこちゅう】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-02-27 23:41:17) |
251.好きな映画ほどコメントが書き辛い。これほどずっと観ていたい、終わって欲しくないと思える作品はなかなか無い。 |
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249.《ネタバレ》 かなり賛否別れる作品だと思います。個人的にはかなり良かったです。これぞ群像劇というべき、個々の話から全体を包み込む一体感に繋がる感じが素晴らしい。最後のほうのアレは実は伏線があったり、バックボーンを知って意味を見出すことができると尚更楽しめると思います。単純に世の不条理という解釈でもいいでしょう。映画はこうあるべきとか、こうあるべきだと思っていたのが裏をかかれたとか、結果が曖昧でない話を好む方にはそれこそ不条理な点数を付けられがちですが、こういう最後に軟着陸するような作品はとても貴重だと思います。これを好きな人とは美味い酒が飲めそうだ。 |
248.《ネタバレ》 俳優の皆さんが熱演してるのは分かるんですが。ちょっと人数多いし。導入は魅力的だし、この人物相関図がどう収束してくのかと初めはわくわく。それぞれの事情が煮詰まってどうにもなんなくなったとこでカエルどしゃ降り。このカオス的展開で世界が反転するのかと思いきや、意外と普通の着地点でそれぞれのエピソードがとっちらかったまんま、との印象でした。トム・クルーズやるじゃん。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-11 00:50:46) |
247.《ネタバレ》 冒頭のエピソードに興味を惹かれました。しかし、本編は様々な人間模様を繰り広げた割には、出来事自体がそれほど大した話ではなかったのが残念です。3時間を使うなら、もう少しスケールの大きい話になってほしかった。最後のカエルにしても、いくら天気予報の伏線があったとはいえ乱暴すぎる印象でした。 せっかく多くの登場人物を出して風呂敷を広げたのだから、それらをうまく繋げる旨さが見たかったです。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-30 13:17:37) |
246.《ネタバレ》 これぞ群像劇! その面白さを満喫できました。もっとも好きなシーンは、それぞれ切羽詰まった状況にある主人公たちが、エイミー・マンの「Wise Up」を口ずさむシーンです。町ですれ違う人、レストランでたまたま隣のテーブルに座った人にもそれぞれの人生があり、それぞれの悩みがある。そして、それぞれの人生の積み重ねとして、私たちの「社会」は存在し、動いている。あたりまえのことだけど、そういう「社会」というものに対する想像力を、見事に映像化してくれた作品であると思います。そして、どん詰まりの状況のなかで降ってくる「カエル」の不条理さ! でも、その不条理さが、ほんの少しだけだけも前に進んでみようという気持ちを抱かせてくれる。こんな芸当は1回限りでしょうが、その1回を見事にやり遂げたポール・トーマス・アンダーソン監督は本当に天才だと思いました。 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-09-01 23:27:21) (良:2票) |
245.好きな映画は?と聞かれたらまずこれを挙げるでしょう,という映画。 群像劇の中では本当に傑作。 映画全体を覆っているなんとなく乾燥して冷たい温度。 雨は振っているけどカサカサしている感じ。 静かにゆったり泣きたい時に見る映画の1つです。 【Pecco】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-20 22:21:55) |
244.完成度の高さがすごい。群像映画として出色。クライマックスも納得。雨のち晴れ。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-12 09:13:47) |
243.本当に時間が短く感じました。ストーリーがどんなだったのかはっきり覚えてないし、どこがどう面白かったのかよくわからないけど、なんとなく好き。トム・クルーズが強烈だったのと、フィリップ・シーモア・ホフマンがほわーんと印象に残ってますね。もう10年も経ちましたけど、もう一度観たい映画です。 【鉄男】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-14 22:40:24) |
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242.《ネタバレ》 友人から最後のどんでん返しは誰も想像できないと言われて観たんですが、確かに誰も想像できないですね。全く意味が分からないけど…。物語は起伏が無く、3時間を超える長尺で睡魔との戦いでしたが、どんでん返しの為に頑張って起きて、結果、ガッカリ度も何倍にも跳ね上がりました。 【成迩】さん [CS・衛星(吹替)] 1点(2009-12-11 21:03:12) |
241.《ネタバレ》 たまに街中の雑踏のベンチに座って通り過ぎる人達を見ていると、ふと、この映画のことを思い出します。当たり前のことだけど、通り過ぎていく一人一人がそれぞれの人生を生きていて、そして何の因果か、偶然この時間帯に、この場所を通り過ぎる。そんな日常のささやかな一場面が、とんでもない奇跡に思え、たったそれだけで感動するんです。それぞれに人生のシナリオがあって、幸福や不幸を抱えていて、その結末は誰も書ききっていない。中には死を考えながら歩いている人もいるかもしれないし、これから恋人に会いに行く人もいるかもしれない。陳腐な空想で誰もが思ったことがあるかもしれませんが、すごいことだと思います。数学的に確率で計算すると、とんでもないことになりそうです。高校時代に、この映画で初めて群像劇というものを知って、それ以来群像劇が大好きになりました。この物語の主要人物達は、それぞれが人生に於けるターニングポイントにもなりかねない事件を経験します。それは、その後の人生に大きく影響を及ぼすようなトラウマにもなりかねない事件です。昔、降り止まない雨などない~と歌った歌手がいました。どんなに土砂降りが続こうが、カエルが降って来ようが、この映画は降り止まない雨などないということを教えてくれます。最近、おたまじゃくしが降ってくるような珍現象が日本でも、相次いで報告されています。そのうちカエルも降ってくるかもしれません。ところで、この映画はAimee Mannがかなり評価をあげてますな。ほんと、ハマってます。サントラええです。出来としてはクラッシュ(2004)の方が上だと思いますが、好きな映画なので8点献上です。 【Nujabest】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-09-02 12:22:37) |
240.《ネタバレ》 「ブギー・ナイツ」は大好きだし、群像劇も好きなんだけどこれはちょっとね。作品によっては全く気にならないものもあるけどこれは長い!実際に長い映画なんだけどその長さが耐えられない。「まだ終わらないの?」とイライラしてしまった。そう、この作品は最初から最後までイライラさせられた。ジュリアン・ムーアのヒステリックなアップ、トムの長髪と汗まみれのような演技。脇役も味のある人たちばかりなのになんで? 何年かぶりで再見してみてこんなことを感じました。 登場人物のそれぞれの事情は一通り順番に語られることで理解できる、けれどそれ以降がかなりしつこい演出と感じました。キリキリ、キツキツの神経衰弱。だから疲れるのかもしれない。なんだかんだいってもみんな自分のことで頭も手もいっぱいいっぱい。正真正銘第三者のこっちが逃げ出したくなる。 他人の悩みや愚痴を聞かされるということはこういうことなんですね、会うたび話すたびに延々と聞かされたのではやっぱりうんざりします。 ラストのあのオチなんですが、あれだけしつこく引っ張っておいてアレはやっぱりないですよ、無責任というか、ここまでしたならきっちり締めてくれと思った。 「そこまで言う?!そこまで・・・?!」とお手上げ気味の登場人物たちなんですが、あの土砂降りで一気に状況が変わるといいますか、正気になるといってもいいのかな?「ショート・カッツ」は地震だったのですけど、あの土砂降りも天災といえばそうなるわけで、そう思うと人間ってほんとにちっさい存在なんだなぁなんて思った次第です。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-08-29 20:15:18) |
239.この頃のPTAが一番好きだ。『ショート・カッツ』を参考にしたらしいが、こっちのほうがクオリティが高い。最強の群像劇。 【馬】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2009-04-02 17:07:35) |
238.《ネタバレ》 ■前フリの3つのエピソードは、つまり「良く出来たハナシ」なのだけど、じゃあ本筋のプロットは「良く出来たハナシ」なのかというと、どこがどう良く出来てるんだか分からない。前フリが前フリになってないじゃないか、と思うのだが、どうなんだろう。僕の単なる消化不良ならそれで良いのだが。確かにテーマは(カエルによる)浄化であって「良く出来たハナシ」ではないにせよ、あの前フリでは「良く出来たハナシ」を過剰に期待させてしまう。■トム・クルーズが、結局親父に「死なないでくれ」となってしまう理由が良く分からなかった。あれは確かカエル前だったはずだが。■本来は3点だが、役者陣の演技はとても良かったので、「ひょっとしたらひょっとする」4点。 【麦酒男爵】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-11-30 05:21:56) |
237.さすがにこれ以上のオチは見たことがありません。たぶん驚くほど“キョトン”顔をしていたに違いありません。あそこまで巧妙だと逆に気持ちがいいものですね。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-10 12:57:11) |
【くまさん】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-09-30 00:41:16) |
【.】さん [DVD(吹替)] 10点(2008-05-05 23:10:00) |
234.《ネタバレ》 このカタルシスはありだと思う。結局、こうでもないと人間って自分より大きな物を見られないような気がする。登場人物が抱えていたような悩みや重みは、国は違えど身の回りに溢れている。自分だって悩んでいる時にはそこまで周りを見られていない。そう考えると、この結末悪くはないと思う。意外性もあったし。そして全体的に観ても、見事な構成の脚本に、いろんな要素が詰まっている。でもどこかが出過ぎることもなく、上手くまとめてある。本当に自分の考えていることは何なのか、愛とは何なのか、深く考えさせられる素晴らしい作品だと思う。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-15 00:24:48) |
【フッと猿死体】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-08 20:23:55) |