《改行表示》24.冬に観るのをお勧めしたい作品ですね。 私は2月に観たのですが、雪景色の映像と自分の居る寒い部屋が一体化 して、物語に入り込んでいけました。 ジバゴは2人の女性を愛する等、主人公として完璧でないところがいいです。 やはり世俗的な部分も含まれていないとリアリティがなくて逆にしらけちゃいますから。 【しまうまん】さん 8点(2004-07-28 07:25:58) |
23.封切り時には子供だった。で、しばらく前にビデオで見て、なんとべたべたの大衆小説だったんだなあ、と或る意味感心してしまった。人と人があっちこっちでばったり出くわす、という都合のいい筋立てが大衆小説の神髄だと思うので。ジバゴはけっこうよい思いをしながら達者に世渡りできてる男だし、ラーラは依存的な感じの始末に負えない美人系だし、うむー、そんなに深い話じゃないぞ。ストーリーは「NHK朝の連ドラ+冬ソナ」の水準ではないかと。波瀾万丈の悲恋?を楽しめるヒト向き。 【哲学者】さん 6点(2004-06-18 15:17:49) |
22.壮大なテーマに負けることなく、見事に描ききった力作。映像といい、演技といい、見るものを圧倒する魅力があります。 【tantan】さん 6点(2004-04-22 12:30:00) |
21.《ネタバレ》 これは恋愛映画なのですが、同時に大きな歴史のうねりの前にあっては、個人の力や常識など「無」にひとしくなる、そのはかなさや危うさを謳った映画でもあります。その中に希望を見い出そうとする、人間としての欲求、それがラ-ラという女性への「愛」だったのですが。雄大なロシアの自然を舞台に、これでもかという逆境に遭遇し、乗り越えるジバゴ。一途に追い求めるが故、離されていく距離もひろがる2人。最後、ラ-ラを街中で見かけて、追いかけるも、命つきてしまうジバゴには、哀れな男の終焉を見た気がします。しかし、2人の間に生まれた新たな命が、ラストの「バラライカがうまいのか。遺伝だな」の言葉で、祝福される時、歴史の変貌の中でも確実に芽となり、育まれたものがある、それが人間の「愛」だと静かに訴えて来ます。やはり名作というものはどこか違うんだと、深くうなずく自分がいるのでした。 【映画小僧】さん 10点(2004-03-08 12:38:50) |
《改行表示》20.とりあえず最高。 原作よりはるかにイイ。 ごちゃごちゃ考えずにとにかく見ていい映画。 【綺羅☆KIRA】さん 10点(2004-02-13 01:07:20) |
19.改築前の下高井戸の映画館で観た記憶があります。リーンの作品は映画館の大きなスクリーンで観るべきだと言われますが、その通り。最後のほうで登場したスターリンの強大な肖像画が、時代を強さと歪みを物語っていました。わたしとしては、この作品こそ現代のロシア人がリメイクするべきだと思っています。パステルナークの数奇な人生はもちろんのこと、ソ連時代を振返る手がかりとしても最適のものだと思います。もっとも、いまのロシアの人々にそれだけの力があるのかどうか。。。 【バッテリ】さん 8点(2004-01-16 17:48:16) (良:1票) |
18.ロシア革命に翻弄される1人の男の一大叙事詩。戦闘シーンなどは迫力大で、衣装も忠実に再現してると思うし、長いだけあって、人物の描写がとても細かく描かれてます。長い映画が好き、ということもあるんですが、こうした1人の人物に焦点を当て、人物像や辿った軌跡を描くものはやはり、このくらいの長さをもってじっくり描いて欲しいです。劇中随所に流れる【ラーラのテーマ】も、名曲と今でも語り継がれるだけあって1度聴いたら忘れられないほどに素晴らしい音色です。 |
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16.最初、最後を葬式でくくる死をテーマにした本作。個人的には長すぎの感も否めないのだが、全体的にストーリー構成がしっかりしていて人それぞれの相関を把握できたのでまあよし。ただ途中でみても何がなんだかわからないでしょうね 【ノマド】さん 6点(2003-11-02 02:42:45) |
15.《ネタバレ》 切ないラブ・ストーリーとしてよく挙げられてたので、長いけどどうしても一度観たくて…。期待し過ぎてちょっと肩透しな感じ。二人ともいい女性だから、ジバゴの気持ちもわからないでもないけど…やっぱり不倫相手が身近な女性というのがちょっとね×××。長いわりにラストがあっけなくて、心に残るものが稀薄。 【桃子】さん 5点(2003-10-21 17:46:04) |
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14.長くて、最後まで無事に見終わるだろうか?と思ったのですが、思った以上に引き込まれてしまい没頭して見てしまいました。ジバコよりも、ラーラの印象が強く残っています。ラーラは男に振り回されてるようにちょっと見えるけど、でも強くたくましく美しく生きてますね。ロシアの革命期の歴史をあまり知らないので、その観点でのレビューはできないのですが、余韻が残る良い映画だと思いました。 【無雲】さん 8点(2003-10-19 00:18:43) |
13.D・リーン作品はじめて見ました。映像・音楽共に素晴らしいでした。長いだけあって大作ぽかった。 【バカ王子】さん 9点(2003-10-15 06:55:18) |
12.ロシア革命期を描いてるだけあって話は壮大。革命に翻弄されながら、生きて行くという事、愛すると言う事を知っていくジバゴ。後半からの焦点は恋愛面に重きがおかれるけど。浮気だから賛否あるのは仕方が無い。幼少の頃から一緒に暮らしている奥さんは家族愛、ラーラとは本当の恋愛をしていたんだろう。二人の間でふらふらするのが良いとは思えないが、ジバゴの心境に共感できなくもない。それと「ラーラのテーマ」は良い曲ですね。 【智】さん 9点(2003-10-13 13:09:37) |
11.オマー・シャリフの回想シーンで流れる「ララのテーマ」にひたすら酔ってしまいました。画面から凍えるシーンが伝わって来そうでした。 【omut】さん 6点(2003-07-24 00:27:32) |
10.デビッド・リーンらしい、壮大な一大叙情詩。モーリス・ジャールの「ララのテーマ」の音楽と共に、雪原の広大なシーンが印象的。ロシア・10月革命のなかで翻弄される男の悲恋(浮気?)が、ラストはモスクワでめぐり逢えたか!というところで、バッタリ心臓麻痺で終わるのがなんともあっけなかった。<余談>原作者のP・パステルナークはノーベル文学賞を受けたのに、反革命的文学だというので、ソビエト作家同盟から除名され、結局ノーベル賞も辞退せざるを得なかったとか。 【キリコ】さん 8点(2003-05-11 09:54:56) (良:1票) |
9. ボリス・パステルナークの同名原作を名匠デビッド・リーンがコレ又堂々たる風格で映画化したのが本作。皆様にはエラク不評を買っている主人公の「二人の女性の狭間で揺れ動く気持ち」ですが、個人的には凄く共感を覚えましたけどネェ。男性なら(否、女性だって)例え配偶者もしくは恋人(カレ氏かカノジョ)がいる身であろうと、他の魅力的な異性と知り合ってフラッと目移りする瞬間が、少なく見積もっても一度や二度はあったハズ。ま、自制心が働いたり、てんで相手にされなかったり、諸々あって現実にはそこから先にはナカナカ進みませんが(^^)。トーニャで満足すべき所にラーラという女神が現れたら?生活感が全くないからこそ、現実との境界を越えたい思いは生まれてくるのかもしれません。最後の死に際までラーラ&トーニャに振り回されても、或る意味「男子の本懐これに過ぎたるは無く…」って感じじゃないですか。リーンはお得意のキメ細かい女性心理演出を今回は二人のヒロインにではなく、主人公に照準を絞って絶妙に施しております。ただ、それだけにオマー・シャリフは(「アラビアのロレンス」でのアリ役の好演は認めるが)名前通り中近東!!ってイメージ強過ぎて、ややミスキャスト気味なのが惜しい気がしますね。ジュリー・クリスティは本作では見事な存在感。ま、半分はリーンの演出力のお陰ですが。モーリス・ジャールも「ロレンス」に続き、実に充実したスコアを聞かせてくれます。余談ですが、「ラーラのテーマ」に「Somewhere My Love~♪」と歌詞を付けて歌っているのをラジオか何かで聞いて、個人的に物凄い違和感を抱いた経験があります(^^)。どなたか聞いたコト有る方いらっしゃいます? 【へちょちょ】さん 8点(2003-03-04 03:34:36) (良:1票)(笑:1票) |
8.大人になったら観ようと思っていた映画でした。大人になりすぎてしまった昨今、メイキングのついた特別版をみつけたので思わずレンタルしました。うーん。オマー=シャリフは素敵なんだけどー。皆さんおっしゃていたように二人の女性の間をフラフラする心理には感情移入できなかったなあー。また、女性同士で相手のことを褒め合うなんて、ありかなあ。いかんせん長丁場なので語り部であるアレック=ギネスのことも忘れがちになったりして。なので、6点です。でも、メイキングはお得だったなあ。 【ぶう】さん 6点(2002-11-14 01:03:47) (良:1票) |
7.「ロシア革命」という、歴史上でも類を見ない激流に翻弄される様々な(性別も年齢も地位も)人間模様。いろんな意味で、凄いムーブメントだったんだな、と痛感。 【mic550】さん 8点(2002-10-20 22:22:32) (良:1票) |
6.その昔、池袋の文芸座で「アラビアのロレンス」と2本立てやってたのを見た記憶がある。雪原の映像が綺麗だったが、いかんせん2本合わせて8時間はキツかった! 【ララ】さん 7点(2002-08-23 00:22:22) (良:1票) |
5.この映画をロシア映画として見ている人がいますけど全くの間違い。スタッフやキャストは当時のイタリア・イギリスのバリバリ。りーンは革命や時代状況は説明しますがそれには全く興味がなく。オマシャリフの一途な理想愛といったところが骨太に表現されていて一気に見せた。それにしてもジュリークリスティみたいな女優さんって居なくなったな。 【あきちゃん】さん 7点(2002-02-07 07:36:07) (良:1票) |