101.《ネタバレ》 「ベトナム戦争はアメリカが引き起こした狂気の産物」という事実と、コンラッドの傑作小説「闇の奥」を基に作られた戦争映画。主人公と行動を共にするクリーンとシェフは途中で船に乗った何の罪も無い民間人を虐殺しますが、その後に主人公が生き残りの女性を射殺すると「何て酷い事を……」と主人公を攻め立てます。殺す殺さないの意思の違いはあるでしょうが、私にはどちらも同じ行為に思えました。主人公も、カーツも、キルゴアも、シェフも、バカなサーファーも、クリーンも、そしてアメリカ全体も、皆狂気に塗れていた。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 7点(2010-04-13 18:25:26) |
100.《ネタバレ》 久しぶりに旦那である僕が投稿します(^_^;)。ええと、よくあるじゃないですか「戦争の狂気」を前面に出しているらしい映画って。だけど、こういう映画の多くは「これが狂気なんだ」「こいつら頭がおかしい」というのを見せているだけ。本当の狂気を描いた映画っていうものは観客が「こいつらおかしい」というものがわからない映画のだと思います。まあ、映画自体は面白かったけどね。 【はち-ご=】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-30 23:14:15) |
99.《ネタバレ》 これは有楽座ですよ!すげー凝ったチケットの買い方!そんで、ふたを開けてみれば、当時中学のわらひにはちんぷんかんぷん。ので、ここでマックイーンのことを。これの 台本を読むや”スバラシー!”と天下のマックイーン。しかしウイラ^ド役は自分に合わないとか、ジャングル撮影はぱぴよんで懲りた、とか、もっと、ギャラを、とか、ウルサイわれらがマック!最後には、撮影が短い、カーツの役がいい!それも、ウイラード役と同じ額のギャラで!ととんでもないわがまま!しかーーし!想像してみよう!パピヨンのマックイーンを!あんなギョロメの感じで、あほマーチンシーンがやったウイラードをマックイーンが演る!のだ!もう鳥肌モノ。んで、最後にブランドと絡む!一緒にキャメラにおさまる!ナントいう贅沢なんというスキャンダル!あほコッポラは死んでもマックイーンを出すべきだった。しかし、あるヒトは、あれはマックイーンがでないで、新人のマーチンシーンがダメなカオであったため、作品の行方が曖昧になり、いい意味で”ヨーロッパ調”の作品になった。のような事を言っていた。確かに、マックイーンはもろ”アメリカ”であろう!しかし!私はいまも”現代の黙示録”のマックイーン(ウイラード!)を想像し、夜も眠れない。”突撃隊”や”戦う翼”のマックの”変質狂の一面”が観れたにちがいない。きっと、”タワーリングインフェルノ”を凌ぐ、代表作になっていたにちがいない。ウーーン!渋すぎる! 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-12-02 20:43:03) |
98.評価が分かれる映画だろう。反戦の訴え方が極端だからだ。それを違和感なく受け入れることができれば高得点だろうし、できなければ4~6点になるだろう。ちょっと脱線するがアメリカ映画で、ベトナムの反戦映画では名作を含め、たくさんの映画がつくられたが、核まで落とした日本との戦争に関してはほとんどみられない。それどころか「パールハーバー」である。コッポラさん、こちらもお願いしますよ。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-07-18 02:48:28) |
97.よさが全然わかりませんでした。長い、暗い、ダルイ、気分悪い。爆撃シーンはまあ凄いんだけど・・・。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-05-01 18:26:00) |
96.《ネタバレ》 私が一番印象に残っている場面は、ウィラード中尉たちがすれ違った船の中を検査したところのシーンです。検査の結果は何も問題はなかったのに、軍の仲間達はちょっとしたきっかけで船に乗っていたベトナム民たちを銃で撃ってしまいます。撃った後、まだかすかに息のある重体の女性を発見した仲間たちは彼女を病院に運ぼうとしますが、ウィラードは彼女を撃ち殺します。最初に撃っておきながらその後撃った相手を助けようとする、いわば偽善者のような仲間達の行動に対し、ウィラードは「欺瞞に満ちている」と感じます。戦争中は皆誰もが少しは狂気に捉われるのでしょうが、私は、この場面は、ベトナム戦争におけるアメリカのスタンスや気質の狂気を物語っているのかなと感じました。 戦闘シーン直前の戦闘機の映像と共にワーグナーの音楽が流れる場面には鳥肌が立ち、ナパーム弾の迫力には圧倒されました。戦争における人間の狂気がにじみ出た、凄みのある戦争映画だと思いました。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-13 02:21:37) |
【甘口おすぎ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-03-03 16:35:25) |
94.アクションシーンが見たかったのに・・・私にはこの映画が感覚的にすごいことはわかるけど、理解しがたいものだった。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-02-21 00:44:17) |
93.《ネタバレ》 激しい戦闘シーンのある映画かと思っていたが、見たら全然違った。派手な爆撃シーンや戦闘もあるが、敵が全然写らないし、アメリカ軍が攻撃しているところしか画としてはほとんど無いので戦争映画という感じがしない。この映画は戦争映画というよりはある意味人間ドラマのように思えた。戦争の正に人間の狂気のみを扱った作品だと思った。登場人物の中に正常な者はいず、みなどこかしら異常な人間ばかりだったと感じた。銃を乱射する者、平気で虐殺する者、冷静さを完全に失ってしまう者、戦場でサーフィンをやろうとする者、そして密林に自らの国を作ってしまった者…等。戦場は人を変えてしまう、それを最も伝えようとしている映画に思えた。出来のいい映画だとは思わなかった、つくりも雑に思えたし、全体的に暗く娯楽性に欠ける映画だと思った。しかし、ものすごく何か惹き付けるものがあり、飽きさせないし、胸を高鳴らせる何かがあった。印象深い作品だと思った。カーツ大佐に対して思うことは、彼はきっといつか誰かに殺されることを望んでいたと思ったという事。彼はきっと、自分のことをすべてわかっていて、もう軍にも、故郷にも戻れないと思っていて、居場所があそこしかなかったのかもしれない、そして、その時を待っていたのかもしれない。大佐はある意味、戦争の狂気による被害者なのかもしれないと感じた。哀れだと思う。 【スワローマン】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-05-26 19:33:08) |
92.いいたいことはなんとなく分かるが、それが十分に伝えきれていないように思う。ヘリのシーンやナパーム投下のシーンはさすがの実写感がありますが、この映画は別にそれがメインではないですし、すごいねーとしか言いようがない。 大作"感"の映画 【ジョージ】さん [地上波(吹替)] 4点(2006-01-08 21:29:53) |
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91.凄まじい映画。興行的にコケたのもわかる。これって映画館で観るような映画じゃないですから。家族連れとか、カップルでの鑑賞なんてありえない。一人で自宅にこもって夜中に観るタイプの映画です。そんなダークで重い映画をこれだけのスケールで大金つぎこんで作ったんだから本当に贅沢。音楽も◎。「ジ・エンド」は単なるBGMの領域を越えて演出までやっているという感じだし、そしてなんといっても「ワルキューレ」。この映画を観て以降、この曲を聴くと米軍ヘリの映像が浮かんでくるようになりました。 【長毛】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-12 01:21:08) |
90.世紀の超大作。戦争映画の中でかなり好きな映画。とにかく最初のほうで本当にナパーム弾ぶち込んじゃったり、わけのわからないところで多額の資金を使い、命がけの撮影をしているあたりのコッポラの映画に変態的なこだわりが好きですね。おまけにワーグナーでヘリを登場させたり、牛の惨殺シーンをカーツの暗殺シーンとオバーラップさせたり、、、精神的に来てますね。この映画は、人が戦争において精神異常をきたしてしまったり、人を銃で撃っといて治療をしようという欺瞞をよく描けていると思います。ところがこの映画の面白いところは、人が映画作りに熱中しすぎると、精神異常をきたして金を使いすぎ、やがて財産を失うということも非常によく描けているところだと思います。自分で自分を皮肉っているんですね。コッポラさんはなかなかお茶目ですね(笑) 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-04 19:10:02) |
89.ジャングルのクルーズはアナコンダとかのほうが迫力はあるし、ベトナム戦争映画としてはプラトーンが秀逸で、評判ほどいい映画とは思わなかった。特にカーツ大差が出てきてからは退屈で脚本に問題あり。むしろ評価されるのは撮影手法とか技術、演出のほうだろう。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-08-27 16:47:00) |
88.徹底的に暗い映画という印象しかないですね。チャーリーのパパが頑張ってたという覚えがありまする。勿論、良い映画だと思う。今、見返したらどんな印象を持つんだろう・・。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-04 21:17:29) |
87.遠い昔、ロードショー公開で見ました。私はまだ十代の青少年でした。マーロン・ブランドの狂気の演技と、冒頭のヴァルキューレの騎行を大音量で鳴らしながら飛行するヘリコプター軍団しか、今となっては印象に残っていません。最近見たウェブの記録によると、撮影自体がほとんどアポカリプスだったみたいですね。自分的には、高得点になります。 【クゥイック】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-10 22:35:37) |
86.爆撃シーンを見るためのアクション映画だと思っていたため未鑑賞だったが、とんでもない。この作品を観て改めて、「視聴者に物事を考えさせること」こそ本来映画がすべきこと、映画でないとできないことだと再認識した。特に後半は音楽・映像・雰囲気作りの全てが絶品。ハリウッド映画にもかかわらずショッキングな映像を不自然に削除したり、挿入したりしていなかった点も素晴らしいです。もちろん爆撃シーンは語るまでも無く最高の出来。やはりまだまだCGは本物の模造の粋を超えていないことを実感した。ただもう少し一人一人のキャラクター(特にカーツとウィラード)を細かく描いて欲しかったのと、前半の無駄な部分を省いてほしかった(やはりこれができないのがハリウッドの弱点か・・それとも何らかの意図があったのか?)。あとはやっぱりこの邦題はダメでしょう。今後の見直しを考えて厳しめに7点。 【DELI】さん 7点(2005-02-25 00:16:53) |
85.《ネタバレ》 前半のヘリ強襲のワルキューレが日本の戦時中の国策映画「ハワイマレー沖海戦」のパクリだと知った時は、驚きました。 【Waffe】さん 8点(2005-02-23 01:58:23) |
84.この映画を見て以来、外を歩いていてヘリコプターの音が聞こえると「あれ?」って違和感がありました。ワーグナーが足りないからだということに気づいたのはずいぶん後です。きっかけは「クレしん」ムゥーヴィー。 【キュウリと蜂蜜】さん 9点(2004-12-04 17:13:03) |
【SAT】さん 10点(2004-09-06 23:08:35) |
82.グリーンベレーの暗殺屋であの腹は無いよな。あの頃の映画は役作りが今よりぬるかったんだろーな。 【センブリーヌ】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-07-27 03:19:23) |