225.《ネタバレ》 僕はまだ20そこいらで、子どもでもなく大人でもない。昭和30年代の持っていた空気、21世紀への憧れ。どんなオトナであったとしても、一度はきっと子どもに戻ってみたくなる。 僕らは、特別な生き方をしたいと思っていても、そんな勇気を持てず、いつの間にか普通の生活が染み付いている。だけど普通の生活も悪くはない、後半のヒロシの「つまらなくなんかないぞ!俺の人生は・・・」という言葉。今を平凡に生きる僕たちの叫びでもありました。というわけで満点です。 【葉月】さん 10点(2004-02-12 04:53:39) (良:1票) |
224.だってこのタイトルを観るだけでも条件反射で涙目になるんですよ。この点数つけなきゃしょうがないじゃないですか・・・。いろんな意味で自分の価値観をブッ壊してくれた名作です。 【しゃらら】さん 10点(2003-12-19 13:59:19) (良:1票) |
223.評価は点数に語らせて、ここでは、クレしんである必要性について(勝手に)述べます。映画において、しんのすけたちは、俳優なのです。演技です。だから、撮影の合間には休憩とかタバコとか、もちろんクルーもいます。テレビでのしんのすけたちは、かれらの日常なのです。ここでは演技ではありません。普段です。こういう風に解釈することにより「どうしてしんちゃんを使うの?」という疑問が解決されます。なによりも、運動神経抜群で表情豊かでかわいい、すばらしい役者ですよね、しんのすけ君は。 |
222.オトナ帝国の逆襲を待ちわびている大人が今はどれだけいるだろう・・。 【ポジティブ】さん 7点(2003-11-03 20:11:17) (良:1票) |
221.まず、「今現在」もいつかは「懐かしい」になる事を知らなければならない。「懐かしい時代」と感じるのは、それだけ歳を重ね歩んできた証拠。その歩んで来た「時間」が宝であり、今を作り出している。現在に納得がいかなければ、これから先を変えればいい事であり、過去に戻るだけが答えではない・・・。いつもの事ながら、奥の深いテーマと、現在の大人達を描いた内容には賞賛するが、今の子供たちへの配慮が見受けられないのが残念。 【sirou92】さん 5点(2003-10-21 15:38:54) (良:1票) |
220.感動するよと聞いていたけど、冒頭はいつもとほとんど変わらないしんちゃんだったので、「なーんだ」と思っていたら、ひろしの回想シーンでガッツ―ンときました。グッとこみあげました。こ、これが手だったのか、ずるいぞ監督! い、いや違った、すごいぞ監督! このシーンからあとの緩急の変化をつけた展開も、マジにすごすぎます。このレベルでの前評判を聞きながら、「ほんとによい」と思えた映画は、まれです。ほかになかった、と言い切ってもいい。それと、こういう作品を生み出すちから、またこれを鑑賞してそのよさがわかるちから、というのは、手塚治虫を筆頭として、多くの才人が日本のマンガ、アニメというものをつくり、また観客が支持して育ててきた「底力」があってのことだと思う。かつて、欧米人は電車の中でマンガを読みふける日本人を見て呆れてるとかいう話を聞くと、私も内心「恥ずかしい」なんて思ったものだったが、今は「それはちがーう」と、胸を張って言いたいね。宮崎監督の最近の作品に対しては私も不満だけど、あのアカデミー受賞は、こういう日本の底力があってのこと、と解釈したい。私はナショナリストじゃないけど、日本はすばらしいものを持っているなあ、と「クレしん」でつくづく思わされました。 【おばちゃん】さん 9点(2003-05-10 09:16:24) (良:1票) |
219.僕は万博の頃とかまだ生まれてないのでノスタルジーは感じられなかったけど、あの頃の人たちがどんなにか素晴らしい未来を想像していたのかという点は理解できます。そして同時にその頃の世界に憧れも感じます。だから悪役の気持ちもわかっちゃうし、でもこれからの未来にだってきっと希望はあるだろ、っていう気持ちも当然わかる。あまり他で見たことないような気持ちにさせて貰えたこの作品が気に入ってます。 【あずーり】さん 10点(2003-01-29 20:23:17) (良:1票) |
218.《ネタバレ》 懐かしのアイテムが次々に現れるので、懐かしい感情も生まれるのですが、ちょっと表層的で、そこで終わってしまう感じで、面白いと思えるキャラクター、感情移入できるキャラクターが登場しないし、驚きやワクワクが感じられる展開もないため、物語世界に入り込むことができませんでした。子供が楽しむには知識・経験が足りないし、大人が楽しむには深みが感じられない。そう考えると、この話をクレヨンしんちゃんでやる必要があるのかどうか疑問ではあります。オリジナル作品として一からつくれば多少は良くなったかなと思いつつ、テレビで人気のクレヨンしんちゃんの、企画ありきのもので、そこを言っても仕方ないのでしょう。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 3点(2023-02-24 21:40:07) |
217.しっかり笑える、何度観ても飽きの来ない映画。笑いの他にも、感動、ノスタルジー、ホラーなど、様々な要素が無理なく共存しており、ストーリーの破綻を感じさせません。 【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 8点(2020-06-11 22:47:51) |
216.クレヨンしんちゃん自体はあんまり好きではないけれど、 昭和好きなので気になって観ました。 なかなか良かった。 あのテーマパークに行きたい。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-04-12 22:09:58) |
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215.《ネタバレ》 16年ぶりに再観賞。 子供と時とは、大分見方が変わったような気がします。 ヒロシの回想シーンで涙しそうになりました。 しんのすけが生まれた日、家族の為に働く姿、家族のいる家での幸せ) ”昭和”を懐かしむと同じように、”平成”を懐かしむ日がくるんでしょうか・・・ いや・・・こないだろうなーって考えてました。昭和は特別なんです。 幼稚園バス(マニュアル車)を、みんなで協力して運転しているところは笑えました。 よくクラッチとか、シフトシェンジ知ってたね。 野原一家で力を合わせて苦難を乗り越える姿、しんのすけが、塔を駆け登るシーンは熱くなりますねー。 それが映画「クレヨンしんちゃん」の醍醐味だと思います。 【へまち】さん [インターネット(邦画)] 7点(2017-12-08 21:22:48) |
214.《ネタバレ》 ひろしの回想がすべて(ここだけで6点くらいあります) 過去があるから今の自分があり、当然いいことだけではなくともやっぱり振り返ると懐かしい (独り身だが・・・)家族の大切さも表現されていて、この回想だけでジーンとくるものがあります。 今まで、両親の事を親っていう特別な存在として見ていた気がします。 私の両親もひろしの回想と同じような経験をし、私の年齢の頃には既に家庭を持っていると思うと・・・ 何とも言えない気持ちになりました。 クレしんにしてはおバカな場面が少なく、悪役?にも少し好感が持てるのがまたいい 大人の遊び場面・バスでの逃げ場面・鉄塔の足場ない場面がもうちょい短ければもっとよかったかな はやくひろしみたいな家庭を持ちたいです (苦笑) 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-10-09 00:15:39) |
213.大人が感動するのはよく分かるのですが 子供の頃に見ても泣けてしまいました。 これがなぜなのか未だに分かってません。 それだけのパワーがあったのかな。 【Donatello】さん [DVD(邦画)] 9点(2017-07-17 01:03:06) |
212.《ネタバレ》 「あの頃は良かった」大人なら一度は思った事がありそうなテーマを題材にしたのは面白い。しかし映画の作りがあまり良くない。バスのカーチェイスとか鉄塔の足場のシーンとか重要度の低いシーンが長々と続く一方、悪役側の背景が殆ど描かれておらず同情する事も憎たらしいと思う事も無い。よって幕切れに感動もカタルシスも生まれない。唯一良かったと思えるのはヒロシが正気を取り戻すシーンくらいか。 結婚して子供がいるパパさんや、あの夕日の町で育ってきたご老体が見たら全然違う印象になっていたのかも知れないが、どちらにも当てはまらない私には刺さらなかった。 戦国大合戦の方が素晴らしい出来だっただけに、肩すかしされた印象が大きい。 【alian】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-11-22 08:50:45) |
211.《ネタバレ》 クレしんらしいナンセンスな世界観に「哲学」をぶち込んだ作品。 子供向けの作品で哲学は通じるのか? いや、本作は「親子」に向けた強烈なメッセージの詰まった映画であろう。 子供でも解る「疑問」を大人にも向けて投げつけた。 懐古主義でも何でもない、「懐かしむ」ことの大切さと「今の時代を否定」することの誤りも思い出させてくれる。 オトナ帝国の人々は、昔には当たり前のように溢れていた「夢と希望」が今の時代には無いと嘆く。 だがそれは彼らの主観でしかない。 現代を生きる「しんのすけ」たちは自分たちなりの「夢と希望」を持って必死に生きている。 世代で違う流行や主義主張の形。 共有できるものと出来ないもの。 それの衝突と対立・理解、そして世代間を超えた親子の絆が本作のテーマだ。 「オトナ帝国」のマインドコントロールで「昔」にとり憑かれる大人たち。 今までの映画シリーズで、頼りになった大人たちが敵となる。 子供たちにとっては恐怖でしかない。 その恐怖に子供たちは立ち向かい、大人たちの心を呼び戻す。 大人たちも、子供だった頃を思い返して、「自分たちの子供も同じように生きた。それを経験した大人がなにやってだ」と家族の大切さを思いしていく。 ノスタルジックな風景。 それは今の世の中には無い「幻想」でもあるし、もう一度作れるかもしれない「夢」に生まれ変わったのかも知れない。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-19 19:28:42) |
210.自分とヒロシ(サラリーマン・父親)の立場が近いかどうかで、評価が大きく変わる作品だと思います。あの回想シーンに共感できる人はとことん感動するし、しない人はしない。残念ながら、私は後者でした。 【川本知佳】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-22 00:10:02) |
209.いい映画。クレヨンしんちゃんでここまで出来た原恵一がすごい。 |
208.《ネタバレ》 20世紀博にのめりこむ大人たちに、置き去りにされる子供達。 昔の懐かしい臭いに未来を捨てようとするが、家族の愛がそれを防ぐ。 平凡な人生でも愛する家族と一緒なら満たされる。 言ってみれば気恥ずかしくなるほどベタな話だが、知らない間にその世界に魅せられていく。 それは、ノスタルジーが誰にでもある普遍的なものだから。 ひろしの回想する人生も、普遍的なものであるため感情移入できる。 お子様用アニメだと舐めていたが、十分大人の鑑賞に堪えうる映画。 むしろ、ノスタルジーに浸れる分、大人向けの内容だ。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-12-31 11:31:02) |
207.ちょっと有名になってしまった?例の回想シーンは確かに感動してしまったのだけれど、他の「クレヨンしんちゃん」らしからぬまじめシーン部分にはちょっとヒイてしまった。 【なこちん】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2012-11-25 03:26:16) |
206.《ネタバレ》 子供のころは何にでもなれると思っていました。念じればテレパシーが使えると信じていたし、当然平凡なサラリーマンなんて縁のない将来だと思っていました。だから、この映画を初めて見た中学生の私は、そんな希望に満ちた未来を必死で取り戻そうとするしんちゃんに胸が熱くなりました。そして今、成長し、自分にはテレパシー能力どころか非凡な才能の類が全くないことを悟り、就活の末に見事平凡なサラリーマンになった私は、あの時は何も感じなかったヒロシの回想シーンで号泣してしまいました。ヒロシの人生のなんとすばらしいことか。凡庸な人生のなんと特別なことか。先の知れた人生を恥じ、どこかで悔いていた私は、その当たり前のことが衝撃で、救われた思いでした。今から未来を生きるのが楽しみです。そして、もう少し人生を進んだら、またこの映画を見たい。すごい映画です。 【デルモゾールG軟膏】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-10-10 22:44:37) |