118.なんでしょう、この作品全体を包む安心感みたいなものは。見ていてとても心地よいです。山田洋次監督だからこそ表現できる空気感なのかな? 日本を代表する素晴らしい作品だと思います! 【たけたん】さん [地上波(邦画)] 9点(2015-01-07 07:11:08) |
117.高倉健の演技はベタだけどうまいですね。有名すぎてオチをしっていたので知らずに見たかったな。どちらかいうと武田鉄矢カップルの方が主役に見えました。あとナイナイの岡村に見えた。 【とま】さん [地上波(邦画)] 6点(2014-12-30 14:43:13) |
116.《ネタバレ》 高倉健の追悼で放送されていたものを鑑賞。今回が初見です。あまりにも有名な作品のため、自分にとってはラストシーンのスチルだけで見た気になっていた映画の一つです。感想ですが、良いロードムービーだと思いました。高倉健演じる勇作の過去がばれる以外にはそれほど大きな出来事がないにもかかわらず、最後までダレることなく飽きずに見ることが出来ます。高倉健が主役なのですが、武田鉄矢と桃井かおりがW主役と言っていいほどの存在感を見せてくれます。ただひとつダメな点を挙げると、クライマックスの黄色いハンカチを発見するシーンで流れるBGMの出だしが寅さんのテーマの出だしと全く同じということ!!そのためそのBGMが流れた瞬間ガクッときてしまいました。あれはないわー。 【MASS】さん [地上波(邦画)] 8点(2014-12-15 03:41:15) |
115.《ネタバレ》 テレビでしていたので、何気なく鑑賞。ついつい最後まで見入ってしまいました。それだけ魅力ある映画です。健さんが画面にいるだけで、落ち着きます。前半の武田鉄矢の気持ち悪いこと。でも後半は健さんが優しくみんなを包んでくれます。良作です。 |
114.根幹を成すのは山田洋次一流の”いい話”。70年代の北海道という土地柄と合わせて、人々の人情劇が心に染みる。 ただ、ちょっと武田鉄矢が汚すぎるし桃井かおりも微妙な立ち位置で、イマイチ素直に鑑賞できない。 もうちょっと良いキャスティングがあったのではないか、と思ってしまう。 その代わりと言ってはなんだが、倍賞千恵子と高倉健の名コンビっぷりは冴え渡っている。 こちらは文句の付けようがありません。 【ポン酢太郎】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-12-01 20:48:44) |
113.高倉健さん追悼でのテレビ鑑賞。40歳以上の人たちは子供の頃、頻繁にテレビ放送されたのを一度くらいは見ているんじゃないかと思う。それくらい誰もが知っているストーリー。私は子供の頃、出所した健さんが、ビールにラーメン、カツ丼を注文して、特に、滅茶苦茶カツ丼が食べたくなった記憶があったのですが、カツ丼には手をつけてなかったんですね(笑)。それから、この映画を全く知らなかった人のレビューを読んでみたいです。これからも多くの人に見てもらいたい映画ですね。 【クロエ】さん [地上波(邦画)] 9点(2014-11-30 08:20:46) |
112.《ネタバレ》 日本映画の名作として名高い本作だが、遅ればせながら先日の健さんの追悼番組で初鑑賞。あらすじは知っていたものの、主要キャストが出会い、徐々に明らかになる健さんの回想シーンの入れ方が絶妙で、どんどん引き込まれた。はやり本作の面目躍如はキャスティング、特に主役に高倉健を配したことに尽きる。それまで任侠モノばかりだった健さんがヒューマンドラマに進出したきっかけにもなった本作だが、そうした健さんのイメージと本作の主人公がぴったり重なる配役の妙。役名は島勇作だが、私には髙倉健としか見えなかった。それまでの作品での役柄上、当時の観客は健さんの「殺し」には麻痺していたのだろう。今の時代ならなんらかの贖罪シーンが必要なところだが…。最初は野暮ったくみえた武田鉄矢や桃井かおりだが、見ているうちに彼らと一緒に旅をしているかのような錯覚に陥り、一緒に健さんの一挙手一投足にスカっとしたり、やきもきしている自分に気付く、というロードムービーのお手本のような作品。番組冒頭で本作の主題について武田鉄矢が健さんの言葉をとおし、「おかえり」の声が返ってくることの幸せ、と語っていたが、作中の欽ちゃんと朱実もこの短い旅でそのことに気付き、若者から大人に成長することを予感させる終わり方も良かった。そしてラストの名場面は、普通ならベタに抱き合うところを敢えてそうせず、ただうつむき嗚咽する倍賞千恵子の手を引き、優しく家へといざなう健さんの不器用な姿にどれだけ多くの日本人が共感し涙したことだろう。あと、北海道民としては昭和50年代の街並みや車、生活風景が妙に懐かしかった。上映以来、本作のような出会いを(無意識に)求めて北海道を訪れた若者はきっと数知れなかっただろうと思うと、本作がもっている普遍的な輝きを感じざるを得ない。 【田吾作】さん [地上波(邦画)] 10点(2014-11-29 16:51:11) |
111.《ネタバレ》 久しぶりに鑑賞。何度か見てるけど、ストーリーは完ぺきに把握してるのに終盤は見入ってしまう。演出が優れているからだろう。内容はそんなに起伏はないけど、ラストの感動への布石をうまく引かれている。車中のシーンなんか健さんの無言のアップが延々続くのにこっちが健さんの心情読んで目が離せなくなる。こんな間の使い方は抜群に巧い。健さん主演だけど、武田桃井も主役さえ食ってしまう素晴らしい存在感を発揮してる。ラストのハンカチがはためくシーン。たくさん掲げた倍賞さんの心情とかそれを見た健さんの気持ちを思うと涙。青い空にバタバタ強風にはためいているのがまた良い。風もまた助演。桃井もラストにかけての表現や声質がいいんだよねえ。日本の日本らしい稀代の名作。 【タッチッチ】さん [地上波(邦画)] 9点(2014-11-29 07:52:20) |
110.《ネタバレ》 いやーーーいいですねぇ~。観たことあると言えばあるけど、今回改めて鑑賞致しましたがとっても良かった。今見て思ったけど渥美さん出てたんだね~知らなかった(おまけにタコ社長もね)。作品全体の流れがとてもスムーズで、観ていて違和感が無い。。。いろんな映画観てきたつもりだけどこれってやっぱりスゴイことだと思う。皆様が仰せの通り、この映画のどこをとっても素晴らしいが、最後の健さんと倍賞さんの再会のシーンは鳥肌が立つほど素晴らしい。倍賞さんが抱き付くわけでもなく健さんのカバンを持ったというところが…山田監督さすがです。いや~~今とても感動しています。観て良かった!10点満点!! 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 10点(2014-11-06 08:31:00) |
109.《ネタバレ》 大量に連なる黄色いハンカチが力強く風に棚引くインパクト。妊娠を報せた時の1枚のハンカチが伏線になり、それが再び掲げられるだろうかとドキドキする視線を仰天する方向へ裏切る素晴らしい演出でした。大声で「あなたと一緒に暮らしたい」と言ってます。 初めて観た時の衝撃的な感動に比べると、再見以降はどうしても「慣れ」が入ってしまうのが残念だけど、それ以外にも見どころが多い作品。苦労人の健さんが、若く未熟な二人に人生の厚みを教えているようなロードムービーで、キャストが見事に嵌っています。特に無様でみっともない武田鉄矢が秀逸です。 その武田鉄矢は映画初出演。以前、テレビのインタビュー番組で披露された逸話が印象に残っています。北海道のロケ中につい羽目を外して飲み過ぎてしまい、顔をむくませて翌日の現場へ行ったら、本編中の説教シーンのように健さんからこっぴどく叱られたらしいです。「それでも役者か!」と。それが、その後の俳優人生の財産になったと仰っていました。 【アンドレ・タカシ】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-02-07 02:02:55) |
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108.《ネタバレ》 この映画、健さんが主演のように見えて実は、武田鉄矢が主演だと思った。本気の恋愛に臆病で、見栄や虚栄といった鎧で身を固め、極力傷つかないような遊び半分な恋をする。そんな男が旅で知り合った、不器用で無骨だけど愛に対して実直な男との交流を通して、最終的には本気で人を愛するようになる。武田鉄矢が演じた花田欽也の、まさに成長物語ですね。約30年振りに再視聴しましたが、当時とは比べものにならないくらい胸にグッときました。昔見た映画を、年をとってから改めて見直してみるのもなかなかいいものです。刑務所を出所してラーメン屋でビールを飲むシーン。もうねぇ、たまらんですよ。全身全霊で一杯のビールをすすっているその姿。このシーンだけでアカデミーもんです。あとね、ラストで黄色いハンカチが、さり気なく武田鉄矢の後方に見えるシーン。もうね、神がかってます。素晴らしすぎます。正直言って宣伝用のポスターでネタバレバレで、どうせハンカチあるんだから、ってそんな冷めた気持ちをあざ笑うかのようなこの演出。分かっていたのに、あんな風に見せられたらそりゃぁ感動せざる得ないですよ。と、そこまで感動しておいて水を差すようで申し訳ないが、一点だけ心に引っ掛かったことが。健さんが殺害してしまった男性に対する、明白な答えの提示がなされなかったこと。まぁそれをやってしまうとテーマの本筋からそれてしまう恐れがあるのは分かるが、渥美清との会話の中でもいいから、被害者への罪の意識を表現して欲しかったかな。くどくならない程度に。まぁそれでも結局はいい映画であることに変わりはない。出演者全員も文句なく素晴らしい!ほんと、見直して良かったです。 |
107.《ネタバレ》 ソースくれよ、ってテキ屋のおっさんをボコボコにしてしまうけんさんに驚愕した夏休みの夜。 蚊取り線香の匂いかやけに心地よくて、帰る家が有るっていう事にしみじみとしたのだった。 が、まるちゃんの方が屋台よりじつはうんまいと真顔で突っ込む祖父の頭をしこたまシッペして風呂に逃げ込んだ。その爽快感が忘れられない映画だ。 水野晴郎の解説と痛えブッ殺すと叫ぶ声が絶妙のハーモニー。 【黒猫クック】さん [地上波(邦画)] 8点(2013-06-15 23:45:52) |
106.《ネタバレ》 若い頃から鬱陶しい武田鉄也氏と気怠い桃井かおりさん・・・ そのまんま不器用な健さんと、その健さんを待ち続ける古き良き日本女性の倍賞さん。 この配役がお見事で、彦摩呂風に言えば『銀幕のケミストリーやぁ~』って感じ。 子供の頃に観て泣いて、30年以上経った今観ても同じように泣ける映画。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-05-12 14:47:55) |
105.今の男なら流産した奥さんを慰めるのに必死だろうけど、昔は価値観が違うんでしょうね。渥美清もたこ八郎も元気でしたね。 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-04-17 15:08:26) |
104.《ネタバレ》 あまりにも有名な作品故に初見のはずなのにラストを知ってるという逆境にもめげず見事に泣けました。 無駄に引っ張るわけでもなく、派手に盛り上げることもなく、なんなら先にチラッと見せちゃうくらいあっさりしてるんだけど、やっぱり泣ける。 それにしても、序盤の出会いから一緒に旅を始めて真相が明らかになるまでの展開が見事ですね。 その過程自体が既に面白いもんだから、自然と話に引き込まれます。 最初はパッとしなかった桃井かおりだけど、話が進むに連れてどんどんいい女になってくのが印象的で、クライマックスの満面の笑みに涙腺が決壊しました。 まるで自分のことのように喜ぶ彼女の笑顔はとても素敵でした。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-02-16 18:48:55) |
103.家父長的イデオロギーが非常に鼻につく点が大幅にマイナス要素だが、ラストは確かに感動的。武田、桃井の二人も素晴らしい。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-01-07 23:12:24) |
102.最後がどうなるかわかってるのに、こんだけ泣けるってすごい。 北海道の田舎って、いまではもう変わってしまってるんだろうか。 武田鉄也と桃井かおりのどたばたも安定したおもしろさ。 車がつっこむとこなんて今でも全然通用すると思う。 日本映画にもこんないい時代があったんだな。 |
101.『男はつらいよ』と同じく、わかりやすくて誰にでも親しめるヒューマンドラマ。 健さんが安定の渋さ。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2012-12-30 00:23:26) |
100.《ネタバレ》 クライマックスのハンカチがなびくシーンで感激するかなと思ったが、何の感動も感じなかった。高倉健と倍賞千恵子はまあまあだが、武田鉄矢と桃井かおりのやり取りを見てると、「感動」とはおよそ縁遠い感じだったせいか。これも期待外れの1作。 【風小僧】さん [地上波(邦画)] 1点(2012-12-29 09:44:33) |
99.ストーリー、脚本、役者全てに見事。映画は高倉健。健さんがでているだけで映画に締りができる。脇役桃井かおりも良い。何度見ても泣ける。超良質の映画。 【竜ヶ沢中段】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-12-16 20:29:28) |