41. 映画館でも観たのですが、DVDも買ってしまいました。「メメント」も「インソムニア」のときも、いつも主人公が「判断を迷ってる」感が好きでしたが、今回もそーいう感じで大満足でした。しかし、なんでブルースは、いつも派手な女の子ばかりチラチラさせてるんだ?彼女の為とはいえ、むなしい・・・ほんとはそーいう趣味なのか。 【とりのすけ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-20 18:02:58) |
40.《ネタバレ》 2時間半を長く感じなかった。面白かったです。ただ、ラストのバットマンの考え方ですが、街の秩序を保つ為のシンボル的存在にしたい人物には、最後の決断をコインの裏表に任せない、哲学ある人物にして欲しかった。そこが気になったのでマイナス1点。しかし、他は満足です。あのフェリーでの囚人のおっさんの行動。普通のおっさんの行動。ここがポイントでした。あの瞬間、ヒース演じるジョーカーが寂しい人物に見えました。ティムバートンのバットマンも好きだったのですが、このクリストファーノーランのバットマンも好きになりました。じつはビギンズ観てないんですよね。早速、観るつもりです。 【トント】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-18 19:22:38) |
39.上映時間の長さを感じさせない素晴らしい映画です。残念なのはヒロインが前作から代わってしまった事。なんでマギー・ギレンホール!? 【じょーー】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-12-11 11:17:55) |
38.懸けた予算の量がこれほどしっかりと作品に反映された例は、90年代以降では個人的には『ターミネーター2』と『グラディエーター』くらいしかありません。俳優達の名演や、新しいヒーロー像を創った脚本の素晴らしさは言うまでもなく、日本の映画業界なら前・後編に割ってしまいそうな膨大な内容を、たったの2時間半に見事にまとめ上げたC・ノーランの手腕に感服。カーチェイスといい、建物の爆破シーンといい…ジョーカーが動く場面はどこを取ってもシビれっぱなし。あぁ、やっぱりDVDも買おうかな。 【j-hitch】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-12-11 02:11:04) |
37.あの札束の山を燃やすシーンは映画史に残る名場面だと思う。本当はジョーカーを全否定したいんだよ、だけども心の奥底で静かに「く~」と唸ってしまう自分がいる。それとフェリーに乗っていた囚人も忘れません。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-11 00:52:32) |
36.《ネタバレ》 新生バットマンシリーズはリアルな世界を感じることができて本当に面白い。今回は特に、ジョーカーの強烈な存在感で本作品は前作以上の出来であり、次回作もかなり期待できそうだ。旧シリーズのふざけた敵がどのようにリアルに再生されるか早く見たい。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-11-23 09:27:15) |
35.《ネタバレ》 後半説教臭いが、傑作。もしかしたら世に存在するほかの多くのスーパーヒーローも、それぞれ悩みがあるのかなあと思った。ミッキーマウス、ロックマン、ヤッターマン、とか。 |
34.こんな長時間かつ、ダークな内容の映画を一流のエンターテイメントに出来るのはハリウッドを見渡しても、このクリストファー・ノーランだけでしょうね。バットマンのあるべき本当の姿を描いてくれた気がします。あとグイグイ引き込まれずにいられないストーリー、役者の賞賛の言葉しか出ない演技、緊迫感を増幅させる音楽・・・すべてにおいて超一流であり、無駄が無い。まさに完璧な作品。そして、この映画を語る時に絶対に欠かすことの出来ないヒース・レジャーの存在。ジャック・ニコルソンを超えたジョーカーとしてのハマリ度、表情で感情の全てを物語る所など、彼なしでは本作はありえなかっただろう(出てなかったらB級作品になったかも)。これが遺作というのは確かに悲しいが、役者人生を最高の形で全うしたんじゃないかなと思う。彼は死んでしまったが、スクリーンの中で彼は生き続け、そして輝き続けることだろう。 【ピルグリム】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-10-18 18:52:08) (良:1票) |
33.…なんですかね、これは!形だけアメコミを借りながら、中身はシェイクスピアの悲劇にも匹敵するとは言い過ぎか。このスケール感(予算規模とか映像とかの意味ではなく)が映画なのだ!と思わされる一作だった。 【とと】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-10-05 02:16:06) |
32.《ネタバレ》 評判がよいという噂は聞いていたものの、事前の予備知識まったくなし。いったいどんな映画なのかを全く知らずに見たので、冒頭でジョーカーが出てきても、バットマンが出てきても、しばらくバットマンの映画だと気がつかなかったくらい(『バットマン・ビギンズ』は未見)。それにしても凄い映画。まず俳優陣が凄い。あのマイケル・ケインまで出てきたのは驚いた。ジョーカー役のヒース・レジャーが、また良い。かつてのジャック・ニコルソンを見て、彼を超えられないのではないかと思ったが、あっさりとジョーカーをものにされてしまった感じだ。レイチェル役のマギー・ギレンホールも知的な女性という印象があるし、ゲーリー・オールドマンやモーガン・フリーマンは、改めて語るまでもないだろう。脚本は「バットマン」の骨子を守りつつ、あえて漫画調をやめ普通の都市の話にしたというのも結果論的ではあるがよかったと思う。ジョーカーが無茶をしすぎるので、「放っておけばまた無実の市民が殺されかねないのに生かしておく」ことにやや疑問を感じたものの、遠慮のない映像にもどんどん引き込まれていく感じで、映画館で見てよかったと感じる作品だった。 【mohno】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-17 23:50:52) |
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31.今年1月に亡くなったヒース・レジャーの最後の雄姿を見ておこうと、上映終了ギリギリな所で何とか映画館へ。いや、もうね、完璧!まだ1回見たばかりで(是非2回目を見に行きたかったのですが上映終了が近かったので)作品のテーマだとか深遠な部分まで語れないのが残念ですが、そういう事を除いても本当に娯楽として完璧だと思います!クリストファー・ノーランが撮ったバットマンだけあって、やはり今回も重厚な大人のエンターテインメント。アクション、内容ともに盛り沢山で冒頭から引き込まれ、ラストまで一秒たりとも退屈させない出来!2時間30分の長尺を全く感じませんでした。これはやはり絶対に映画館で見るべき!キャストも皆さんハマリ役で良いですね。クリスチャン・ベールを始めとした前作から続投した方々や新参のアーロン・エッカートも良かったですが、本作はやはりヒース・レジャー演じるジョーカーの存在感に尽きるのでは無いかと。彼がこの作品を支えていたと言っても過言では無いと思います。それにしても、どうしてケイティ・ホームズは降板したのかな?(笑)ただ、あまりに内容を詰め込みすぎて少し展開がゴチャゴチャしてたのが惜しかったかなと。前にも書いたように1度見ただけでは理解し切れない部分も少なからずあるので、DVDを買って見直すまでは完全な評価を下す事は出来ないかもしれませんが、現時点ではそこが唯一の難点ですね。よって-1点。とは言え、見終わった後の満足感は本当にもの凄いものがありました。このノーラン版『バットマン』シリーズ、まさにアメコミ映画史に残るべき傑作!・・・・・・最後に、ヒース・レジャー。本作と『ブロークバック・マウンテン』でのあなたの演技は最高でした。あなたは映画史に残る名優であり、本作では映画史に残る名悪役です。スクリーンであなたの姿が見れないと思うと、本当に残念です・・・・。R.I.P. |
30.《ネタバレ》 地元での最後の上映だったのでなんとか都合をつけて鑑賞。わざわざ映画館に行ってまでバットマンを見に行くとは・・・ジョーカーの、ボロボロのメイクでニヤっとするシーンが印象に残っていたので、見に行きたいとは思っていました。ヒース・レジャーの演技は評判どおりですね。テレビで見たビギンズも面白かったけど、一層重い雰囲気で圧倒されました。トゥーフェイスの顔がどうにも安っぽく感じて、ちょっとがっかりしたので9点で。 【ディーゼル】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-14 21:47:00) |
29.どうせアメコミ映画だろ、と予備知識一切なしで見たのが良かったのか良い意味で期待を裏切られました。何と言いますか・・アクション映画にしては良く言えば深い、悪く言えば重いんですよね、恐らくここが評価の分かれ目なんでしょう。自分はそこに惹かれたわけですが、ただの娯楽映画だと軽く流せないぐらいヒーロー役のバットマンと悪役のジョーカーのキャラ設定が素晴らしかったです。それと、ああいう陰影の付け方、好きですね。 何かここの評価が高かったから楽しめなかった、みたいな人が何人かいるようで残念です。 【ケ66軍曹】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-13 11:41:39) (良:2票) |
28.《ネタバレ》 あのね・・・長すぎ・・・あまりに骨太過ぎたのと、ヒースのジョーカーの圧倒的な存在感にのされて集中力途切れた。 丁度途切れたのがジョーカーと検事のやりとりのところで、会話が頭に入らなかった、その後何で検事がああなったのかわからなくて困った。 そこだけ、そこだけ以外は最高に面白かったんだ。 嗚呼、走り去っていくバットマン。誰か説明してくれ… 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-04 12:10:55) |
27.《ネタバレ》 いやー、ジョーカー凄かったっす。やっぱり悪役の圧倒的な存在感と非道さ、 そして強さが際だってこそのヒーロー物です。強大な悪の前に窮地に陥っていくバットマンと、志を同じくし、ゴッサムシティの救世主になるはずだった検事デントが私怨からジョーカーの側へ落ちてしまう絶望感がたまりません。そして街に希望を残すためにデントの罪を被り、闇の騎士になることを選ぶエンディングは日本人には共感できるオチなのでは無いでしょうか? とにかく、突き抜けた悪役を観ることができて大満足の一本でした。 【おなや】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-02 00:49:32) |
26.《ネタバレ》 前作「バットマン ビギンズ」で、“バットマン”という周知のヒーローを、全く新たな「黒色」で塗り替えたクリストファー・ノーラン。 同監督が引き続き指揮を執った新シリーズの続編は、バットマンというヒーロー像に留まらず、“ヒーロー映画”そのものを洗練された「黒色」で塗りつぶし、新たな造形を浮き上がらせてみせたと思う。 バットマンというヒーローの誕生秘話を、決して派手な娯楽性に走らず、ビジュアルとインサイドの両面で濃密に描き出した「ビギンズ」は、見事な映画だった。 バットマンというと、大富豪が自らの莫大な資産を使って夜な夜なコウモリ男のコスチュームでヒーロー業を繰り広げるというどこか安直な印象がかつてはあったが、同作の誕生によりそのイメージは一新され、悲哀に溢れたダークヒーローへと進化したと思う。 今作では、このヒーロー特有の“ダークさ”を、更に進化させ、ついにはヒーローのレッテルすら剥奪されてしまう。ヒーロー映画としては、もはや「斬新」と言わざるを得ない。 その映画としての衝撃を成功へと至らしめた最大の要因は、悪役を演じた俳優の功績に他ならない。 ヒーロー映画においては、悪役を演じる俳優の重要性は、主演俳優のそれを遥かに凌ぐ。 かつての「バットマン(1989)」で、悪役ジョーカーを演じたジャック・ニコルソンが、主演のマイケル・キートンを抑え付けたように、今作は、同じくジョーカーを演じたヒース・レジャーの存在なしには考えられない。 そして、このジョーカーという役に限れば、ヒース・レジャーのパフォーマンスは、ジャック・ニコルソンの比ではなく、遥かに凌ぐ。 バットマンの存在性と表裏一体に描かれるジョーカーの異常性は、今作のまさに核心であり、それを120%表現したヒース・レジャーは圧倒的だった。 文字通りのマッドピエロの狂言回しによって、極限まで追いつめられたヒーローの選んだ宿命。 この顛末を、「娯楽」が最優先されるべきヒーロー映画でやり遂げられたのは、クリストファー・ノーランという鬼才監督と、早過ぎる死によって伝説と化した若き名優ヒース・レジャーの奇跡的なコラボレーションに他ならないと思う。 これから先、ジョーカーという役に限られることなく、映画俳優としての功績で、大名優ジャック・ニコルソンを超える可能性を秘めていた俳優の死は、あまりに残念だ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-01 14:13:30) |
25.タイツをはいたコウモリなんぼのもんじゃワレ! ヒース・レジャー一世一代の名演がみもの。 【みたらい】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-31 19:25:49) |
24.《ネタバレ》 疲れた・・ジョーカーの毒気にヤラれっぱなしの二時間半でした。 ヒース・レージャーのジョーカーは評判以上の素晴らしさ、 彼の存在感あっての映画とも言えます。 彼の起こす犯罪で事態が悪化し、終盤近くでレイチェルの身に最悪の悲劇が起こりますが 不謹慎ながら『うわぁここまで悪化してどう収拾が付くのか』とジョーカーの行動にハラハラ興奮してしまいました。 気になった点は、検事デントがジョーカーの策略で顔半分焼かれツーフェイスになり 悪に染まるという流れですけど、彼は悪に染まったと言うより、 ただ自分達をハメた裏切り者を復讐してるだけで 彼の本質はあまり変貌してないように思いました(ジョーカーばりに狂気に目覚めていればさらに救いがなく良かったと思いました。) 最後にバットマンはジョーカーを殺さず明確な決着は付けられてません。 ジョーカーは生き残り、バットマン側は検事デント偽りの『正義』の看板を掲げ バットマン自ら罪を被り、辛うじてゴッサムシティが保たれる結末ですが そこはジョーカーに試合で勝って勝負に負けた感が強く、後味はあまりいいものではないので、もしかしてジョーカーとの完全決着の続編とか見越しての結末だったのかなぁと少し考えました(ヒース亡き後、それは不可能でしょうが・・ 冷静に考えれば8点あたりかなぁと思ったのですがヒースのあの素晴らしい存在感に 興奮し、なかなか収まらないのでもう彼の名演にプラス1点の9点にします。 【まりん】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-31 19:15:02) |
23.《ネタバレ》 ジャック・ニコルソンが演じたジョーカーには多少のユーモア的な部分があったが、今回のジョーカーには遊びが無いというか何をするか判らない的な恐ろしさがある。警察に捕まったジョーカーを見ていてもその存在感だけで何かをやらかすのではないか?と思わせる緊迫感があった。あまりの狂気ぶりに戦慄が走った。ヒース・レジャー最高でした。さらにトゥー・フェースのオリジナルとは違う誕生秘話もなかなかの見ごたえでした。逆に主役で有るはずのバットマンが食われる形になってしまった事が少々残念かもしれません。 【みんてん】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-29 12:30:04) |
22.ああ・・・なんとこわい160分だったことか・・・。びくっびくっと座席から飛び上がり、かつ、もぞもぞと背筋がなんとも不快な160分。目をそらせたいのに、画面に釘付けになりました。完璧にイカれたジョーカーが最悪で最高です。 今回は9点にしましたが、数年後もう一度観たあと10点になるかもしれない。観たいけどこわいなぁ。 |