フルメタル・ジャケットのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

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フルメタル・ジャケット

[フルメタルジャケット]
Full Metal Jacket
1987年上映時間:116分
平均点:7.51 / 10(Review 334人) (点数分布表示)
公開開始日(1988-03-19)
アクションドラマサスペンス戦争もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-02-05)【イニシャルK】さん
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監督スタンリー・キューブリック
助監督テリー・ニーダム(第1助監督)
演出原田眞人(日本語吹き替え版)
キャストマシュー・モディーン(男優)ジョーカー
アダム・ボールドウィン(男優)アニマル・マザー
ヴィンセント・フィリップ・ドノフリオ(男優)パイル
R・リー・アーメイ(男優)ハートマン軍曹
ドリアン・ヘアウッド(男優)エイトボール
アーリス・ハワード(男優)カウボーイ
エド・オロス(男優)タッチダウン
ジョン・テリー〔男優・1944年生〕(男優)ロックハート
ヴィヴィアン・キューブリック(女優)集団墓所のニュースカメラオペレーター(ノンクレジット)
ジョン・ウォード[撮影](男優)TVカメラオペレーター(ノンクレジット)
スタンリー・キューブリックマーフィー(ノンクレジット)
利重剛ジョーカー(日本語吹き替え版)
菅田俊アニマル・マザー(日本語吹き替え版)
村田雄浩パイル(日本語吹き替え版)
斎藤晴彦ハートマン軍曹(日本語吹き替え版)
岸谷五朗エイトボール(日本語吹き替え版)
塩屋俊カウボーイ(日本語吹き替え版)
菅生隆之タッチダウン(日本語吹き替え版)
矢島健一(日本語吹き替え版)
渡辺哲(日本語吹き替え版)
宮本充(日本語吹き替え版)
原作グスタフ・ハスフォード「ショート・タイマーズ」
脚本スタンリー・キューブリック
グスタフ・ハスフォード
音楽アビゲイル・ミード
挿入曲ナンシー・シナトラ"These Boots Are Made For Walkin'"
ザ・ローリング・ストーンズ"Paint It, Black"
撮影ダグラス・ミルサム
ジョン・ウォード[撮影](ステディカム ・オペレーター)
製作スタンリー・キューブリック
ワーナー・ブラザース
製作総指揮ヤン・ハーラン
配給ワーナー・ブラザース
美術アントン・ファースト(プロダクション・デザイン)
キース・ペイン
録音アンディ・ネルソン[録音]
字幕翻訳原田眞人
日本語翻訳原田眞人
その他R・リー・アーメイ(技術アドバイザー)
あらすじ
ベトナム戦争中の海兵隊新兵訓練所。主人公ジョーカーたちは鬼教官のシゴキを受けるが「でぶ」とあだ名された新兵は皆のお荷物。彼はある出来事を境に優秀な新兵に生まれ変わるが、卒業直後に衝撃的な事件を起こす。一転してベトナム。ジョーカーは報道兵として後方で退屈な日々を過ごしていたがテト攻勢後に最前線に配属される。そして廃墟を偵察中に姿なき狙撃手に襲われる。次々と戦友が倒された末にジョーカーは狙撃手の背後に回り込むことに成功するが…。
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59.あのデブちゃんに観ていてムカついた。あの場に居たらわたしも一緒に寝込みを襲ったかも・・・。ゴメン。
チャコさん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-07 14:50:47)
58.前半の訓練シーンで、「これは10点か!?」と思ったけど、後半はやや失速気味でした。とはいえ、これも『プライベート・ライアン』や『ブラック・ホーク・ダウン』でさんざん「戦場リアリティ映画」を先に見てしまったからかもしれない。もし、公開当時にリアルタイムで見られたら(見られる年齢だっただけに残念)、もうちょっと印象も違ってたかな。ジョーカーの「born to kill」と書かれたヘルメットとピースマークのバッジは、「戦争」と「平和」の対比でもあり、同時に、これが実は、戦場では容易に両立してしまうのだということの象徴でもあったように思う。映像技術的には限界があったかもしれないが、批判的な精神に訴える「芯」を感じることができる貴重な作品。
ころりさんさん 8点(2004-12-20 01:45:35)
57.前半の海兵隊で新兵にのべつ幕なしに浴びせかけられる罵詈雑言は不快でたまらなかった。自分の子供がこんな目にあっていると知ったら親はどんなに怒り悲しむことだろうか。しかしこんなにしてまで理性や人格を破壊しなければ、戦場で人を殺せるよう
な人間にはなれない。情感豊かな人間本来の姿では兵士には向かず、ロボットのように忠実で無機質なものにならなければ戦場では役に立たないし生き残れない。こんなことをされたら人と争うのが嫌いな心優しい人ほど耐えられずに壊れてしまうだろう。普通の人間を兵士に改造するというのはかくも残酷で恐ろしいものだというのがよく分かる。狂って自殺してしまう兵士の表情が変わっていくのが真に迫って恐ろしくも見事だった。後半はそうして戦場に出た兵士たちの戦闘が描かれ、女性兵を殺してしまうところなどにその成果を見てこれも印象的だが、何といっても圧倒的に前半部分の印象が強烈だった。
キリコさん 8点(2004-11-06 18:29:52)
56.何と言ってもハートマンでしょう、完全に彼の独壇場です。そもそも他キャラを覚えようにも名前をほとんど呼ばないし、英会話で使えそうな単語ばかりです。さすが鬼才、すごく散漫でダラダラした部分が多いのにこれといって否定すベき点も見当たらない、それがまた戦争の無益さを醸し出しているのでしょうか。


HLB傭兵さん [DVD(字幕)] 8点(2004-10-27 11:36:53)
55.中坊の時分に見て以来、15年振りに見ました。当時はこの映画の良さが全くわからず、3作品の中でビリっけつでした。教官のマシンガンのような卑猥なセリフが衝撃的で印象に残っていただけだでした。当然、内容も全く覚えていませんでした。
 あまりにも前半と後半が違いすぎて、そこに戦争映画としてのテーマを見い出すのは、ちょっと難しいのですが、戦争の狂気は当然ながら、人の強弱が残酷にそして、しかもいいテンポで描かれていたと思います。
 そして、私が戦争映画を見る上でどうしても見てしまうのが火器です。訓練シーンの前半では、M14がタンマリとでてきます。後半はM16になってしまうのですが、微笑みデブが狂ってM14を「シャーリーン」と呼び話しかけているシーンに燃えずにはいられませんでした(笑)
 また、スナイパーのベトコン少女が持っていたのが、アサルトライフルのAK47だったところも燃える要素が大ありです。なんでスナイパーがフルオートで撃ってくるのかと思ったら、そういうことでしたか。
 さて、話は脱線しまくりましたが、ドンパチが少ないのに面白いベトナム戦争映画として、私のコレクションに追加されました。
february8さん 8点(2004-10-18 18:34:13)
54.《ネタバレ》 強烈な戦争映画でした。後半の少女の振り向いた時の顔が強烈に焼き付きました。
onthefridayさん 8点(2004-10-06 15:18:12)(良:1票)
53.キューブリックは戦争映画を今までも作ってきたが、このベトナム戦争映画は、「突撃」ほどの反戦ぽさは感じない。むしろ1部の海軍の訓練のリアリズムと、2部の戦地での様子での1場面を淡々と描いたように感じる。悲壮感よりかは変に明るく陽気に見せている事が逆に痛々しさを感じていて辛い。前半のビンセント・ドノフリオ(微笑みデブ)の熱演は評価したい。彼もその後に色々な映画で活躍する事になってよかった。個性を殺すキューブリック映画において、1部の人間だけだが個性がこれだけ目立つのも珍しいと思う。「ディア・ハンター」「地獄の黙示録」「プラトーン」など色々な名監督がこの戦争モノを撮ったが、キューブリックが撮ったらこうなったというだけで、他の作品と比べる必要はないと思う。名作。
まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(字幕)] 8点(2004-09-23 01:40:29)
52.戦争の本質をキューブリック的視点で描いた力作、といった印象です。確かにハリウッドライクな起承転結やカタルシスは乏しいですが、戦争とは本来筋書きのあるショーではないはず。その点、この作品は“え、突然!?”みたいなところに逆にリアリティがあります。皆さん同様、リー・アーメイはオスカー助演男優賞ものの演技だと思います。
金子淳さん 8点(2004-07-11 17:09:56)
51.ベトナム戦争を扱った映画ではおそらく一番だと思います。さすがキューブリック、狂気の描き方が非常に上手いです。前半の訓練シーンを手を抜かなかったことも後半の戦場シーンをより一層リアルに見せています。またドキュメンタリーっぽく見えるところも戦争を目で体験しているようで良かったです。プラトーンや地獄の黙示録とは一戦を画した新しい印象を受ける戦争映画です。
ジェダイの騎士さん 8点(2004-06-11 00:40:12)
50.戦争映画という視点より戦争によってどう人が変わっていくのかという映画。前半部分の訓練シーンと後半部分の実際の戦場でのギャップに驚くかもしれないけど、そのギャップをも利用して人が変わってるということを表してるんではないかと。軍曹殿に8点、
マグっちさん 8点(2004-06-06 05:09:03)
49.前半の終わりでのレナードのライフルを構え、ハートマン軍曹を打つシーンはすごい緊張感だった。そして、後半の戦場シーンもとても見応えがあり、最後のスナイパーとの戦いも前半たはまた違う緊張感があった。多くの場面が印象に深く残った。
ボビーさん 8点(2004-05-25 20:57:15)
48.鑑賞後、部屋を見渡すとミッキーマウスがそこら中に・・・ まさか自分の部屋で笑うとは・・・
ヴァッハさん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-05-24 19:09:21)
47.訓練シーンが非常に面白い。おデブと教官のやり取りが非常に面白い。おデブがいじめをきっかけに狂気のおデブに変化していく様子がコミカルに描かれてて笑えました。後半は前半ほどは面白くはありませんが、言葉の節々にキューブリック作品らしいいかれっぷりがちりばめられているのでそれなりに楽しめます。前半9点後半7点で計8点ぐらいかな。
りょうさん 8点(2004-05-16 09:57:59)
46.戦争の真実が判る。ビン・ラディンもアメリカに作られた殺人マシーンだという事ですな。
ボバンさん 8点(2004-03-07 01:54:37)
45.ベトナム戦争を扱った映画で、戦地に赴く前の様子から描いた作品はこれくらいだろう。う~ん・・・こんななのか・・・って感じ。教官がターミネーターとかぶった。
仮面の男さん 8点(2004-02-25 00:05:19)
44.前半はもう他の方が語り尽くしているから特に言うことはありません。ただ、私は「Born to Kill(殺すために産まれてきた)」&ピースシンボルバッジに絶頂を感じました。こんなアイディアはそうそうお目にかかれるものではありません。最高です。
β-spetsnazさん 8点(2004-02-19 01:52:02)
43.ベトナム戦争なんてありきたりなテーマをなぜキューブリックがわざわざ映画化したのか? → 【答え】これはベトナム戦争をテーマにした映画ではないし、そもそも戦争映画ですらないのかも知れない。「人間の本質とは快楽を求める悪ではないのか?」というキューブリック終生のテーマが、たまたまベトナム戦争をネタにして展開されただけと言える。理性が、すなわち人間の精神がいかにもろく、簡単に壊れてしまうものかを描く前半の海兵隊の新兵訓練は、「時計仕掛け」のアレックスの洗脳に通じるテーマ。そして後半のあまりにも美しい戦場の炎は、誰も見たことがない映像を作りあげる映像作家キューブリックの真骨頂。見る者の心理を「道徳的・理性的嫌悪感」と「感覚的・肉体的悦楽」に引き裂くのがキューブリック映画の魅力だと再確認する代表作。ただし「2001年」や「時計仕掛け」と較べてしまうと、何か“マジック”が足りない気もする。そのぶん分かりやすく、人気も高いわけだが。
眠い悪魔さん 8点(2004-02-14 20:47:50)
42.《ネタバレ》 この映画はベトナム戦争という歴史的事実に対しての言及というより、「卒業したてのどこにでもいるような学生が訓練・実戦をとおして殺戮マシーンへと変貌するさまから、戦争が人間から人間性を奪ってしまう恐ろしさ」を描き、戦争への痛烈な皮肉を表現した作品だと思います。レナードが自らに放った「Full Metal Jacket(完全被甲弾)」は人間性の死滅の象徴だと思います。
キューブリック作品としては、一番分かり易い作品で、普遍的なテーマを描いた傑作だと思います。
fujicccooさん [DVD(字幕)] 8点(2004-02-11 22:49:48)
41.キューブリックらしい戦争映画。特に訓練の場面と夕陽の中の戦闘シーンが印象的。
カイザー・ソゼさん 8点(2004-01-28 20:25:22)
40.ジョーカーの胸につけられた平和のバッジと、ヘルメットに書かれた生涯必殺がとても印象的だった。まさに戦争の矛盾、人間の矛盾そのもののように感じた、平和を祈ると同時に人は人を平気で殺す。ジョーカーもそんな矛盾を感じるからこそバッジとヘルメットをかぶっていたんだと思う。しかし、そういうジョーカーでさえ、戦争では、人を殺してしまう状況になるし、人を殺してしまう。
メタファーさん 8点(2004-01-12 12:16:22)
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【点数情報】

Review人数 334人
平均点数 7.51点
010.30%
100.00%
200.00%
361.80%
461.80%
5195.69%
64714.07%
77321.86%
89929.64%
94312.87%
104011.98%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.42点 Review21人
2 ストーリー評価 7.16点 Review36人
3 鑑賞後の後味 6.84点 Review33人
4 音楽評価 7.81点 Review37人
5 感泣評価 4.00点 Review16人
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【アカデミー賞 情報】

1987年 60回
脚色賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 
脚色賞グスタフ・ハスフォード候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1987年 45回
助演男優賞R・リー・アーメイ候補(ノミネート) 

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