76.《ネタバレ》 久しぶりに2回連続で見た作品。(翌日にもう1度鑑賞) 映像美、構成の上手さでファンタジー作品としても楽しめるが、物語に隠された真実を知ってからはより一層深みが出て、 2回3回と見たくなる。 どんでん返しや叙述トリック作品であっても必ずしも2回見たいと思わないのはなぜか、複数回の鑑賞に耐えうる作品とそうではない作品の違いとは何か、など考えさせられた。 |
75.アン・リーは、CG使わないと思ってたんだけど ここまでの表現がされてるとは驚きました。 ファンタジー系では、指標となる映画だと思います。 というかこれ以上ないかも。映画館か大画面でもう一度みたいな~ 【glxynt2】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-08-22 01:40:44) |
74.大人も楽しめるファンタジー! 映画館で観たい映画。 タイトルとCMに騙された。 こんな内容なら映画館にすっ飛んだのに‥( ´∀`) 思ってたような説教くささはなく、ユルい映画として楽しめる。 DVDなら夜に観た方がいいと思う。 エログロないから子供にもみせられるけど、子供には理解しづらい大人向けの映画。 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-08-13 16:47:41) |
73.《ネタバレ》 「ああ、そういうオチなのね、チャンチャン!」では終わらないものを感じた。後半の幻想的なシーンより前半がおもしろい。一神教。多感な少年は模索し続ける。そして海難事故。もし二つの物語のうち、人間編が真実でトラ編が妄想であるなら、何とも分かりにくい比喩だ。自分には整理して考える力なし。菜食主義の自分が、何故かいきなり獰猛なトラ。トラと魚の取り合いをして勝つ自分は、トラではない自分なのか。振り向かずに森に行ったのはさよならを言わなかった自分。それを見て泣くのは後悔している自分。トラと自分の長い漂流での関係の変化は、何なのか。 監督の意図や物語の意味を探りながらも、繰り返し見てみたい不思議な作品だ。 【LOIS】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-01-01 20:52:39) |
72.《ネタバレ》 イメージからは、「無人島でのトラとの共同生活」だが、冒頭からその想像が違うことに気付かされた。 やや前半は固くて宗教観あふれているので「ん?」と思うが、後半から一気にストーリーが進む。 なるほど、虎以外の動物だと、なかなかこの映画は成り立たないな〜と思った。 虎は一言も話さないが、感じさせる威厳はさすが。 数々の伏線が張られていることに最後に気付かされ、もう一度別の視点で視聴したいと感じる一作。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-11-30 17:14:26) |
71.《ネタバレ》 「人生とは捨てることだよ」という言葉が面白かったです。言葉そのものよりも、同じ出来事に対する受け止め方でも宗教家と無宗教家でこれほどまでに違いがあるのかと言うことが面白かったんです。なるほど、宗教家からすれば「人を殺す」「動物の肉を食べる」などということは、自分の中の大切なものを捨てることなんですね。私のような無宗教家からすれば「殺人者に制裁を加えるという新たな経験を獲得する」「動物の肉を食べるという新たな経験を獲得する」ということになるんですが。ていうかこの「人生とは捨てることだよ」という言葉って、考えようによってはちょっと危険な言葉ですよね。一歩間違えれば変な方向に洗脳(例えば「武器を捨てよ」とか「欲望を捨てよ」とか…)されかねないアブナイ言葉かなと思うんですけど。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-11-12 14:32:51) |
70.《ネタバレ》 興味深い設定だった。鮮やかな画づくりにはハッとさせられる。そのためかドキュメンタリー調というより少しファンタジー感もある。虎の画はCGをふくめてあまりに見事。そのため緊張感もずっと維持できているんだよね。主人公が生き残れたのは虎のおかげというのは人生というものにも重ね合わせることもできて示唆深い。サバイバルものでもあるんで、少しキャストアウェーを意識したな。吹き替えだったけど、本木さんはいまいちだった。ずっと違和感を感じてしまった。良い作品でした。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-10-25 17:57:57) |
69.とにかく海と嵐そして夜の映像が美しい。 神の啓示に近いものを表現したいのかも。まあ、そこまでのものでは無いが、ちょっと考えさせるものはある。 物語の真実がどこにあるのか、はともかく面白い作品。ただし、最初の方はちょっと冗長かな。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-06 22:35:29) |
68.見ている時も見終わった後もあれこれ考えたくなる映画はいい映画。 |
67.《ネタバレ》 船に乗るまでがとても長く、下りた後も実は虎は乗ってないとかグダグダ言い出して苛々しました。頑張って撮影したのは何だったのでしょうか。とてもつまらなかったです。 【DAIMETAL】さん [DVD(吹替)] 1点(2014-08-16 00:17:47) |
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66.《ネタバレ》 ただトラと漂流した話ではなく、物語の真相はさらに深いところにありました。物語の終わりの2つ目の話から頭の中が急展開し、映画が終わったあとに深い余韻を残します。映像の美しさと、前半の伏線が素晴らしいです。トラを漂流中の主人公の2面性として解釈するといろいろな解釈となりますが、パイが終わりのない無理数であることと、この映画の解釈が無限であることの関連性に気づかされます。 【Keytus】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-08-12 19:56:55) |
65.《ネタバレ》 自然や動物の風景がとにかく美しく、これはスクリーンで堪能したかったと思う。自然の美しさと荒々しさを通して、神の存在や生きることの罪と真実など、いろいろと感じさせられるものがある。ラストの展開で「えっ?」と「なるほど!」が出てきて、見終わったあとにじっくり考えさせられた。思い返すと、一見冗長に見える序盤のエピソードも伏線として機能していたりして、よく考えられた優れた作りだと思う。 単純なサバイバル物やネイチャー物と勘違いして見ると、いい意味で裏切られる。でも映像は神秘的なほど美しいので、単純に美しさにどっぷりつかりたい人にも勧めたい。 【せい】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-08-10 19:33:41) |
64.《ネタバレ》 最後でなるほど。究極の精神状態に陥り、真実から目を背け現実なのか白日夢なのか敢えてわからなくした時、それを思い起こした時に脳みそにシックリくる事実がパイにとってはこれだったのかもね。ミーアキャットの島から、呼ばれて駆けてくる虎ちゃんには胸キュンしてしまった。終始綺麗な海の上での映像は、映画館で見ていたら寝てしまったかもしれない程の癒し感。しかし見終わった後、パッと思いつくのは最初に出てきた逆三体型の水泳オジさんだったり。いやなかなか変わった映画で面白うございました。制作会社が最後まで予算くれて良かったね。リー監督の粘り勝ち! 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-04-29 01:55:02) |
63.CGを駆使した美しく躍動感のある映像に見入ってしまいました。前半(遭難する前)と、時折挿入される現在のパイが回想するパート以外、登場人物は大部分の時間はパイとリチャードの2人のみ。しかも大海原を漂流する救命ボートの上で極めて行動範囲の少ない作品。ですが鯨やトビウオ、海に飛び込むリチャード、嵐が作品に動きを与え、幻想的な映像の美しさと相まって壮大さすら感じさせられました。そして残酷なほどに生きていくことの厳しさを感じざるを得ない、衝撃的なもう1つの物語。ここまできて、前半の大きな謎であった「なぜあんな役にドパルデューが?」にも納得、キャスティングの妙にも唸らされました。本作はできれば映画館で3Dで見たかったと思わされる作品でした。もしそうであったなら本作の美しさにもっと感動していたことだと思います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-02-25 21:39:22) |
62.《ネタバレ》 とにかく映像がキレイ 前半部分、主人公がいろいろな宗教にはまっていく過程を描くがちょっと長い 独特の宗教観に起因する部分なのでしかたがないのかもしれないが 反面、虎と漂流する後半部分はさほど宗教臭い部分は無く、むしろ前半のいろいろな宗教にはまっていく前半とのつながりが理解しにくい まぁ、最後まで見るとなんとなくわかる構造になっている エンディングはちょっとしたドンデン返しか 「ええ、こうくるかっ」て感じ 見ている人にとってどんな風にでもとれるエンディングは投げっぱなしな感があるがかなり意外だった 見ようによっては結構悲惨な話だがいたってほのぼのしたエンディングでそれを感じさせない 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-02 22:40:17) |
61.あまり期待せずに鑑賞したためかかなり楽しめました。虎と一緒に漂流した序盤はすごい緊迫感、後半は虎との不思議な友情が芽生えてかわいく思えてくる。予想以上に壮大な展開に画面にくぎ付けになりました。冒頭の漂流するまでがちょっと長くて退屈しましたが、それ以降はあっという間でした。いい映画だと思います。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-01-24 22:01:24) |
60.《ネタバレ》 最初の方おじさんの思い出話がつづいてどこへ行くのだこの話は…。と不安になりましたが、遭難した後のストーリーの計算されつくしたおもしろさに目が離せませんでした。こんな狭いとこで話が進んでいくのに飽きません。そして美しい風景・・・。海の底のお母さんを思い出すときの幻想的な映像の数々・・・。 でもいくらなんでも虎と一緒は無理だろーというのが頭の隅に引っかかっていていまいち話に入り込めなかったのです。なので最後話をひっくり返すようなもう一つのストーリーが出てきたときに今までのはなんだったんじゃー!!と感心するよりなんかがっくりしました。特にミーアキャットの島?はなんなの・・・? なんとなくうちの近所の映画館では夏休みの子供むけっぽい扱いでしたが子供向けではないですね…。哲学的なことを考え始めるときりがない。 でも漂流したときのサバイバル術は少し役に立つかも。あと英語ができれば生き延びる確率が高まるとか(笑) 【ぺーこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-04 14:29:00) |
59.ネタばらしで「なるほどね」とは思ったがあまり良く出来た映画だとは思わない。暗喩に頼るのは好きではないし、ミスディレクションとしか思えない部分が結構あるのも評価できない理由。 【Robbie】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-01-02 10:20:38) |
58.《ネタバレ》 芸術点は申し分なく高かったです。 ストーリーについては、難破したときの生々しさに胸が痛くなりましたがここがピークでした。 その後は話が進むにつれ何やらおとぎ話のような内容に興醒めしてしまいました。 ところが最後の2つ目の話を聞かされて大納得。 この2つの話のうち後者の話と考えるとスッキリしました。 これまで見たものとは違ったタイプの大どんでん返しです。 ただ、劇中の記者や報告書と同様に私も前者ととらえたいと思います。 【午の若丸】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-12-23 17:59:34) |
57.《ネタバレ》 「衝撃の映像美」とかいわれて、おまけに3D映画だったりしたので興味がなかったんですが、すごい映画でした。途中つじつまが合わないところがあったりするのはきっとそういう映画なんだと思っていたら、挙げ句の果てにあのミーアキャット。ひどい話だな-やっぱり3Dが売り物の映像美だけの映画だったんだな-と思っていたら、全部最後のもう一つのストーリーのための伏線だったとは…。パイの救助船での孤独さとかいろいろ考えさせられました。映画館で見たかった。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-12-15 21:13:20) |