63.鑑賞後読了。野球は奥が深い。ブラピはこういう役が似合ってる。 【TERU】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2023-03-17 21:51:37) |
62.メジャーリーグのことを少しでも判っていれば10倍は楽しめますが、あまり詳しくなくてもきちんと楽しめるように作られています。(私はそんなに詳しいほうではない) データを重視してチーム編成に取り組んだ、アリーグ、オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャー「ビリー・ビーン」(ブラッド・ピット)の半生を描いた物語ですが、これが非常によくできています。40代以上の人にはセイバーメトリクスというより野村ID野球(ちょっと違うが)といったほうがピンとくるかもしれません。しかし野村ID野球よりももっと根本的なチーム編成自体をデータ任せにしたのがこの理論の凄いところです。今では当たり前ですが、いわゆるビッグデータ的な情報解析・情報分析を元にしてチーム自体を再編成した訳で、やはり2~30年前ではかなり思い切った無謀理論を追求した人物だったといえます。 自身もかなり気性が荒いビリーですが、周りの無理解、マスコミなどの過激な煽りなどプレッシャーやストレス、過去の後悔などを心に抱えている気難しい人物を非常にウマく表現したブラピはかなりのハマり役でした。元来この手の抑えた役柄が好きなブラピですが、本作のビリー役はキャリア中でもベストなものではないかと思われます。 また、脇も超一流で反抗的なハウ監督にフィリップ・シーモア・ホフマン、気が強い元嫁シャロンにロビン・ライト、気弱なハッテンバーグにクリス・プラットらと非常に豪華です。脚本もレナードの朝やシンドラーのリストのザイリアン&手直しにはザ・ホワイトハウス、ソーシャル・ネットワークのソーキンと、地味な映画だったと切り捨てるにはあまりにも勿体無さすぎる布陣です。さらには何気に開幕式でエレキで国歌を演奏するジョー・サトリアーニ、劇中内TVのみ出演のイチローなどなど、とにかく超絶に豪華なので多方面に考察できる人には非常に奥深い作品に仕上がっています。(ただ、他の方もご指摘ですがセイバーメトリクスを追求する映画なのに、、これ以上ないってくらい高額でメジャーな連中が集まっているのもある意味皮肉で笑えたりもします) 娘の歌声に突き動かされる音楽CDの流れも最高に素敵ですが、レッドソックスから暗転で現在の状況を説明するラストも非常にスマートでリアル。MLBのトレード事情やアリーグ・ナリーグのことなどもっと勉強して再度鑑賞したい、静かなる名作だと思います! 【アラジン2014】さん [インターネット(吹替)] 8点(2022-08-04 15:48:06) |
61.《ネタバレ》 統計でチームを強くするって息巻いたんだけど、監督の協力が得られず、なかなか結果が出ない。 次の就職口のこともあるから、俺は実力で起用すると文句を言う監督は、なんだか生々しくてアメリカ的。 それならと敢行するトレード作戦で物語は最高潮に。 ここは盛り上げ方が上手い。 クリス・プラットがバッターボックスに入った時には、知らず知らず祈ってたもんなあ。 ここで終わってたらスッキリだったんだけど、元々は野球の常識を変えるって話だから、ワールドシリーズまでいって優勝しないといけなくて。 結局他のチームに革命を横取りされて、それでもアスレチックスで頑張ってるって文字で終わらせる作戦。 球界の改革とチーム愛がなんだか両立してない感じがするのが多分モヤモヤの原因かと。 でも、相変わらずブラット・ピットはカッコいいから許せる感じ。 |
60.《ネタバレ》 観てる間は割と楽しめたが振り返ってみると何が良かったのか・・・ ・ブラッドピッドがかっこいい ・これまで興味なかった野球のGMという仕事が知られた ・仕事に対する信念、熱意、考え方が最後には報われる こんな所だろうか。 しかしなんというかスッキリしない印象。 主人公の人間性かな。 応援したくならない。 感情的な奴とは一緒に仕事したくないな。 かといって昔のやり方に固執する連中も嫌だけど。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-11-03 07:56:13) |
59.原作は遠い昔に既読。この作品は、その分厚い中身をすっきりさっぱりまとめていたように思います。しかしさっぱりし過ぎて、唐突に強くなった感じ。どういう選手がどんなデータに基づいて起用され、どんな活躍をしたのか、もしくはトレードに出されたのか、もう少し〝ドラマ〟を見たかった気がします。いかにも実際にいそうな風貌の「ホフマン監督」の見せ場も少なかったし。 【眉山】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-09-05 12:45:59) |
58.《ネタバレ》 野球。トレード。ゼネラルマネージャー。正直どれも興味ない。うん、この映画はスルーしよっかなって思ったら、『あれ?ブラッドピット主演じゃん・・』と思い、あらすじだけ読んでみることに。『実話系』『サクセスストーリーっぽい』結局好奇心が勝っちゃって見てみることに。 で、結果は、・・・やっぱ興味湧かねーなー、というのが正直な感想。それに、トレードのルールや基準がどれもピンときません。これじゃあ楽しめるわけありません。選手のほとんどは会話の中に出てくるのみ。当然顔と名前が一致しません。誰がどう凄いのかちっともわからないわけです。 『なんかイライラしてる。』『監督全然ゆーこと聞かねーじゃん。』『なんか勝ち始めた』ぐらいのことしかわかんない。 で、そんな自分でも楽しめそうな野球シーン。特に勝っていくシーン。そのほとんどがニュースで流れるダイジェスト版のようなものばかり。 好きな人が見れば面白いのだと思います。見る価値があるのだと思います。 ですが私のようにこの世界に全く興味がなく、知識がない人間が見ても、ただ出来事を羅列してあるようにしか見えません。見る人を選ぶ映画と言えそうです。 ただ、エンタメ色の薄い作品である割に、見飽きるということはなかったです。ですから、映画としての完成度は高いのかもしれません。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-03-14 23:13:38) |
57.先駆者は常に批判を避けては通れないのだろう。自分の理論を信じて貫く主人公の、挑戦を諦めない姿はカッコイイ。 主題歌であるThe Showも作品にマッチしていて素晴らしい。 メジャーリーグの知識が少しでもあれば、十分に楽しめる映画になっている。 【アクアマリン】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2019-02-17 17:31:31) |
56.《ネタバレ》 スポーツに疎い私には楽しめなかった…。野球界の裏側の世界。共感出来なかったなぁ。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 4点(2018-05-07 13:06:11) |
55.《ネタバレ》 なにか、観終わって釈然としない。弱小スポーツチームが何らかのきっかけで破竹の勢いをとげるというのは、映画界においてかこれ以上ないというくらいの黄金のフォーマットなのだと思う。しかし、本作のアスレチックスは、前期アリーグの地区優勝決定戦に出ているんですよね。確かに、主力メンバーがそこから抜けたという事情はあるにせよ。制作者は「黄金のフォーマット」に寄りかかろうとしすぎてないか?古い枠から新しいフレームを作ろうとしている主人公を描いた作品なのに。なんか、弱い者ぶってる。ずるくない? 【なたね】さん [DVD(字幕)] 2点(2018-04-27 22:57:18) |
54.本当にあったお話ということで とても面白く観れたんだけど 映画として飛び抜けていいものが特に見当たらなかった。 |
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53.原作も読んでみます。 ベストプレープロ野球の最新版をなんとかだしてもらえないだろうか?PS2版にコボスタ宮城を入れてテキストデータ読み書き機能を追加するだけでも十分だと思うので、どうか一つ! 【マー君】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-01-23 12:17:01) |
52.多分ブラピの映画の中で一番つまらない。最後まで観た自分をほめてあげたい。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 2点(2016-01-02 17:02:25) |
51.《ネタバレ》 日本だとシーズン中の選手のトレードなどあまりないので、この冬から春の野球のオフシーズンに見ると面白いかもしれない。スポ根物ではないので、野球のルールがわからないという人も安心してみれる面白い映画だとおもう。このシーズンオフになると日本からFAで大リーグ挑戦する大物がいると、新聞ではヤンキースと交渉か?!ドジャースと接触とかいろいろなチーム名がでてくるが、その裏で、きっとこの映画のような、トレードで相手の資金を使わせて獲得させないなど、あの手この手が行われているんだろうと思うと、なぜワールドシリーズMVPの松井が放出?とかいろいろ想像ができ楽しめる。今年はマエケンがそんなこんなで、どっかのチームに行くのだろうな。いずれにしても、久々にブラピのアタリ役という感じがした、面白い映画だった。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-12-15 16:05:37) |
50.《ネタバレ》 面白かった。こんな面白いのに実話モノだと聞いてさらにビックリした。 自分も金満球団よりは貧乏球団の方に感情移入してしまうので、 凄く痛快な映画だったなぁ。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 8点(2015-11-30 22:55:25) |
49.野球が大好きな自分の視点でいえば金満クラブに打ち勝つ一つの戦法としてセイバーメトリックスは理解できるが好きじゃない。 やはりどこか人間味を感じない機械的な手法に疑問を感じることがある。 野球に限らずファンで支えている限り娯楽であるが結果が必要な現場はそういうわけにはいかない。その苦悩を描いたこの話、ブラピの名演光ります。 ジャイアントキリングなんていうのはファンじゃ決して見えない裏方の努力の結晶でしょう。 |
48.実力はあるのに評価の低い人、いわゆる要領が悪かったり変な癖があったりする人が、今までのスカウト目線とは違った合理的な理論で見出されて結果を出していく物語は、自分とダブっているわけではありませんがとても共感できました。イェール大卒の補佐役キャラにはちょっと違和感ありますが、GMである主人公やここに登場するMLBのプレーヤーの境遇等、実話のリアル感が伝わってくる映画です。偉業達成はドライな手法だけでは困難で、人をその気にさせる人間臭い魅力が不可欠だと思いますが、過去の挫折体験を持つ主人公にはきっとそれがあったのでしょう。 【ProPace】さん [地上波(字幕)] 8点(2014-12-18 20:53:26) |
【マンデーサイレンス】さん [地上波(字幕)] 5点(2014-12-17 16:20:51) |
46.最初のセイバーメトリックスを実践していくやり取り辺りは面白かったんだけど、シーズンが始まってからは事前に結果など知っているからかちょっと退屈だった。 【miso】さん [地上波(字幕)] 4点(2014-12-14 19:47:10) |
45.ベースボールものの映画として単純に面白いかと言うとちょっと微妙だが、このデータ中心の試みとのセットで興味深い作品となっている。 主人公の人物掘り下げはもう少しあってもいいと思ったけど、そうすると論点ボケるかな、ということでこんなところか。 【simple】さん [地上波(字幕)] 7点(2014-12-14 01:05:41) |
44.《ネタバレ》 スポーツ嫌いで、映画もスポーツものは基本スルーしてましたが、これは面白かった。ブラピのビルディングロマン。最後レッドソックスに行ったってそれはそれで良かったと思うんだけど(自分たちの信念が球界を変えはじめた証なのだから)、アスレチックスに残るのを選んだのには男気を感じました。その事実を、娘お手製の歌が流れる中、字幕だけでさらっと伝えた演出はなかなかにくいものでした。ただその後もセイバーメトリックスの本家アスレチックスがワールドシリーズ優勝にまで至らないのは、現実はそう甘くないということなのでしょうか。 【えぴおう】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-10-30 01:35:57) |