24.《ネタバレ》 見た当時アカデミー賞間違いナシみたいな謳い文句だったので かなり期待して見に行ったのですがうーん・・・どうなんでしょう。 ナチスによるユダヤの迫害は見事に描かれているとは思うんですが 主人公に魅力がない。 ピアニストとして素晴らしい才能を持っているのは分かるけどさ。 肉親とか仲間とか沢山殺される中、自分だけがのうのうととは言わないまでも 生き延びていった。 生き延びて何がしたいっていう目的意識があまり感じられなかったし 色んな人に世話になるだけで自分は何もしない。救われるだけ。 そして逃げるだけ。戦おうとはしない。 そういったところに魅力を感じることは出来なかった。 ドイツ軍が撤退して戦争が終わった後に外に出るとき ドイツ軍将校から貰ったコートを出て外に出る神経も疑う。 監督自らがゲットーから脱出した経験を持っている だけにゲットーの中の様子とかユダヤ人の生活の様子とか 凄いリアルに描かれていただけに主人公の魅力のなさはもったいなかった。 |
23. 特に感動はしなかった。監督は一体何が撮りたかったのだろうか。 戦争の悲惨さ、不条理さというのはもうアホでもわかることだし、ナチスがユダヤ人に対してどんなひどいことをしたかというのも嫌というほど聞かされていることなのだから、過激な描写をあえてする必要は感じられない。 主人公がピアニストである必然性も感じられない。これは映画なのだし、原題でもピアニストと謳っているからにはそれなりの演出があってしかるべきなのだが、どうも弱い。もちろん戦争映画が全てドラマチックである必要はないし、ピアニストだからって戦争で特別な存在であるわけもなく、ただの一市民として逃げ惑うであろうことはわかるのだが。もっと印象的にピアノを使った方がよりらしくなったのではないのかな。 こういう映画は重いし、反戦というのは絶対正義になっちゃってるから、だから妙にかしこまって、見終わった後は何か戦争について考えて、いいことの一つでも言わなきゃいけない感じにさせられる。けどね、もっと普通に感動させてくれればそれでいいと思うんだよね。主観が入っちゃうと戦争映画は芸術ではなくなる。 【まこと】さん 6点(2003-12-13 02:14:06) (良:2票)(笑:1票) |
【愛人/ラモス】さん 6点(2003-12-03 11:34:06) |
21.この話は主人公のピアニストの実話なのかしらん。どうも、ユダヤ人虐殺とピアニストとの関係がストーリー上で絡み合わないのでなんかいまいちなんですよねー。でも最後、エンドロールが流れるなか、モーツアルト(だったかな)のコンチェルトが演奏されるのですが、映画館で誰も席をたたなかった。私はそっちのほうが感動した。 【ぴよっち】さん 6点(2003-11-24 23:01:25) |
20.ただ学校の授業で習ったことでしか知らない部分を、映画といえど、すごく実感させられてしまった。彼はほんとに運が良かったのだろう。しかし、前編にわたって彼と他のユダヤ人に対する虐待や殺人が描かれていて、ちょっとうんざりしたのもほんと。最後に彼を助けてくれたドイツ軍人が収容所で亡くなったというのは残念でならない。 【カズレー】さん 6点(2003-11-21 05:11:43) |
19.こういう話ってちょっと過大評価されすぎだと思う。 【のりまき】さん 6点(2003-11-04 13:44:23) |
18.壮絶な人生だが、悲惨な同胞の中ではラッキーが重なったわけだな。原作を読んでないからよくわからないが、シュピルマンは何を伝えたかったんだろう?いかに運がよかったかを伝えたかったのか?ユダヤ人のマヨネク、かくまってくれたレジスタンスに比べたらなんて貧弱な主人公なんだってのは伝わったが。 【たつのり】さん 6点(2003-10-23 22:21:17) |
17.う~ん。面白くなくはないのですが、なんだかなあ。宣伝がずるいよ! ドイツ将校との交流...って最後まで出てこねえじゃねえか!「Uー571」でコイツかっこいいなって思った俳優なのにもったいない。それに主人公も戦争だから仕方ないとはいえ、結局は自分のことしか考えてない。大勢の人に助けられて生き延びて、「じゃあ、お前は誰を助けた?」と言いたい。でもこれが現実なのかな。 【あおみじゅん】さん 6点(2003-10-17 13:54:41) |
16.シュピルマンを知っている人と知らない人で評価が分かれるのでは? 私は全く知らない人であり何の思い入れもないのでちょっとつまらなく感じた。ただ、当時の状況がよくわかる作品なので当時のユダヤ人の扱われかたを見たければ良い映画だと思う。 【じゃじゃまる】さん 6点(2003-10-13 16:45:13) |
15.《ネタバレ》 生前のシュピルマンがインタビューに答えていた。『そのハンサムなドイツ人将校は私に敬語を使い~中略~どうぞ弾いて下さい。人がきたら私が弾いていたことに~略』ってのをTVで見て、これは観たい!と思った。そのシーンはなかなか中々やってこない。「なんか弾いてみれ」やっときたー!(何を弾くのだろう?)この瞬間が一番集中しました。いざ弾き始めると、(久しぶりでミスらないかな?)と余計な心配をしてしまった。大好きなバラード第1番を選曲したシュピルマンに+4点。 【コジコジ】さん 6点(2003-10-10 10:13:07) |
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14.《ネタバレ》 戦争の怖さと生きていく事の大変さがわかりました。ドイツ兵のユダヤ人殺戮のシーンはかなり残酷で見るのが辛かったです。でも映画を見た後に「面白かったなぁ」とか「もう一度あそこの場面見てみよう」とかは思わなかったので^^; 【meg】さん 6点(2003-09-08 19:22:27) |
13.《ネタバレ》 …なんか納得いかないモゾモゾが残るのよねぇ(`へ´)。ピアニスト…「たかが」なのか「されど」なのか…私の印象としては「結局ピアニストでしかない」ってこと。苛酷な環境で生き抜いた、それはそれですざまじいとは思う。でも、彼はそれを自分の才覚で渡りきったわけじゃなくて、たくさんの人に助けられて支えられてきたわけでしょ? んで戦争が終わったら彼はピアニストの地位に戻って終わり? ムムム。もっとやるべきことがあるだろう!!助けられた人を今度は君が助けないと!!と(ひとごとだからだろうけど)思ってしまうワケです。いや~、妙にヘナヘナくんにみえるからかもしれないけど!! でもね…ちょっとね…両手放しでスバラシイ!!とは叫べない天邪鬼な私なのっ!! 【ちっちゃいこ】さん 6点(2003-07-15 01:12:54) |
12.音楽はよかった。私は戦争映画はやっぱり苦手・・・ 【non】さん 6点(2003-05-30 09:40:31) |
11.タイトルと映画ではイメージが違いました。それにしても実話は評価が難しいですね。なんともいえないです。反戦以外にテーマを見出せませんでした。ただ、一本びしっと通ってるわけではないですが、チョコチョコ伝わってくるものはあります。むしろ脇役のほうに意味を感じました。ドイツ人将校とシュピルマンの妹ですか?妹なんか特にいいですね。シュピルマン自体についての評価は本当に難しい。逃げて逃げて・・ある意味リアルではあります。彼は別に地下組織のメンバーでもなく、誰かを助けるわけでもなく、ただひたすら逃げますね。しかも、進んでいくごとにだめ人間になっていませんか?本当に小さな子供のようでした。ラストでは完全に子供です。生きる喜びを感じているようには見えない。そういうラストだと思いますね。戦争終わってよかったなあぐらいですね。臆病で無邪気な子供です。彼自身は映画化に対してどう思っていたんでしょうか?おそらくこれは主人公と脇役が入れ替わった映画です(笑)。その他大勢の一人にスポットライトをあててしまいました。 【幸楽】さん 6点(2003-05-20 22:18:14) |
10.私は男優目当てで映画館まではるばる観に行ったので話については正直期待してなかったのですが、頬はこけヒゲボーボーのシュピルマンでは目の保養になりませんでした。…それはともかく、虐殺シーンでは、隣の席に座っていたどこぞのおばあさま(きっと戦争経験者だと思われ)が激しく嗚咽してらして非常に怖かった。びっくりだよ。退場しようよ。 【八百長】さん 6点(2003-05-11 23:26:15) |
9.結構感動しました。でも、ピアノのシーンがいっぱいでてくると思っていたら戦争がメインだったのでちょっとがっかり・・・。同じユダヤ人虐殺だったら、「ライフ・イズ・ビューティフル」のほうが好きです。 【ジョナサン★】さん 6点(2003-05-11 11:57:55) |
8.映画的には、なんかダラダラしてて長いなーと、思ったけど、ホロコーストには、前から興味があったので、こういう話もあったのね、と、見入ってしまいました。でも、無差別に人を殺すのを見ながら、戦争って何かね?ブッシュって、バカかね?って考えてムカムカしてしまいました。 【チリリン】さん 6点(2003-04-09 15:46:00) |
7.戦争の悲惨さ、おろかさ、醜さと、音楽の豊かさ、美しさなどの対比がうまくて気に入った。 【しゅん】さん 6点(2003-03-29 21:10:27) |
6.重い映画でした。一日中考えてしまいました。今大きな戦争がおきている最中だけに、戦争って酷い結果しか生まないなと思います。 戦争を企てようとする者がまた憎らしく感じた作品でした。 最後のピアノは感動でした。 【スマーフ】さん 6点(2003-03-24 15:02:28) |
5.戦争の悲惨さ、とりわけナチスのユダヤ人虐殺をテーマにした映画は、過去にも数多く作られてきた。本作もその中の一本で、評価もかなり高い。監督はR・ポランスキーで、今まで大半が小品ばかり撮ってきた人だけに、そういう意味においても初の超大作だと言える。入魂の一作と言おうか、彼としてはかなり思い入れがあるようだが、果たしてどれだけの人々の心に響いたのだろうか。実在のピアニストであるシュピルマンの回想録を元に映画化されたものだが、本作に限らず、どうもこの“実話に観客は弱い”のが気になる。要は、この主人公にいかに感情移入できるか否かで、評価も変わってくるように思う。個人的には、ピアニストという職業というだけで何故、彼が戦場を渡り歩き生き延びられたのかという部分に、どうしても引っ掛かってしまう。彼は単に運が良かっただけと言う以上に、高名なピアニストだったから助かったような描き方では、他の人が浮かばれまい。そんなにピアニストが偉いのか。終盤のドイツ高官との本来感動的である筈のエピソードも、これではご都合主義ととられても仕方があるまい。目を覆いたくなるような殺戮シーンに比べ、このシュピルマンに対してだけ、やたら描写が甘いのは何故か?そして彼の家族はその後いったい何処でどうなったのか?時間の経過(年数の経ち方)の解り難さも含めて、実話だからと言って、その辺りにもっと説得力ある描写がないから、単なるピアノ好き、音楽映画好きの為だけの作品と言われても仕方がない。 【ドラえもん】さん 6点(2003-03-21 21:43:38) (良:1票) |