155.父親の行き過ぎた愛情で精神を病んでしまったが、その父親がいたからこそピアノに出会えたことは何とも言えない。しかし、周りの人々に恵まれているのでとても幸せそうである。これも彼の人柄故か。ピアノ演奏は素晴らしい。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-18 23:32:22) |
154.語弊があればすみません。ずば抜けた才能を持ち、一途で、純粋で、そして苦悩に満ちた人生・・・イディオ・サヴァンな主人公ならでは。「ほんとうのジャックリーヌ・デュプレ」よりこちらの方がすきです。 |
153.ラフ3のフィナーレあたりでプッツン、というのは脚色なんでしょうかね・・・ その背景的描写も中途半端でとってつけたような感じがしました。 おそらく迫害を受けた過去のあるユダヤ系の親父さんの意固地さ、偏狭さの背景や 窮乏にいたる経緯などはさほど明示的にはフォーカスされていません。 昨今の映画のなかでは、ほどよく短くそれ自体は好感がもてますが、にもかかわらず 全体的に締まりがない印象。深い意味での感動はあまりなかったです。 華をそえるラフ3の聴き所も「ええー!」ってくらいすっぽり飛ばしてるし、正直 あててる演奏者のできもそんなによくない。 ラフマニノフ自身も遺伝性の精神疾患だったらしいので、描きようによってはラフ3 の担う意味を幾重にも重ね塗りすることもできたろうに・・・勿体無い。 狂気手前の病んで鬼気迫るというより、ものすごく理知的でスタイリッシュな演奏に 聞こえましたよ。 レッスン途中では(あいかわらずか細い病弱風なのに)なぜか急に弦を切るほどの ヴィルトォーゾに変身してしまう(w。いい意味で暗くないのが救いなのかもしれ ませんが、伝記ものとしても音楽映画としても失敗だと思います。 【ウンコマン】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-04-21 00:07:51) |
152.《ネタバレ》 1年ぐらい前に鑑賞してとても感動したのを覚えている。主人公が精神イっちゃったあと演奏会で泣き崩れるシーンで号泣しました。やっぱり音楽って素晴らしいものですね。 【鼻くま】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-25 10:31:04) |
151.《ネタバレ》 音楽をやっている者として“観て良かった”と思った。 実話って凄い!! 【さや】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-13 16:33:18) |
150.《ネタバレ》 ジェフリー・ラッシュの演技が良かったです。あと、ラフマニノフという人物を覚えました。時間軸がずれていますが、解かり易く感情移入できました。ただ、泣けはしませんでしたね。父親の歪んだ愛と体に染み込んだデイヴィッドの演奏力が印象的です。ただ、デイヴィッドの下品な行動はいただけないないです。ジェフリー・ラッシュが「パイレーツ・オブ・カリビアン」のバルボッサとはとても思えないです。 【マーク・ハント】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-12-26 13:06:03) |
149.良い作品だとは思うが、ちょいちょい話が飛び過ぎ。なので、感動も半減してしまった。もっと時間をかけて人間関係を描いても良かったと思う。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-07 14:11:58) |
148.『誰があなたを輝かせるの。あなたは誰を輝かせるの。』 この公開当時の宣伝コピーとともに輝く名作。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-06-16 00:37:26) (良:1票) |
147.《ネタバレ》 ピアノを弾くシーンは、ドッキリするほど素晴らしく人間の手ってこんなに動くんだと感動しました。父親に逆らえずピアノ的には脚光を浴び始めるが、精神的にはどんどん病んでいく少年ディビットは痛々しくも少しずつ自分の生きる場所を見つけていく様子が良かったです。実話はやっぱり強いかな(笑) 【うさぎ大福】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-31 18:00:02) |
146.《ネタバレ》 はじめて見た時の感動がいつまで経っても忘れられない作品。父親の歪んだ愛情、それを乗り越えひたすら純粋にピアノに没頭する息子。精神が破壊されても、父親の言葉を忘れてしまっても、ピアノに対する愛情だけは忘れなかった。見た目は普通じゃなくても、みんなに愛され、ピアノを愛したヘルフゴットという人間の魅力に、心をわしづかみにされたまま今日に至っています。 【ちゃか】さん [地上波(字幕)] 10点(2007-04-17 16:58:43) |
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145.ピアノが主題になっている映画(「戦場のピアニスト」を除く)は基本的に好きなので評価は甘め。屈折した人生であっても、幸せそうな彼を支えている多くのものに感動した。その中心であるピアノにもホント感動した。これはラフマニノフを聴かねば、と思いつつ未だに聴いていなかったりする。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-03-16 16:03:58) |
144.佳作、かな。不満はないけど、褒めどころが難しい。人に勧めにくいカンジ。 【zinny07】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-08-25 06:14:30) |
143.なんかこうイマイチぐっとこなかった。父親のああいう身勝手さは、そういうものもあるのだろうということは分かるが全く共感できないし、嫌いだ。後半、デヴィッドが優しい人たちに支えられていくとこなんかはまだいけた。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 21:57:40) |
142.作品としては良かったと思います。あと父親だけはきらいです。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 5点(2006-05-01 04:40:24) |
141.《ネタバレ》 自慢の息子が自分の手から離れていく、その不安。 ピアニストとしての有望な将来、それへの嫉妬。 父親のエゴともいえる愛情を感じさせます。 その存在が、今一歩の消化不良感を残しますが 二人の関係を和解させるなど、映画化に際し美談にしなかったところは評価できる。 実話が元であるが、やはりそこは映画・・脚色もあり削ぎ落とされている部分も多い。 デヴィッドの感じていた重圧がどれほどのものか、素人の自分には計り知れないが ラストの復帰リサイタルには胸に熱く込み上げるものがあった。 ジェフリー・ラッシュの演技も記憶に残る。 世界を覆い隠す霧を晴らすには、良き理解者と愛の必要を感じた。 作中のデヴィッドも愛に飢えているような描写が多々見られる。 ---「すべては愛に」 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-24 21:33:54) |
140.大げさすぎずリアリティもあり、音楽も素敵でした。びしょ濡れの不思議な訪問者をあそこまで面倒みてくれる他人はめったにいません。まっすぐ生きていれば良い人にめぐり合うんですね。 【junneisan】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-01-23 22:18:39) |
139.これも何年も前に観たなあ。なぜか泣けるほどの感動はなかったのを憶えている。子どもにとって親は絶対の存在です。しかし、思春期を迎えるころになっても日常のなんでもないことまで親に依存している、親の意向を聞いてくる子を見て、「手をかけ過ぎた、これではいけない」とはっと気づく親。子を持つ親ならけっこう経験してることだと思う。でもこの父親は気づかなかったんですねえ。でもこういう親も少なくないんですよね。無償の愛ではなく、親のほうが子どもに依存してしまっているのだと思う。子どもにとってはとんでもない重荷でしょう。人は何かに誰かに依存して生きているものだと思うけど、相手に必要以上の負担をかけないように気をつけたいわね。なんか見当はずれのレビューになっちゃったかな? 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-09 16:29:59) (良:1票) |
138.それを息子に対する愛だと信じて、自分の音楽への夢を押し付けていただけだった父親。彼はただ、自分が幸せになりたかっただけだったのだと思う。「自分が教えたから息子はこんなにうまくなれたんだ」。それをずっと証明するために、誰のところへもやろうとはしなかった。自分から離そうとはしなかった。父親として最低だと思う。だけどどんな親であっても、子どもは親に愛してほしいと思う。認めてほしいと思う。そういうものなのだろう。そしてそれはとても強い。音楽学校に行って一見自立したように見えても、彼は父との約束の、ラフマニノフを弾いた。ヘルフゴットは、ずっと父親のために弾いてきたんだ。認めてもらいたくて。けどラストは違った。独力でこぎつけたリサイタル。人生で初めて自分のために弾いて、初めて自分に向けられた拍手。その感動は、いかなるものだったのだろうか?もう、涙涙した。ほんとに、素晴らしい映画だったと思う。 【透き通るBlue】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-12-16 02:27:25) (良:1票) |
137.ラフマニノフの協奏曲3番の練習から演奏シーンは天才の片鱗とそれ故の壮絶さがなんとなく素人に伝わってくるような、緊張感のある場面でした。これだけでも8点 【かじちゃんパパ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-12 12:44:11) |
136.とてもドラマティックな半生。挫折、挫折の連続。それでも最後は復活と希望がある。 父親は嫌われる役柄だけど、彼と主人公のやりとりには感動した。「美しいヴァイオリンを買った。だが それを・・親父がそれをどうしたか知ってるだろ?」 この台詞に父親の思いが秘められていると思う。 ラフマニノフはじめ、いろんないい曲を使っているのはうれしい。出演者も皆いい演技。ジェフリー・ラッシュはもちろん、ノア・テイラーも光ってる。 観てよかった。 |