47.《ネタバレ》 「砂時計」で夏帆を見たので、借りてみました。この子は、山陰に合うのかなあ。まあ、物語は淡々としすぎていて、少し退屈でした。中学生になった弟が、制服を着るとこはなんかほほえましかったですね。あと、病気の女の子のお見舞いに行ったところも。いらん人間が都市にあふれ、田園は荒れていくのかと考えさせられた作品でした。それから、佐藤浩一はなんかこの作品にそぐわなかったんですけど。 【ジブラルタの星】さん [レーザーディスク(邦画)] 8点(2009-01-28 16:58:12) |
46.今作を鑑賞して 【 終わりがある 儚さ 】 【 終わりがある 愛おしさ 】 【 終わりがある 美しさ 】 をしみじみと感じていきました。 終わってしまうから、 そして、変容してしまうからこそ、この一瞬一瞬が愛おしい。 そんな 小津安二郎映画にみる美学 を思春期の彼らの物語の中に見つけたのでした。 長文完成版はこちらまで ネタバレ注意 → http://ouiaojg8.blog56.fc2.com/blog-entry-77.html 【マーク・レスター】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-01-12 12:07:11) |
《改行表示》45.この映画の良さが分からずに終わってしまった。 田舎の四季折々を表したくて、淡々と撮っているのもしれないけど、 なんか一つ一つの話を適当に作っているように見えた。 それで、主人公以外の登場人物の、感情がおざなりになっていて なんで?というクエッションがたくさんあった。 なんか、たくさん詰め込みすぎて、この映画を通して伝えたいことが すべてこぼれ落ちてしまった、そんな映画だ。 【デイ・トリッパー】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-12-24 22:44:10) (良:1票) |
44.原作未読ですが鑑賞しました。ほのぼの、爽やかでよかったです。主題歌になっているくるりの「言葉はさんかく こころは四角」も好きです。 【kagrik】さん [インターネット(字幕)] 7点(2008-12-17 13:07:18) |
43.友達との電話で「女の子とキスした」と見栄を張ってしまった大沢少年は、それをこっそり聞いてしまったそよちゃんから「だれとキスしたん?」と問い詰められる。こまった大沢少年があみだした戦法が「あれは予告チューだ!!」という言い逃れ。予告なんだからこれから現実にしようよ!という誘いを含んだ切り返しである。おもしろい。「あれは予告チュー」「じゃ、実現せんとやね」「たいしたことじゃねえって。握手と同じだって」「そうじゃね」「だめかのー」「だめにきまっとるかね」といった一連の方言会話には、「キスしたいんだけど…」とか「キスしてもいい?」などといった直接的な表現にはない婉曲感が漂う。都会から転校してきたはずの大沢少年にこんなダイアローグをされることで、僕のような都会育ちの元少年は、もはや兜を脱ぐしかないのである。 【wunderlich】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-12-16 15:04:47) (良:2票) |
《改行表示》42.《ネタバレ》 淡々と進んでいくストーリーで、特に驚きや意外感のあるシーンは全く無いのですが、一つ一つのエピソードを心理描写も含めて丁寧に描いているなと思いました。気楽に映画を見たくなった時にお薦めできる作品です。 出てくるクラスメイトも素直で良い人ばっかりで、「実際は田舎でも少人数の中でも嫌な奴とか一人はいそうだな」とか斜めから見ていると突っ込みたくなる部分は多少あります。 【TINTIN】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-11-25 00:54:27) |
41.特に凝った話ではなく下手するとしょっぱいアイドル映画になりがちなストーリーだが、全体を通してとてもいい風が流れていた。有名俳優陣は置いといて、脇を固めたおばあちゃんや学校の先生、クラスメイト達がとにかく素晴しくて、あっという間に世界に引き込んで最後までその魅力は尽きなかった。夏帆はちゃんと見たのは初めてだが、これから頑張って欲しい女優さんですね。観終わってとてもよい気持ちにさせてもらいました。監督に拍手。 【ポテサラ頂戴】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-11-16 21:51:15) |
40.これが本当の小中一貫教育(?)・・・退屈でした. 【マー君】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-11-08 15:04:00) |
39.《ネタバレ》 後味の良い映画でした。教室に別れを告げるシーンに郷愁があふれていて感動しました。さっちゃんが橋で人がたっているいうシーンや、姉に気を使うおしゃまな弟のシーンなど、さりげないシーンも好きです。夏帆はキャラにぴったりでした。他の方も書いていますがくるりの音楽はいらない気がします。 【omut】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2008-09-22 23:49:16) |
《改行表示》38.《ネタバレ》 原作のファンでもあったの興味深く見ました。 まず、脇役のキャラがそのまんまでとっても良かった。 さっちゃんやら、カツ代ちゃん、そよちゃんのお父さんなんてもうそのまんま。 物語も原作の雰囲気を壊す事無く良かったです。 強いて言えば・・・もう少し大沢君にインパクトが欲しかった(特に顔で)のと 彼の台詞がモゴモゴして聞きづらかったことかな。 【あずき】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-09-19 12:55:50) |
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《改行表示》37.田舎のなつかしさと温かさ、青春の淡い気持ちを味わえる映画。 主人公の「そよ」の存在感が、まさに「そよ風」の爽やかさを与えてくれる。 監督はこの女優の味を最大限引き出していると思う。 また女優自身も表現力豊かな演技で、こちらを惹きこむ。 ただ、個人的にはもう少しインパクトのあるメッセージ性を込めてもらったほうが共感を受けたような気がする。 インパクトには欠けるものの、淡くて温かいストーリーと「そよ」の魅力は、多くの人の共感を誘うのではないだろうか。 【Omonpacal】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-08-17 19:00:27) (良:1票) |
《改行表示》36.《ネタバレ》 一見田舎の学校の何気ないエピソードを淡々と描いているようですが、それぞれのエピソードに有機的なつながりがあり、とても感心しました。 とくに幽霊がこわくてトイレにいけずにお漏らしをしてしまい、主人公のそよちゃんに床を掃除してもらっていたさっちゃんが後半のシーンで一人で学校の床の雑巾がけをしている姿は、何気ないシーンなのですが、たった数年で子供はあっというまに成長していくんだなという感動と、どういうわけだかちょっと寂しさを感じました。 そよちゃんが病気になったさっちゃんの家にお見舞いに行くシーンの心理描写は必見ですね。 【とけいだい】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-08-04 22:58:47) |
35.夏帆が可愛くて、夏帆の演技が良くて、作品全体の雰囲気が最高。 【映画】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-25 18:52:03) |
《改行表示》34.夏帆、せつないほどかわいい。それが一番の収穫。 脚本も素敵なんだが、原作で補わないと誤解を招くかも。 主人公は援交気質の尻軽少女?って。 田舎の緑が眼にまぶしい。 「ストーリーらしいストーリーがない」と紹介されることもあるらしいが、とんでもない。 繊細な心の動きがとてもよく描かれている。 癒し系の映画として見るならば、かなり上質の映画です。 【ひであき】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-07-15 04:11:09) |
《改行表示》33.けっこう好きです。微妙な人間関係や青春、、思春期の心、人間の成長といったものが自然の中で繊細に描かれています。単純な恋愛でもなく、単純なハッピーエンドでもなく、甘酸っぱい感じだけをうまく残しているのが良いですね。 ラストシーンの時間の飛ばし方はとても上手いというか良かったです。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-15 00:08:29) |
32.ヒロインそよちゃんにとって東京は大沢君が暮らしていた場所でしかなく、それ以上でも以下でもない。そりゃ人混みに身はすくむけど、別に卑屈感なわけではない。ルーズソックスを買ってくるぐらい。新宿の街も耳を手で囲えばゴウゴウと山と同じ音をたてている。「行って帰ります」だ。この映画がいいのは、田舎の舞台を、都会人のユートピアとしての自然賛歌や人情賛歌として描いたのではなく、べつに都会と関係なくちゃんとやってま~す、っていう地方賛歌にしているところ。学校の将来はちょっと心配だし、借金自殺の「名所」もあるけど、ここで生まれたんだから、ごく自然にここにいる、って感じのヒロインなの。ここからがいいとこじゃけー、とやたらお神楽の解説をして引き留めたがる郵便局のアンちゃんが、土地の人のよさを代表する。話の区切りごとのフェイドアウトに安定感。ラストに、ワンカットの中で時間が跳ぶ、映画ならではのマジックがあった。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-27 12:14:49) |
31.大沢君の顔が素直すぎるかも。鄙にはまれなお母さんは夏川結衣でぴったり。お父さんの生々しさも流石。 【はるこり】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-06-23 12:25:13) |
30.《ネタバレ》 夏帆や子供たちの演技は非のうちどころ無い、完璧!都会と田舎の比較も押し付けがましくなくさわやかに描かれていてOK、私は退屈せずに観れました。ただ印象的な田舎の風景がただの映像であったことが凄く残念、あの風景の中に役者が全くいない。ロケハンか何かで映像だけを撮っておいて映画の中に挟みこんだだけ。でも話は良いです、私にはあまりなじみのない方言がとても良かった。「行って帰りまーす」ってなんかいいよ。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-05 14:45:36) |
《改行表示》29.「ぼくのなつやすみ」的ですね。落ち着いた可愛らしいリズム。小気味いいとい えばいいのですが、台詞やストーリーにパンチが足りない感は否めないです。人物にも自然にも、もっとズームして、もう少し綺麗に撮って欲しかった。 【チューン】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-04 22:40:52) |
28.小学生も交えた全校生徒7人を、ほぼムラなく丁寧に描いた前半は結構好きですが、そよと大沢の二人がメインとなる後半がやや微妙。ヘンな例えだが、『耳をすませば』からバイオリン制作と物語執筆をカットして実写化したような感じで、なんかもう観ていて恥ずかしい。前半と後半の温度差がなければもうちょっと高評価です。尚、恐ろしいことにこの監督、同じ年にあの『松ヶ根乱射事件』も発表してるんですよね。同じ地方を舞台にしてあれだけベクトルが違う映画が作れるとは…。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-03 22:05:30) |