13.記念すべき映画館自身初3D鑑賞作品。前作、前々作ともに好きで、どうしても期待しすぎてしまった感はあるが、その過剰な期待に見事に応えてくれた。今までの背景を大切にしつつ、とてもメッセージ性にも富んでいる、良質なドラマである。涙腺に訴えかけるのは、みんなが知っているお馴染みのキャラクターのイメージはそのままに、邪魔にならないエッセンスだけを上手く取り入れているからだろう。良作。 【Andrej】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-10-18 02:24:33) |
12.《ネタバレ》 「トイ」シリーズはピクサー作品の中でもキャラクターのスター性がズバ抜けています。(特に2人のフロントマン) 同時に友だちみたいに思えるほど親しみやすいのが魅力。 新監督アンクリッチ自身の体験が生かされ、「リトル・ミス・サンシャイン」の気鋭アーントの脚本は緻密、エンターテイメントとしても上々、画もスゴイ、そしてまたちゃんと「トイ・ストーリー」。 今回はアンディの一番の古なじみであるウッディが持ち主との絆の大切さを説くリーダー(マジメ!)に専念する分、ムードメーカーに徹したセニョール・バズの華麗なパフォーマンスにはケラケラ♪(最高!) おなじみキャラ・新キャラが活躍する一方で旧キャラの封印もあり(ボー・ピープは「2」でも影薄かったけど、「3」の女性キャラはよりアクティブなジェシー、バービー、Mrsポテトヘッドが適当と判断されて?)いい作品にするためにはキビしさも必要ってことで~。 大スキな黄緑エイリアンは因縁あるアレを使っていいトコ見せてくれ、俗物ケンはワードローブ命、悪役ロッツォへのおしおきもカワイイなぁ。 ボニーが女の子なのは男の子だとすぐワカッちゃうからですよね。(その分充足感が若干減ってもやむをえないというところでしょうか) 本当はウッディたちは「永遠の時間をとじこめる」映画の中ではずっとアンディの部屋の住人でいてほしい気もするんですが、あえてそれを踏み越え、最後は涙が一筋。 これがホントに最後?でサビシくもあるけど、もう一度みんなに会えてよかった! (3Dですが、2Dでも同じ点) 【レイン】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-10-10 00:00:08) |
11.この映画の魅力は、皆さんに語りつくされているような気がするので、あんまり書くことがないです。この映画は最初から最後まで楽しめる良作なんだけど、映画館3Dで見る必要はなかったような気がするのでちょいと減点した。少しでも客単価を上げたいのはわかるけど、猫も杓子も3Dってもちょいと嫌ですわ。なんか、逆に映画館に行く回数が減りそうになりそうだし。しかし、ホラー映画みたいな怖いシーンもあれば最後はきっちり泣かせてくれるところなんかは、さすがピクサーだ。俺の頭の中じゃ日本アニメは、完全にピクサーに抜かれているな。 【パオ吉】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-10-04 01:52:11) |
10.序盤の列車アクション、2度のゴミ回収、飛翔による脱出、夜間の「脱獄」のシークエンス、そして溶鉱炉へ向かうコンベアーラインの活劇。いずれも縦の構図による遠近法に立体効果を活かした極上のサスペンス演出。同時に、水平軸から垂直軸へのアクションを複合させることで共通しており、空間表現としても大変充実している。(第一作でみせた、カーアクションから一転、ロケット上昇という見事な軸転換から全くぶれていない。) それら空間造形術といい、暗いナイトシーンが支配する「サニーサイド」保育園の構造的隠喩といい、ポール・グリモーから宮崎駿経由の継承が窺える。(冒頭の同時上映『デイ&ナイト』の主題とも通じ合う) 絶妙にデフォルメされた全身表現によって付与される人形たちの喜怒哀楽の感情と生命感。内気な少女の細やかな仕草・表情変化の豊かさ。脱出シーンの切れ味の良いパンショットやダンスシーンの見事なカッティング。溶鉱炉の赤から、夜明けの美しい光への推移。全編見所に溢れている。 そして、文字に拠らずに行為の画面で語ったラストは大したもの。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-09-25 23:15:07) |
9.《ネタバレ》 単純に楽しめました。前作、前々作を見ている人は、その段階を経ている分、感慨が深い方もいらっしゃるでしょう。そうでない人も、単純にこの映画だけ観ても十分に楽しめる作りになっているという所で楽しめたはずです。この映画の大きなテーマは多分「別れ」なんだよね。子供が大人になる段階で、それまで大事だったものをどのように手放していくか、最良であったもの、そうでなかったもの、それぞれ違いはあるにしても、必ず経験していく中で、観ている人にどのような選択をして欲しいかを明確に提示している点は評価するべきだろうね。大人から観ればそうしたことを思い出させる事になるから、ラストで泣けるのだろうと思う。映画ではおもちゃとその持ち主の関係で見せているけど、こうした関係は普遍性があって、どんなシチュエーションにも置き換えられるから、素直に観ていただければ、どなたにも共感できる作りにしてあるというのは本当に賞賛しても良いと思います。ピクサー(というよりはジョン・ラセター)はこうした精神をジブリから多く学び取っているみたいだけど、昨今のジブリ作品を観ると、ちょっとピクサーが手本にしたものからズレが生じてきているとしか思えないです。今度はジブリが、ピクサーを見習っていく必要があるかもしれませんね。 【奥州亭三景】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-09-08 12:19:58) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 映画館では字幕版はありませんでした。3Dと迷ったけれどもまあ,これは通常版でいいかと思い,観ました。1,2も観ましたが,映画館で観たのはこの3だけ。映画館で観る価値があるのかと,問われれば,音響のよさかなあ。DVDを待ってもいいかなとも思う。子どもが観ても楽しめるのですが,是非,大人(20代)にも観て欲しいなと思いました。カップルで観れば,結構話が盛り上がるのではないかなと思います。ちなみに,最後ウッディは付箋に何て書いたんでしょうね。 【蝉丸】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-08-29 21:53:46) (良:1票) |
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7.トイストーリー1が公開された頃は自分は小学校低学年生で、家にあったビデオを繰り返し繰り返し見ていました。そんな自分ももはや社会人、アンディと同じく成長し、この映画を見るのは非常に感慨深かったです。自分が幼かった頃、お気に入りのぬいぐるみと一緒に寝ていたことを思い出して、そういえばあの人形はいつの間にか無くなってしまったな・・とか、今でも持っているお気に入りだったぬいぐるみも埃まみれだな。。とか、自分に置き換えて見てしまいました。小さい頃からの友達のような登場人物たちに感情移入して、すごく切なくなりました。いつか将来、もし自分に子供が生まれたら、シリーズを通して見せてあげたい、と思う作品です。 【Fay】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-08-15 19:30:11) (良:2票) |
6.とても良く練られたいい話でした.私は「いい話」を体験できれば,実写映画,アニメ,テレビドラマ,マンガ,小説,どれも全く区別せずに味わえる方なのですが,あえてアニメに拘るとすると,カリオストロやラピュタといった初期の名作を除き,ジブリは完敗でしょう.でも日本にはベクトルの違うすばらしい作品がまだまだたくさんあり,他の追随を許さないという点では,全くあわてる必要はなく,この作品だけでその牙城が揺らぐことはあり得ませんのでどうかご安心下さい.(まわりくど~く誉めてるつもり・・・) 【マー君】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-08-03 22:36:37) |
5.3D吹き替え版で鑑賞。これまでパート1のみ遙か昔に鑑賞。そんな人でもバッチリ楽しめる作品に仕上がっている。何という内容ではないのだが、子供から大人までハッピーな気持ちにしてくれる万人向けの良作。 【Keicy】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-08-02 19:31:01) |
4.二度ほど館内に響く大声で笑ってしまいました(恥ずかしい)。妻は母親の心情で泣き、10歳の息子も全編楽しんでいました。成長段階に合わせておもちゃは変わるものだし、いらなくなったおもちゃをフリーマーケットなどで処分することもある我が家では、今回の話の成り行きには途中からちょっと不安でした。けれど、ちゃんと必要とされる所で大切に受け継がれてゆくラストにホッとしました。小さな子供だった頃のアンディの顔が1~2作目とすると違っていて、なぜ変える必要があったのか疑問。お母さんは1から毎回別人みたいに変わるし。気になったのはそれくらいかな。その分、ウッディが単身で遭遇する女の子のキャラがとても可愛いです。2から登場した元気な子犬が、だらけて太った中年犬になってるのも微笑ましかったです。いつもウッディに色っぽく絡んでいたステッキとドレスの陶器人形は手放されたのか割れたのか今回は降板。バービー人形のボーイフレンドとなるケンの歩き方が笑えるし、彼のギャグには子供には分からない大人向けのギャグもあって、ちょっとした驚きでした。パニック映画なみのクライマックスもなかなかでしたし、エンディングに流れるスペインバージョンのテーマソングもウケました。はやくDVDで再見したいです。3Dで見ましたが、とくに3Dの必要ないかも。 【だみお】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-07-20 13:21:30) |
3.《ネタバレ》 すばらしい!まず、オモチャ好きの女の子ね!初登場のときからもう、しぐさが動きがいちいち、かわーーいいのなんの!(重要な役割だったのね!のちに判明)あとね、おさると電話とグリーンの袋の3この豆のやつね!よかったね!ほかにもかわいいおもちゃいっぱいありました。ベイビーちゃんはちょっとブラック入ってるね。そうですねえ、こどもたちがおもちゃで無心に、自分の世界に入り込んでる風景(もうクレイジーそのものでね!)ってホンマ!イイモンだなあ。(考えてみりゃ、コーフンして遊んでるこどもの前では、おもちゃたちは実際に動いてるのも同様なんだな。)ラストで、主人公が自分の大事なオモチャのひとつひとつを女の子に紹介するシーンではもう、、、、、3Dめがねをはずしました。人前の、けっして動かない人形たちは、みんな笑顔なんだもんなあ。(泣かせるぜ!エーーーーン!まったくいいトシこいて!) 【男ザンパノ】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-07-16 00:56:09) |
2.《ネタバレ》 前2作が好きなので、当然おもしろかったです。疑ったり喧嘩したりしながらも力を合わせてアンディの元に帰っていくという大筋はかわらないのですが、本作ならではの小ネタもいっぱいで、最後まで楽しく見られました。普通は吹き替えはまず見ないのだけれど、これは吹き替えの声もすごくよく合ってて好きです。 【カエル本舗】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-07-14 23:32:11) |
1.《ネタバレ》 前二作が大好きなのでウキウキしながら3D版を鑑賞しました。 お決まりネタや、前二作を観てる人が分かるようなネタが含まれているので、そういったとこで笑わせてもらいました。 ただ、肝心の保育園脱出シーン以降の場面ではマンネリ感が否めず、いくらスペインバズなどが面白くても、若干の物足りなさを感じました。 ラストシーンは素晴しいものだったので、そこが観れただけでも良かったと思います。 あれは、子供の時分だと多分完璧には分からないだろうな。 それにおもちゃを捨てる時に何かを感じた人にはグッと来たはず。 最大の後悔としては、3D版を観なければ良かったということ。 画面が暗いと、どんな映画でもせっかくの色調が台無しになる。 蛇足だが、映画が始まる前の短編アニメが面白かった。 【タックスマン4】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-07-14 02:26:22) (良:1票) |