《改行表示》57.ゾンビに支配された週末的世界観のなかで、他者の存在、コミュニケーションの回復、疑似家族の形成っちゅう人間間における問題に焦点をあてた作品で、ダニー・ボイル監督による『28日後…』に似通ったところがあんねんけど、同じようなテーマを超絶ハイテンションによって描き出したバカバカしいノリがよかったし、残酷描写のえげつなさもゾンビ映画としてはグッド。しかしビル・マーレイのカメオ出演にはびっくりやったなぁ。 【幻の『モンスター』】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-18 17:21:35) |
《改行表示》56.うちの社内には映画部があって、こいつが記念すべき40本目。金曜の夜に会社の広いセミナールームに軽食を用意して、でかいプロジェクターーで上映会。普段はホラー映画を見ない女性が多くて、ちょいとゾンビが顔出すぐらいでキャーキャー悲鳴があがるあがる。こっちは慣れてるもんだから、スクリーンのゾンビのお食事にあわせて唐揚げとかも容赦なく食べる食べる。映画も後半になると皆も免疫ができたみたいで、ちょっとゾンビがキモいぐらいでは悲鳴はあがらなくった。有意義なゾンビ啓蒙活動だった。 【センブリーヌ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-13 02:51:59) (笑:1票) |
《改行表示》55.《ネタバレ》 ゾンビ物のコメディーだけど、『ショーン・オブ・ザ・デッド』の笑いとは違ってアメリカンジョークってことかな。 俺はイギリス系のショーンの方が好き。 こっちはもともとアメリカ人が保有しているおかしさ(へんな所)をいじっているので、なんとなく使い古された感がある。 お決まりの展開にお決まりのジョーク。ビル・マーレイなんかもうベタの象徴って思うな。 もっと笑わせるには何か必要な気がする映画。 主人公のキャラはいいね。 【森のpoohさん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-27 10:15:34) |
《改行表示》54.《ネタバレ》 素直に面白い。 今までのゾンビ映画とはちょっと違い、主要メンバーは欠けることなくハッピーエンドを迎える。普通に考えたら小屋にこもって拳銃2丁でゾンビ軍団を蹴散らすとか無理。でも、そんなことを「できちゃうよね、この人なら」と思わせるパワーがあった。 ただ、最後に思いました。「これ、ゾンビじゃなくてもできたんじゃね?」 ゾンビ映画として見るよりも、ヒューマンドラマにゾンビが出てきちゃった!って思って見るほうが楽しいかもしれません。 【HIGE】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-06 13:33:52) |
53.ストーリー自体はシンプルで、割と型にはまったような構成でしたが、出演者の魅力と、極限状態なはずなのに笑わせてくれる演出とで、それなりに楽しめました。ちょっと間違えれば、B級映画になってしまうところを、ギリギリのところでA級にとどまっています。出演者が割と豪華なのはどうしてなんでしょうか? 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-04 17:00:48) |
《改行表示》52.いい年したオジサンのくせにやたら怖がりだし血を見るのも苦手な僕はホラーやゾンビ映画の類は怖くて見ることが出来ません。でも、何となく本作は面白そうだと思い、ゾンビファンの皆さんから見れば物足りなさを感じるかもしれない本作ですら、借りてきたDVDを意を決して恐る恐るプレーヤーに挿入・・・。 前置きが長くなりましたが、楽しかったです。僕はシートベルトが嫌いで何度もシートベルト違反で捕まってますが、いつ何があるか分からないし、ちゃんとシートベルトしめるか・・・。と思わせてくれたことにも感謝?でしょうか。 ビル・マーレイを出す大技からちょっとした台詞の小技に至るまで笑いドコロ十分なところもコメディ好きにはたまらないです。特に僕が大好きなマーレイさん!死んじゃったのに「ツボに入っちゃった」と笑ってしまった姉。これ、分かるなあ・・・。マーレイさんらしいギャグのような死にザマ。最高でした。あっという間に出番は終わりましたがマーレイさんも満足だったんじゃないかな。アイゼンバーグがチラッとフェイスブックを語るところも笑ってしまいました。 人と親しくしたくないから名前を名乗りたくないと言うタラハシー、「人を信用するな」という姉妹、そして数々の己に課した誓いで生き抜いてきた人間嫌いのコロンバス。人との関わりを避けていた彼らが誰もいなくなってしまった世界で人の温もりや人は一人では生きてはいけないことに気付いていくストーリーもいい。愛する人を守るためにストイックに守ってきた誓いを破り、ラストで人間臭さを見せてくれたコロンバス。素敵じゃないか。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-09-03 10:50:14) (良:3票) |
51.《ネタバレ》 “32のルールを駆使して生き残れ!”というキャプションは少々大げさながら、確かに劇中指定のルールを破らなければゾンビ世界を生き抜くのは難しくないと思えます。事実、危機感はあまり感じられません。この温めの空気感が気に入りました。こんなに和んだ気持ちで観たゾンビ映画は久しぶり。ですから、終盤戦4人全滅モードに突入した時には焦りました。なんだよ、結局お決まりバッドエンドパターンかよと。なので、この結末で個人的には万々歳。ただしヒロインを救い出した直後のシーンに異議があります。終始徹底していた「2度撃ち」を何故この場だけやらないのでしょうか?キスの最中に頭にズドーンとやってこそゾンビ映画でしょうに。本作が米国で支持された理由の一つは、「トゥインキー」やローカルな地名、ビル・マーレーを本人役でキャスティングしたセンスに有ると思われます。このニュアンスは日本人には理解し難いところ。トゥインキーは「うま○棒」、ビル・マーレーは竹中直人あたりに置き換えてみればいいのかな?それにしても、ビル・マーレー。ゾンビメイクでゾンビに間違われて殺される。あれはある種の自殺だと考えますが、最高のギャグでした。希望の無い世界で考えるのは、どう生きるかではなく、どう死ぬかなのかもしれません。梅図かずおの『漂流教室』よろしく希望の象徴“遊園地”を目指した主人公たち。彼らだって其処が本物の楽園だとは思っていないはず。手ごろな死に場所を探していたのではないかと。「ヒーローになるな」というルール破った主人公。それは価値観の転換を意味しました。自分の命よりも大切な命の存在を認めること。世界を生きぬくためのルールは、“自分がマシに死ぬための注意書き”ではなく“家族を守るための約束ごと”に変わったのだと思います。決して4人の未来は明るくはないけれど、今彼らが抱いている希望は、本物です。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-22 18:57:18) (良:2票) |
50.笑わせようとしてるところであんまり笑えないし、なんかはちゃめちゃな展開でした。見やすい映画ではあるので、気軽に見るにはいいと思います。 【Yu】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-08-20 01:55:33) |
《改行表示》49.《ネタバレ》 終末を生き残る主人公の掟が「二度撃ち」という具体的なものから「ささやかなことを楽しめ」なんていう人生訓的なものまで様々で、ゾンビの襲来に備えてけっこう勉強になる(笑) 冒頭で知人がゾンビに…という通常のゾンビ映画のパターンだが、その後はどこの誰ともわからない「モンスター」であるゾンビを倒しまくる。 基本的にゾンビ映画というのは「死者への冒涜」という決定的なタブーを冒して、相手が女性や子供、ましてや友人や家族であったことに動揺したり、懊悩するものであるが、そういう哀しく恐ろしいシーンは、この映画にはまったくない。 なので、後味爽やかに見られる反面、戦う相手がゾンビである必要もないという気もする。 しかし、日頃の鬱憤をはらしてスッキリするためのおバカムービーとしては、実によくできている。 きらびやかな遊園地とゾンビという画的な対比も楽しいし、ゾンビのおかげで、失った日常の代わりに友人と信頼を手に入れてハッピーになっちゃうなんてお定まりを逆手に取る展開も楽しい。 ああ、あと、これだけは言っておかなければ。 エンドロールは最後まで必ずみること! 【poppo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-15 09:48:24) (良:1票) |
48.《ネタバレ》 ゾンビ映画ではない。コメディとしても中途半端どうせならもっとやりきってほしかた。 【ミッド】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-08-14 13:15:13) |
|
47.《ネタバレ》 脚本が洗練されていてなかなか面白い。しかしこれはゾンビ映画ではない。ゾンビは出てくるが、出てこなくても成り立つ作品です。ゾンビ愛が無い。それが残念。私がゾンビ好きでなければもう1点2点上積みしたでしょう。 【Robbie】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-13 17:39:13) (良:1票) |
《改行表示》46. テンポが良くて楽しめる映画だった。 5.5点くらいの映画だけど、四捨五入で6点。 【タックスマン4】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-13 10:42:55) |
45.《ネタバレ》 こんなバカ映画のキスシーンで胸がキュンとなった。多分疲れているのだろう。でもこれはゾンビ映画ではなくて、そういう映画なんだわ、きっと。 |
44.かつてアメリカ映画は、心置きなく殺戮できる敵ってのを持っていた。西部劇ならインディアン、戦争映画なら相手国の個性のない兵士たち。しかしそれもベトナム戦争までで、自分たちの正義が疑わしくなってくると、どこからも文句を言われずに安心して殺戮できる敵は、宇宙人とゾンビだけになってしまった。今ゾンビ映画がやたら作られるのは、かつての大量殺戮の爽快感を忘れられないアメリカにとって、最後のテーマパークだからだろう。実際本作には西部劇の余韻が残っていて、登場人物たちは西部に楽土を求めていくわけだ(民芸品店で暴れたのは現実のインディアンを殺せなくなった白人どもの代償行為?)。ちょっと面白くなれそうだったのは、主人公の青年がいわゆる「引きこもり」で、他人をゾンビのように避けて生きてきたため、今回の災厄で生き残れたという設定。箇条書きされたマニュアルに沿い、用心に用心を重ねてきた。その彼が恋のために勇気を奮い立たせヒーロー的行動をとる、ってところでアメリカ映画の常道に戻ってしまうんだが、もっと彼の臆病を臆病として生かせなかったか。ゾンビランドとなったアメリカは、衣食住に関してそれほど困惑しているようでもなく、トゥインキーなるお菓子(?)を熱望するぐらい。ハリウッドの某俳優の豪勢な家で寝泊まりできるし、普段はよく停電していた西部なのにゾンビの国になってから電力事情は良くなったらしく、遊園地まで動かせる。やっぱり日常からちょっと立ち寄るだけの、テーマパークとしてのゾンビランドなんだな。まあ映画ってそういうものなんだけど。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-23 10:10:37) |
43.《ネタバレ》 期待せずに見始めたけれど、オープニングの出来になんだかワクワクしてしまいました。で、ワクワクしてしまったテンションはゆっくり落ちていきました。うーん・・・僕が思うに、ロメロがゾンビを生み出した発端は、「人間性」を失って他人のことなどオカマイなしに自己の欲求に貪欲な人々が増えていく社会に対する風刺だったんだろうなと思ってます。要するに文字通り「テメーら人間じゃねぇ!」な奴らをゾンビとして描き、そいつらがみるみる拡大してマトモな人間が少数派になって居場所を失っていくことを描こうとしたんだと思ってます。そこに今どきのサエナイ引きこもりというキャラを持ってきたのは、いいんじゃないかなと思ってました。いじめゾンビに溢れた学校から避難して、マトモでいるために不登校になったみたいな(笑) で、その主人公の描き方のノリは『キック・アス』のサエナイ主人公と似てるなーと思いました。けれど『キック・アス』でも思ったけれど、現実にサエナイおたくや引きこもりな青年達は増えたかもしれないけど、そういうヤツを主人公にしてどれだけ共感を誘おうってのサ? と思わなくもないです(サエナイおたくに共感できる人が圧倒的多数になる世界も怖い)。もっとフツーのヤツでもいいのに。ラスト、結局「家族」とかそういうこと言ってウマく締めたいのだったら、僕が思うにあの主人公が実の親とか兄弟とかと、どんなわけでどれだけ冷めていたのか、劇中ナレーションで語らせるのではなく、きちんと具体的に描写して欲しかったです(タラハシーの幼い息子の描写削ってでも!)。そこをきちんと提示してこそのラストでしょ。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 3点(2011-07-22 17:44:56) |
42.ゾンビを使った笑いより、人間同士の笑いに走った事がつまらない。人間同士の掛け合いもほとんど笑えませんでした。特殊メイクは良いレベルです。 【真尋】さん [DVD(吹替)] 5点(2011-07-19 06:56:02) |
《改行表示》41.さわやかゾンビ ゾンビのわりにうす塩味で ゾンビ苦手な人もつらくない分 ゾンビっぽい濃い笑いって要求には応えてくれないかなぁ 特典の髭男爵が 『なぜ我々がゾンビランドの特典に出てるかというと このごろ巷で話題のゾンビ芸人だからです』って言ったとこが一番面白かった ま 夏の暑いときにはさっぱり系でいい 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-14 23:16:21) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 劇中に出てくる生き残るための鉄則はゾンビ映画を見てる側が思っていることを作る側が皮肉ってセルフパロディにした内容だった。それは素直に面白かった。 ただ登場人物に固有のポリシーがあっても、生存者を見つける / 新天地を求める / 避難所を確保して立てこもるといった共通の最終目的がないため、物足りなさが残る。 内容とは関係ないがビルを見たのはGバスターズ2以来で、無茶苦茶歳食ってたのには驚いた。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-07-05 22:50:02) |
39.「ゾンビ映画史上№1ヒット」なのは、自分みたいに普段ゾンビ映画見ない人も見れるからでしょ? ゾンビ映画は様式化されているのがヘビメタに似た特殊な世界に思えますけど、これはその様式を借りただけで、中味は普通のヒューマン・コメディ。 これを見たからってゾンビ映画にハマるとも思えないし、キャストもソレっぽくない。 ハレルソン(回想シーンにきゅ~ん)やビル・マーレイ(監督は子供の頃GBが好きだった?)も出てるし、ジェシー・アイゼンバーグ(いつもちりちり髪のオタク青年)、アビー・ブレスリン(「私の中のあなた」とかダークな映画だとヘアも黒っぽく)の充実度で、一般向き映画。 イギリスの「ショーン・オブ・ザ・デッド」の方がずっとホネまでゾンビ・コメディですよね。 LAでは廃墟と化したチャイニーズ・シアターやチャップリン・ゾンビなんかも見れちゃう。 「ささやかなことを楽しめ」(ENJOY LITTLE THING)はいいルールだけど、アレって小さなこと? 【レイン】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-03 07:00:06) |
《改行表示》38.ゾンビ+コメディ+ロードムービー+青春という感じ。 面白くないわけじゃないが、もうひとつというところ。 ビル・マーレイに笑った。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-29 19:23:54) |