11.《ネタバレ》 賛否の映画。私は、賛にも否にもなれず、中途半端な点数です。。。人間模様は非常に面白かったが、化け物のグロテスクさが物足りない。そしてラストシーン。後味が悪すぎます。悪いだけに、余韻は強く、1日経った今でも、胸が悪いです。 【ドクターペッパー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-29 11:08:19) |
10.最後のオチはともかくとして、モンスターパニックとしてはそれほど目新しいものはなかったように思う。あえて言えば、他の作品に比べ、人間の内面をより深く描いているくらいかなあ。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-23 01:37:02) |
9.《ネタバレ》 形をかえた「クローバーフィールド」と言えるんじゃないでしょうか。 霧に潜む何かはそんな時間をかけずに姿を現します。しかしこの映画の 見所はスーパーに閉じ込められた集団の狂気!そしてそこから続くラスト! 6点つけましたが、もっと点を上げてもいいような下げてもいいような。 もう少し時間を削れるはずだから、この点数でいいでしょう。人の感想が これほど気になる映画は最近ではありませんでした。 【hiko】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-09-22 20:58:27) |
8.《ネタバレ》 宗教狂いの女のほうは、最初は1人ぼっちで孤立していたが、恐怖が人々を支配するようになると、徐々に勢力を伸ばし始めるという人間劇が展開され、そのなかで宗教に身をおく人間たちが、ことさら愚かにみえるのは仕方ないにしても、間違ってもこんな女には従わないとは断言できないところが奥深い。たとえば「神」を信じない者であっても、初詣で祈ることはあるだろう、それが「神」に対する祈りでなくとも、何かに祈っていることは間違いないわけで、つまり「神」という具体的な存在をいくら否定していても、見えない抽象的な存在に祈ったり、罰に怯えている。それが人間の本質である。ようするに意識して「神」を信じるか、それとも無宗教の日本人のように潜在化で信じるか、そのどちらかである。「わたしは無神論者です」と単純に主張する人間ほど、その本質を理解していない。人は弱いからこそ、見えない力を信じて生きている、そしてミスト(霧)はそんな人の深淵に潜むものを露にしていく。すべての人間は宗教観を持っているのだ。とても濃密な人間模様だと思う。問題のラストシーンでは主人公の行動を理解できない観客も多い。しかし主人公は、世界が滅んだ、と思ったからこそ、それを決断したのです。当初マーケットの周辺のみの霧だと思われていたが、ついに車で脱出してみると、実は全世界が霧で覆われており、すでに人類は絶望していた─。観ている私はそう解釈し、それが衝撃的ラストの意味だと思い込んだ。仮にそんなラストでも充分説得力はあったはずだ。しかしこの作品のテーマはあくまでも「人間の本質」を表現することなので、霧を晴らすことにし、人間の愚かさを炙り出した。世界滅亡という思い込みは、先の見えない霧が、そこまで人の想像力を飛躍させた結果なのだ。誰が主人公を責められようか?アーメン。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-22 18:10:22) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 宗教おばさんが半主役なのだとは思わなかった。恐怖につつまれる中で、あんなに喋り続けられたら、たしかに盲信してしまう人はいるかもしれない。が、それを話の中心にもってこられると辛いなあ。ああなる前に何とでも対処しようはあった気がするのだが。ニューヨークの弁護士は、あっさりいなくなってしまった。それにしても最後、なんでいきなり心中しちゃうのさ。「怪物に殺させないで」って、「その前に殺してね」という意味じゃないだろう。最後まで守ってくれって話じゃなかったのか。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-17 03:44:49) |
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6.《ネタバレ》 のっけからB級オーラとニオイがぷんぷんで、なんとも身震いするほどうれしい映画である。怪物の造型もOK。教(狂)祖と化したオバちゃんを「バン!」もOK。なんかスカッとしちゃったけど、きっとこの監督も昔からこの手の映画に出てくるこういう輩を何とかしたいと思っていたに違いない。ただ、それが行き過ぎて主人公たちまで「バン!バン!バン!バン!」。。。これはいけない。気前よく映画化はさせるくせに、すぐケチをつけるキング氏は、このラストを相当気に入ったそうだが、今回こそ違うだろう!!と思うのだが。せっかくいい感じで観てたのに、後味悪い点は大きなマイナスである。ただ、子供が親父に「奴らに僕を殺させないでね」という何とも違和感のある日本語訳は、このラストのためだったのかと、なんとなく納得しながらも、このDVDを購入するかはいまだに悩んでいる。もう一つ気に入らないのは、最後に勝ち誇った顔でトラックの荷台に乗っかって登場した母親・・・自分の子供のために人を巻き込もうとしたあなたは、ハッキリ言って自己中です。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-16 11:51:59) (良:1票) |
5.原作は、15年以上前にはじめて読んで以来、3度読んだ。よくできた映画だと思うが、あのラストはやり過ぎだ。あれがすべてをぶち壊してしまった。違うバージョンのラストも撮影済みだったりするのかな。DVDに特典にはいってたりするのかな、わくわく。 【センブリーヌ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-04 22:10:24) |
4.《ネタバレ》 クチ開けながら見入ってた人間が言うことではないと思うけど、ちょっとこれは、面白いとは言いたくないなあ。最後が残酷すぎると言うか、オリーが死んだあたりからオチは読めてましたけど、なんかいかにも背伸びしたがりな高校生が残酷とかグロとかアンチヒーローにハマちゃって、途中までご都合主義の連続なのに最後でちゃぶ台返しして全部台無しにしちゃって俺大満足!みたいな子供っぽさを感じて呆然と苦笑い。リアリズムって意味なら、新バットマンシリーズのがよっぽどリアル。ただし、意図的なカメラの手ブレ演出やクリチャーのデザインには感心。クモ怪物の糸のCGがダメすぎて興ざめしたけど、それ以外はグラフィックも充分及第点。密室系サスペンスの心理描写なんかも上手いし、時間分の元は充分取れたと断言できます。 【DeVante】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-07-31 00:01:09) |
3.《ネタバレ》 ちょっと想像と違った。しかし相当面白い映画だ。閉鎖空間での人間描写などはいろいろなものを風刺していて非常に興味深い。突っ込み所が多すぎるのが欠点だが、緊張感は最後まで続く。彼はヒーローではなく、彼女もヒロインではなかったということだ。そしてあの驚愕のラスト、いろんなことを考えながら観てたけど私の想像は超えていました。もーびっくり!それにしても、あの結末はあんまりじゃない?この映画ほど観た後に他人のレビューを読み直した映画は初めてです。 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-05-21 08:39:14) |
2.グーローいーーーー!!!こんなエグいパニックホラーだなんて、予告編では一言もゆうとりませんでしたやんw●●の断片の気色悪い動きに始まり、全身あんなことになった彼とか、倒れたアレから噴出すナニとか。もう人間が生理的に受け付けない不快映像が次々と。まあ、楽しめたからゆるすけど、心の準備ってもんがある。今度はちゃんとCMでもそれらしく宣伝してください(笑)結構グロが好きな身としてはWow!(『スゴっ!』)な映像が満載でした。いや、この映画の場合はやはりオーマイゴッド、もしくはジーザス!かな。 |
1.《ネタバレ》 結論から言うと悪くはない映画。じゃあ良いのかと問われればそれも違う気がする。 終始ハラハラドキドキしてスーパー内の人間関係の微妙な心理の動きを描き、単純な 化け物映画ではないところは評価したい。 しかし、ラストがしっくりこない。 ガソリンがなくなることは最初からわかっているはずなのに違う車に乗り換えようともしない。最後はもっと努力して欲しかった。 同じ子供を持つ親として最後の選択はたとえ絶望を感じたとしてもやってはいけない。 ラスト次第でこんなに評価が崩れる映画も珍しい。それだけ中盤は良作だったのだ。 後味が悪い映画はどんなに良くても嫌なのだ。6点が精一杯の点数。 【キャメル】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-05-13 13:47:13) (良:1票) |