294.日本を舞台にしたハリウッド映画だから、時代考証や風俗考証に突っ込みどころは満載なんだけど、それはある程度仕方がないところ。従来のニッポン=ハラキリ映画に比べれば、かなり頑張っているのは確かです。基本的に日本文化をリスペクトしたスタンスで撮られているので、日本人としては見ていて気持ちがよい作品です。ご時世がら、これは「アンチブッシュ」の作品なんだろうな~~と思ってしまったのは、自分だけ? 【GAGA】さん 8点(2004-02-27 10:19:39) |
293.日本の役者さんたち良いです。何も細かいこと考えないで、素直に見れば、楽しめると思います。 【ぴっぷ】さん 6点(2004-02-27 08:35:06) |
292.二度見たくなる映画です。館内の鼻水をすする音がうるせー 【のりまき】さん 10点(2004-02-26 21:28:06) |
《改行表示》291.《ネタバレ》 ハリウッド作品として見れば十分すぎるくらいぢゃない?? まぁ確かに処々に「くっ!!(それはやめれ)」っつーのはあった。古事記好きのワタクシからしたら最初の「日本は剣でできた...」のくだりも「ちがーう、ぐりぐりしてぽたぽたしてできたのはオノコロ島だけぇ!!☆へ(T皿T)」って言いたいし、富士山と鳥居が不自然に存在するのだってイタダケナイ(鳥居は門ではナイ)。おじきを強調する割に、そこで土下座はないだろう!10歩ゆずってアリとしてもそれは土下座でなく叩頭だ、とか。 トムはあっこまで銃弾喰らって生き残るなよ!!だし、たった一度の軽いチューで彼女の処に行くなんてカンチガイも甚だし~(アンタは知らんやろうけど臭いとかゆわれちょったんぞ~)。そもそもサムライ(武士)の忠誠の対象ってミカドだっけ~?とか。 でもでも、これはフィ・ク・ショ・ン♪リアルワールドに近いファンタジー!!それも実に好意的に日本を捉えてくれたと感謝な気持ちもイッパイ。日本の時代劇ではあんまり見ない下町を上から撮った絵とか斬新だったし、子役を始め日本の俳優陣もヘタな日本映画よりも生き生きしていたように思う。彼らの表情だけをみても、これはいい映画だ~と素直に思えるですワ♪ 【ちっちゃいこ】さん 8点(2004-02-26 00:11:10) (笑:1票) |
290.最初に騎馬集団が現れるシーン、植生が日本じゃないじゃん!感想をどう表現したらいいか、難しい。明治期の日本をよく知っている人にとっては不満だろうと思います。私も、不満の方が強いです。日本人キャストは素晴らしいです!!! 【neozeon】さん 6点(2004-02-25 22:15:36) |
289.風俗考証がなってないとか、史実と違うとか、細かいところは「これは日本で製作された映画ではない。ハリウッド映画だ」ということで潔く諦める。が、それにしてもこの映画はちょっと…。片一方がサムライで、片一方が官賊というのはストーリー製作上のご都合主義でしかないし、そんな勧善懲悪でサムライを語られても説得力がない。サムライとサムライのぶつかり合い、これならば映画化する価値があったと思う。明治政府の中心人物にもスポットを当て、そのサムライ魂を描いていたら、もう少し点数高くできたのだが…。もちろん、政府高官になるにしたがって卑属に落ち、自分の権力を守ることに汲々とした人物はいた。だが、新国家建設に燃えていた明治初期、官側にもサムライ魂を持った人々がいた事実を忘れてはならない。また、当時の歴史背景に目を向ければ、日本政府は列強の食い物にされぬよう、富国強兵策に必死だった。もし内戦続きだったら、日本はそれこそアメリカあたりの植民地になっていたかもしれず、それを無視した勝元は狂信的な国粋主義者にしか見えない。民間人による近代的な軍隊の創設を目指した日本政府が、武士階級にのみ与えられる特権(武器を持たせる)を認められなかったのもムリはなかったのでは?勝元は、武士の力だけで列強諸国から日本を守りとおせると思ったのだろうか?更に、官軍側悪役の名前が「大村」という名前だった。大村といえば私は素直に大村益次郎を連想するし、映画の大村の人物設定は明らかに大村益次郎を意識している。大村益次郎は、日本の軍隊に近代化に貢献し、狂信的な国粋主義者達に暗殺されてしまう人物であるが、戊辰戦争のとき、江戸の町が戦禍に巻き込まれないように充分に気を遣って作戦を練ったというほどの知略の人。映画の大村とは似ても似つかない。架空の物語だと言うのであれば、特定の人物を連想させる名前は使わないで欲しかった。ストーリーは悪かったが、渡辺謙の演技はホントに良かった。セリフは少ないけど存在感たっぷりの真田広之も良かった。小雪も(役の設定に問題はあったが)良かった。トム・クルーズも頑張っていた。というわけで、役者さん達の熱演にこの点数。 【ノコギリソウ】さん 5点(2004-02-24 00:30:56) (良:3票) |
288.《ネタバレ》 日本にこんな美しい風景なんてあったかな?神社や仏像、道祖神とか、神々しいまでの山々、流鏑馬等日本の美というものがしっかりと描かれていて感心した。それでもこの映画が面白いか、また見てみたいか、という基準で点数をつけるとしたら、この点数をつけざるを得ない。たしかに渡辺や真田の演じるサムライは迫力があったし、トムクルーズも悪くない。小雪は台詞の少ない中にも、凛とした演技を見せてくれた。それでもこの点なのは、人間の深さ、みたいなものがまだまだ足りないせいなんだろう。小雪とトムとの交流が一番心に残っているのも、この映画の趣旨とはあまり相容れない。ストーリー的にも突っ込みたいところはいろいろあったが、日本を描いた映画としてはいいほうなのではないか?明治時代に外国人が一人で日本に来たらどうなるのか、という面白さを見せてくれただけでもありがたい。でも、渡辺謙の最期で「perfect」はなかったんじゃないの? 【mhiro】さん 7点(2004-02-23 17:28:58) |
287.面白かったのか、面白くなかったのか?と疑問を持ちつつ映画を見終わりましたが、やっぱり面白くなかったな~。外国の監督が作ったものにしてはよく観察してるし、テンポも良く見やすい映画ではありましたが、「サムライ」が何故、そうならざるを得なかったか?こだわったのか?がまったく描かれていない点は、この時代遅れの「サムライ」を描く上で致命的だったと思います。逆に2時間40分でこのテーマは無理。 【こしまき】さん 6点(2004-02-23 15:55:54) |
286.去年劇場で観た映画のほとんどにこの作品の予告があった。ニッポンの歴史と名優を引き立て役にした、トムクルーズの自己満アイドル映画だろうとバカにしていた。ところがどうだ!トムクルーズはストーリーテラーに過ぎない。クラスで言うと書記だ。殺陣もスローにしてくれたり、合戦の戦術も細かく描いてくれたり、時代劇ビギナーでも十分わかりやすい仕上がり(アメリカ人だから当然か)。トムと小雪の絡みは不要だった(あってもいいけどあれはやりすぎだ)けれども、彼がいなければこんな莫大な予算でニッポンバンザイ映画を撮ることもなかったのだからあれくらいの華は持たせてあげても良いだろう。たとえ予算があっても、マゾ気質な日本人には自国の歴史をここまで美化することはできない。たとえまったく同じものを日本人が作れたとしても、観客も遠慮してしまって素直に楽しめなかっただろう。ありがとうアメリカ。感謝の意を込めて満点を捧げます。 【ぽめ】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-02-23 01:47:38) (良:1票) |
285.霧の中からの登場シーンが音・映像全てにおいて最高だった。鳥肌立ちまくっちゃったよ!! 【にう】さん 10点(2004-02-22 09:42:12) |
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【すごろく】さん 8点(2004-02-21 12:19:38) |
283.日本人がつくる映画よりも、すごく日本人らしい映画であったように思う。人々の暮らしぶり、美しい日本の風景・・・日本大好き!な私は大満足です。ただ、難を言うならばトム・クルーズの自己主張が強すぎると言うことでしょうか・・・(主役だから当たり前?) 【めめこ】さん 9点(2004-02-21 00:49:17) |
《改行表示》282.さすがハリウッド!安っぽくないしスケールも大きいし、映像も綺麗でした。ラストは「そう来たか。。」って感じだけどまあそれもいいでしょう。渡辺謙の演技はもちろん、小雪の微妙な表情もとても印象的でした。DVD出たら買おっ! 助演男優賞は、ティムロビンスを押さえて是非ともとって欲しいですね☆ 【Bell】さん 9点(2004-02-19 02:02:58) |
281.ラストサムライ2を作るなら、寡黙な侍ボブが実は生き残っていたという設定を。勝元の仇をとるためにひとり明治政府に立ち向かう。コピー「本当のラストサムライはボブだった」。んー、ボブの存在感はいいぞ。 【彦馬】さん 8点(2004-02-18 19:36:01) (良:2票)(笑:1票) |
280.トムクルーズでなければ9点という作品でした。日本の古き精神をうまく表現している。西郷隆盛を元にしているのかもしれませんが、歴史上の西郷の立場は似ても行き方は全く違うものですね。現実っぽい仮想世界をつくり、その中で失われつつある日本人の精神を大切にしようという思いが非常に良く伝わる。これが外国で作られたのだから、日本はよほど無国籍化してしまっているのだろう。深く考えさせられる作品でした。その意味でトムのカッコ良さは逆に邪魔でした。 【moyu】さん 8点(2004-02-18 19:24:54) |
《改行表示》279.真田広之かっこいいなあvもっといっぱいしゃべって欲しかった。渡辺さんも素敵でしたが、思ってたほどインパクトはなかったかな。 息子がよいです!今後もがんばってください!前半は結構だるくて、日本ならともかくアメリカで受けるのかなぁと思いました。もうちょっと感動系の音楽が欲しかったです。迫力はありますが、ちょっとしつこい。忍者にはヒきました(汗)劇場で観れば雰囲気に流されてちょっと涙ぐんでしまいましたが、きっとビデオならなんにも思わなそうです。 小雪さん、よかったけど、アメリカ人にあの演技とか感情の変化とか分かるんでしょうか?写真家がなんか見覚えあるなと思ったらハリポタのピーター役の方でしたね。私としてはハリポタの予告が観れただけで大満足だったです。全体としてはまあいいんじゃないですかと思います。 【椎花希優】さん 7点(2004-02-18 02:27:40) |
《改行表示》278.みなさん評価いいんですねぇ・・・。ま、ビデオよりかは映画館むきの映画ではあるけれど、私はいまいちだった。みんなよかったとゆうし、興味もあった。渡辺謙がいいというので見に行ったのに、息子のほうがかっこよかったと思うのは私だけなのか?勝元は、みんなが慕ってくれてからこそ侍魂を貫けたんだって感じで、独りよがりな男に見えた。 戦闘シーンは素晴らしかったけど、たくさんの人が死んでいくのに主要人物だけ死なないのは映画だな~なんて冷めたこと考える余裕すら出来た。そこまでのめりこめなかった理由が、自分でもよくわからないくらい。たいていの映画は面白かったといえる私だが、珍しく面白くなかった。なにがいいたいのかさっぱりわからない。期待しすぎたのか? 【レゲエラム】さん 3点(2004-02-17 23:55:33) |
277.あまり期待しないで観にいったんですけど、そしたら凄いおもしろくて~トムの和服姿もとても似合っていると思ったし、渡辺謙の演技はトム以上だと思いました。でも映画館で近くの人が号泣していて少し感動が薄れたのが残念・・・。去年観た映画の最高傑作です! 【愛しのエリザ】さん 8点(2004-02-17 22:43:51) |
《改行表示》276.《ネタバレ》 歴史の真実は、、、とか、日本人のこころは、、、とか、難しいこと考えずに、1つの娯楽映画として楽しめばいいと思います。ただ、好みとして、もう少し人間の深みが表現されたら、、、という気持ちで7点。 また、気になったことを2つ。先ず、勝元が息子を置き去りにするシーン。勝元が去った後、息子はすぐに息を引き取るかと思えば、矢は何発も打つは、刀2つ持って走るは、、、そんな元気なら、かついでも連れて帰るだろう!もう1つは、アメリカ人の写真屋が通訳の役なのだけど、その日本語がめちゃめちゃ下手で、なに言ってるのか聞き取れないほど。通訳という役にしてはあまりに変! 【カシス103】さん 7点(2004-02-17 20:45:27) |
275.アメリカ人にこそ作れたサムライ映画だと思う。日本人なら、逆にあそこまで侍を美化はしないだろう。また、あの時代に忍者が出て来たり、風景がどう見てもニュージーランドだったり、侍側が古臭過ぎるとか、???な点はいくつもあるが、根底にあるテーマが良いし、役者陣も、見せ方も上手いので2時間半の長さが気にならない。また、最後の戦いでヘンにCGを使わなかったのも好感が持てる。それにしても、監督はマニアだねぇ~。日本刀を打って、銘を彫り、柄を着けて目釘で留める…。そんな細かいシーンが何気な~く挿入されてる。トム・クルーズが村の子供達と野球をしようとする如何にもアメリカ人! という笑い所も結構好き。あと、もう一つ気になった点が忠信(逆だっけ? 息子は)が、小雪を「タカ」と呼ぶんだな。あれ、将軍家でもない限り普通は「伯母上」だろ? 叔父さんの嫁なんだから。ちょっと気になりました。…………と言うのが、公開当時に劇場で観た時の感想だった。しかし、改めてDVDで観てみると、劇場では気にならなかった部分がチラホラと…。日本が舞台だから、日本人として、最初はどうしても歴史観とか時代考証に目が行ってしまったが、そんなモノはオマケであって、早い話コレは10年前ならケビン・コスナーが、20年前ならクリント・イーストウッド辺りが作ったであろう「アメリカ男児たる者、如何に生きるべきか」っつー映画なんだな。「本物の男なら、こう生きるのがアメリカン・ウェイだぜぃ!」と。アメリカ流正義の貫き方の映画。まあそれでも、やはり日本の描写に関しては、これまでのハリウッド映画に比べれば格段に良く出来てるのは間違いないワケで…。この映画の場合、1度だけ、迫力ある大画面の劇場で、細かい事は気にせずに観て騙されるのが幸せな観方かも。TV画面で繰返して観ると、アメリカ的なイヤラシさが鼻についてきてしまう。 【TERRA】さん 7点(2004-02-17 20:10:10) |