87.《ネタバレ》 太平と又七のコンビが面白いです。とても馬鹿で人間らしく、でも憎めないw 大人数での階段での攻防や、槍での一騎打ち、火祭りの踊りのシーンなど、迫力のあるシーンはさすが黒澤映画です。三船敏郎は相変わらず存在感たっぷりで、漢してます。前半がやや退屈で眠気と闘いながら見てました。でもラストの締めくくり方は好きです。 【VNTS】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-05-19 16:02:54) |
86.スターウォーズの原点みたいによく言われますが、冒頭あたりに出てくるいかにも汚らしい群衆シーンとか(これがスバラシイ!)、隠し砦の現実離れしたロケーションとか(これもナイス!)、こういったあたりは『猿の惑星』の原点だ、とも言いたくなります。あとは、ユーモア、アクション、危機また危機、というまさに娯楽の極致(ここまでくると、サービスし過ぎ?)。「いい映画」ってのは自分だけのために大切にしたいもので、人に薦めたくなるのは「面白い映画」。本作はその両者を兼ね備えた見事な作品ですね(ま、強いて言えば、後者、ですけどね、えへへ)。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-04-04 16:26:23) |
85.以前見た時より、おもしろく感じた。この間見た『椿』よりよかった。楽しめる作品だね。皆、キャラが立っていて、わかりやすいし・・・。正直、『七人』や『天国』より好きかも? 【フラミンゴ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-03-23 19:31:48) |
84.黒澤映画の中でも個人的にあまりグッとこなかった作品。 無駄に長く引っ張りすぎな場面が多かったところ、雪姫の存在感は素晴らしいが演技が・・・ 素晴らしいアクションシーンあり笑いあり、とてもよく出来たエンターテイメント作品に仕上がっているのは確かなのだが、黒澤映画にはどうもそれ以上のものを期待してしまう・・ 【おーる】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-03-14 13:33:09) |
【ホットチョコレート】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-01 18:24:02) |
82.《ネタバレ》 多彩な登場人物、ツボを踏んだ展開、そして名台詞「裏切り御免!!」でのどんでん返し…何と言うか、もう文句のつけようのない安定感を持った冒険活劇。しかし、どうしても気になってしまうのはラストシーン。あまりにも順当に終わりすぎしまったというか、もう少し劇的なものにならなかったものか。やっぱり、これでいいのかなぁ… 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-01 02:38:30) |
81.黒沢映画は全般的にそうなんだけど、時間が長くて、私はどうしても途中で集中が切れてしまいます。体調がよかったらもっと評価は上がってたと思いますが、とりあえず初めて見た 印象で点数付けました。セリフが聞きとりにくい部分があるのもちょっとマイナス。次回は字幕付きのDVDでちゃんと見たいと思います。 【かすお】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2008-10-15 19:36:10) |
80.高校生のときわくわくして観た記憶が残ってる。特に撮影現場に近くの有馬の蓬莱峡が選ばれ親近感増し、映写時も楽しんだ思い出がある。 今回で4回目?の鑑賞と思うが、あの若々しい姫、上原美佐も70歳越え、私も年取った。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-09-26 19:38:33) |
79.《ネタバレ》 この頃の黒澤はほんとうに面白かった。脚本も素晴らしい!一番のツボは上原美佐演ずる雪姫でしょう。決してうまいとはいえないんですが、立ち姿・寝姿・座ってる姿、全てにオーラが出ています。そして射すくめられるような鋭い眼光、なんたる存在感。思わず、姫さまああ!お許しを~!愚かなわたくしめをその鞭で思う存分お打ちくださいとひれ伏したくなる威光・カリスマ性を感じます。最後の姫様化粧も妖艶。真の支配者とはこうでなくてはならない。長澤まさみにはその「支配者オーラ」がないのよねえ。調べたらわずか2年で引退したらしいですね。ああ!もったいない。こんな女優はもうでないかも。まさに幻の女優という名にふさわしいです。作品自体は8点ですが、敬愛の思いをこめて上原美佐さまに1点を献上いたします!今どうなさってるのでしょう?逢いたいような逢いたくないような。 【うさぎ】さん [地上波(邦画)] 9点(2008-09-21 00:09:51) |
78.《ネタバレ》 なんといっても田所兵衛の「裏切り御免!」でしょう。何度観ても拍手してしまいます。逃走劇に至るまでは少し長いかなとも思えますが、その分、ラストの解放感、爽快感があるのでしょう。ところで、ジョージルーカスに多大な影響を与えてるのは、有名な話。オープニング、太平と又七が野原をとぼとぼと歩いているカットは、ジェダイの帰還オープニングの砂漠で歩くC3POとR2D2で、エンディングで六郎太、雪姫、田所兵衛がびしっと決まるのも、表彰式でのレイア姫、ルーク、ハンソロといったところでしょか。 と思って調べてみたらそういうことでした。既出御免! 【ポテサラ頂戴】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-09-11 22:04:57) |
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77.《ネタバレ》 黒沢の時代劇は幅があって面白い。難点を言えば、百姓二人があまり活躍しなかったことと、ストーリーが多少強引なこと。それを除けば、なかなかのエンターテイメントに仕上がっている。リメイクとかこの足元にも及んでいないんだろうな。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-17 22:27:04) |
76.《ネタバレ》 内容は確かに重いものじゃないが、こんなに痛快でハラハラドキドキさせてカッコよくてスカッとする映画もないだろう。馬上の三船が雄叫びを上げて「八双の構え」で突き進む有名な場面、ビデオで見てすらド迫力なんだから、スクリーンだったら全身鳥肌が立ったんじゃなかろうかと思う。確かに聞き取りにくいセリフがちらほらあるが、一度何言ってるか理解すれば次からは問題ないのでそんなにひどい傷とは思わない(DVDには日本語字幕があるので、この問題は解決済みだと思う)。雪姫もりりしく、美しい。リメイク? 悪いけど、見る気にもなれない。 【空耳】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-08-08 04:18:25) |
75.登場人物達の生身の存在感に驚かされた。生きている人間がまさにそこにいるという感じ。アクションシーンも迫力があって目を見張った。画面から汗や泥が跳ねてきそうとでも言うか。「上手く言えないがなんかこれすごい・・」と思いながら見た。半世紀前の作品だなんて信じられない。ストーリーはやや強引だったけど、純粋な娯楽作品だしまあいいのかな? 【wayfarer】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-07-23 00:09:32) |
74.《ネタバレ》 「用心棒」「椿三十郎」に比べると一枚落ちると思いますが、十分に面白い時代劇です。三船敏郎の殺陣と手綱捌きが素晴らしいです。しかし、ローラーコースター・ムービーに慣れてしまった今、いささか冗長で、尺が長すぎると感じざるを得ない部分があります。不満だったのは「隠し砦」がストーリーにうまく生かされなかったことですね。三人とも悪人てわけでもなかったし、初見時はちょっとタイトルにこけおどし的なものを感じました。なんといっても得をしたのは藤田進演じる田所兵衛で、最後にいいところを全部持って行ってしまいました。場内は大爆笑でした。 【ジャッカルの目】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-05-21 01:25:44) |
73.《ネタバレ》 橋本忍が「複眼の映像 」で、七人の侍までは共同脚本を作る際に、小国英雄は一切執筆をせずに黒澤や橋本が書いたものを精査し、全体の流れを作る司令塔的な役割を果たしという。だから、七人の侍のような長大なシナリオでも、滞るなく流れるように話が進んだという。しかし、それ以降小国が自分も書くようになり、交通整理をする人がいなくなってしまった。その煽りを受けたのがこの作品であろう。出発までに1時間も掛けてしまったのは、いかにも長過ぎる。その序盤も七人の侍のように面白ければいいけど、それほど面白くもなかった。4人で脚本を書いたけど、整理を出来なかった例がこの作品に前半に出ている。しかし、その1時間を我慢すれば、至福のときが待っている。隠し砦を出発してからの逃走劇は黒澤映画の中でも屈指の面白さといえよう。見所はいくらでもあるが、やはり最後の関所の場面で、三船が村娘を馬に乗せるシーンは、アメリカの西部劇でも滅多に見ることができないだろう。元々黒澤は馬にはこだわりがあるようだが、これだけ馬を効果的に使った映画は、ジョン・フォードの「駅馬車」くらいだろうと言いたくなるほどの出来だ。作る手のプライドに感服してしまう。 【rosebud】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-05-14 22:46:52) |
72.期待しすぎたせいかもしれませんが、他の黒澤作品と比べるとあまり面白くなかったです。百姓コンビがどう活躍するのかを楽しみにしていたのに、ただスケベでマヌケで卑しいだけで足を引っ張ることしかしないのでがっかりしました。もう少し百姓コンビに共感できるエピソードが一つでもあれば評価は全然違ったと思います。雪姫はすごく良かったです。 【映画大好きっ子】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2008-04-12 00:10:28) |
71.リメイクの予習に見た。驚いた。凄い面白い。全体的にわかりやすく、痛快で、RPGのような展開は自分のような若い世代にも理屈なしで楽しめる。何といっても素晴らしいのは、あやはり三船演ずる真壁六郎太の貫禄だ。登場シーンから大変なインパクトがあり、最後まで何を考えているのかいまひとつよくわからないミステリアスさが良い味出しており、それにあの凸凹コンビと雪姫が絡むやりとりは良く出来ている。しかしそれ以上に個人的にお気に入りなのが、あの藤田進。ラストの「裏切り御免!」は名台詞でしょう。リメイクでどんな風に料理されるのか、今から楽しみだ。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-03-31 23:23:55) |
70.キャラもセリフもいいんだけど、ストーリー展開が、どうものりきれなかった。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-03-22 06:58:56) |
69.ガキ大将な三船さん、強欲でマヌケな凸凹コンビ、勝気な姫、誇り高きライバル、身売りされた町娘等愉快な面々がおりなす、逃亡ロードムービー活劇コメディ。 黒澤映画のなかでも、とりわけわかりやすいエンターテイメント&笑いのサービス精神旺盛な一本。娯楽映画としては若干長いとか、姫のしゃべり方が不自然だとか、ケチのつけどころはあるけど、とにかく波瀾万丈で面白い映画。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-02-01 16:38:10) |
68.ひとつひとつのシーンが長く、最近のハリウッド映画に毒された観客にとっては正直退屈かもしれない。しかしこれ、ロードムービーとして観たら物凄く面白い。いつの間にか自分が、又七や太平と一緒に長い旅をしているような錯覚すら覚える。そして時々、溌溂な姫君や勇猛な六郎太のことを思い出し、あのズッコケ2人組は、故郷に帰っても相変わらず喧嘩ばかりしてるんだろうな、なんて想像を巡らすのだ。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-12-20 01:03:12) |