159.これ、映画がオリジナルだったら0点か1点のところだが、マンガ原作ってことで、ならしょうがないか…と2点かな。戦闘シーンなんか、まさにマンガ。有り得ないほどのリアリティの無さ。主人公は強すぎると(もしくは敵が弱すぎると)面白くない、という失敗の典型だな。背景のCGも観ていて疲れてくる。 あと、レナ・へディはどうもドラマの印象が強すぎて、う~むサラ・コナーはローマ時代にタイムスリップしてもやっぱり強いなぁ、と。w 【TERRA】さん [地上波(吹替)] 2点(2010-05-19 19:49:42) |
158.ストーリー的にはよくある感じなんで特に可も無し不可も無し。映像的には監督の独特の美意識があるのか特徴的ではあった。コンピューターゲームで見るような感じで好き嫌いは分かれそう。近未来ものならいいけど史実ものはリアル映像の方がいいかなあ。いずれにせよ300の絵は自分は好みでないな。一度は見ておいていいと思うけど、二度目はないな。 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-05-15 14:07:29) |
157.なんかヌメッとした映像ですね。CGだらけのせいですしょうか。実写なのに劇画みたいな映画。ほぼ裸のマッチョが殺しまくる映画でした。ペルシアの王のキャラが立ちすぎて笑ってしまいました。なんだか王妃が出てくるとほっとする映画でした。 【しゃっくり】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-05-11 00:54:49) |
156.以前、映画館で観て、そのド迫力に相当しびれたのですが、レビューを書くのは昨晩のテレビ放映で久しぶりに観たのがそのきっかけです。 史実をベースにしながらも、あくまでアクション映画として造っているところが、娯楽に徹していて潔いと思います。 これを観て史実と違う!と怒る人も居ないでしょうが、と思っていたらイランが抗議をしたそうですね。 何と言っても、スパルタ人達が「勝ち目がない」と解っていながら戦いに臨んで行く様は、ひとつの美学ですね。正に「男泣き」の映画です。マッスル具合が素晴らしい。これ絶対に「七人の侍」に影響受けてるでしょ?違いますかね。 【leo】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-05-10 21:11:53) |
155.《ネタバレ》 テレビでやっていたので何気なく見ました。あ、暑苦しい(汗)なんとなくトロイくらいのもんかな~なんて思っていたら、半端ではない画面のマッチョ率…(笑)ある意味すごかったです。ワタクシ女性ですが、画面に女性が出てきた時にこんなにホッとした映画は初めてかも。昔世界史の時間は居眠りしてたせいかオチを知らず、勝利するのかと思っていたら…なんとも切ない…。しかし、鍛え抜かれた筋肉っていうのはいいもんだな~とマッチョ苦手の私が思いましたので、映画としてはよかったと思います。でもやっぱり、いくらムキムキでも胸当てくらいはつけててもいいんじゃないのかなぁ?まあそこは観客サービスなのかもしれませんけども… 【旅する仔猫】さん [地上波(吹替)] 4点(2010-05-10 20:39:19) (良:2票) |
154.この監督さんてきっと北斗の拳のファンだよね。 【どぶん子】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-05-10 14:54:36) |
153.全編にわたってほぼ戦闘シーンで全くつまらない。ペルシャ軍の中に忍者っぽい兵士がいたり、ピカピカの仮面をつけている兵士がいたりしたのには思わず失笑。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 2点(2010-05-10 13:49:14) |
152.《ネタバレ》 昨夜テレビで鑑賞。武具や衣服や居住施設を築くほどに文明はあるものの、野獣の群れが弱肉強食の掟をもって荒野で生きていくドキュメントと大差無い(生物としての強さを獲得する訓練だって野生動物こそがもっと過酷にやってるし)。CGの他、なんたらいう映像技術を駆使して上記のスタイルを作り上げたこの映画は、例えていうなら、天候や環境を科学技術で理想の状態にして育てた野菜を、火を通しただけのシンプルな調理だけしたので素材の美味さを味わってくださいってなとこか。それはそれで良い味わい。下手に観客受けを狙って、強くて優しい戦士がいただの戦場で愛が芽生えたのとかやらかさなかった演出はナイスです。ただまあ、ワタシとしては「感動が無い物語」はこの点数に落ち着いてしまいます。人間だもの、色気や洒落っ気や優しさが欲しいやね。あくまで、この映画の良さは認めつつ個人的好みではなかったってことで。『すいません、お醤油くださ~い♪』 【aforkarn】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-05-10 06:57:07) (良:1票) |
【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-05-10 01:02:39) |
【シン】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-05-09 22:58:48) (笑:1票) |
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149.《ネタバレ》 頭空っぽでスカッとしたいときとりあえず見る。合戦シーンのもの凄いCG、金と時間を惜しみなく使うとああいうのが出来るんだろう。金の掛かっていないCGは、金の掛かっていない大道具と同じようなものだということがよく分かる作品。 そろそろこういう水準の映像になってくると、何でCG使わないでわざわざ大道具で実写でやるの?と言う気にもなってきますね。物理演算されてるので建物だけでなく、生き物や複雑な異形物もパースが正確で絵とは本質的に違うと言うことが表現できるようになってきたんだなぁと思います。 実写の張りぼてとダンス的なアクション、CGIの絵と演技の合成。どちらを選んでも気づいてしまう人には作り物以外の何物でもありません。だったらそろそろCGだからダメというのと、張りぼてだから、ダンスだからダメというのが同列になっても良い頃かと思います。 原作はマンガですが、歴史に詳しい人なら結末が分かると思います。結末が分かっても面白いです。出来れば大きめのテレビで観たい感じです、アトラクション的映画。 ドーンオブザデッドの監督ってさっき気がつきました。良い。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-05-01 15:24:50) |
148.レオニダスが死ぬとこまではそこそこ面白かった。エンターテインメントなんだから史実とかリアルどうこうじゃなくて、勢いが大事。だから忍者みたいのも出てきちゃうし、サイやゾウもまるで異界のモンスターのように描いちゃうし、クセルクセスもこの世に君臨する神のように描いちゃう。そういった部分は「そんなわけねー」などと無粋にツッコむことなく普通に飲み込めるんですが、ザック・スナイダーという人は映像センスはあるのに、「自由と平和にために今こそ立ち上がるのだー!」的な最近のアメリカ映画の最もクサい部分を最後に持ってくることには抵抗は無いんですかね?/レオニダスが「自由と平和を守る」ために戦ってるというのはそれまでの内容で充分伝わるんだから、あんなつまらない締めはいらないんですよ。自分としては死屍累々の中でレオニダスも力尽きて、カメラが遠ざかっていくところまでで止めてくれた方が余韻があっていい。 |
147.美しい。個々のシーンにおいて構図が計算され尽くされていて感心した。それを確認するだけでも一見の価値はある。 【へろへろ】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-02-22 01:04:03) |
146.《ネタバレ》 映画館で初めて観た時、 「これはドエライ映画だ…」と 震えるほど興奮しました。 「映画の中の映画」として、私の中で一生記憶される一本です。 ストーリー自体はシンプル。 ただし、「甘さ」は欠片もありません。 そして、ドラマが締まりに締まっています。 近年、これほど純粋なるプライドとサクリファイスを、 ストイックに描いた作品があったでしょうか。 技術的には、撮影のほとんどがスタジオの中で行わ、CGが多用されていますが、俳優たちの見事な肉体は、鍛錬によって供えられたもの。 この肉体の説得力が、CG多用映画にありがちな「軽さ」を克服しています。 セピアカラーに統一された色調感も、古代世界を描く本作にはぴたりとはまっています。 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-01-10 19:03:21) |
145.《ネタバレ》 こってこてのCG描写にもううんざり。これでもかってほどの血しぶき量に口あんぐり、お口直しに〝ほぼ300<スリーハンドレッド>〟のほうに駒を進めてみたいなって思っております。その権利は得たもんですから、先へと進んでみます。では、あちらでお会いいたしましょう さようなら。 【3737】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-12-28 21:04:32) |
144.鋼鉄と血肉…そして骨と筋肉がぶつかりし時代…崇高なるほどの闘争心で生き抜く故国があった。 …その国は信仰にも似た魂で「闘争」を崇拝する。 だが、その力は侵略ではなく…己たちを鍛錬し、護るべきモノのために紡ぎ上げてきたのだ… 侵略者には容赦なく牙を剥き、百獣の王すらも凌駕するその猛虎(否、タイガースファン)の如く野生ッ! 走る!ただ奔るッ!斬る!敵を斬るッ!突く!槍も男根もッ! …正面の敵に全て集中し、左右後の護りは仲間たちに全幅の信頼を置くッ!…それがスパルタ! 熱い友情ッ!豪快な笑いッ!大怪我をしても学校は休まない強い子らッ!…それがスパルタッ! 洗練という名に誤魔化され、現代社会に全て失われた「漢」の哀歌…それがスパルタァッ! 涙を流せッ!汗を撒き散らせろッ!血を噴き出させッ!男汁を迸らせろッ!…それがスッパルタァーッ! 下品なほどの野獣性ッ!後退のネジが全部スッ飛んでる300人の男達ッ!…それがスッパァールタァーッ! 一生童貞で終わり、この武蔵の地で朽ちようとも…我が生涯に一遍の悔い無しッ! …なに?このレビューがウザい? ほう、だがそれは貴様らが住む平和な国の感覚だろう?!ミルクの匂いがプンプンするわッッ!! 貴様らの国ならば許されるかもしれない……だが、しかぁぁしッ!…此処はスパルタだッッ! 理屈は要らないッッ!意見も要らないッッ!欲しいのは男汁ッッ!…そう、此処はスパルタだッッッ!! 【映画の奴隷】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-07 18:08:22) (良:1票)(笑:4票) |
143.観たいものが無くて仕方なく手に取った感じだけど…何だこれ?無茶苦茶面白ーい。ペルシャ大王は何やら男塾に出てきそうな風情だし(今にも「究極奥義 何たらの黄昏」とか言いながら変なポーズ取りそうだ)、アジア選りすぐりの最強部隊と称してインド象部隊が出てくるわ王の近衛兵が忍者部隊だわ途中で首刎ねられる指揮官は中国人風だわ(幾らペルシャが大帝国でもそこまで侵略してないw)、ケレン味たっぷりで楽しめました。コミック原作というのが上手く作用している感じ。実験的作風を主としながら、娯楽性重視。ストーリーは意外に正攻法。主人公のスパルタ王が三船敏郎によく似てるのも相まって、どことなく黒澤明を連想しました …と言ったら怒る人居るかな? お話はスパルタ史が元との事ですが、日本の近代史を劇画化したといっても通用しそう。日本の場合、セロンのような裏切り者を処刑できていない所が異なるわけですが。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-21 09:22:34) |
142.原作は未読ですが、すべてのカットに「コミックをまんま実写化してやるぜ!」という作り手の気合が満ちていて、これを見てしまえば原作を読む必要はないのではないかという勢いです。本場のスパルタ教育を見せつけられる冒頭から突っ走ってます。生まれた赤ん坊は選別され、子供の頃から暴力の世界に放り込まれる容赦のなさ。スパルタという国とこの映画の作り手はガチンコですよ、何のためらいもありませんよという心意気をここでガン!と見せつけられます。スパルタの元気な兵士達の如く、この映画はあらゆることに躊躇がありません。エロ、グロ、人種差別、障害者差別、普通のハリウッド映画なら良心的に避けるネタを恐れず扱い、血生臭く生きた古代の男たちの物語を、古代の倫理観で描いてみせます。本作のようにお金のかかった大作であっても、骨抜きにしてはならない企画にはかなり自由を許すハリウッドの柔軟さ、企画の本質を理解して適切な意思決定を下せるそのシステムには、素直に感心します。気合入れてトンチンカンなことをやってしまう我が国の映画産業とはやっぱり違うなぁと。そんな本気の原作・脚本を受け、監督の演出もやっぱりガチンコ。前作「ドーン・オブ・ザ・デッド」もビジュアルで押し切る映画でしたが、本作ではまったく違う画面作りを見せるあたりに監督の底知れぬ才能を感じます。100万人の大軍勢を相手に300人で戦うというムチャな話ながら、スパルタ兵ひとりひとりの強さ、誰かが攻めている時は誰かが守っているという合理的な戦法をわかりやすい形で画面に提示したことで、映画を成立させるだけの説得力は維持できています。多国籍軍たるペルシアが次々と繰り出すマンガチックな軍勢の実写化も見事で、こういうキャラ立ちした敵が多いと男子は燃えるのです。また、こうした敵以上にスパルタ軍の濃いこと。常に目がギラギラ、一言しゃべるにも血管が切れそうな地中海の中尾彬ことレオニダス王を筆頭に、男臭いを通り越した300人の男たち。友軍と合流した際に「たった300人かよ」とガッカリされると、友軍の兵士を指さし「お前の職業は?」「鍛冶屋です」、「お前は?」「パン屋です」…「本物の兵士の数なら俺たちのが多いぞ!うぉ~~~!」終始このテンションなのです。圧倒的なビジュアルと並んで、このまっすぐな男たちについても「珍しいものを見たなぁ」という気分にさせられます。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-17 22:19:34) |
【わさび】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-16 03:30:47) (良:2票) |
140.《ネタバレ》 原作知らずに鑑賞いたしました。差別感情が滲みでているように感じて非常に不愉快な映画でした。 冒頭から呆気にとられました;使者を殺すところから、この王が独裁的で非常に野蛮だと思います。救いがたいのは、周りの家臣がこの王を崇めているところ。あの戦いにしても、弱点が分かっていながら、放置して何の対策もたてないなんて…無能すぎます; デザインは凝っていたと思うのですが、演出がチープでした。技術に頼っているだけ。ストップモーションの多様などは演出力の無さを際立てせていました。戦士の肉体美は目の保養になるかと思いきや、戦場でさらけだされても…;サッカーの試合中にカッコ良いポーズを意識している選手がいたらイラっとすると思うのですが、同様のイラつきを覚えました。戦場は破壊と殺戮の場所。美化するべきではありません。王妃もひどかった;あそこで殺すのなら、身体要求された時に殺しておけばいいのに…;本当の事を言われて殺すなんておかしい。自分は間違っていないと思うなら「私はやましいこともない」と堂々としていればいいのです。自分にとって邪魔者を殺すのは卑怯です。独裁者の横暴さと幼稚さが如実に感じらます。 この映画が最悪と思うのは、無能で野蛮な独裁者を「正義」として、その犠牲になった戦士を「勇敢」として描いている点です。トップが無能ゆえの悲劇として描いているなら、少しは納得出来たのですが… この映画の良いところを探してみたのですが、私には見つけられませんでした; 【果月】さん [DVD(字幕)] 0点(2009-06-08 08:48:59) |