315.《ネタバレ》 呪いのビデオ!貞子がテレビから出てくる!僕が知っている情報はコレだけだ。 当時少年時代の恐怖の対象でありもう、イジリ倒されたJホラーのヒロイン貞子。 呪いのビデオを見た人間を一週間後テレビから出てきた貞子が首を絞め殺しまくる話かと勝手に思っていたがちょっと違う。いや全然違う。 ビデオを見てしまった主人公達が映像を検証、そしてその映像をヒントに真相を探し出していく展開にはワクワクしました、慌てふためくのではなく呪いという超現象に立ち向かっていくとは思わなかった。そして出てくる話の真相はよくわからないけど、とりあえず貞子のパワーは凄いという話なんですね。まぁ旦那がサイコメトリー能力があるのにはちょっとガクっと来ましたが。あくまで一般人であってほしかった…。 まぁとにかくラストの貞子シーンはやっぱりシュール。というか映像はシュールなんです。 だけど音が怖いんですよ、音が。あのスローかけまくった音声がとにかく最悪!にして最高! それに常に暗い映像なのもいいですね、登場人物の瞳がみんな黒いのもたまりません、あとやっぱりVHS! あの媒体の存在感が良いですよ、あのノイズといい、誰でもなんでも録画できちゃう感じといい今のメディアにはないちょっとアナログな感じが怨念みちたモノを感じさてくれます、それになんてったって「黒い」ですからね! 呪いのビデオの映像もいいですねぇなんとも怪しく、寺山修司頃の如何わしさというかそういう雰囲気でたまりませんね! 最終的にチェーンメール(これも死語になってしまった)的な呪いというベタなオチですが知らなかっただけに「オオーっ」と唸ってしまいました。 なんだかんだ怖く楽しい流行るだけの事は確かにある素晴らしい作品でした。 それと真田広之は格好良すぎてびっくり。 【えすえふ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-01-25 12:21:30) |
314.《ネタバレ》 あれから18年。すっかりこちらのテレビも薄くなっているわけで、どうにも埋めがたい気持ちの隔たりと、ちょっとした申し訳なさを感じないわけにはいかない。映画の印象もずいぶん変わった。貞子の服やパーマ、こんなにきれいだったかなあ?子供時代に感じた、お化け屋敷な印象はきれいさっぱりなくなった。ホラーらしくない落ち着いた映像と趣味の良い美術、素朴な演技などは今だからこそ共感できる部分も多い。 思えば、テレビは一家だんらんの明るい象徴だった。それが核家族化により一家に一台からひとりに一台へ、お茶の間から個室へと移り変わる。ちょうど当時としてはテレビの存在が、暗闇を映す鏡のような異世界へのチャンネルとしての魔術性を帯び始めた頃合いだったのかもしれない。 「呪いのビデオを見ると一週間後に死ぬ」ホラーの題材としては一見子供っぽく感じる。しかし観客の気持ちをしっかりとつかんで離さない重厚な雰囲気づくりは見事だ。 私たちは、これ以上深入りしてはいけないような禁忌と、それでいて行かなければならないような使命感の狭間に揺れる。聞こえるのは深い井戸に眠る貞子の呼び声だろうか。貞子の登場は最後だけなのに、ずっと画面に気配が感じられるのはそのせいなのかもしれない。 ビデオの呪いを解くために手がかりを探る主人公たち。彼らはその過程で博士と志津子の悲しい関係を知る。まったく無関係な二組の夫婦だが、共鳴し、引き寄せ合うように、彼らの記憶は少しずつ重なりあっていく。 過去と現在。ふたつを結ぶトンネルの最も奥深くに彼女はいた。髪は抜け肉はドロドロに腐り落ちている。しかし不思議とそこには「恐怖」がない。玲子をここまで突き動かしてきたのは「呪いを解きたい」「まだ死にたくない」という、いわば自分勝手な動機だった。だがもはや玲子の表情に恐怖や焦りの色はない。大切な何かを思い出したかのような安堵が広がっているだけである。 まったく見ず知らずの間柄だった玲子と貞子。「他人なのに他人じゃない」今はそれがはっきりわかる。ずっと探し求めてきた貞子の亡骸を愛おしそうに抱きよせるシーンは、まるで赤ちゃんの出産場面を見ているかのようで感動した。 【月の】さん [地上波(邦画)] 8点(2016-08-27 21:04:41) (良:1票) |
313.松嶋菜々子ちゃんが可愛い。 何度見ても飽きない映画です。大好き。 【新しい生物】さん [DVD(邦画)] 9点(2015-11-10 02:44:37) |
312.《ネタバレ》 高評価してる人には申し訳ないんですが大した事ない映画です。なぜなら恐怖映画なのに恐い要素が弱いから。【見た者が死ぬビデオ】って設定からして興醒め。子供騙しの噂レベル。連続で出てくる不気味モノクロ映像は怖がって欲しさ見え見え。霊だろうと実体だろうと、ブラウン管から女がゴソゴソ出て来られたら怖がるより笑うし。それよりも何よりも貞子が化けて出てまで、ビデオ見る多くの人を次々と死に追いやる理由が『無い』。動機が無い。という事でつまり、ストーリーが出来てませんので低得点でした。不気味な映像だけ連発すりゃ怖いってもんじゃありません。 【役者の魂】さん [地上波(邦画)] 3点(2015-04-18 22:07:45) |
311.《ネタバレ》 先に原作を読んで、手足の末端が冷たくなるような怖さを感じた。レンタル店にビデオが並んでいるのを見てもこれを手に取る人々の気が知れないと思っていたが、その後にTV放映されたので、ビデオでないからまあいいかと思って見たのが初見である。 一応は身構えて見たわけだが、しかし冒頭の場面を乗り切ってしまえばあとは淡々としたものであり、せいぜい夜中に子どもが見てしまった場面が衝撃的だったのと、終盤の「眼」にギョッとさせられた程度で、TVから這い出す様子自体は当時としても間抜けに見えた。また基本的には原作を簡略化したストーリーのため既読者にとってはラストに意外性もなく、逆に主演女優の表情に悲壮感が今一つと感じられたくらいだった。 この映画で本当に革新的と思ったのはやはり映像面であり、問題のビデオは見返してみると物足りないところもなくはないが、基本的には ぞわぞわ感が満載になっている。特に個人的には指差し男が嫌な感じで、こういうものがどこかその辺に映り込んでいるのではないかと怯える日々がその後に若干続いた。ほか歪んだ写真や髪の毛で覆われた顔も別の様々な場所で流用されているようで、とりあえずこういった点だけでも邦画ホラーの名作とされる資格はある気がする。 なお貞子に関しては、実際に使われる人名としてはこの映画でとどめを刺されてしまった形だが、その後に国民的に愛されるキャラクターになった発端がこれだと思うと感慨深いものがある。また冒頭で惨殺される女子高生が竹内結子だった(ほくろの位置が今と同じ)のを見ると、若い頃にこんなことをやっていてもその後はちゃんとした女優さんになるのだなあという別の感慨を催す。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-20 19:28:35) |
310.《ネタバレ》 まあ、これは、すべて最後のあのシーンを観るために作られた映画なんですよね。ストーリーに面白さはさほどなく、話題先行型の作品。ただ、あのシーンは初見ではかなり恐怖だった。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-02-14 00:46:15) |
【K】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-12-31 10:16:33) |
308.友人が彼女と2人で我が家に「リング」のビデオ持って遊びに来ました。 友人カップルと、かみさんの4人で鑑賞。(部屋は真っ暗) いや~~怖かった~。 しばらく雑談し友人達はお帰り。 友人がコッソリ部屋に置いていったビデオを見つけ、 かみさん絶叫!!! 「ギャーーーー!!!」って。 いや~爆笑しちまった♪ 【しんしん】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2013-05-23 16:25:02) |
307.最後は、そう来るか!!と関心する間もなく、ホントに来ちゃうもんね!ああ、リングぜんぜん怖くない、という人が羨ましい。最近、50インチなんて買っちまったので、出てきそうで怖い!(このサイズなら楽勝)酷評すると呪われそうなので、この作品を高く支持します!貞子えらい!しかし、思うに、テレビを”どこでもドア”みたいに使えていいなあ。 【男ザンパノ】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-01-28 00:37:37) |
306.ストーリーがない。なぜ?どうして?なのかというのは全て後付けで描かれている。これほどご都合主義の映画も珍しいです。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-01-07 22:26:13) |
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305.貞子が怖い。 でも、さんざんパロディにされた後ではキャラクター化してきたような…。 ストーリーはよくできている。 苦手なビックリ系のお化け屋敷ホラーとは一線を画する出来栄え。 【飛鳥】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-01-05 14:57:47) |
【キリン】さん [インターネット(字幕)] 8点(2012-12-27 02:51:30) |
303.《ネタバレ》 内容を超えて“その映画の持つ意味”で語られる作品が存在するワケですが、間違いなく『リング』もソレですね。“貞子”というビュジュアルの発明(正確に言えば日本古来の「幽霊」のスーパーバージョンアップ)、“不吉”という感覚を見事に映像化した「呪いのビデオ」の完成度など、まさに後にハリウッドにまで殴り込みをかけた“Jホラームーブメント”の起爆剤と言ってイイでしょう。 個人的に最高にイヤな場面(イイ意味で)は、ビデオを見た後にかかってきた電話の“受話器の向こう側に感じる凄くヤバい空気”の表現。ハリウッド版が「セブンデ~イ」なんてコトをやっちまってるのを見るにつけ「やっぱアメリカ人には、ソコんトコが分かンねえのかなぁ~」と思うのですよ…。 ちなみに…俺はテレビから出てくるシーンは実は全然怖いと思わなかったンです。“怖さ”が急にハッキリ&クッキリしちゃったカンジで。それまでの“よく分かんないけど怖い”感覚の方が「恐怖の心霊写真集世代」の俺には怖かったなぁ… 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-08-16 09:33:42) (良:4票) |
302.正統なホラー映画で良作だと思います。自分はホラー映画が怖くて見れないとかいうのは全然ないのですが、それでも夜寝る前に明かりを消して観てたら少しゾッとして「続きは明日観るか」と思いました。 【珈琲時間】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-06-19 10:04:26) |
301.他の皆さんの評価は、どうしてこんなに低いんだろう。 自分は最初に見た時、あまりに怖いんで、怖さ紛らわすために、もう一度連続して全部見ちゃったほど。 見た後は、原作も読んだし、この後に公開されたスピンオフ作品も、基本、全部見たと思う。 それだけの衝撃度があった。 しかも、一度見て終わりのホラー映画がほとんどの中、この映画だけはしばらくするとまた見たくなる。 この作品の怖さ、話の広がりのワクワク感、テンポの良さ、真に怖くなるラスト、どれを取っても素晴らしいと思う。 さて、今回はビデオじゃなくてDVDで見直したから、当時の怖さや楽しさ(友人に「絶対見たほうがいい」って話したくなること)が残っているか、ちょっと不安だった。 でも、それは杞憂だった。 映画全編に漂う、あのジメっとした嫌な感じは、今もしっかり受け取れた。 今見ると、車やファッション、電話やテレビも古くさくて最初のうちは気になったけど、話がしっかりしているから、途中で気にならなくなる。 ちゃんと、今見ても怖かった。 これって結構、凄いことだ。 【まかだ】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-06-05 12:31:09) |
300.《ネタバレ》 このテのカテゴリーのものは苦手なんだけど、思っていたほどはコワクない かな? 展開的に 真田さんまで死んじゃうのには ちょっとビックリした 怨念という いかにも日本的なこの恐怖感は たぶん外国の方々には理解がむずかしそう だね まぁなんだかんだ言って 貞子は相当怖い(苦笑) 当時のインパクトはすごかっただろうなとオモイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-06-05 06:06:06) |
299.10年ぶりに鑑賞したら当時と感想がまるで違いました。確かな原作があるから当然とは言え、和製ホラーの中では起承転結がしっかりした抜群の出来と思います。人物の言動とか音楽とか抑え気味の演出が利いてます。ラストの貞子登場でドカーンとショック倍増。 初見は映画館で体験したかった。 【次郎丸三郎】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2012-05-18 17:57:35) |
298.ちょっとあっさり終わったね。テンポが非常にいいのでだれることなく観ることができた。でも、原作とかリアルタイムで見てないので、中谷美紀の意味合いがあまりに不明。らせんがらみではあるんだろうけど。らせんも見なきゃいけないの?真田松嶋が上手いので安心感がある。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-05-09 11:35:10) |
297.《ネタバレ》 今まで見た中で、テレビを使ったホラーで見たことがあるのは「デモンズ2」と「ポルターガイスト」と「リング」と「ヴィデオドローム」。その中でも、ダイレクトにクリーチャーがテレビの中から出てくるのは「デモンズ2」と「リング」だけです。(探せば他にもあるかもしれませんが・・・) 「ヴィデオドローム」を除く3作品はどれも好きなので、無機質なものと有機的なものの組み合わせが結構自分の好みに合っているのかもしれないです。(まあゾンビや幽霊を有機的と言っていいのかどうかわかりませんが・・・) 特に邦画ホラーはミステリーをからめてくることが多いので面白い。ただ、中途半端にできない日本人の気質なのか、ミステリーに力を入れすぎてホラーの恐怖感が半減してしまっている作品が多いのも事実。そんな中この「リング」はすばらしいバランスと言っていいのではないでしょうか。 実際貞子さんがテレビから出てきてしまうとそんなに恐怖は感じないのですが、それまでが怖いですね。最初から最後までずーと「何かが起こるぞー」という緊張感がつきまといます。 個人的に怖かった3つのポイントは、「写真」と、「幻覚のような中で子供の貞子が手をつかんでくるシーン」と、「浅川玲子がラスト、父と母を子供の身代わりにさせようと電話するシーン」です。ラストは浅川玲子が怖かったですね。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-07 17:03:27) |
296.《ネタバレ》 なんだかお化けと言えば白っぽい服に黒髪の長髪って印象があったけど、この映画で決定的になりましたね。それほどに貞子のインパクトは当時凄かった!たぶんジェイソンと張れるくらい、フレディは軽く凌駕しましたね。ジャパニーズホラーというジャンルを創ったくらいの怪作ですから面白さ(怖さ)は言わずもがな。また呪いのビデオってのが不気味で、内容も抽象的な感じ。鏡で髪をとく女性の怖さったらないですよ。。。 ちなみにこの前テレビでみたんですが主題歌の『くーる、きっとくる、きっとくる』はホントは『ウ――、きっとくる、きっとくる』って言うんですってね。思いこみってのは怖いですね、こーゆーところにお化けのつけいる隙があるんだろうなぁ。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-07 08:59:46) |