ロッキーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

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ロッキー

[ロッキー]
Rocky
1976年上映時間:119分
平均点:8.12 / 10(Review 343人) (点数分布表示)
公開開始日(1977-04-16)
ドラマシリーズものスポーツものスポコンものロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-05-29)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・G・アビルドセン
助監督スティーヴ・ペリー〔製作〕(第二助監督)
演出シルヴェスター・スタローン(ボクシング指導)
伊達康将(日本語吹き替え版)
キャストシルヴェスター・スタローン(男優)ロッキー・バルボア
タリア・シャイア(女優)エイドリアン
バート・ヤング(男優)ポーリー
カール・ウェザース(男優)アポロ・クリード
ジョー・スピネル(男優)トニー
バージェス・メレディス(男優)ミッキー
トニー・バートン〔1937年生〕(男優)アポロのトレーナー
ロイド・カウフマン(男優)酔っ払い
フランク・スタローン(男優)ストリート・シンガー
マイケル・ドーン(男優)アポロのボディガード(ノンクレジット)
ジョン・G・アビルドセン(男優)(ノンクレジット)
羽佐間道夫ロッキー・バルボア(日本語吹き替え版)
松金よね子エイドリアン(日本語吹き替え版)
富田耕生ポーリー(日本語吹き替え版)
内海賢二アポロ・クリード(日本語吹き替え版)
千葉耕市ミッキー(日本語吹き替え版)
槐柳二ミッキー(日本語吹き替え版追加録音)
増岡弘(日本語吹き替え版)
峰恵研(日本語吹き替え版)
村松康雄(日本語吹き替え版)
糸博(日本語吹き替え版)
緒方賢一(日本語吹き替え版)
鈴木れい子(日本語吹き替え版)
秋元羊介(日本語吹き替え版)
広瀬正志(日本語吹き替え版)
長堀芳夫(日本語吹き替え版)
喜多川拓郎(日本語吹き替え版)
鈴木みえ(日本語吹き替え版)
島田敏(日本語吹き替え版)
古田信幸(日本語吹き替え版)
羽村京子(日本語吹き替え版)
小野健一(日本語吹き替え版)
脚本シルヴェスター・スタローン
音楽ビル・コンティ
撮影ジェームズ・クレイブ
ラルフ・D・ボード(第二班撮影監督〔ノンクレジット〕)
製作アーウィン・ウィンクラー
ロバート・チャートフ
製作総指揮ジーン・カークウッド
制作東北新社(日本語版制作)
TBS(日本語版制作)
配給ユナイテッド・アーチスツ
ヘアメイクマイケル・ウエストモア(メイクアップ・クリエイター)
編集リチャード・ハルシー(編集スーパーバイザー)
字幕翻訳高瀬鎮夫
岡田壮平(NHK)
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版)
動物バッカス
スタントボブ・ヘロン(ノンクレジット)
その他ロイド・カウフマン(プレ・プロダクション・スーパーバイザー)
あらすじ
フィラデルフィアの4回戦ボクサーであるロッキー(シルヴェスター・スタローン)は、ボクシングだけでは生計を立てられず、マフィアに雇われる“取立て屋”としての顔も持っていた。煮え切らない毎日。ジムからも追い出され、途方にくれていたロッキーの心の支えはペットショップに勤める内気な女性、エイドリアンだけであった。ある日そんなロッキーに、人生最大のチャンスが訪れる。
ネタバレは禁止していませんので
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303.これはアメリカンドリームの体現などではなく、ベトナム戦争が終わった後の混沌とした世の中、何を描けば良いか分からなかった映画界と同様に、どう閉塞感から抜け出すかを苦悩する下流階級の人間たちの物語である。前半の虚ろな目をしたロッキーたちの惨めさはあえて描くまでもないが、その対比としてアポロ達が一流のビジネスマンであり、物欲の権化として描かれていることが意外と見落とされがちだ。彼がボクシングなんてどうでもいいと思っていたとしても不思議はない。彼は単なるボクシングの上手いビジネスマンだ。肝心のボクシングシーンもそれほど迫力のある、というよりは思い入れのある撮影のようには見えない(レイジング・ブルと比較せよ)。つまりこれはボクシング映画ではないということだ。やはりこの映画はアメリカンニューシネマの残滓を薄く引き伸ばしながら、新たな方向性を模索していった映画だろう。ラストシーンはハッピーエンドかのようだが、もう少し延長してみれば、きっとアポロが判定勝ちし、あの二人は「卒業」の二人のように虚ろな目で会場を去るに違いない。映画史的位置づけからすると、この映画は極めて過渡的なものだと言える。すなわち、ロッキーは非常に危ういバランスのもとで誕生した。そして今後の映画界の橋渡しになった記念碑的作品だ。
Balrogさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-18 23:20:49)(良:1票)
302.《ネタバレ》 あえて言おう、この映画はボクシング映画ではないと。(シリーズ2作目以降はこの限りではない)ロッキーのテーマを聞くと体を鍛えたくなってウズウズするという人をたまに見かけるがそれはこの映画の本質を見ていないと思う。才能があるかどうかも分からずに社会の最底辺から抜け出せないでいる人々が、転がり込んだ幸運に戸惑いながらも必死に立ち向かおうとする孤独な、心の闘いの映画なのだ。無名の選手が世界チャンピオンに立ち向かおうなんて誰が考えても馬鹿げてる。筆者はあの音楽を聴くと悲壮感で胸が押しつぶされそうになる。そしてミッキーの「Stay Down!」で再び泣く。筆者は泣きたいときにこの映画を観るのだ。好み50/50、演出11/15、脚本8/15、演技6/10、技術7/10、合計82/100→8/10点
chachaboneさん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-12 23:03:28)(良:1票)
301.言うことなしです。
HRM36さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2011-06-06 13:51:00)(良:1票)
300.《ネタバレ》 なんか素晴らしかったです。
勝ち負けなんてどうでもいい。
、、、どう言ったらいいのか分かりませんが、ロッキーは試合後に「勝ち負け」なんて見えていなくて、ただ「エイドリアン」を叫び続けた、
そこがとても素晴らしいと僕は思いました。
勝ち負け(損得)なく無償だからかもしれません。
試合後、エイドリアンがロッキーに歩み寄る姿もとても印象的でした。
二人抱き合ったとき、ロッキーとエイドリアンしか存在していなくて、周りの人たちはただウザいだけです。「勝ち負け」も雑音です。
もしかしたら誰もロッキーとエイドリアンの聖域には入れなかったのかもしれません。
その位に二人は美しかったです。
自分に正直で真っ直ぐなロッキーにとても惹かれました。
強い男とはそういうものかもしれません。
トレーニングで石階段を上って、両手を揺り上げる彼の後姿が無償に美しかったです。
彼はチャンピョンです。
他人にどう思われようがどうでもいい、自分の道を行こうという気分になります。

ロッキーと相手のチャンピョンとが、それぞれ見えている世界観(目指している世界?)が違うのが比較されていて、それがとても面白いと思いました。
そしてこの作品は音楽がとても盛り上げています!この音楽を聴くとファイトが湧かずにいられません!
そしてこの作品はファイトのでる作品です!
いや、この作品自体がファイトそのものです!!
、、、他人を利用する人や恩着せがましい人っているんですが、可哀想な人なんだなと思いました。
ロッキーにマネージャーを断られて、悲しい表情でトボトボと階段を下りてゆく老人の姿が、とても心細く気の毒に映ったのは僕だけでしょうか?
たぶん自分を彼に重ねているのでしょう。
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 9点(2011-02-06 00:55:53)(良:1票)
299.名作に名曲あり。
たこちゅうさん [地上波(吹替)] 7点(2011-01-02 22:54:22)(良:1票)
298.この映画にかけるスタローンの熱が伝わってくる。文句なしに素晴らしい映画だと思います。
おーるさん [DVD(吹替)] 9点(2010-12-21 17:43:53)(良:1票)
297.《ネタバレ》 インタビューを無視して「エイドリアン」と叫ぶロッキーと、落した帽子を拾いもせず駆けよるエイドリアンの姿を見るたびに、我が涙腺は決壊してしまうのです。
きーとんさん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-20 00:41:51)(良:1票)
296.《ネタバレ》 私は、シルベスター・スタローンが嫌いです。北斗神拳伝承者のような「ひでぶ」な顔つきが、生理的に無理ってやつです(ちなみに北斗の拳は好きです)。恐らく、私は前世でひでぶな顔つきの人からイジメられたんだと思います。その程度の因果関係で、ひでぶ顔が嫌いです。なので、ひでぶ顔が出演している映画はあまり観たことがありません。この映画の感想ですが、見ていて「どうもしっくり来ないな~何だろう」っていう腑に落ちない感じがずっとありました。ラストシーンで、ひでぶが「エイドリア~ン!」と叫んでるシーンを見て、その腑に落ちない原因が分かりました。この映画には「ボクシングへの愛」が無いんです。もっと言うと「ロッキーのボクシング愛」が、適当なんですよ。ロッキー以外の登場人物は、キャラ立ちしてるし、ボクシングへの姿勢も含め、何にも違和感が無いんですが、ロッキーだけは違和感ありまくりでした。結局、題材はボクシングでも何でも良くて「小動物と内向的な女性が好きな、低能でDQNだけど傲慢で唯我独尊な男が、天から降ってきた運をつかみ損ねないように、ようやく人生を見出して頑張ってみる」ことができれば、相撲だってフィギュアスケートだって何でもいいんでしょう。運が良くなる前から頑張れよ、って思いました。また、頑張って無いくせに、威張ってんじゃねぇよ、って思いました。
VNTSさん [DVD(字幕)] 4点(2010-03-05 22:40:43)(良:1票)
295.《ネタバレ》 傑作。

できすぎでしょう、この脚本。全然無駄が無く、風景や色味からさえも登場人物の人生観と息苦しい閉塞感が伝わってくる。画だけでは伝わらないはずの心情や、横たわる不安感を伝えてしまう。どうしたらこんな話が作れるのかな。

スポ根ものとしても無茶苦茶にできが良いので、簡単に感情移入ができる。それだけに、最後の結果を見たときにはもう・・・感動しまくってしまう。また、この頃のスタローンていうのはサブキャラの細かい心理や、それと絡み合う主人公の生き様や実直な性格というのを繊細に描いている。明らかに天才なのに、違う方向に向かってしまった。

しかしそれでも、戦争路線で人気が爆発してしまうあたりは多方面に才能があるからなんだろう。だからなおさらこのままの路線で脚本家としての純度を高めた作品を観てみたかった。

エイドリアンとの恋愛描写や、人生との戦いにあきらめない心理描写、誰もが一途である世界観など、神がかり的に巧くいっている。仮にラストの試合描写がエンドロール前の述懐で唐突に終わってしまってさえも、全く映画としての完成度に影響しないとすら思える。
黒猫クックさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2009-11-15 22:28:12)(良:1票)
294.《ネタバレ》 単なるボクシング映画ではなく、人間ドラマがきっちり描かれているところがいいね。
また、美男美女が主役でないところも好感度アップの要因でしょう。
ついでに言うと、負けるところもね。
もう一つ言うと、テーマ音楽が名曲だ。
間違いなくスタローンの最高傑作だね。
難点をいえば、あれだけボカスカとパンチを浴びて普通に立っていられるのはどうかと思うぞ。フライ級でもKOされるだろう。ましてやヘビー級だろうに・・・
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-25 15:01:52)(良:1票)
293.よくテレビでやっているのを断片的に見て観たつもりだったけど、今回ちゃんと最初から終わりまで観てこんなにいい映画とは知らなかった。ノスタルジックなアメリカの下町の描写とハレの舞台の対比がイイ。音楽が何だか奇跡的に素晴しい。最近どうしようもない映画で延々とエンドタイトルが続くのに閉口する事が多いけど、こちらはあっという間に終わってしまう。いかにも低予算で無名の才能達がありったけの力を出し切った結晶という感じで良い。
番茶さん [DVD(字幕)] 9点(2007-06-15 22:30:21)(良:1票)
292.どん底から必死で這い上がる人々を克明に描ききった作品。グッと来るシーンが多く、まさに名作であることをありありと感じさせられました。これから何年経ったとしても、何度も、何度も観たい作品です。
kinouさん [DVD(字幕)] 10点(2007-05-06 22:24:07)(良:1票)
291.《ネタバレ》 ロッキーといえば小中学生のころにⅢとⅣを見て、映画の内容よりはサバイバーの「EYE OF THE TIGER」と「Burning Heart」といった音楽の方が気に入っていた私ですが、この第1作を見て衝撃を受けましたね。はっきり言ってⅢとかⅣとかと全く違う素晴らしい人間ドラマです(ⅢもⅣも好きですけど)。正直、地味ではありますが見終わった後パワーをもらえる作品でした。

 何というか、設定的にはアメリカンニューシネマ風ですよね。これでラストにロッキーが無残な姿を晒して「商業主義によって踊らされた悲劇の男は果たして幸せだったのか?」みたいな問題提起がなされるような作品だったら、また違った形で映画史に残ったかもしれません。

 しかし、魅力のある物語、登場人物たち、音楽とまさにアメリカンドリームと呼ぶにふさわしい奇跡の映画です。リアルタイムでこの衝撃を味わえなかったのが本当に残念です。
TMさん [地上波(字幕)] 8点(2007-04-24 18:56:01)(良:1票)
290.《ネタバレ》 シルベスター・スタローンの映画の中ではダントツのナンバーワン!ビル・コンティのあの音楽を聞くと、それだけで興奮せずにはいられなくなります。そして、この映画が名作と言われている最大の要因は最後にあると思います。あそこで負けていたからこそ名作になったと言えるし、勝っていたら駄目です。これ以降のロッキーに関しては回を重ねるこどに駄目になってくようで悲しい。そんな中でこの1作目だけは特別ですし、間違いなく傑作だと言えます。
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-04 16:45:13)(良:1票)
289.名曲中の名曲「ロッキーのテーマ」を背景にダサくてかっこ悪くて熱くて熱くてあまりに熱くて汗が飛び散るんだけどそんなもんじゃ全然体温下がらないぜ、ってくらい熱くてベタベタな映画。ある意味王道中の王道、とことんベタなところが良いのだ。

    正直、この映画中のロッキーのダサダサな生き様は、僕には全然相容れないもののはずなのに、
それでもこのあまりにも有名なテーマ音楽を耳にすると、今でもなぜかそのへんの階段を駆け上がりたくなるような衝動に駆られる。
(で、階段の上で両こぶしを振り上げて叫ぶのだ)
  あるいは、何かのときに「よし!いくぞ!」というときには頭の中でこのテーマを高らかに鳴らして出撃する事もはめどあり。


   本質的に共感できない僕ですらそうなんだから、共感できる人にとっては、そりゃさぞや熱いバイブルのような映画なんだろうなぁ、と素直に納得できる映画です。

あばれて万歳さん 8点(2004-10-01 11:19:13)(良:1票)
288.《ネタバレ》 初めて見てからかれこれ20年は超えているというのに
いまだに見るたび感動してしまう。
ロッキーとエイドリアンの純愛をベースにロッキーの大出世を描く
スポ魂ものだがこれがなんと素晴らしいんでしょう。
25周年を記念して発売されたロッキーのDVDボックスを先日買った。
初作であるロッキーは特別編と称してスタローンのロングインタビューや
関係各者のインタビュー、当時のテレビスポットなどおまけがいっぱいだ。
なかでもすごいのが関係者の音声解説付きなところ。
なんだろうこれ?と思い解説付きにして本編を再生してみると
ずーっとほぼ全ての場面での解説を監督やカメラマンや、出演俳優らが
しゃべっているのであります。
もちろん本編はどこもカットされることなく再生中、ずっと解説付き。
これがかなり面白かった。初めて明かされるエピソード満載だ!
面白かったエイピソードを3つ紹介↓
●ロッキーが感謝祭に初めてエイドリアンをデートに誘う場面。
ポーリーがエイドリアンの焼いていた七面鳥を窓から投げるシーンについて、
予算が少ないから七面鳥が1羽しかなく、投げるたびにスタッフが
毛布で受け止め次のテイクに又使う、を繰り返していたとのこと。
もげた足をポーリーが食べているのだが、1羽しかないから次のテイクでも
食べなければならず、食べるフリをしていたそう。
●最後のシーンで「エイドリアーーーン」と叫ぶロッキーに駆け寄る
エイドリアンの帽子が脱げる場面。これは釣り糸で引っ張ったそうだ。
そして彼の元に駆け寄った彼女を見て最初に発するロッキーの
言葉を「Where's your hat?(帽子はどうした?)」にしたかったとのこと。
自分の怪我や試合の結果よりも何よりも彼女の帽子を心配する一言にしたかったと。
●試合前に着るガウンが大きくてブカブカなのは実際発注していたのよりも
大きいサイズで撮影の前日に届き、直す予算が無かったから。
仕方なくそれも話の中にジョークで取り入れてアクセントにしてしまったとのこと。
・・・この解説を全部聞きながら見るロッキーは私にまた新たな感動をくれました。
絶対に死ぬときの冥土の土産に持って行きたい映画です。
MKさん 10点(2004-07-18 15:47:10)(良:1票)
287.《ネタバレ》 アメリカンドリームという言葉をあらゆる世代に認知させた、有名な作品。あまりにも有名すぎて、レビューしようがないが、最近、DVDで見直して見ると、公開時よりもグッとくるものがあったので。それは、自然なカメラワーク。画面中、誰といてもロッキーが必ず1人になる場面が多く、孤独感がよく表されているなあ、と感心。カラーのトーンもロッキーの衣裳も、押さえ気味で、冬のフィラデルフィアの情景によくマッチしている点。そして、どうしようもない兄貴の描かれ方。最初見た時は、「ええい。うっとおしい奴め!」としか思えなかったのが、再見すると兄も孤独、ロッキーに負けず劣らず孤独な存在だったのだと、よく理解できたこと。心の拠り所が、妹であり、その妹がロッキーと暮らすとなると、どうにもやりきれない(妹の幸せを願うも自分も幸せになりたい)描写が胸を打ちます。あとは、やはり音楽のうまい使われ方。アドレナリンを必要以上に噴出させるこのテーマ曲は、抵抗しがたい高揚感を与えてくれます。ラストにリング上で、叫ぶ恋人の名前。孤独な魂同志が、寄り添うことで寂しく無くなる、強くなれるいい場面です。
映画小僧さん 9点(2004-03-08 16:35:29)(良:1票)
286.この映画はスポーツ映画ではなく、恋愛映画。
記者たちの「善戦でしたね」とか「リターンマッチはするか?」とか、勝敗を決める採点の審査を無視してまでエイドリアンを探し求める一途な男のとても熱い話でした。
エイドリアンとロッキーが抱き合うその場では、採点により勝利を知って喜ぶアポロさえ空虚な存在に見える。そこが他には無い。「見た事ある映画」で終わらせてはいけないと思う。
セクシーさん 10点(2003-10-27 10:42:12)(良:1票)
285. 皆さん点数高いッス!悪いけど、こんな浮世離れし(過ぎ)たスポ根「泣かせまっせ」映画にゃ素直に感動できないね。底が浅いっていうか…。あ、でもビル・コンティのテーマ曲は確かに最高!落ち込んで無理矢理テンション上げるぜって時によく聴いたよ。いつの間にかシャドーやってる自分が愛しい♪この名曲に…6点!
へちょちょさん 6点(2003-01-10 03:00:38)(良:1票)
284.ボクシングもだが不器用な恋愛を応援したい!
TERUさん [インターネット(吹替)] 8点(2024-09-22 21:49:27)
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【点数情報】

Review人数 343人
平均点数 8.12点
000.00%
100.00%
200.00%
330.87%
461.75%
5113.21%
6349.91%
75315.45%
88023.32%
97822.74%
107822.74%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.75点 Review28人
2 ストーリー評価 8.06点 Review46人
3 鑑賞後の後味 8.91点 Review48人
4 音楽評価 9.38点 Review60人
5 感泣評価 8.20点 Review39人
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【アカデミー賞 情報】

1976年 49回
作品賞 受賞 
主演男優賞シルヴェスター・スタローン候補(ノミネート) 
主演女優賞タリア・シャイア候補(ノミネート) 
助演男優賞バージェス・メレディス候補(ノミネート) 
助演男優賞バート・ヤング候補(ノミネート) 
監督賞ジョン・G・アビルドセン受賞 
脚本賞シルヴェスター・スタローン候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌ビル・コンティ候補(ノミネート)"Gonna Fly Now"
作曲賞(ドラマ)ビル・コンティ候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 
編集賞リチャード・ハルシー受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1976年 34回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演女優賞(ドラマ部門)タリア・シャイア候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)シルヴェスター・スタローン候補(ノミネート) 
監督賞ジョン・G・アビルドセン候補(ノミネート) 
脚本賞シルヴェスター・スタローン候補(ノミネート) 
作曲賞ビル・コンティ候補(ノミネート) 

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