245.《ネタバレ》 B級映画自体は嫌いではないのですが、このB級感は合いませんでした。安っぽすぎて萎えてしまいました。そして救いようのない胸糞悪いラスト。単純な話、もう一度見ることない気がする。 【素晴らしき哉、映画!】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-11 16:03:37) |
244.極端な状況を前に人は極端になりがち。 この映画の登場人物にいえるし、この映画への評価についてもいえる。 特に嫌悪感をむき出しにされている方が多いことにびっくりした。 その嫌悪の対象こそ監督が嫌悪すべきだと言っている事なので、 むしろ賛同者なのではないかと思うのですが、 それがある事が許せないという方が多いのですね。 映画で描かれなくてもそれがある事には変らないのですが・・ 映画自体はそこそこのモンスターパニック。 けしてB級以下の作品ではないし、素晴らしい傑作ともいいにくいくらい。 全体に良くできている。少し脚本がめんどくさいので6点くらいかな。 【病気の犬】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-11-08 13:15:45) |
243.《ネタバレ》 一度、真面目に観てなくて、意味がわからなかったんです。そんなに怖くないのに、なんで、評価が高いのかなって、思っていたくらい。今回たまたまパソコンで見直ししたら「あら、びっくり」私の大好きなサドラーさんが出てるじゃないの。で、主人公の仲間たち、無意味に死亡・・・すごく人間の心理を利用した、なかなかの映画だなって、改めてびっくりしました。 【新しい生物】さん [インターネット(字幕)] 9点(2015-07-05 04:30:32) |
242.《ネタバレ》 かつて職場の上司が言った。「災害時には主人公のそばにいろ」。一昔前は確かにヒーローとその周辺は元気に生き残ったもんだった。しかし今作ではそのセオリーが覆される。本作はパニック時における人間心理の描写も秀逸であるけれど、やはり強烈なのはショッキングなラストだ。無慈悲な不条理。他のラストがあれば、できれば希望が残る終わり方が良かったとは思う。だけど、あの場面であの父親に「もっとがんばれ」と言えるのは助けが来ることが分かっている客の立場だからじゃないだろうか。凄惨な絶望を骨の髄まで叩き込まれて、あの時大人4人は誰もが心が折れていた。この世は終わったんだ 頭上をゆく巨大な異界の生物を見てごらん。気色悪い虫どもに生きながら引き裂かれるよりは、とわが子に銃を向ける父親のぎりぎりの決断を私は責められん。 せめて誰か一人でも生者に会えていたら、と思う。奥さんの死体が見えない所にあったなら。逃げ延びたかも、と思えていたら。 やり切れない結末ではあるけれど、そもそも世の中は不条理に満ちている。大嫌いな奴が何故か異性にモテるといった小さいことから、天災や事故に至るまで。 考えうる“最恐の不条理”を叩きつけてきた制作サイドの胆力に、ひるみつつ おお、と妙に感心した。してしまった。 この映画が真のクソ映画になるエンディングがあるとすれば、あの宗教家気取りの扇動女が生き残って、カルト集団の教祖に納まるという筋書きだ。こんなオチがついていたら私は迷わず0点をつける。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-23 00:17:06) (良:3票) |
241.《ネタバレ》 素晴らしい映画。●タイトルから勝手に「夏場の冷たい霧のサービス」をイメージ(俺ってバカだな)。爽やかな映画と勘違いして、ずっとDVDレンタル店で無視していた。テレビ放送で気に入った。好きなんだ、良く出来た「いざこざ」。●ダラボン監督の名前は、この『ミスト』で憶えた。バカボン、ウイスキーボンボン、モランボン。雑誌『スタジオボイス』でダラボン監督のインタビュー(2008年6月号、P68-69)を読み、ホラー好きを確認。映画の結末は原作と違うそうだが、原作者のキングは大絶賛したそうだ。●さて、この映画を嫌悪してる人が多いようだが、「善良を最大の美徳とするような人」は、ホラー映画は観ない方がいいのかも。■善良な家庭の食卓に並ぶ美味しい肉料理は、食肉工場で人が作る「家畜の死骸」を切り刻んだもの。美女も美少女も「死肉」を食べて成長する。「胸のふくらみ」もね。また牛乳も卵も、「自由」を奪われた家畜の体内から。嗚呼、人間は恐ろしい。毎日の大前提が恐ろしい。★この映画の最高に素晴らしい結末に「10点!」。あの巨大生物の映像はもちろん、主人公の行動が本当に素晴らしい。あれがあの状況でのベストの選択だったと思う。 【激辛カレーライス】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-06-20 09:47:07) (良:1票) |
240.《ネタバレ》 なにこの後味が悪い映画…。 ただのB級で終わりたくなかったのかクライマックスの捻りも微妙。 あとは簡単に霧が晴れすぎ、軍隊で始まって軍隊で終わるのかよ。 |
239.ハリソン・フォードやブルース・ウィリスが主演なら絶対にあり得ない結末。しかし人生ってこんなものかなと。それより何より、やっぱり「宗教おばさん」のキャラが効いてます。だいたい危機に直面すると、こういうことを言い出すヤツがいるものです。幸い日本では神だの仏だのの影響はたかが知れていますが、代わりに野党議員とか元官僚とか大学教授とかキャスターとかジャーナリストとか女性精神科医とかいう輩が、無責任な言説を振りかざすことはよくあります。洗脳されないように気をつけなきゃとは思いますが、極力冷静に、理知的に行動しても主人公のようなことになるわけで。とかく人の世は住みにくいですね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-03-29 16:42:48) |
238.《ネタバレ》 とにかく怖かった。得体の知れないモンスター達はもちろん怖い。人間どもが太刀打ち出来ないレベルの攻撃力を持つ様々なタイプのモンスター達(触手系、バッタ系、蜘蛛系、パラサイト系)からみたら人間は弱者でしかない。でもそのようなモンスター映画は数あれど、本作に至っては弱者であるところの人間が実は一番怖い。正義感、自己愛、宗教観、そこから来る究極の選択。これらの感情は人間ならではのエゴから来るもので、このエゴは殺意を伴う危険性をはらんでいる。つまり殺意を伴う人間のエゴ=モンスター という事であれぼ、モンスターパニックものを装った哲学宗教的ヒューマンドラマなのかなと。原作読みます。 【ちゃか】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-28 23:35:57) (良:1票) |
237.《ネタバレ》 原作スティーブン・キング、監督フランク・ダラボンのコンビの新作は、これまでの「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」などとは路線が変わり、キングが本来得意としているモダンホラーとなった。それもただのホラーではなく、ガツンと衝撃を食らわされる傑作となった。特にラストシーンで受ける衝撃はすさまじい。この映画の表向きのテーマは「襲いかかる未知のものからいかに逃げおおすか」という典型的なホラー映画のそれだが、裏テーマはズバリ「神・宗教」である。主人公は、現代的な、神の存在を気にしない人物として描かれており、そういう考えのもとに行動する。その結果、あのラストシーンを迎えるわけだ。一方、強烈なキリスト教信者の女性は途中で殺されてしまうが彼女の発言に従ってスーパーから出ていかなかった人たちは最終的には救助される(その様子は描かれていないがラストシーンから考えるとそうなるはずだ)。スーパーに居残った人たちが助かるのはあくまで結果論でしかないが、キリスト教信者の女性の言うことに従うこと、つまり神に従うことが正解(生き残るとこ)につながってしまうのは皮肉としか言いようがない。 【MASS】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-02-27 18:05:02) (良:1票) |
236.《ネタバレ》 ホラーとしてはとても良く出来ていると思うが、やるせない。怖いけど燃えないし感動出来ない。人間の犯す失敗、いざこざ、後悔、愚かさがひたすらクローズアップされる。3回見たけど、やはり自分には今ひとつ合わない。何と言うかこう、立ち向かって切り抜けて欲しいんだよね。神の代弁者おばさんがもううるさくて気になって仕方ない。せめてもうちょっと早く静かにさせて欲しかった。 【にしきの】さん [DVD(吹替)] 4点(2015-02-17 00:48:48) (良:1票) |
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235.《ネタバレ》 ラストの意外性が無かったら2点だった。これが80年代の作品なら8点付けるくらい良い出来だろうが、2007年でこのレベルではB級でも下の方だろう。極限状態とはいえ、大多数がカルト的な変人に陶酔してしまうのも無理があるし、それまで決して諦めない姿勢の主人公らが最後に取った選択も、直後はインパクトあったが、少し経つと違和感しか残らない。午後のロードショーでは平均的な作品。 【♯34】さん [地上波(吹替)] 4点(2015-02-05 15:39:05) |
234.うむ、噂にたがわぬ鑑賞後の<やりきれなさ>。しかし失敗続きだったキングのモンスター物の実写化作品の中では群を抜いて良作です!手作りの特撮モンスターからCGモンスターになったからキングの想像力に時代が追いついてきたんでしょうね。でも映画は原作のフンワリしたラストにオチをつけています。キングも推奨のオチらしいのですが、、、やりきれない。考えてみれば主人公の選択が全て裏手に回ってたかも。悔いのない選択をしたいものですね。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-23 17:09:29) |
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232.《ネタバレ》 スーパーのおじさん(背の低い方)に10点。観客を奈落に突き落とすようなラストにー4点。 【la_spagna】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-26 00:29:05) |
231.《ネタバレ》 2007年当時は大ハマりして繰り返し観ましたが、久しぶりに観てみたら、あれっ凄くつまらない。生存者がゴチャゴチャやりあっているだけで、結局何の解決もしないストーリーが退屈でした。女性キャストへの虫刺されが容赦ないのは好印象で、クリーチャーは良い感じですがあくまで脇役なのも残念です。ローリー・ホールデンは本作と『サイレントヒル』(2006)の両方に出演できて羨ましいと思いました。 【DAIMETAL】さん [DVD(吹替)] 3点(2014-09-23 06:16:54) |
230.極限状態で人間がどんな行動をするのかを描いた映画が大好きなのですが、この映画はその中でも、ゾンビと同じくらい面白いです。 【たぬき野郎】さん [レーザーディスク(吹替)] 8点(2014-08-22 23:18:43) |
229.《ネタバレ》 モンスターが出てからも面白い(モンスターが出ちゃうとしらける映画も多くて)。ラストに+1点。 【JF】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-07-11 15:55:07) |
228.《ネタバレ》 なかなかドキドキしました。 衝撃のラスト。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-05-21 11:10:42) |
【シネマレビュー管理人】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-05-14 15:46:34) (笑:1票) |
226.《ネタバレ》 胸糞悪いバッドエンドは嫌いではないが、「あの判断」に対する納得はできなかった。例えあの先に絶望しかなくても最後まであきらめて欲しくはなかった。彼のこれからの人生を想像すると、懺悔と後悔を繰り返す生き地獄のようなものになってしまうのかなあ。もし彼自身の人生をあきらめてしまうような事になったら本当に救いがない。精神的に負荷の強い映画でした。 【コロチン】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-05-07 16:59:29) |