17.SFアクションで続編物は結構あるが、ここまで話が1の次の物はすくない。1で取りきれない部分をきっちり2でやってる監督の戦略に驚いた。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-17 16:31:33) |
16.《ネタバレ》 「1」よりいいぞ。 驚くとともにワイズマンを少し見直す気持ちになった。 これだけの要素(ストーリー性、アクション性、CGと実写やミニチュアを組み合わせた映像性、キャスティングの妙、アイディア)をあの若さでなぜ出せるのか。キューブリックのような奇人変人でなさそうだから、つまりこういうことではないだろうか。 彼自身は特定の分野に秀でたオタクではなく、作品のイメージとか許容点におけるジャッジを下す役割に徹する。それから、「求める答えを知っていそうな人間、求めるものを作れそうな人間」を嗅ぎ分ける嗅覚に優れている。それから、「こういうふうしたいんだけどどうしたらいいかな」といって、あとはその人間に任す。そして、おそらくは「褒める」技術に優れている。(ライカンのスーツ製作者が、「前回のも監督は大変喜んでくれた」という言い方に現れてると思う。) 「任す」に徹した場合、ソダーバーグの「アウトオブサイト」のような失敗も有り得るが、ワイズマンの場合は「イメージを伝える技術」と「相手の気を損ねずダメ出しする技術」にも優れているのだろう。映画の監督さんには色々なタイプがあると思うが、これまでの数々の名作における「監督だけが突出した天才で映画はひたすら自分印」という固定観念に当てはまらない新しいタイプの監督さんではないだろうか。 前作同様キャスティングもすばらしい。前作ビル・ナイの次はデレク・ジャコビを出してくるという、いったいどういうコネがあるのか感心する。 普通なら「1」の成功によりマーカスにはハリウッドの有名どころをもってくるところだが、ワイズマンが蹴ったのだろう。ヨーロッパの俳優にこだわったところが正解である。。「1」では誰もが疑問視したケイト・ベッキンセールの起用も、このお人形さんのようにカンペキな容貌=人間離れを求めてであったのだな、と納得。(シワ、たるみ、しみや吹き出物があってはならないですね。) 映像も申し分ないが、ご都合なところが一箇所、ウィリアムの牢獄にコルビナスの部下を連れて行く必要があるのか?と思っていたら、死んだあと変身させてもうひとバトルさせるためだったのか、強引だな。もうひとつ難を言えば、鑑賞中「3を作ることは決定的だから、主役の2人が死ぬことは有り得ないよな」という確信を抱いてしまうこと。ううむ。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-17 15:20:44) |
15.「吸血鬼VS狼男」という構図も、圧倒的に美しく強い女ヒーローという要素も、もはや「ベタだ」と言えてしまうほど、ありふれたアクション映画の“ジャンル”である。 しかし、この映画のシリーズには、他を寄せつけない唯一無二のポイントがある。 それは、「闇の美しさ」である。 タイトルが示すとおり、この映画はほぼ全編通して“闇”の中で繰り広げられる。主人公が吸血鬼なのだから仕方がない。 闇を描き連ねるあまり、ただただ画面が“真っ暗”になってしまっている駄作は多々ある。 しかし、今作は、見事に闇の世界の美しさを革新的なほどの映像美で映し出す。 藤子・F・不二雄の短編漫画で、吸血鬼に支配された世界における暗闇の美しさと素晴らしさを描いた作品があるのだが、まさにそれを思い出した。 吸血鬼から見た闇の世界は、これほどまでに美しさに溢れているのか、と思わせる。 そして、その美しい闇の中に、前作から引き続きケイト・ベッキンセールのまさに透き通るような美しさが映える。(実はもうそれだけで、及第点) ただ、往々にしてよくあることだが、前作の大ヒットによって、製作費が潤沢になり過ぎ映画全体がやや「大味」になってしまっていることは否めない。ストーリー自体も、前作ほどスマートではない。 しかしまあ、ヴァンパイアたちによる悪趣味なほどに美しい、文字通り“血で血を洗う”戦いには、充分に見応えがある。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-13 18:24:11) |
14.まず、前作をみていない方はそちらを観てからの鑑賞をオススメします。 前作同様ダークな雰囲気前回の作品ですが、こちらの方が純粋なアクション作品になっていると思います。ストーリーの細かな点はおいておいて、純粋にワクワクしてみればよろしいかと。 【camel】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-10 23:16:05) |
13.前作はそれ程悪くないと思ったのだが、今回は何だかな~という感じです。余りにも銃を使い過ぎる、相手は銃を使ってないんだからそれなりの格闘で戦って欲しかった。銃を幾ら撃ち込んでも死なないんだから、銃を撃てば撃つほどしらける感じがした。ケイトはさすがに美しくかっこいいのだが・・・惜しいな~ あっ!映画には関係ないんですけど、昨日阪神の安藤投手が初完封劇をやってのけました。まさに「アンドーワールド」。関係なくてすいません。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-09-04 00:52:51) |
12.《ネタバレ》 ケイトベッキンセールが着てるスーツは臭そうですね。 【くまさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-01 22:51:19) |
11.《ネタバレ》 前作はこうコメントしていた。「スタイリッシュな映像・音楽、アクションだけでなく、プロット、脚本もしっかりしていて、テーマもある上質な映画。民族同士の戦いが、旧式伝統を重んじる保守層と自由・平和・融合を求める革新層の戦いへと変質するストーリーはありがちだが、バンパイア族(ブルジョア)と狼男族(プロレタリアート)でそれを描いている点は秀逸。」続編であるこの作品も悪くはない、だが、やはり前作には劣る感は否めない。ストーリーは、それぞれの発祥や隠された秘密を描き、矛盾無く膨らましてはいるが、おどろおどろしい感覚が強く、前作の「スタイリッシュでスピード感あふれる展開」は影を潜めてしまった。CGやロケ等に相当なオカネもかけたとは思うが、残念である。ただし、ヒロインの体当たりな演技は見事で、魅力にあふれていたと思う。 【ぼぎー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-08-31 00:54:36) |
10.前作が予想外に面白かったので、期待していたのですが、残念ながら期待はずれ。前作の格好よかった部分を全部そぎ落としてしまったような気さえします。前作を見ていないと理解できない人間関係とか、小難しくしようとしてるくせに全体的に新味乏しくチープな展開とか、もうちょっと何とかならなかったもんでしょうか。前作は格好良かったのになぁ・・・これは期待度が高すぎたせいなんだろうか・・・ 【HIDUKI】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-08-29 19:02:13) |
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9.《ネタバレ》 前作のエピローグから期待していた逃亡劇と違い、蘇った始祖の復讐話でした。話も深みがなくなり、破壊系のアクションを前面にした作品へと変わりました。が、そのアクションも、ワイズマン監督の平坦な演出が仇となり、見せ場でグッとくるところが少なかったのが残念。ですが、前作の雰囲気を引き継いだ世界観、そしてそれが映えるケイト・ベッキンセールはとても印象に残りました。 【ぶるぅす・りぃ。2】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-24 19:35:36) |
8.全く期待していなかった前作が、思いの外面白かったので、期待しながら見ました。この映画にストーリーは求めません。戦闘につぐ戦闘で、見ている者に考える隙を与えないのが、1番の良さではないでしょうか。主人公セリーンが人間臭くなってしまったのが、マイナスポイントですが、このダークな世界にはまってしまいました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-06-05 21:35:58) |
7.《ネタバレ》 前作の出来がアレだったので全くもって期待はしとりませんでした。 幸いにも今回は驚異的な飛翔能力だとか移動速度だとかを見せてくれたので、前作よりは吸血鬼が超人的に描かれていた事がプラスといったところでしょうか。 しかし話の始まりからが前作を見ていないと置いてけぼりを喰らうというのは余にも不親切すぎやしませんかね? 吸血鬼が鎧着てるのもなんか妙な感じですし。 最強のはずの吸血鬼と人狼とのハーフもあんまり活躍の場を与えられてなかったように見えるし。 極めつけは始祖吸血鬼。どうにも迫力に欠ける。というか能力があんまりパッとしない(始祖なのに“小説版の伯爵”の能力の足元にも及んでないってどーゆー…まあ比べても仕方ないんだけど)。 まあ前作よりは楽しめたので、点数は5点という事で。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-21 23:28:34) (良:1票) |
6.なにしろ前作を見ていなかったので、ストーリーの認識にとまどいました。完全に続編として作られているようなので、前作を見ておかれることを強くお勧めいたします。 (こっち、最初のうちはストーリーの流れがわかりませんでした) あと、怪作にして名作と評判の高い「ショーン・オブ・ザ・デッド」のビル・ナイがビクター役で出演しているとのことなので期待していたのですが、残念なことに登場は最初のうちだけなのでした。(存在感はさすがでした) で、B級的というか おや?とか あれれ?とか…ん? んんん? なところも目に付きますが (せっかくの紫外線弾というハイテク兵器をつかっているのに通常弾との違いがヴィジュアル的にわからないとか…グレネード弾が、カメさんみたいでなんだかかわいいとか…なんでわざわざヘリコプターで死体を運んでいるのだろうか??とか、ほかにもちょっと先がよめてしまうところもあったりして…)でも、そこは大人の雅量でスルーして、重厚でダーク&ブルーな映像を堪能しましょう。あと、R15指定になった原因であろうスプラッタ描写以外のシーンについては、折角ヴァンパイアと狼男という異色の組み合わせなのに、後学のために役に立つ…とかとても参考になる、というようなことはなにもなかったのです。(ふたりとも人間にもどっちゃってるんだもん) …ですのでカップルで見に行っても、そんなに気まずくはならないというレベルです。(ケイト・ベッキンセールのおへそが印象に残ったくらい) ヴァンパイア映画の官能性や退廃の美学はなかったものの、アクションのスピード感は文句なく抜群です。映像もゴシック風の重厚なアクション映画としてなかなかにたのしめました。 |
5.前作のあまりのカッコ良さに惚れ込んだワタクシ。続編と聞き狂喜乱舞し、泣く娘を置いて近くのシネコンに駆け込みました。満席でイイ席がとれないカモと思い2時間も前からスタンバイ。いざ上映が始まったら・・6人しかいませんでした。まだ200人は入れますヨ!封切り1週間の土日ですよ・・・。まあ、空いているほうが、かえって集中して観られるっていうことで。内容は・・・う~ん、背景の説明が長すぎるというか、クドイというか、そんなに話を小難しくしなくても。結局最後まで何だかわかりませんでしたよ、すみません。あと、ロシアかどっかの寒々しい森林で地味にバトルするより、都会を舞台にしてもらったほうが良かったかな。どうにも、「ヴァン・ヘルシング」の記憶が蘇る雰囲気だった。ケイトは相変わらずキレイでした。 【★ピカリン★】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-04-30 00:20:30) |
4.【※注 まず初めに言っておきますが、このシリーズが嫌いだという方は、このレビューを読まないことをお勧めします。読んでも、気の知れない理解不能なレビューになること間違いなしですので】見終わってまず最初に「レン・ワイズマン監督ありがとう!」と言いたい。前作のあのラストシーンを見た瞬間から、果たして次回作ではどのような展開を見せてくれるのかずっと楽しみにしてきました。しかし、いやぁー、よくぞここまで素晴らしい第二章を作ってくれました!まず、あの最高にカッコイイ世界が再び戻ってきた、それだけでもう嬉しかった!冒頭の中世のバトルシーンからスタイリッシュさ全開で、いきなりド肝を抜かれました。その後もひたすらカッコイイ映像の中で展開される壮絶アクション!!前作の2倍の制作費を費やしたとあって、アクションシーンの激しさは前作など比べ物にならないくらい壮絶です。ストーリーも今回は前作のようにあれこれ詰め込みすぎた感もなく、至って単純明快。しかし前作のテイストをしっかりと残してくれているのも良かった!!タイトルロゴとか前作でおなじみのヴァンパイアの屋敷がまた出てきたりとか、何よりラストシーンで前作のラストと同じ音楽が流れた瞬間には心から感動いたしました。前作のテイストをしっかりと残しつつ、確かなパワーアップを図っている。これ以上何が望めるのでしょう。確かに前作を見ていない人はあっち行けシッシッ的な部分がありますが(そりゃあ前作のラストシーンからそのまま続いてるから無理もないんだけどね)前作を見ていて尚且つ続編を楽しみにしてきたファンにとっては大満足に他ならないでしょう。あー!そ・れ・か・ら!!忘れてたよ、ケイトですよケイト!!!!我らが女戦士セリーン、前作でも十二分、いや百分にカッコ良いお姿を見せてくれたのに、本作ではもう手がつけられない位カッコ良く&セクシーになってます!!戦いぶりも銃アクションに加え生身の格闘が増え、過激さ倍増!うあー!!俺はセリーンを愛してる!!俺を噛んでくれぇ!!(中略)あぁ、せっかくここまで最高の続編を見せてもらったのに、こんなチャチな文章でしかこの興奮を表現できない自分が悲しい。改めて言わせてもらいます。監督、ケイト、スコットその他このシリーズに関わってくれた皆様、本当にありがとう!・・・・・かなり壊れ気味&理解不能なレビューになった事をお許し下さい。 |
【たま】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-04-22 21:20:50) |
2.何これ?何これ?何これ??もう俺にはサッパリ何がなんだか理解出来ません。美しき夫婦追随愛コンビ様、もっと観客に分かりやすいように映画作って下さいよ。それともこの世界観を事前学習してない奴はハナっから門前払いですかい?ケイト、早いトコ見切り付けたほうが・・・って大きなお世話ですか。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-04-22 16:50:45) |
1.吸血族vs人狼族という比較的単純な図式(裏では色々な陰謀が渦巻いてましたが…)だった前作から比べ、本作では、もう何が何だかさっぱりと判らない世界観へと「拡大」してます。オープニングで数百年前にあった因縁を描いてるんですけど、そこからして良く理解できないので、以降の話もほとんど理解できません。唐突に予言の言葉みたいなものを登場させて、無理矢理話を作ってるのがミエミエ。最強だった筈の混血種も余り活躍しないし、アクション・特撮共、全く代わり映え無し(狼男の変身シーンは、むしろレベルが下がってるんじゃないか?)。こういうジャンルの映画に比較的温かい態度で臨んでる私でも、異様に長く感じるほど退屈しました。上映前にやってたほしのあきの余興の方が面白かったです、2点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 2点(2006-04-13 02:01:37) |