147.アニメとはいえメッセージ性が強く、しかもそれが今後も古くなるどころか、益々現実性を帯びたものになるような気がする。環境問題、優しさの中の本当の強さ・・見る人にそれぞれの思いを起こさせる。繰り返し見るに値する映画だと思う。私は物言わぬオームを思いやるナウシカの心が、現実世界の理想を象徴してるようで印象的だった。 【キリコ】さん 9点(2003-07-08 20:48:11) |
146.テーマは非常に深いが、それを気にさせずに見せる宮崎駿はやっぱり凄い。 |
145.こんにちわ、そこそこ映画好きの大学生です。(男です。)最近TVで、全世界で放映されているアニメの半分くらいが日本製だとか言ってました。僕も、最近ヨーロッパへ行ったとき、フランス語に吹き返られたいろんな日本のアニメを見たり、ドイツの売店でドラゴンボールチョコバーを見たり、実感してきました。で、「風の谷のナウシカ」の感想ですが、一言で言ってみると、多少難解な童話のようなものだなと思いました。作品の舞台設定といい、展開といい、まさに現実世界の(しかも出版後10年、20年経ってもあてはまっているような)直喩ですよね。外交・軍事に苦心する人たちとそれに従属せざるを得ない人たちがいて、その現状に主人公が立ち向かって、平和が訪れるという結末。ハリウッド映画なみのヒーロー(あるいはリーダー、社会科学の世界ではヘゲモニーでしょうか。どうでもいいですが;;。)がいて、しかし問題に立ち向かう手段は武力ではなく、心、信念。だけど巨神兵が「母」を守るため力を使う。結局理想は通らないけれど、「次善の策」としてその絶対的な力は必要かもしれない。でもその暴走を止めなければならないのが、あの清廉潔白すぎるほどの心であるし、その強いが故に敏感で脆弱な心を支えるのは、大勢の市民・集団・機関(institution、当然、十分民主的な。)だと思います。もの足りなさはあったとしても、あの様な映画を世に出すことで、沢山の人たちの心に少しでも作者の方の気持ちが息づけば、世の中は少しきれいになるかもしれないですね。ちなみに、10点の内容は「ここ何年間で最高の作品」ということですが、もうひとつ好きな映画は、94年(?)公開の、『レジェンド・オフ・フォール~遥かなる想い~』です。ブラッド・ピットがかなりかっこいいっす!以上、ひまな大学生の時間つぶしでした。ありがとうございました。 【loup】さん 10点(2003-07-05 00:34:02) |
144.宮崎アニメって漠然としか内容が分からないんですが、そこがまたいいです。これもそんな映画の1つ。ロボット(?)がやられて倒れているシーン(瞬間)、ラストのクライマックスが非常に印象に残っています。 【カワセミ】さん 7点(2003-07-02 07:27:10) |
143.もののけ姫みたいに、難しくて、よく分からなかったです。もうちょっと自分に理解力があればなあ・・・。 【羊男】さん 5点(2003-06-30 16:53:17) (笑:1票) |
142.初めてこのアニメを見たときは、確かに素直に感動しました。しかし、今となっては、ああいう原作をこういう商業アニメに落とし込むことの出来る、宮崎駿氏の(単なるオタクを超えた)表現者としての才能に驚かされます。 【鳥子】さん 8点(2003-06-30 10:11:30) |
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140.宮崎駿さんは、人と自然との共存を心から願っているのでしょう。ラピュタもそうですが、人間ばかり頭でっかちなのかもしれません。 【ひなた】さん 10点(2003-06-25 21:53:53) |
139.小さい頃、最初に見た時は、その世界観を含めて理解できない部分が多くて、がっかりした記憶があります。物心ついてから見ると、その壮大なストーリーと世界に圧巻されました。ただ残念なのは、2時間という映画の中でその全てを伝えくるのは、やはり難しいということ。一回の映画として、評価する場合にその点が「ラピュタ」や「紅の豚」と比べて劣る点ですかね… 【TINTIN】さん 6点(2003-06-23 23:09:18) |
138.もうだいぶ昔の映画になってしまったし、さすがに熱く語るのは難しくなってしまいました。1つ言えることは、興行的に扱いにくかったと思われる、生命や地球環境の尊さといったテーマを、この映画はわかりやすく表現してくれたと言うことです。 【じゃん++】さん 8点(2003-06-20 02:21:40) |
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137.ジブリ映画って必ず何年かに一度TVでやりますよね。私も、ものごころついた頃からこの映画みてきました。ちっちゃい頃は意味もわからず『おもしかった』だけど、大きくなるにつれて徐々に意味を理解してくる。かくいう成人した今もまだ理解しきってないんだろうけど。でも、大人になってわかるこの映画の“重さ”は、何もわからない子供の方が素直に受け止められるんじゃないかと思う。昔話聞いて知らず知らずのうちに善悪知っていくように。だって、例えば大人になった今初めてこの映画知ったとしても、観ようと思い立たないもん。オウムって何だよ!そんなのいねぇよ!みたいなかんじで。。。 【ジュモSP】さん 8点(2003-06-17 00:28:29) |
136. 原作の連載初期段階で映画化したので(「アニメージュ」に連載が始まってすぐに大反響を起こして映画化されたように記憶している)未消化な部分は致し方ない。どちらかといえば、映画を原案に漫画を膨らませていったと言った方が良い。当時アニメの質の高さを実感したのは、飛行物体の表現の素晴らしさだった。ペジテのアスベルの登場シーンでのガンシップの飛行機雲の美しさや、ナウシカがメーヴェを操って銃弾を掻い潜る時の躍動感は今見ても素晴らしいと思う。もう一点、一人の女の子としてのナウシカと族長の娘のナウシカの声を見事に使い分けた島本須美さんに喝采! |
135.宮崎シリーズの中でラピュタの次に好きな作品。 【あき】さん 7点(2003-06-13 07:06:30) |
134.よく理解できない作品でした。(私の国語力がないせいかも知れませんが。) 【春日恭介?】さん 4点(2003-06-11 18:23:55) (笑:1票) |
133.原作と結論が違ってくるのは商業作品である以上仕方ないですよね…。思想が前面に出ている作品は楽しめる人が限られるので。漫画は点数がつけられないので、映画は9点くらいかなと。原作の台詞をすべて分析していると「理解した」と言うにはあまりに恐ろしいものがあると思います。宮崎駿さんは結論を書いていないので。 【nz000】さん 9点(2003-06-10 02:54:01) |
132.すごい映画をつくったなぁと思うし,ヒットを出さなきゃ成らないのが監督の宿命だからこんなことを言っては怒られるかもしれませんが...自然を破壊する人間が悪で,自然そのものが善であるというステレオタイプの安っぽい自然保護の視点がやでやでたまらない.原作で描かれている「生命をいじくる権利は少なくとも人間にはない.いじくらなければ人間という種が存続できないのならば,自ら滅びる覚悟はある」という骨太の自己破滅的あるいは狂気を含んだ決意は,少なくともこの映画からは感じられない.この映画をみた子供たちはきっと全ての生き物はほかの生き物を殺しながら生きているという現実をわすれ,物質的に恵まれた今の環境が世界的には希有であることに気がつかないまま,もっと言えば自然を保護することで捨てなければならないことがあるということに思いをいたすことなく「自然を守らなきゃ」と考えるに違いない.すばらしい作品であると思うが,個人的にはこの映画が訴えようとしていることは嫌いだ.原作からばっさり削られた部分,ナウシカの持つ狂気を抜きにして自然保護は成り立たないはず.もののけ姫で描かれている「人間は自然を破壊しなければ生きていけないのだからこそ,自然そのものと折り合いをつける努力をしなければならない」というメッセージのほうが健全で受け入れることができる.映画のナウシカは自然を大事にする自分でありたい人のマスターベーションムービーであり,原作の漫画ナウシカのメッセージは,人間の生きたいと願う欲望を否定するものだ.たくさん書いたけど,僕自身何度もみてるしすばらしい歴史に残る映画であることは否定しません.ストーリーはおもしろいし主人公は魅力的だし音楽はすばらしい.でもメッセージ性があってすばらしいという意見には賛成しかねるということです. 【take1】さん 5点(2003-06-06 00:33:25) (良:3票) |
【ガルシア】さん 5点(2003-06-02 21:42:24) |
130.ずいぶん後になって完結した漫画版を読んで「こ、これは凄い・・・。これに比べるとアニメ版はずいぶん中途半端だなあ」とか生意気なことを思ってたんですけど、改めて観ると、これはこれで素晴らしい作品なんですよね。そういえば昔メーヴェに乗って飛ぶナウシカのシーンについて「果たしてナウシカはノーパンなのか否や?」という、世にもくっだらない議論を友達同士でしたことを思い出しました。あの頃まだ僕ら、お猿さんだったからさ、許してやってよ。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-05-29 14:14:17) |
129.原作の漫画を読んじゃうと今作が少し物足りなくなるんだけど、やっぱり宮崎作品の中ではこれがベストだと思う。この想像力と創造力は日本の宝だ。まったく批判の余地がなく、絶賛の言葉はあえて不必要。 【スマイル・ペコ】さん 10点(2003-05-27 15:05:37) |
128.ラピュタよりも絶対こっちの方がいい。何と言ってもナウシカの強さに心をうたれる。 |