6.《ネタバレ》 こんな臨場感感じたこと無い!見終わった後、自分も市街戦に巻き込まれていたかのような感覚に襲われました。リドリー・スコットの映像には定評が有りますが、その神髄を見たのかも。実際にあったことだが内容は全くのドキュメントではないし、この映画に関して政治的な話は意味がないと思う。米兵の目で見たソマリアと理解できる。しかし仲間を助けるために、死ぬとわかってたった二人でライフルと拳銃だけで何百の暴徒に立ち向かうことは絶対に出来ないと思うなあ。色々と考えさせられた作品。 【ぱぴんぐ】さん 9点(2002-11-12 19:18:24) |
5.冒頭、事実に基づいた映画であるという字幕が出ました。これが実際にアフリカのソマリアで起こった事実なのだという現実感、緊迫感に圧倒されました。劇場で見てDVDでもう一度見ました。戦争映画は数知れずありますが、徹頭徹尾事実に拘り、ドキュメンタリーのように制作する。こういう映画の意義はとても大きいですね。親指が皮一枚になる、手首がもぎれる、胴体から下半分がなくなり内蔵がむき出しになる、そういった凄惨極まるシーンも出てきますが、これが真実だという重み、戦争の怖さが実感を持って迫ります。30万人の国民が虐殺されているのを知りながら、そしてそれを多少の犠牲を伴うにせよ防ぐ力を持ちながら看過することはできないというアメリカの正義感、どんなに惨くても内戦だから他国の干渉は一切受けないというソマリア側の論理、難しいところですね。しかし、目的、理由、意義は何であれ兵士は戦わなければならない。死の危険に身をさらさなければならない。これが現実、人間。考えさせられます。こうした映画を作るプロデューサー、監督は、立派な仕事をしたと思います。 【野ばら】さん 9点(2002-11-11 12:40:32) (良:1票) |
4.とても深い戦争映画じゃないでしょうか。 1、原作者マークボウデンのインタビューより>「あの日、モガディシオで何が起きたのかを知り、実際の戦場がどんなものなのかを感じ取って欲しいと思います。そして、その上で”軍事介入”とゆう行為がもたらす結果を考えてほしいのです。それはアメリカにとって、または相手国にとって本当に必要で最良の方法なのか?・・・そしてどんな状況ならば、戦争もやむをえないと判断ができるのか?とゆう事を。この事件の2年前に起きた湾岸戦争で、アメリカ人は大きな勘違いをしました。人々は自国の強さとテクノロジーに酔いしれ、アメリカ兵が血を流すことなく戦いに勝てると錯覚しました。しかしそれが迷信である事をこの事件が証明したのです。戦争になれば必ず誰かが死に、誰かが傷つく。この現実を直視し、軍事介入がどんな事態を招いているかをしっかり考えて欲しいと思います。」 2、監督リドリースコットのインタビューより>「これは、観客に問いかける映画であって、答えを提供する作品ではない。」 「これまで歴史や史実を扱ったハリウッドの映画は、事実の上にいろいろと手を加え、必ずフィクション部分を入れて娯楽作品に仕上げてきた。我々はこの映画のベースとなった事実に対して余計な意見をはさまず、とにかく現実を忠実に再現しようと思った。だからソマリアでのアメリカ兵とソマリア人たちの経験を、ジャーナリスティックにリポートする事をこの映画の基本姿勢に決め、そこで起こった事実の、いわば”正確な再現写真”を作ろうと考えた。私にとっては、この映画を”どれだけ現実に近づける事が出来るか”が最も大切な事だった。」 【にこにこぷん】さん 9点(2002-10-23 18:57:27) |
3.ありがちな戦争青春映画になっておらず、ある意味淡々(映像的にはまったく淡々ではありませんが)と展開されていく映画です。あまり映画自体は明確な答えを主張していなかったように思えたので、映画をどう観るかによって評価は分かれるのではないかなぁと思います。ぼくは非常によい(よくできた)映画だと思います。 【革靴】さん 9点(2002-09-19 01:18:28) |
2.原作読まないとキャスティングはおろか、時間の経過や位置関係すらも把握できないが、その混乱もリアリティなのか?久々に2回目にいくことにした。 【大沢君】さん 9点(2002-04-30 17:01:44) |
1.これは劇場で見るべき。凄い、凄すぎる。ダダダダダダ!!!「RPG!!」ドカァァァァン!!バンバンバン!!チャリンチャリン・・・迫力ありすぎ。でも子供が銃持ってるシーンはいくら現実にあろうとも撮ってはいけないと思う。戦争ってのはホント醜い。 |