15.「告白」の中島監督だけに期待して見ましたが正直ガッカリな内容でした。OPなど度々魅せる映像センスもセンスがあるように感じられず、話自体もつまらなかったです。バイオレンス描写など見ているとこの手の話は韓国が作った方が面白いの作れそうな気がします。 【nyaramero】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-12-04 16:21:20) |
14.《ネタバレ》 出だしはおっときたけど、その後は延々と同じ感覚が繰り返されるので話が長~く感じ、その割には最後が唐突な終わり方でした。主人公がスーパーマンな一方であっさり死んじゃう人もいて、シリアスなんだかコメディなんだかわかりませんw。鑑賞後に原作を読みましたが、こちらも映画と同じで話が長い。 【Banjojo】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-11-03 18:27:39) |
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12.時間軸や場所や登場人物がめまぐるしく移り変わる、テンションの高い映画。主人公とおなじように、ただただ振り回されるのに身を任す2時間でした。ただ、退屈はしないのだけど、じゃあ面白いかと言われると正直微妙。「人間には、一カ所から見ただけでは捉えられない多面性があるのだ」という事を描いた映画なのかな。でもそれは、わざわざ声高らかに謳う程でもない至極当たり前のことなので、「はあ、そうですか」としか言いようが無いんですよね。。両手を広げて「愛は素晴らしい!」と言われても「はあ」としか言いようが無い、あの感じに似ています。そこからさらに一歩二歩と踏み込んでいって、ようやく「深い」「ヤバい」内容になるのではないかと思うのですが。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-08-13 03:03:34) |
11.《ネタバレ》 失踪した娘を求めて血みどろになってかけずり回るクレイジーで油ギッシュな刑事を役所広司が熱演。中島哲也監督による異色の刑事バイオレンス・アクション。娘「カナコ」はミステリアスな女子高生にして同級生を裏社会へ引きずり込む小悪魔。「アイシテル」は「ブッコロス」の裏返し。中島監督らしくシニカルな皮肉でオブラートに包んでいるが、キョーレツなバイオレンスシーンの連続で観ていて疲れました。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-08-03 22:31:10) |
10.暴力シーンの打撃の瞬間に度々挟まれるサブリミナル的なアニメーションなどは、 打撃のインパクトを強調しているかに見えて、その実、身体の被虐性を 巧妙に隠蔽している。 打突の瞬間映像は首尾よく自主規制され、その映画アクションは死ぬ。 小刻みで断片的なカッティングと、揺れる画面の中に曖昧模糊にモンタージュされる 強姦シーンもだ。安心、安全。 勿論、見せるばかりが能ではない。 車に二度激突される妻夫木聡の派手なショットも、今度は逆に 単なるインパクトに過ぎなくなってしまう。 北野・黒沢らの地味で寡黙であっけない暴力と、それを冷徹に凝視するショットこそ 凄みと過激さを際立たせているだろう。 虚飾は何ら過激ではなく、それでは痛みも伝わらない。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-07-28 17:04:09) |
9.まったくおもしろくなかったので、拷問さながらの上映時間。なので、つまんないこといっぱい考えちゃった。。。。こういうのみると、さらに、”精神的”引きこもりになりそう。 もう、他者とか人間がこわくなっちゃって(これは全面的に、肉体的にという意味)。。。。。精神的に肉体が弱くなっちゃってるわたしにはキツイ作品でした。 【男ザンパノ】さん [映画館(吹替)] 0点(2014-07-25 23:15:19) |
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8.「映画館で映画を見た」という気持ちになった邦画でした。 【へいすけ】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-07-16 22:08:03) |
7.《ネタバレ》 中島監督ならではの奇抜な映像表現は、しかし目新しさは感じなかった。たとえば大型ショッピングモールの屋上駐車場での凄惨な殺し合いのシーンで、死体を俯瞰で撮りつつ駐車場に放送される「タイムセールのお知らせ」なんかは中島監督のやりそうな悪趣味な演出であるが、もっと悪趣味なものを見たかった。暴行も、そんなに痛そうに感じない。カッターナイフで耳たぶを切り落とそうとしたり、ほっぺに10センチくらいの深い傷をつけたりするんだけど、なんか遠慮がちだ。役所広司にいたってはボッコボコにされて銃で何発か撃たれて、映画が進むにしたがって怪我が増えていくんだけど、全然死にそうな気配がない。ならばいっそ、「あれ絶対死ぬだろ!なんで死なないんだよ!」くらいボッコボコにしてしまってもよかった。 |
6.《ネタバレ》 若者が好きな映画でしょう。なんで学生1000円キャンペーンが理解できないのかが理解できませんね!ポップなセックスアンドバイオレンスが、魅力的な俳優陣で見事に表現されています。中島監督の会心の一作だと思いますよ。下妻物語以来の見てて楽しい映画でした。若手女優陣が素晴らしい演技をしていました。主役の新人・小松菜奈は、ドコモのコマーシャルで見せた演技の嫌な感じを最大限に受け継いだ演技で映画を引っ張りました。既に人気女優になっている橋本愛と二階堂ふみは脇役としてしっかりと仕事をしてましたね。せっかくこの二人が出るんだから、積極的な絡みが欲しかったですね!役所広司も妻夫木もオダギリジョーも見せ場があっていい感じでした。こんな感じの映画をもっとたくさん見たいです。中島監督のカットバックを多用するポップな演出も見事に決まっていました。 ただ、良かったのは途中まで。妻夫木が轢かれるまで(笑)種明かしがつまらん!最低ですよ。長いし。どうでもいい。惜しいですが、見て損はないです。学生は今すぐ劇場に行こう。 【カニばさみ】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-07-05 14:59:18) |
5.《ネタバレ》 中島哲也監督は「告白」は良かったし、エンタテイメント性を追求する姿勢も支持しますが、本作は残念ながら失敗していると思います。良いところを見つけようと思って見てこの印象だから、本作が一般的に叩かれているのも無理はない。まるで日本のタランティーノを目指したかのような劇画チックな過激な暴力描写。しかしそこにエンタテイメント性を見出すにはカタルシスを感じさせなければいけない。本作にはそれが全くなかったです。ラストの展開も唐突に過ぎ思いっきり盛り下がってます。非常に残念な作品。しかし、本作を失敗作と断定するには小松菜奈は頑張りすぎているのでした。4点にしようと思ったけど、大甘で2点プラス。これ以上はムリです。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-07-01 22:35:00) |
4.《ネタバレ》 不在の人物の姿を、複数の人物の視点を通して描くという手法、ストーリは、まあある意味新鮮味にかける古典的なものではあるんだけれど、時系列をぐちゃぐちゃにする演出によるわかりにくさがかえって自分の場合は理解したいという猛烈な欲望を生み出したので、観てる間は全く退屈せず面白かったです。ただ、最終的にたどりついた加奈子の行方、そして正体がいささか期待の割には拍子抜けでしたけどね。 キャスティング的には役所さんの藤島が最高でしたね。こわれっぷり見事ですw。加奈子はなああ、まさしく微妙という言葉につきる。ちょっとミムラさんに似た感じで、物語世界を壊さない最低限度の魅力はあったと思うんだけれど、あがめられ崇拝され、自分の人生を壊してまでもついていく対象と考えると……う~ん なーんも言えねえ©吉田 むしろ橋本愛を言っちゃあ悪いけど、ほかの他の女優でも勤まるようなあんなカメオ出演風の使い方するぐらいなら加奈子をさせた方が。 というか、橋本愛といううってつけの素材がありながらわざわざオーディションをしてまで別の女優を選ぶ必要性が感じられない。 まあユイちゃんの演技は安定してたし観てたる間は全く退屈しなかったので8点ぐらいつけてもいいんだけど………主人公によるレイプや男性に対するレイプ、露悪的にわざわざグロテスクに映す手法、こんな映画をわざわざ割引までして高校生に見させさせようとする偽悪的な態度があまりに鼻につくんでマイナス一点。高校生が見ることには異論はないけど、わざわざ高校生をターゲットにする映画でもないでしょう。 【rhforever】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-07-01 17:37:57) |
3.《ネタバレ》 問題作であることは間違いないものの、私はこの映画を支持したいです。『下妻物語』『嫌われ松子の一生』で築いた中島哲也ブランド、『告白』でかなり趣を変えたものの、支持者は多い。私が観た劇場には平日であるにも関わらず可也の人数が入っていたし、その主な客層は幅広い年代の女性でした。 今回の映画は少なくとも今までの中島哲也の作品みたく可愛らしいビジュアルは無い。若しくは、可愛くてもそれは狂った世界を表現するためのツールに過ぎない。拳・脚・金属バット・銃・ナイフによる暴力、シャブやコカインをキメるティーンネイジャー、売春を強要される少年・少女たち。まあそりゃ拒否反応を示す人も居ますわな。 但し、今までの中島哲也ブランドで獲得した観客を捨てても、作りたいものを作ったであろう監督の制作姿勢は支持したいし、個人的にはインモラルな映画は基本的に好物ですので、終始面白かったです。脚本も良く練られていて、割と項数が多い原作のある部分を省略したり、一つに纏めたりと、そういう原作との差異を確かめながら観るのも中々。 しかしこの映画のビジュアルを100%支持する気持ちにはどうしてもなれません。暴力やセックスをポップな感覚で描くという手法は今ではよく見られますが、やっぱり凄く軽い感じに見える。痛みがこちらに伝わってこない。聞き馴れた言葉ですが、ファッションとしての暴力やセックスという印象がかなり強かったです。なのであまり心を鷲掴みにされる様な力は残念ながらこの映画からは感じられませんでした。 加奈子のキャラクターが原作とかなり変更されている(簡単に言うと極端に頭がどうかしちゃってる娘になっている)のも残念な点でした。 【民朗】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-07-01 07:18:28) |
2.原作は未読、「告白」と同じ映画監督だから面白いだろう という軽い気持ちで鑑賞。 予想以上に バイオレントでダーティーな作品。 一言で言うならば「狂ってる」。 ポップな雰囲気に反して内容は果てしなくヘビー。 クラブのシーンから察するに、独特な雰囲気にかなりの趣を置いている。 ほかのレビューでも述べられているが、これ以上に人を選ぶ作品は近年あまりない。決して安易に他人に進められるような映画ではない。 【鈴木】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-07-01 00:42:58) |
1.《ネタバレ》 原作未読。バイオレンス満載で中島監督らしいポップさがいい感じに融合していて、作品の不快度が大幅にアップしている。バケモノという扱いをされている娘役の小松菜奈は、時に純真無垢な少女のような顔を見せ、時に悪魔のような言動をして、妖しく人を惑わすバケモノにピッタリだった。それ表現するに当たり、表情を追ったアップを多用したカメラワークと短く小刻みに切ったカット割りの演出が効いているかな。ただ、それを多用し過ぎなのと時間軸も行ったり来たり、語られる目線も移り変わるので疲れるし、なかなか分かりづらい気もしますね。まあ中島監督はつくづく編集が好きなんだろうなと思います。 役所広司ですが、こんなに小汚く狂気に走り荒ぶっている役所広司ははじめて観た気がします。本人も息抜き代わりに思いっきりヤっちゃったんじゃないでしょうか。主要キャストも巧い人を揃えハイテンションな展開で見ごたえありましたが、見る人を確実に選ぶ作品なので注意が必要ですね。お薬セットを出して打ったり過激なシーンやセリフが多いのでR指定にならなかったのが不思議。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-06-28 15:51:09) |