245.《ネタバレ》 オリジナルの『猿の惑星』を単純にリメイクするのじゃなく、『スパルタカス』の様な要素を濃くしましたという感じでしょうか。これだけオリジナルが有名だと単純にリメイクするわけにもいかずいろいろとご苦労があったと推察しますが、それなら始めからリメイクなんかするなって言いたいです。この惑星の人間たちがサルと一緒に英語を喋るというところは、脚本書いた人のオツムの程度を疑いたくなります。英語を喋るサルが言語を持たない人間を支配している世界というのが、オリジナルが持つもっともショッキングなプロットだったって事を全く理解してないんですからねえ。 サルのメイクならこの人しかいないという第一人者リック・ベイカーですからもちろん見事な仕事ぶりですが、オリジナルでは明確だったサル同士の種族の違いを際立たせる演出がないのは残念です。ヘレナ・ボナム=カーターの属する種族が妙に人間くさい顔つきなのが気になりました、彼女が最初に登場したシーンではマイケル・ジャクソンが出てるのかと思ったくらいです(笑)。 チャールトン・ヘストンやリンダ・ハリソンといったオリジナルの俳優を使うというキャスティング上の遊びはありますが、ティム・バートンらしさがあまり感じられない映画でしたね。もし彼が雇われ監督じゃなかったら、『猿の惑星』ならぬ『フリークスの惑星』したかったんじゃないでしょうかね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-06-14 22:37:58) |
244.《ネタバレ》 いやぁ、文句なく面白くない(笑) 当時映画館で観たのに内容をすっかり忘れてしまっていたほどで、またDVDで観てしまった。 一見「生物はみな平等か」という倫理観に基づいて物語は進行していきそうだが、そんなのストーリーの根本にはまったく関係がなく、単なる個々の諸事情が絡みあって物語は進んでいく。なのでそんな倫理観の揺れ動きなんて細く描写しない方が良さそうだが、下手に取り上げているぶん余計に作品のこじつけ度と贅肉が増えている。 明らかに人間トップな観客目線からは何の感動もない。 【afoijw】さん [映画館(字幕)] 2点(2014-02-23 02:54:42) |
243.《ネタバレ》 公開時より久しぶりに観ました。マークウォールバーグはとても好きなんですが、この人はどうもB級感というか安っぽさが付きまとってしまい、この映画自体も軽ーい感じになっている気がしてなりません。もちろんブギーナイツではこの安っぽさがとてもよかったのですが、必死さは伝わってくるけど軽いなぁって感じるのは思い込みでしょうか。旧シリーズも大好きですが、今作のストーリーも好きです。ただしこのシリーズでの続編が無いことが残念。セモスやセード将軍の物語を観たかったです。映画って断片的に出てきて語られなかったところは自分で想像することに楽しみがあるのですが、セモスやセード将軍の物語を想像するほど感情移入できなかった。おそらく旧シリーズも同じで想像するまでのものではないけど、低予算でも設定が完璧でなくても映像化してくれたところに良さがあったと思います。 【はんにまる】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-18 23:32:54) |
242.《ネタバレ》 旧4部作は以前見ました。やっぱり1作目がよかったし、「ガリバー」の「馬の国」と比べたくなるような知的SF映画。 ティム・バートン版は「どうして彼がこれ作ったんだろう?」と誰もが首をかしげそうだし、映画会社が「ヴィジュアリストならSFもイケるはず」と乗り気だったのでしょうか。 暴力的で落ち着きがなく、全く彼の資質ではない気がして。(音楽のダニー・エルフマンも無理してる感じ) リック・ベイカーによるメイクアップは下顎が動くようになっており旧作のマスクより自然な仕上がりで、本作でバートンと出会いパートナーとなるヘレナ・ボナム=カーターのアリは美猿?のオランウータン、チンパンジーのセードやゴリラのアターも同様で、そういう技術は飛躍的に進歩していますが。 旧作は猿人たちを未来的空間にいる知的階級にしたことで面白味が出たと思いますが、時代がかった衣装や美術の中だとそういったギャップは感じられず、洗練されていない印象になってしまったのでは。 冒頭飛んでいったきりのペリグリーズが、忘れた頃に現れるのは意表をつきますね。 ラストシーンは某所からワシントンに移したアレンジ、あれもアメリカの象徴。 パッと見には気づかず、クローズアップになるにしたがって明らかになるのがミソ。(けれど××がドヤドヤと集ったことで、かえってスケールダウンしたかもしれず) 【レイン】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-11-05 07:00:02) |
241.やっぱさ、ネタバレしているSFって厳しいよね。オチもイマイチでした。 ストーリーも割とどうでも良く、眠くてしょうがなかったです。 なぜ、ティム・バートンがこんな映画やったんでしょうね~。謎です。 【ぬーとん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-07-16 01:43:31) |
240.《ネタバレ》 どうしてティム・バートンが、あの過去の超有名な大作映画をリメイク?しかも彼とはまったく作風の違う映画じゃん。と不思議に思って観たのだけれど、残念ながら、僕の懸念は見事に当たってしまった。まったく彼の才能が活かされておらず、凡庸なSFアクション映画に終わってしまっている。そしてあの有名なラストをどう料理するのかと思ったら、なんとも取ってつけたようなオチになっていてどうしようもない。ティム・バートンが低迷していた時代を象徴するような作品。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 3点(2012-05-01 12:53:29) |
239.《ネタバレ》 ラジー賞の最低リメイク賞を獲ったらしいが、ナカナカどうして面白かった。最後の結末の絶望感は、映画化一作目に匹敵する。とりあえず女性を手に入れて、現地で生き延びられる可能性のある一作目と違って、絶体絶命的状況で、猿も近代化してしまっている今作のラストは、もっと絶望的かも知れない。 本作では、宇宙船が遭難する時に、時間が進んでいるのが明確に描かれており、戻るときも時間が戻っている。にもかかわらず、ラストの展開が時間関係的に逆転しているのは、時間がループしているということなのだろうか?ちょっと判りにくい表現になったと思う。この事によって、ラストの地球が、「あの惑星」の後の姿なのかどうか、よく判らないが、もしそうだとしたら、人間と猿とを区別しないで埋葬した、その後の世界がどう進んだのか?興味深い話ではある。 猿と人間の逆転という異常な世界を生み出した原因が、テーマというか、見るものへの教訓・警鐘になっているのが、この猿の惑星という物語のキモだと思うのだが、そこのところは、あまり重きを置いて描かれてはいない印象。 【Tolbie】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-03-07 03:50:09) |
238.地上波でやっていたので録画して見たのだけれど、最後のシーンをまで見て「あれ? これ前にも見た!」と気付いた・・・程、印象にも残らない作品だったんだな。スケールが大きいんだか、小さいんだかわからない作品だ。 【フラミンゴ】さん [地上波(吹替)] 4点(2011-12-26 05:51:50) |
237.創世記よりこっちが面白かった。猿の女性色っぽさはさすがに気持ち悪い。 【たこちゅう】さん [地上波(吹替)] 7点(2011-12-21 22:57:12) |
236.最近公開された『創世記』が高評価なので出張先のホテルで鑑賞。ティム・バートン作品ということで期待しましたが、彼の過去の作品にあるようなヘンテコな要素がなく、猿文明というヘンテコ設定に完全に食われてしまっているようです。小学生の頃以来オリジナル版は観ていませんが、猿文明に対する驚きがメインのはずが反応は随分とあっさりとしています。地上波放送だったおかげでチャールトン・ヘストンの出演に気付けました。オリジナルに軍配。 【さめがい】さん [地上波(吹替)] 3点(2011-11-19 15:37:23) |
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235.主人公も味方になる猿もあっさり事情を受け入れ過ぎて、オリジナルのような異文化の衝突が薄い。それが醍醐味なのに。 【noji】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-11-13 22:29:17) |
234.そこそこおもしろい娯楽作品って感じ~それ以上でもそれ以下でもない的な…。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-10-17 00:03:31) |
233.《ネタバレ》 なんかものすごく手間かかってんなぁ セットにしろメイクにしろ でもなぁ みんな猿だから誰が誰だかわかんないなぁ あと ティム・バートンだからなぁと期待してたら別になんもなし 正直「らしく」ないような?(勝手な期待かw) 全体的に無難ではあるけどあんまし面白味を感じなかったなぁ いつかオリジナルを観たいデスネ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-12-06 07:48:12) |
232.《ネタバレ》 オリジナルを見たことがあるので、やはり唖然としてしまう落ちに期待していたのだが、ラストがなんだか、変わってないか。。やっぱりオリジナルには、リメイク作品は勝てないってことでしょう、この映画でわかったことは。 唯一よかったシーンは、サルと人間が戦っている最中に宇宙船で、援軍がきっと思ったら、チンパンジーだったシーンくらいです。 【杉下右京】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-11-30 10:43:31) |
231.以前見たときに、残念な気持ちでいっぱいになった記憶がある。今日、観直してみたところ、なぜかとてもおもしろかった。「おもしくない」と思ってみたからかな。今後、映画を観るときは「おもしろくない」と自分にインセプションしてから見たほうがよいかな。 【センブリーヌ】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-09-02 03:27:23) |
230.《ネタバレ》 最新技術を駆使しており、旧作の雰囲気は崩れてないはず。 オチはハッピーエンドではないものの、 少しパロディ要素が入って思わず笑ってしまった。 余談ですがゴリラの最近の研究では、凶暴ではなくてむしろ 繊細で臆病な性質であるという結果が出たみたいですね。 【シバラク・オバマ】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-07-31 19:27:22) |
229.《ネタバレ》 異星に出かけてそこの住人が地球と同じ言語を喋ったらビックリな時代になったので、パラレルワールドみたいにしちゃいました。有名すぎるオチは旧作の新しいパッケージに堂々と印刷されるほど「今さら」なので、自由の女神はやめてリンカーンにしました。別の星じゃなくパラレルワールドだから「ここは地球だったのかー!」というわけにいかないので、戻ってきたらリンカーンの顔がお猿ということにしました。はいはい、わかりました。それは良いとしましょう(全く良くないが)。しかし、ドラマが全く面白くないんです。「リメイクではなく、リイマジネーション」なんて言い訳は、オリジナル越えるドラマ作って言いなさい! なぜ作った? しかもなぜティム・バートン? オリジナルで猿に捕らえられるシーンは、本作の猿支配の世界に戻った主人公こそがようやく同程度の心境と思う。だから本作はラストまでをオリジナルの猿登場までの時間に短縮し、ラストは「ニューヨーク1997」みたいに隔離されたマンハッタンあたりに逃げ延びた主人公が、冒頭で見失ったチンパンジーとやっと遭遇しスゴい秘密をコクられるといんじゃない? 「バァ~カ!」とか言われて(笑) 【だみお】さん [映画館(字幕)] 0点(2010-01-09 18:02:16) |
228.ティム・ロス大好きなのに、矢張り素顔が見えないと興味も失うモンで。何でしょうネェ…。真面目に作り過ぎて、全体的にアソビが無いと云うか…。何だか必死な感じがします。 【キノコ頭】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-05-14 21:05:50) |
227.オリジナルは女神のシーンだけちらっと見た記憶があるので、 いつ自由の女神がでるのかわくわくして観てたのに、なんですか? 違う映画だと思えばこれはそこそこおもしろいですよ。 でも、自由の女神は絶対いる。そして、あの人間のヒロインはいらない。 |
226.評価の高い作品のリメイクはやはり難しいということでしょうか。お猿さんのメイクも個人的にはオリジナルの方がかわいらしくて(ジーラとコーネリアスです)好きでした。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-12-10 21:15:39) |