ノルウェイの森のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

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ノルウェイの森

[ノルウェイノモリ]
Norwegian Wood
2010年上映時間:133分
平均点:4.86 / 10(Review 56人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-12-11)
ドラマ青春ものロマンス小説の映画化
新規登録(2009-11-13)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2018-09-24)【イニシャルK】さん
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監督トラン・アン・ユン
助監督片島章三
キャスト松山ケンイチ(男優)ワタナベ
菊地凛子(女優)直子
水原希子(女優)
高良健吾(男優)キズキ
玉山鉄二(男優)永沢
霧島れいか(女優)レイコ
初音映莉子(女優)ハツミ
柄本時生(男優)突撃隊
糸井重里(男優)大学教授
細野晴臣(男優)レコード店店長
高橋幸宏(男優)阿美寮門番
田村健太郎(男優)
原作村上春樹「ノルウェイの森」(講談社刊)
脚本トラン・アン・ユン
音楽ジョニー・グリーンウッド
作詞ジョン・レノン「ノルウェーの森」
ポール・マッカートニー「ノルウェーの森」
作曲ジョン・レノン「ノルウェーの森」
ポール・マッカートニー「ノルウェーの森」
主題歌ザ・ビートルズ「ノルウェーの森」
撮影リー・ピンビン(クレジット:マーク・リー・ピンビン)
製作石原隆〔製作〕(製作事業統括)
アスミック・エース(「ノルウェイの森」パートナーズ)
フジテレビ(「ノルウェイの森」パートナーズ)
講談社(「ノルウェイの森」パートナーズ)
WOWOW(「ノルウェイの森」パートナーズ)
電通(「ノルウェイの森」パートナーズ)
企画アスミック・エース
フジテレビ
プロデューサー亀山千広(エグゼクティブ・プロデューサー)
小川真司〔プロデューサー〕
配給東宝
美術安宅紀史
照明中村裕樹
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【クチコミ・感想】

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16.主人公視点による一人称で語られるべきドラマと、第三者的にあらすじを追う叙事的な形式。 二つのバージョンを想定しながらの進行だったのだろうが、どちらつかずの編集という印象を受ける。 序盤での高良健吾の思わせぶりな自殺描写などが結果的に無駄な場面にしか見えないということは、後者の選択は失敗だろう。(自動車の後部座席にもたれかかること=死の暗示として、初音映莉子のタクシーのシーンと通じ合うのみ。)  ガラス窓を伝う雨垂れの透明感、湿度感。草木の靡きによってうねりを見せる、様々な階調のグリーン。朝靄の濃い木立に落ちる光線、冬枯れの中の粉雪など等。抽象化された揺らめくイメージの断片はそれぞれ豊かである一方、時代・場所・風俗的な固有記号の数々はほぼ無意味といえるほど空疎であり、異界との分節作用もノスタルジーの喚起力も弱い。(体験の問題ではなく。)  景観の強度に対して端から性愛の官能性も生命感も希薄なのでは、喪失感もありようがなく、ただ漫然と耽美性に浸るのみ。 
ユーカラさん [映画館(邦画)] 5点(2011-01-22 18:11:50)
15.原作のストーリーにあちこち穴があるように、映画の中にも穴は補修されずにたくさん残っている。けれど、ここは菊地凛子と松山ケンイチの芝居を、カメラワークと映像の色にものすごくがんばった監督を、素直に賞賛すべきだろうなあ、というのが第一印象。役者たちはことさらにうまいわけではないのに、うそを感じさせない裏づけのある芝居で、ぼくはストレートに胸を打たれましたよ。ただ、原作のもったいぶった、妙にペダンチックなセリフがやっぱり鼻につく。それで時々鼻白むこともありました。テレビでやってたらもう一回見ちゃうかな。その程度に気に入った一本です。
ケルタさん [映画館(邦画)] 6点(2011-01-18 16:09:44)
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14.《ネタバレ》 原作が好きな私にとっては、「映画にしたらこんなもんかなぁ」というのが正直な感想です。やっぱり2、3時間の映画の尺の中に入れ込もうとしたら、そりゃあカットされるシーンもありますよね。 私としては、突撃隊がもう少しからんでほしかったですね。これじゃあちょっと変わったただのルームメイトっていうだけで(実際にそれ以上でも以下でもないですが)ラジオ体操のとことか、地図の話しをするとどもっちゃったりとか、もうワンシーンくらい欲しかったですね。あとはレイコさんがギター演奏でするお葬式のシーンかなぁ・・・。
cazoooooさん [映画館(邦画)] 5点(2011-01-15 23:44:23)
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13.《ネタバレ》 原作は鑑賞の前日に読み終えた。  他レビュアー諸氏が既に書かれている通り、本作は原作既読の人々を対象とした「脳内補完映像」だと私も思う。  何も予備知識を持たずに鑑賞した場合、人によっては『俺の空:草食男子編」とでも受け止められかねないのでは無いか?と余計なお世話だが心配になった。  直子を演じた菊池凛子は少しイメージと違ったが、原作の持つ形容し難い空気を見事に映像化した監督を初めとする製作陣の手腕に拍手を贈りたい。
たくわんさん [映画館(邦画)] 6点(2011-01-10 13:25:17)
12.《ネタバレ》 所謂"原作モノ"映画に対して個人的な意見を言うと、原作に忠実でないといけないということはないと思います。小説だと文字で表現しますから、このノルウェイの森で言えば声に出して言っちゃうと若干キモチワルイ、文字だから許されるセリフもあるでしょう。そういうところはセリフを削る、その延長線で主要な登場人物が脇役になること、またその逆もしかり、全然あっていいと思います。これはセリフだけに限らず映像にした時にカッコよくない、そもそもあまり必要のないシーンというのもあると思います(実際にミドリの過去の苦労話を極力削ったりレイコさんや突撃隊のエピソードが少なめだったですが、ひとつの映画として観た時は気にはならなかったです。)。だから原作と違うからと低い点数をつけることはしません。原作の持つポテンシャルをいかせていれば原作モノ映画は成功と言っていいと思います。そしてこの映画は大成功とまではいかないですが、なかなか良くまとまっていると思います。また撮影に関しても淡い色調、日光や照明を上手く使った演出は作品の雰囲気にあっていてよく(といっても直子の自殺した姿がうつるシーンは木の模様が黒くつぶれるほど色調暗くしていたところもシーンとあっていて良かったです。)、ひとつひとつのシーンにこだわりを感じました。マイナス要素としては、原作にある最後の方のレイコさんとワタナベが二人でする直子の葬式のシーンを削るのは少し流れ上必要なのではと感ること、あとラストのミドリとワタナベとの会話が少々力不足な点(ワタナベがミドリを愛しているという描写が少なかったから)、最後にやはり菊池凛子では20歳に見えない、特に喘いでるシーンは無理があった(笑)。これらがマイナス2点です。しかし全体的に観るとそこまで悪い映画ではないです。少なくとも現在の平均点(投稿時4.5点)なほどには。だから点数ちょっと高めにつけちゃいます。
norainuさん [映画館(邦画)] 8点(2010-12-27 01:54:43)
11.この映画で「村上春樹って自分には向いてないかも」って思う未読の人が増えると思うと残念でなりません。どうしたらよかったのかずっと考えてたですが、具体的なアイデアを出すのが非常に難しいです。たぶん映画化しないのが一番よかったんだろうと思います。
コダマさん [映画館(邦画)] 4点(2010-12-24 01:01:31)
10.原作のほうがおもしろかった。映像は良い。
ホットチョコレートさん [映画館(邦画)] 5点(2010-12-23 13:45:43)
9.必要だろうと思われるシーンがなかったり、そうかと思えば無駄に長いと思われるシーンがあったり、展開が唐突だったり、その他色々と目に付く箇所が多かった。特に原作を読んでない人は「?」状態になるのじゃないかと。見た目・年齢的にもキャスティングミスとしか思えない方や、セリフ棒読みのような方なども・・・。 とても人にはお勧め出来ない。
BOWさん [映画館(邦画)] 1点(2010-12-19 18:50:19)
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8.映像や音楽は美しいが、映画として素晴らしいとは思えない。 原作について、思い入れが強い人は、がっかりするだろう。 
りえりえさん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2010-12-16 18:50:17)
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7.原作は立ち読みで済ませたぐらいだから、ものすごく漠然としていたのだけど、この映画も非常に漠然としていますね。ものすごく純文学っぽい映画なんだけど、本当の意味で純文学にはなりきっていない感じがするのは構成が上手く無いからなんじゃないかな?間の取り方が変だったり、無駄な尺も結構ありましたよね。だから見ていて分からない部分が一瞬出てきたり、ヘンな違和感を感じたりして、不快なんですよね。 それと水原紀子がもの凄くヘタ。この映画のすべてのキャラが淡々と喋る中で、彼女だけが淡々とでは無く、只の棒読みにしか見えませんでした。こういうのだけでもこうした純文学系の映画の場合、現実に引き戻されることになるので、もうちょっと役者を選んだ方が良かったんじゃないかと思いました。 本当はこういう感じの映画って好きな筈なんだけど、どうもコレを観ていても腰の痛いのばっかり気になってしまったのが残念です。
奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 4点(2010-12-15 03:56:49)
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6.あのノルウェイの森を映画化する勇気には拍手を送りたいが、結果は案の定というか、そこまで?というか。そもそもあまり期待はしていなかったし、映画が原作に忠実である必要もないとは思っているが、これじゃああんまりだ。ワタナベ君は残念な人だし、直子は妙に現実的な存在感ありすぎだし、逆に緑がふわふわとメルヘンチックで、レイ子さんにいたっては中年色情狂。やけに原作に忠実かと思えばなんで??と疑問符が連打されるような変ちくりんな演出やセリフがあり、どうしてここ?というシーンがやけに尺が長い。大切なところがすべてはしょられ、セックスシーンとイメージ映像だけのポルノ映画のような出来だった。数えあげればきりがないくらいツッコミ所満載の映画だ。 あるいは、私がこの小説を著しく読みそこなってしまっていたのだろうか。 
カエル本舗さん [映画館(邦画)] 2点(2010-12-14 21:33:20)
5.《ネタバレ》 原作が流行の当時、周囲の話題はレイコさんとのセックスだった。納得できない、意味が分からないと言う人が多かった。私はあのセックスはお葬式の一部であり、お互いが外の世界へ飛び出していく儀式であり、希望に満ちたものであり、ワタナベの未来がハッピーエンドへ続く示唆であり、素晴らしいラストだと思っていた。それなのに・・・映画ではお葬式シーンがバッサリ削られている!これじゃあレイコさんがただの色情みたいやないか。このラストでは、レイコさんもワタナベも、今後幸せになれそうにない。ワタナベが一軒家でなくアパートを借りていたとき「えっ、こんなとこでギターを弾けるの?ご近所トラブルにならないの?」と不安ななか、このラスト。監督、これでいいのんか?
Bebeさん [映画館(邦画)] 6点(2010-12-14 10:27:05)
4.《ネタバレ》 菊地凛子は直子のイメージとは程遠く、緑(水原希子)の方がいいな~と思ったのは自分だけではないだろう。しかし、本作はあくまで映画版『ノルウェイの森』。松ケンと菊地の演技は凄まじく、現時点では最高のキャスティングと言わざるを得まい(大体、現実の女優さんで誰が直子を演じられるというのか?読者の数だけ「直子」がいるというのに)。原作を読んでいないと、「松ケンがいろんな女の子とHする映画」とか「登場人物が自殺ばかりする映画」という変なイメージで観てしまいそう(確かにそういう内容なのだが…)。10年に一度くらいは映像化して、その度に新たなスタッフと新たなキャストで作ってほしい。そうしたら、いつかは「自分だけの」『ノルウェイの森』ができるかもしれない。自分は今回の映画化は決して失敗だったとは思わない。
フライボーイさん [映画館(邦画)] 6点(2010-12-14 08:35:17)
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3.《ネタバレ》 原作が出たのが17歳の時でした。その年に初めて読んで感銘を受け、今まで何十回と読み返した一番好きな小説です。頭の中には自分バージョンのノルウェイの森が住み着いているのです。映画化は嬉しかったものの、余りにも思い入れが強いこともあり、おそるおそる映画館に足を運びました。結果はほとんどが失望に終わりました。菊地凛子の直子は透明感なくごつい感じで、これならワタナベはわざわざ遠い阿美寮まで行かないで、ずっと緑と一緒にいればいいじゃないか、と思ってしまいました。その時点でこの物語の核である微妙なバランスが崩れてしまい、物語へ感情移入することができなくなりました。ただ唯一よかったのがハツミさんのレストランのシーンで、そこだけは自分の想像を超える素晴らしいできでした。そこに2点を入れます。 
masatonizationさん [映画館(邦画)] 2点(2010-12-14 01:11:50)
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2.《ネタバレ》 丁度20歳を迎える頃、発売された原作は、 当時の「(ワタナベ)僕」と重なっており、思い入れの深く期待して鑑賞しました。   「ワタナベ」「直子」「緑」「突撃隊」のキャスティング・演技自体は、納得できる ものだと思いましたが、特に「緑」「レイコさん」等の場面場面で核になるエピソード が省略?され、原作未読の方には、つながりの理解がキビシイだろうと思いました。 草原のシーンなど、美しいシーンもあるのですが・・ 当時のファッションや車で時代感を出す割には建物の部屋のセンスだけが浮いた感じ がしました。とにかく「こんな風に表現したか」と鑑賞しましたが、  一つ納得いかなかったのは、 「ノルウェイの森」という楽曲は、18年後の「ワタナベ」がドイツの空港の機内で 聴いて「昔」を思い出し混乱する。レイコさんと直子を偲び演奏する。 そんな楽曲であり、劇中で効果的に流れるならともかく、 安直に「主題歌」や宣伝等で流して欲しくなかった感があります。  「果てしないない喪失と再生」を描いて欲しかった物語は・・ 鑑賞後の感想は、喪失感のみが強く・・この評価です。
MAKIさん [映画館(邦画)] 4点(2010-12-13 20:28:28)
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1.原作小説も賛否両論ですが、この映画も評価は真っ二つにわれるでしょう。 美しいロケーション、音楽、役者たちの入魂な演技など見どころは十二分にあります。 しかし 普通の恋愛映画を期待している、 娯楽性を期待している、 登場人物に感情移入したい、 原作を知らない方には 変でつまらない映画としてしか感じないかもしれません。 自分は原作は未読ですが、もとの小説の魅力は「村上春樹の洗練された文体」にあるのだとおもいます。 この映画では登場人物やモノローグと台詞で、それを描きます。 この描写を登場人物の演技とともに楽しめるか、そうでないかで評価が分かれると思います。 自分は後者で、この映画は退屈に思えました。話自体は決して面白いものとは思えません。 良くも悪くも病的で、感情移入を阻む登場人物たちがどうにも苦手。 役者のファンだから、だけで観に行くと多くの方は低温火傷すると思います。自分にとっては中途半端にエロティックな印象だけ残りました。 
ヒナタカさん [映画館(邦画)] 3点(2010-12-11 20:54:41)
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【点数情報】

Review人数 56人
平均点数 4.86点
000.00%
111.79%
2610.71%
3610.71%
41425.00%
5610.71%
61221.43%
7610.71%
847.14%
911.79%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 5.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.40点 Review5人
4 音楽評価 5.40点 Review5人
5 感泣評価 4.50点 Review4人
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