268.初めて見た時はとても感動した覚えがあったのですが、そのイメージが強過ぎたせいか、ひさしぶりの鑑賞は、期待したほどの感動はありませんでした。特にチャーリーの心理描写が浅かったような印象でした。でも名作には違いありませんね。週末の落ち着いた夜に観ればまた印象も変わると思います。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-10 21:23:36) |
267.《ネタバレ》 ダスティン・ホフマンの名演技は本当にサヴァン症候群に見える。 人より劣っているように思われていた知的障碍者が特異な記憶力を発揮してカジノで荒稼ぎするのは痛快。 一番好きなシーンは、チャーリーがレイモンドにダンスを教えるところ。 踊りながら「なんだかバカみたいだ」と呟くチャーリーが笑える。 兄を金づるとしか見なかったチャーリーの顔から、兄弟の愛情に目覚めていくにつれて険が取れていく。 ラストの別れは切ないが、施設で暮らすのがベスト選択だろう。 ありきたりなテーマながら脚本が良くできていて、主演二人の力演と共に物語に引き込まれる。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2013-01-20 23:09:00) |
266.物凄く久しぶりの鑑賞でした。大分記憶があやふやな部分もありましたが、多分昔見た時よりも今回の方が感動したような気がします。 父の遺産目当ての下心で始まった旅ですが、旅の中で兄弟の遠い記憶を辿り、兄の存在を知らず父と縁を絶って生きてきた弟が家族愛というものを知り、弟の下心が真心に変わっていく過程を実に丁寧に描いています。 大ごとにせず、小さな描写の挿入で兄弟が少しずつ距離を埋めていく様を見せる。その1つ1つが素敵です。(終盤のホットケーキとシロップとか…ですね)その積み重ねが、最終盤での「兄貴が出来てうれしい」「僕の親友」と額を合わせる感動的な名シーンにつながります。 「レインマン」と言えばダスティン・ホフマンの名演技がまず出てきますが、むしろ本作は弟のドラマであり、演じるまだ若いトム・クルーズの漂わす雰囲気がとても良かったです。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-01-07 19:27:08) |
265.《ネタバレ》 メチャクチャ久しぶりに見たわ。 全然覚えてなかったからとっても新鮮な気分で見れたわよ。 ホホ。 この映画はまずなんといってもダスティン・ホフマンの迫真の演技よね。 もう途中からそういう人なんだとしか思えなくなっちゃうもの。 そして弟役のトム・クルーズ。 実はアタシ、どっちかっていうとトム・クルーズは苦手なんだけど、この映画に関しては彼の無謀で生意気な青二才っぷりがよく活かされてると思うわ。 人を利用して成功することしか考えてないっぽい最低なオトコが、自閉症の兄との交流を通して精神的に成長していく様子が、イキってる感じのトム・クルーズだからこそうまく表現できてるっていうか(ホメてんのよ)。 それにしても当時ダスティン・ホフマンとトム・クルーズが兄弟役!?と思ったもんだけど、背の低さといい鼻のデカさといい案外よく似てるわよね。 横顔とかけっこうソックリよ。 …どうにも煮え切らないラストだけど、アタシはあれで良かったと思うわ。 現実問題チャーリーがずっと付きっきりでレイモンドの世話をするのは不可能だし、施設で生活するのがレイモンドにとって一番安全よね。 シンシナティとロサンゼルスだと遠すぎて、おいそれと会いに行けないのがちょっと淋しいけど…。 コミュニケーション能力の欠如が特徴の自閉症だけど、実は自閉症患者以上に自分のことしか考えてなかった弟チャーリーに、人を愛し尊重することの大切さをしっかり教えたレイモンド…さすがお兄ちゃんよね。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-03 14:36:27) |
264.《ネタバレ》 ロードムービー部分が作品の「いのち」であろうしそこをもっと充実させてもいいかもしれないが、甘口のエンディングにしないようなんとか「ふみとどまっている」だけでも、さすがダスティン・ホフマン映画である。ダスティン・ホフマンが皆の一方的な「見た目」(客体)であって「切り返し」で 見返す主体ではないということ、これはこの映画の露出した特徴になっている。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-04-22 09:43:22) |
263.《ネタバレ》 よくわかりませんが、理屈抜きで心に残ってしまう映画です。 要所要所で、「過去の真実」と「レイモンドの突出した才能」が「気付き」という形で明らかになっていくものですから、ぐいぐいと物語にひきこまれます。 好みの問題になりますが、最後の終わり方はすっきりしません。最後の最後で消化不良気味です。 すっきりしないといえば、お風呂で起こしたパニックと、ルーレットをはずした理由。想像はつきますが結局劇中では、はっきりさせてはくれませんでした。「正解」を求めるような映画ではないとは思いますが・・・・。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-05 08:04:01) |
262.言うまでもなくダスティン・ホフマンがすごい作品。その怪演っぷりはドキュメンタリーと言われても違和感がないほど。見る価値は間違いなくあるが、個人的にはとにかくイライラさせられた。それを作品の出来の良さと取るか、苦痛と取るかは評価の分かれる所だろう。 【Arufu】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-04 22:08:06) |
261.ホロリとさせられました。チャーリーの気持ちに変化が変化していくところが良かったです。 【*まみこ*】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-27 16:50:01) |
260.《ネタバレ》 10年ぶりくらいに観ました。チャーリーの成長の描き方は非常に丁寧です。音楽がものすごい80年代感。最後レイモンドは列車の中から決してチャーリーを見ないという演出が秀逸。コミニケーションの「脆さ」を考えさせてくれる秀作 【楊秀清】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-22 17:22:34) |
259.《ネタバレ》 大変感動した映画。最初観た時はそれほどとは思わなかったが、2度、3度と見直すうちに、じわじわっと想いがこみ上げてきた。 まず、音楽がとても印象的で、耳にいつまでも残って離れない。それから、何と言ってもダスティ・ホフマンの名演技、アカデミー賞の主演男優賞もうなづける。「サバン症候群」というのもこの映画で知り、「サバン症候群」についてのドキュメンタリーも観たほどだ。 そしてまた、弟トム・クルーズの次第に変わっていく心、幼い頃の記憶に残った「レインマン」という言葉、そしてその謎が解けた時・・・ 私の目は涙でいっぱいだった。 弟は、最初はお金だけが目当てだったと思うが、お金では決して得られない大切なものを得たように思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-02-11 11:23:33) |
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258.ダスティン・ホフマンに注目して観りゃあ、どうしたって「凄い役作りだよね」ってな事になる訳ですが、やはりここはトム・クルーズ。共演者である大俳優サマが、いくらそういう役だとは言え、目も合わせてくれず、演技のキャッチボールもままならず、と来りゃ、それはそれは大変だったんじゃないですかねえ。この映画の特に前半は、何だかバリー・レビンソンとダスティン・ホフマンが共謀してトム・クルーズを追いこんでいってるようにすら見えてきちゃう(妙にカメラが遠くに置かれるシーンが何度もあり、トム・クルーズを突き放すかのよう。ドッキリカメラの映像みたいだね)。チャーリーがレイを連れだした初日のホテルのシーン、誰に電話をかけても繋がらず、恋人にも愛想を尽かされ、孤立して焦っていく姿。そんな中で、映画中盤において、かすかな記憶がよみがえり二人の過去が重なり合う場面、これは感動的(いや、若い頃に初めて観た時には特にどうということも無かったんだけど、歳食うと、こういう「遠い過去」の話にどうも弱くなるもんです)。二人が並んで歩くシーン(チャーリーが前を歩くけどカメラが遠いので並んで見える)、二人が並んで車に乗るシーン、二人の視線が合わさることはなかなか無いのだけど、最後に二人は向き合い、額を合わせる。映画が最後、どのような結末を迎えようが、このシーンがあればもう充分、ですよね。では最後に一言。ブラックジャックでカウンティングやってるのバレたら、彼らみたいにカジノからツマミだされますからね。ご注意。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-12-26 22:58:27) |
257.《ネタバレ》 トムが潔いほどのクズっぷり。だけど最後は改心してジ~ンときたけど、ボロボロ泣いちゃうほど感動はできなかった。なぜなら中盤ダレてしまったから。ちょっと尺が長すぎる。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-10 19:01:38) |
256.《ネタバレ》 自閉症とサヴァン症候群を世界に知らしめた功績は大きい。ただ数字が得意で、絵も描き、ユーモアを解し、飛行機や高速道路を避ける危機回避能力を持っている人がいるとは思えないが、そこは演出。◆弟は2歳で母親を亡くし、16歳で冷たい父に耐えきれず家出、父親と縁を切る。父が死ぬと遺言があり、弟は車がもらえるだけ。秘密の第三者に300万ドル渡すという。めったにない遺言である。息子なのだから半分はもらえる権利がある。裁判で訴えれば勝つだろう。それはともかく、主題は家族愛を知らない弟が兄と触れることにより、家族愛を取り戻す話。◆弟は第三者を見つけ出し、それが自閉症の兄だと知る。兄の存在を隠していた父への憎しみが増す。兄を騙して誘拐し、保護権を楯に遺産を半分を戴こうと企む。恋人はそんな姿を見て去る。弟が兄を誘拐したのはお金が欲しさもあるが、父に踏みつけにされた事への反発が大きい。◆兄は自閉症だが記憶は確かだった。弟と一緒に住んでいたこと。父が面会に来て自動車の運転を教えた事。母がレインマンの歌をうたってくれたこと。弟は兄レイモンドをレインマンと呼んでいた事。母が死に、兄が弟をお湯で火傷させそうになった事件があり、兄は病院にやられたこと。その日は雪が降っていて、弟は「バイバイ、レインマン」と腕を振っていたこと。これらの事情を知って弟の心は軟化する。先ず母のかすかな思い出を確認することが出来た。そして父が兄の事を黙っていたのは、兄の存在を隠すことが兄弟にとって良いことだと判断した事、父が兄にほとんどの遺産を残したのは、自分が父を拒絶したせいであることを理解した。こうして兄との絆が芽生え、父親と精神的に和解できた。優しい気持ちになれたところで恋人に素直に電話。恋人は弟が変わったことを感じ取り戻ってきた。◆弟はお金が必要になった。兄の能力を利用してカジノのポーカーで必要な分を儲ける。しかし兄の能力がばれて、二度と出入りできなくなる。弟は兄を尊敬するまでになる。◆兄がぼや騒ぎを起こす。パニックになる兄の姿を見て、弟は一緒には暮らせないと悟る。誰かがついて終始めんどうを見ていないと危険なのだ。弟は別れを決意。兄を病院に戻し、遺産は辞退する。愛に飢えていた弟が家族愛を知って変わったのだ。兄も弟との旅で様々な経験をし、成長した。弟をメインマン(親友)と呼ぶ。兄の奇行ばかりが目につくが、メインは弟。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-20 04:03:22) |
255.《ネタバレ》 十数年ぶりに再び観ました。以前はスルーしていたアメリカの大地の広さ、美しさがこんなにきちんと挿入されていたとは。T・クルーズの芝居が大きいなあ。極めて内向きのD・ホフマンとの対照をねらってやってるのか?とはいえ、兄弟の心が交錯する場面の描き方が上手くて素直にじん、とくる。過去が現れるモーテルの洗面所だとかホテルでのダンスレッスンとか。終盤でシロップを隠した弟のいたずらをわかっちゃうレイモンド、この場面が一番好き。レイには難解な質問をあびせる医者を制するチャーリーの台詞にも泣かされた。大岡裁きみたいで。(ちょっと違う) 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-08-24 16:52:43) |
254.《ネタバレ》 記憶力凄いことが分かった時は突飛な感じがして、その後もこの能力があっての気持ちの深まりだなあと思っていましたが、最後の方で2人きりで話していたシーンでそんな思いが吹き飛ぶほどの強い絆を感じ感動しました。非常に良いシーンだったと思います。その他ダンスの練習をするシーンも良かった。弟の変化を象徴するようで印象深い。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-15 01:07:29) |
253.設定とストーリー展開に少し無理はあるけど、 複雑な内容ではないので、誰が観てもテーマ自体はちゃんと伝わると思う。 劇中では兄役のダスティン・ホフマンの演技が見所だが、あまりにも役作りし過ぎたせいか、 弟の心の変化がやけに薄っぺらに感じてしまった。 もう少しお兄さんが普通っぽい人だったら、あの展開でも納得できるんだけど、 ラストはどうしても理想論的な甘さを感じてしまう。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-21 06:47:49) |
252.《ネタバレ》 金に困っていたチャーリーが少し変わっている兄と再会するってだけの話に見えました。兄と再会した事でチャーリーが成長した風にも見えなかったし、彼の問題も解決してません。なんていうか設定が凝ってるだけで中身があまりないですね。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-06-23 23:08:41) |
251.幼い頃にこの映画を見てからは他の映画でダスティン・ホフマンを見ても病気の人だと思っていました。 【akila】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-20 10:48:00) |
250.公開時に劇場で観ましたが、ちっとも感動しませんでした。ホフマンの自閉症の演技が巧かったことだけとても印象に残ってます。ホフマンがパニクって自分の頭を叩いたりするのは覚えています。そういう感情表現をするところは覚えてるけど、兄弟二人がどんな心の絆を育めたか、さっぱり感じるものがありませんでした。なんだかホフマンが「どや、うまいやろ」と思ってるように見えて冷めてました。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-06-11 17:10:47) |
249.《ネタバレ》 破産寸前の外車ディーラーを演じるトム・クルーズが、勘当状態にあった父の訃報をきっかけに施設で生活していた障害を持つ兄(ダスティン・ホフマン)の存在を初めて知り、ロサンゼルスまでの数日間の旅を追うロード・ムービーです。始めは意思疎通もままならなダスティン・ホフマンを邪険に扱っていたトム・クルーズが、兄と心を通わせてゆくきっかけが自分にとって益となる(お金をもたらす)から、というところに綺麗事ではないリアリティを感じます。 【さめがい】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-22 21:41:27) |