306.[キバヤシ]かつて氷づけのマンモスが腐食もなくそのまま発見された・・・これが何を意味するか分かるか? [タナカ]まさか・・・[キバヤシ]そうだ!!太古の昔からポールシフトは何度も起こっていたんだー!! そして今、人類も都市も一瞬にして凍りつく─瞬間冷凍地獄─スーパーフリーズ─!!-40℃の極寒の世界だ!!! [ナワヤ]ま・・・まさ・・か [トマル]で・・・でもキバヤシさん!!ポールシフトがわずかならこの危機は避けられるのでは! [キバヤシ]いやわずかでも地球の気象に対する影響は計り知れない。万一極寒の世界から逃れられたとしても・・・ 極地の気温が上昇し─氷が溶け出し─超大洪水──海面が50m以上も上昇するんだよ!!! [MMR隊員]なんだってー!!!!!! |
305.私はID4の荒唐無稽さが大好きだった。映画だから許される無茶苦茶さ、それはタコ型宇宙人という絵空事でしかない存在を相手にしているからこそ、それこそ絵に描いた餅のような対抗手段であってもおおらかな気持ちで受け入れられることが出来たのである。現実ではないからこその自由な発想を評価していたのである。さて今作品であるが、そういう意味では地球規模の環境破壊という問題は、エメリッヒにとってはいささかリアルすぎる問題であったかもしれない。ID4の敵が宇宙人であれば、今回の「敵」は地球そのものであったわけだが(もっとも人間の業の積み重ねともいえる結果ではあるのだが)、母なる星地球に敗北を喫させる訳にはいかないのだろう、これまでのパニック映画で乱発されていた核による変化の抑止をせず(これは私は評価している)、特にこれといった対抗手段を打ち出せず、人間ドラマに重きを置くことを選択せざるをえなかっただろう。しかしそのことが、エメリッヒならではの自由な発想力を束縛する結果に繋がってしまったのではないか。確かにデニス・クエイドは好演していたし公立図書館に残った人々の描写も力強さがあったものの、ID4で見られた胸のすくような逆転の発想は最後まで出てくることはなかった。そういう意味では残念ではあったが、ID4との共通点と言うかエメリッヒらしい部分は随所に見て取れる。ID4をよく見ている人ならば、端役に至るまで登場人物で誰が生き残り誰が死ぬか予測できたと思うし実際そのとおりであった(印象的だったのは、1500ドルのコートがどうこう言っていたビジネスマンと、回送中なのに彼から200ドル受け取って乗せたバス運転手が死んだこと)。映画の中では彼の嫌いなタイプ(と思われる)人物には容赦ない。また大統領に対する考え方も一貫していて、自分の命をかけてでも国民を守ろうとする、かなり美化された理想の大統領を見ることができる。ID4の話が多くなったが、比較した上で見るとなかなか興味深い映画である。ただしラストの演説は、イラク戦争は間違いなのではないかと気付き始めた今のアメリカを思うと、もはや手放しではアメリカ万歳とは言えなくなったことの表れなのかもしれない。・・・と。真面目に書いたがやはり一言ツッコみたい。「千代田区って、あれじゃあ『思いで横丁』じゃねーか!!???」 (知らない方へ。「思いで横丁」は新宿駅前、もちろん新宿区です) |
304.《ネタバレ》 最初からストーリーよりも、映像重視で観ていました。 津波がNYを襲うシーンではなぜか涙が。。 日本のシーンでは別の意味で涙が出てしまいました。 これはビデオではなく、ぜひ劇場で観てもらいたいです。 【musamusa】さん 6点(2004-06-19 11:58:04) (笑:1票) |
【ピルグリム】さん 8点(2004-06-12 21:56:25) (笑:1票) |
302.次々に襲ってくる天災映像、これだけでも大画面で見る価値有りって思いました。それにしても息子を助けたいっていうのはわかるが、途中「マンハッタンまで60キロだな!(もちろん歩きで)」ってさらりと言うセリフが一番驚いた。ジェイク・ギレンホールが演じた役は冷静で勇気もあって私としてはとてもひかれるタイプなんだけど、実際いないかな~と思うとちょい出来生君なキャラだったかなあ?後、雹が降って来たシーンで出てきた東京の風景、どうしていつまでたってもあんなアホな風景しか作れないのかマジで不思議。もっと勉強しろっつーの! 【カズレー】さん 8点(2004-05-28 02:41:31) (良:1票) |
301.《ネタバレ》 これは「鑑賞」するより「見物」する映画ですね。この手の映画に人間ドラマが薄いだの、キャラクター設定がどうのこうのと言うのは筋違い。そういうのは他の映画に任せておいて、大画面に展開される驚異の大スペクタクルに「ひえー!!」「ふほー!!」とひたすら感嘆の声を上げ続けるのがこの映画の一番正しい見物法だと思います。それも途中でいい加減疲れてきますけど・・・。とにかくツッコミ部分満載なので、下手に屁理屈言ったらキリがありません。「傲慢なアメリカよ、少しは謙虚になれよ!」ってストレート過ぎる内省メッセージにも正直苦笑。70年代のパニック超大作の洗礼を受けた方にこの映画の感想を是非伺ってみたいです。 (補足)↑(anemone)様早速のレビューありがとうございます。自分はそこからほんの少しだけ遅れた世代ですがこの映画、かなり楽しめました。おもろかったっすよね~。 |
300.《ネタバレ》 東日本大震災のニュースは会社のテレビで見ました。そこにはどこかの空港を津波が通過している最中の映像が写されており、滑走路は濁流で見えず、管制塔らしき建物だけがポツンと首を出しているという状況だったと記憶しています。 それを見た時の私の感想は、「なんか地味な絵だな」でした。当時も自然災害系の映画はありふれており、そこでは竜巻に巻き上げられて宙を舞うタンクローリーも氷漬けにされた自由の女神も思うがままで、見る側の私も衝撃的な絵に慣れていました。映画に比べたら遠目で固定されたカメラ、灰色の空と茶色い水流、そして無音であるテレビの映像は「退屈でつまらない」という感想になってしまったのだと思います。地震があったことなど全く分からないくらい遠くの地方に住んでいて、自分は何も被害を受けていなかったということも関係していたと思います。 その後の続報で死者行方不明者が何万人という単位で出ていることを知って愕然としたり、現地の様子を自分の目で見に行ったことで、あの日の自分はなんて馬鹿だったのだろう、と今でもあんな感想をもってしまったことを後悔しています。 映像技術の進化に合わせて受け取る側の私も想像力を鍛えていかなければ、いつか自分の100m前方に迫った津波に対しても「地味な絵だなぁ」という感想しか持てずに死んでいってしまうんじゃないか。こういう映画を見るとそんな危機感みたいなものを覚えます。 |
299.《ネタバレ》 作り物ながら、自然の驚異を改めて感じる映画 あまりに急なハリケーンに氷河期 という設定は良しとして 息子を迎えに行く意味が全くわからず、 最後生き残ってた人達もつながる描写がないため、こんなおるんかい が感想 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-12 10:54:11) |
298.《ネタバレ》 今さらながら初見。自然の脅威に対する人間や文明の無力感が伝わってきます。しかし、氷河期ってこんなに急速かつ極端に訪れて、なおかつ急速に緩和していくものなんですかねぇ。それに時流に乗るように人為的なものだと決めつけていましたが、だとしたら太古の時代から周期的に訪れていた氷河期の説明がつかないんじゃないでしょうかねぇ。まあ映画的には急速かつ人為的でなければお話にならないわけですが。 それはともかく、専門家として対処の陣頭指揮を執るべき主人公が、その職務を放り出し、仲間を犠牲にしてまで息子に会いに行くってどうよと。しかも会ったところで救える手立てはないはずだし。まあ「何よりファミリーが大事」なアメリカ映画によくあるパターンですが、もし主人公が高倉健や三船敏郎だったら、絶対こんな行動はとらないだろうという気がします。どちらがいいという話ではありませんが。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-06-26 23:19:44) |
297.家族を助けに行くのも大事だが、他の人も助けたら…。 【TERU】さん [インターネット(吹替)] 6点(2024-03-30 19:51:08) |
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296.《ネタバレ》 気候変動が騒がれる昨今ですが、温暖化から氷河期はさすがに突拍子もないかなとは思うけど、地球は人間の想像なんてとうてい及ばない存在なので絶対ないとは言い切れない。人間はそのことを認識して理解して地球を大切にしなければいつか大変なことになるかも知れないということは伝わってきました。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-03-06 12:02:41) |
295.それなりに面白かったです。でもまあ氷河期まではちょっとナンだけど、地球も結構ヤバくなってきているから、世界の指導者は緊張感をもってもらいたいと思います。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 6点(2020-12-12 13:50:17) |
294.《ネタバレ》 異常気象の昨今、こういうの見るともうSFだとか遠い未来の話だとか思えなくて結構辛い感じです。 こんな1週間くらいで激変の環境に、ただの一般人はなすすべ無しだし。 そう思える自然の猛威は描けていましたが、ドラマの部分がやはりご都合主義なので緊張感がいまいちでした。 【nanapino】さん [地上波(吹替)] 6点(2020-08-22 20:25:42) |
293.《ネタバレ》 まじめなディザスター映画かと思いきや、意外とバカ映画で良かったです。意志を持った敵のように襲いかかる寒気、狼の襲撃、部屋に閉じ込められた主人公たちのキャンプ感。もっとそっちに振り切ってくれたら傑作になったかも。 【クレイバード】さん [地上波(吹替)] 7点(2020-07-23 11:11:15) |
292.《ネタバレ》 「このまままだと地球は氷河期やで!」 「嘘乙・・・あれ?酷くなってね?うわ!ぎゃーなんだ!こりゃあー!」 氷河期突入!もれなく凍え死んでもらおうか!そこのなんちゃって日本!お前らにゃ雹をお見舞いしてくれる! こんな本作の味付けは薄めのキャラクターに、そこまで状況をかき乱すムカつくキャラクターがいないせいか至って冷静で静か。うるさいのはこの嵐。 そんな中、死を選ぶ者、信じた道を誤り死んでしまった者、そして助けようとする者、助けを待つ者が描かれる。気象学者の父ちゃんにしてはサバイバル精神漲ってますね。 なんだかんだで息子は図書館で本を燃やし暖をとる。人間自ら作り上げてきた文明を生きるために燃やして行くシーンはなんとも考えさせられます。 そして見どころの災害シーンですが序盤の水浸しのシーンは凄いですね。凄い水量。規模も凄い。 ただそれ以降はCGっぽいシーンの連発なのが今となってはちょっとアレ。狼出現もねじ込んだ要素のようで微妙すぎますね。 一通りのストーリーを終えたらすぐに消えてくれる引き際をわきまえすぎな天気にもなんだかな。 そんなこんなで結構淡々と進む本作ですが、かき乱す奴がいないという点でとてもリラックスしてみれるディザスタームービーでした。 みんな地球を大事にしよう! 【えすえふ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-02-16 00:30:53) |
291.《ネタバレ》 うーん。必ず助けにいくからな、みたいなやりとりからして、 感動しなさそうだなぁと構えてしまったが、その通りになってしまった。 ヘリコプターで直ちに助けにいくことが出来るのに、そこを歩いて助けにいって場所を特定しないといけない理由は何だろう。 一瞬で地球がお怒りになるようなNY崩壊の画は迫力があるけど、 最後の大統領のコメントは脈絡がとても弱く、興ざめする。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-03-26 15:03:23) |
290.《ネタバレ》 地球の温暖化が逆に極地の氷を融解し氷河期を引き起こす要因という発想自体は興味深い。ここからディザスター系映画お決まりのCGド迫力画面が始まりワクワクしていく。凍結、氷河系シーンよりもロスの竜巻のシーンが個人的には好き。ただ同監督の「2012」に比べると年代のせいもあるけど少しCGが迫力不足かもしれない。映画を見ていてあんな地球規模の氷河期なのにあまり南半球の情勢に触れられていないことや赤道直下の国はどうなったのか気になった。 【MAMESUKE】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-03-22 11:46:27) |
289.エメリッヒ得意のパニック大作。 現実的というか非現実的というか...。興行ヒットした割にはあまり面白くなかったかな。当日流行った自然災害パニックの波に乗った感じで。当時は迫力満点でしたがこのジャンルは溢れてる。あまり語り継がれることもないでしょう。 |
288.《ネタバレ》 映画館で見てたら、真夏なのに寒いな~と思ったのを覚えています。いろいろつっこみどころ満載ですが、夏に見ると少し涼しくなりますよ。 |
287.地球が寒冷化し、雪に覆われるというお話。いつも通りの派手なディザスター・シーンと、お決まりの家族愛シーンが特に工夫もなく進行する。唯一、あまりに勘違いした日本描写は面白いが。 【野良猫】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-09 19:52:37) |