5.《ネタバレ》 公開初日の初回に早速いってきました。登場人物、伏線、一分の隙がありません。まさに完璧な映画でした。大満足です。超お勧め!!ショーシャンクの最後の青い空とは異質なるも根底通ずる「人間賛歌」があるこの映画、ショーシャンクで感動した人は絶対見るといいですよ。ちなみにモーガンフリーマンは今回も語り部です。あっそれから、この映画を見てイースストウッド作品が好きになった人は、ブロンコ・ビリーをお勧めします!!(しかし、伊丹の映画館にいったのですが今回もガラガラ大丈夫かしらん。)〔以下ネタバレ。見てない人本当に絶対に読じゃだめ。〕まさかこういう展開になるとは驚きです。全身マヒ、片足壊死切断で、生きる希望をなくした主人公が尊厳死を求めます。かつてモーガンフリーマンの意思を尊重した結果、片目を失明させボクサー廃業させたという重い十字架を背負ったイーストウッドは23年間も贖罪のために教会に通うのですが、その彼が苦悩の末、ひとつの選択をします。最後の30分、涙がとまりません。家族愛、人間の尊厳という大きな永遠のテーマは見事に描ききりました。本当にすばらしい。脇役のヘナチョコボクサーが最後に帰ってきたのが唯一の救いでした。 【ぴよっち】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-05-28 14:44:28) |
4.年に何本かの素晴らしい映画でした。過剰な演出はなく淡々と話は進んで行きます。この映画の一貫した愛の物語にちりばめられているナショナル、宗教、差別、貧困などの問題がうまく融合し、とても味わい深く重みのあるものに仕上がっていました。並みの監督ですとあざとくなりがちなテーマもイーストウッドにかかると見事に料理されています。マギーとフランキーはアイリッシュでともに家族に見放され疎外されたもの同士。それを見守るエディ。フランキーはカトリック教徒(妊娠中絶や自殺を絶対に認めていない)なのですが、彼が最後に選択する決断は胸に迫るものがあります。 【シュンペーター】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-05-19 12:23:20) |
3.人に薦めるべき作品というか観るべき作品ですよね。あとは他の方が書いている事と全く同じですし、久々にまた観たいと思いました。アビエイターなんて話にならないですよ。 【am】さん 9点(2005-03-13 04:09:45) (良:1票)(笑:1票) |
2.クリント、すごい。この作品と彼の演技、素晴らしいの一言。もともと、映画を見る前は、そのタイトルから、アメリカンドリームをつかむ少女の話をもとにアメリカ社会を描く社会派の作品だろうな、とたかをくくっていたのだけど、良い意味で裏切られた。もちろん、安楽死の問題など社会派の内容もあるけど、クリントがここで描きたかったのは、「人間」そのもの。人間の生、人間の死、人間の欲望、怒り、愛、醜さなどなどなど。そしてそうした生生しい人間の姿は、社会や宗教とは関係なく、世界共通、人類共通のものであるといえるだろう。最後のクリントの行動と気持ちについて、ほんとに、いろいろと考えさせられた。もう一度みたい映画。ちなみに、ヒラリースワンクの主演女優賞は納得、モーガン・フリーマンは良かったけど、助演男優賞をあげるほどではないな(彼には、この作品の役どころよりももっと良い役がこれまでにもたくさんあった)。個人的には、助演女優賞は、ビッチなマギーの母親と妹にでもあげたいね(笑)。 【あまね】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-03-07 08:40:38) (良:1票) |
1.クリント・イーストウッドとマギー、そしてモーガンフリーマンの演技に脱帽。そして物語がワンシーンごとの積み重ねで観る人を惹き込んでいく。最後のシーン、イーストウッドとマギーの関係は、師弟を超えて親子のようだった。イーストウッドがどこかの街ででレモンパイを食べながら穏やかに余生を送っている事を望む。 【珈琲時間】さん [地上波(字幕)] 9点(2005-02-10 10:08:34) |