346.「遠い空の向こうに」を鑑賞後、続けた観たのが悪かったのか・・・。どうしても比較してしまう内容・・・。どうせならもっと彼のダンスを見たかったかな。 【あるまーぬ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-06 19:42:20) |
345.大胆というか斬新というか独特な演出には、はっ、とさせられるのだけれど、うまく、気持ちが映画に入り込めなかった。少年の震える魂を伝えようとして、何か邪魔するものが、この映画にはあると思った。単に、スティーブン・ダルドリーがやろうとしていることが、うまく理解できていない、というか感じられていないだけかもしれないが。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-01 18:47:15) |
344.炭坑町を背景に、大人たちの都合、思惑の中に翻弄されながらも前だけを見て進む少年の姿が輝きます。イギリスの階級社会、いじめ、組合という組織のいやらしさなどもひしひしと伝わってきます。お父さん役のゲイリー・ルイスは頑固で人情味あふれる男を演じると絶品です! 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-02 06:00:21) |
343.《ネタバレ》 父親のまなざしが少しずつ主人公に寄り添っていく様が、とても丁寧に描かれていた。ストをやめ炭鉱へ向かうシーンも良かったが、質に入れるため、妻の形見を握り締める手のシーンが一番じーんときた。表情が目に浮かぶよう。 【kaki】さん [DVD(吹替)] 9点(2009-08-04 01:25:29) |
342.《ネタバレ》 UKロックの名曲を散りばめ、ケレン味たっぷり、質素に見えて実はゴージャスなリトルダンサー。親が尊い犠牲を払い、清貧の才能ある少年がスターとなって羽ばたくこの作品は、実に巧みに観客の心を掴む。作り手の熱意ばかりでなく、観客のツボを知るアタマの良さ、英国ワーキングクラス映画の枠に収まらないバランス感覚も相まって生まれたこのヒット作。言葉より体で真情を吐露するビリー、質入する母親の形見に触れる父親の手、スト破りを敢行し兄に絶叫する父親、いずれにもパブロフズ・ドッグのように泣けてしまう。邦題が通俗的であることは認めるが、原題のままだったらこの国でここまで広く親しまれる作品にはなっていなかったと思う。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-11 06:32:14) |
341. なんか前に観たことあるような気がするなーと思ってたけど最後まで思い出せませんでした。この種の典型的なサクセスストーリーだったからかも知れません。 とにかく主人公の男の子が素晴らしい。あと父親。ストライキ中の炭坑が出た時点で感動ポイントは読めてしまいましたが、わかっていてもあの感動。危うく泣くところでした。別に我慢してたわけじゃないけど。 このタイプの映画にしては出色ですが、その要素は主人公の周辺の屈折というか、変態ちっくな所かな。女装趣味のある友達や「わたしのアソコ見たい?」と誘惑してくるバレエの先生の娘、「私はダンサーになれた」と連呼する祖母など、普通じゃないです。 それが逆にストーリーのアクセントになっていて、「またこのパターンかよ」と視聴者を落胆させていないのだと思います。ただ冷静に振り返れば「またこのパターンか」と思うようなストーリーですね。 クラッシュなどセンスの良い音楽が光りました。でもやっぱりこのテのストーリーはあんまり好みじゃない。変態要素は良かったけど。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-21 22:14:13) |
340.《ネタバレ》 以前から気になっていたが、「リトルダンサー」というタイトルに乗れなかった。が、「めぐりあう時間たち」のスティーブン・ダルトリーの監督作品だと今更知り、早速観た。期待に違わず好きな作品だった。イギリス映画だからあたりまえかもしれないが、ハリウッド映画とは明らかに違う空気や匂いがいい。決して大げさでない感情表現や洒落たセリフがいい。おばあちゃんと、いつも家の前にいる女の子がかわいい。バレエの先生のベタベタしない優しさがいい。そして、私も人の親の端くれとして、おやじの心情がストレートに響いてきた。賛否両論の15年後のシーン。私は断然、『賛』だ。電車の中のおやじの顔を見た時から、感動の波がひたひたと寄せてくる。そしてアダム・クーパーのもの凄いオーラと一体になって映画は終わる。ただ、他にも書いておられる方がいたか、タイトルは、原題の「ビリー・エリオット」にして欲しかった。 【ブタノケ2】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-05-30 16:12:28) |
339.《ネタバレ》 好きなものを好きと言うのはとても勇気のいることだ。その信念を貫くことも。なぜなら、そう表現することで、大事な人が傷ついたり、時代や場所によっては、法律で罰せられたりもするからだ。好きなものを好きと胸を張って言う事は、個人的に素晴らしいことだと思う。誰にも「嫌いになれ」と強制はできない。だが、その行為は代償と犠牲が付き纏うことを理解しなければならない。ビリーはバレエに対する燻る情熱を時々垣間見せることで、周囲を変えていく。そこはすごく好感がもてる。途中までは、父の理解が得られなかったり、オカマと間違えられたりと、ちゃんと負の側面も描かれている。しかしビリーは、オーディションが上手くいかなかったことで、こともあろうか衝動的に暴力に走る。このシーンは盛り上げの為の枷として、安易に挿入されているのだと思うが、これは全く納得がいかない。そもそも、あんな場所で暴力沙汰を起こしても合格してしまうならば(謝罪や和解や反省のシーンすらない)、「好きなことへの情熱さえあれば、何をやっても許される」ということになってしまうのではないだろうか。それならば、最後まで成長のない只の自己中心的子供なだけである。それまで許せてきた、万引きも、バレエ教師に弾みで吐いた暴言も、全く許せなくなる。結末に向かっては、結果ありきで人物を動かしただけの代物。 【Nujabest】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-05-27 21:44:22) |
338.オヤジ、どんだけいい味出してんだよ。ビリーにはダンスが救いだったんだね。救いとなりえるものとの出会いって確かに貴重なんだけど、大事なのは歳を重ねてもそれを見失わずに持っていられることだと思う。才能を自らが投げ出さないことだと思う。「そう、電気のようだ」って言葉が心に残る。どんな気分だろう?羨ましい。 【マリモ125cc】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-15 10:33:53) |
337.《ネタバレ》 親父さんの気持ちに、姿に、泣けました!そう、すべてのお父さんは子供のためなら何でもするし、いつでも我が子を応援しているんです!オヤジ万歳!! 【爆裂ダンゴ虫】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-02 21:22:22) |
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336.《ネタバレ》 抑圧と衝動の映画。ビリーはビリーという個であると同時に、おばあちゃんであり、お父さんであり、兄であり、母の遺志であり、先生であり、友であり、労働者達であり、そしてこの映画を見ている観客であるのです。それぞれの衝動がビリーという存在に反映され昇華されてゆく、1本の映画が1つの人格であると同時に全ての人格。だからこそ、ラストはちょっと先走り過ぎちゃいましたか。あれは既に固まった未来。一歩前へ踏み出し、開かれた無限の未来へ向って全力で踊りが爆発すれば、それで良かったと思うのですが。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-28 16:08:48) |
335.炭鉱+父子のドラマというイギリス映画の王道パターン。ダンスの爽快感がいいですね。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-03-01 21:56:35) |
334.《ネタバレ》 バレエに魅了された少年の成長を描いたイギリスヒューマンドラマ。バレエに熱中し成長していく少年が先生や父親など周囲を変えていく様子が語られていて爽やかな作品ですね。 【獅子-平常心】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-19 01:10:35) |
333.あのお父さんがすばらしい、一番印象に残りました。アタマの固いガンコ親父、けれど自分の息子にとってどうすることがいちばんいいのか、ちゃんと答えを出している。物事の本質がわかっている人なんだなあ、きっと。「シャイン」のお父さんとは逆ですね。イギリス映画は労働者階級の人々を描いた作品が素晴らしい。サッチャーの政策によって、労働者階級に失業者を増やし、貧乏悲惨系イギリス映画が目立っていたころの作品の中で、これと「フル・モンティ」は私にとって別格です。最初はバレエに反対していた父さんだけど、やがてビリーは一家の、友人、知人たちの希望の星となる。 これはイギリスという階級社会であればこその映画。だからビリーのような何年に一人出るか出ないかの逸材が出現する、ハングリーから生まれるエネルギーは凄い。 願わくば成長したビリーを演じたアダム・クーパーの男だけの「スワン・レイク」のダンスシーンがもっと見たかった。ラストの設定もいいわね。AMPの「スワン・レイク」を踊るということはビリーは世界的なダンサーになったということなのね。よかった、よかった。 【envy】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-11-11 21:55:07) |
332.《ネタバレ》 とても良かったです。よくあるサクセスストーリーで、遠い空の向こうに等のサクセス炭鉱モノなどとたいして変わりませんが、見せ方が良いですね。何故かダンスがタップ風だったり、音楽もクラッシュや、ジャム、T-REXを使っちゃったりと、ひねりのきいたセンスが好きです。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-11-11 18:23:35) |
331.《ネタバレ》 行き詰まった世界を粉々に打ち砕くような情熱―パッション。彼の踊りはそれ以外のなにものでもない。何よりすごいのはそのすべてが無意識のうちに形作られていくところ。 彼は踊りが好きなのではない。ただ踊らずにはいられないだけなのだ。その渇望を閉じ込めようとすればするほどそれは爆発のようなエネルギーをもって外の世界に弾け出る。 そのエネルギーをこれほどまでに巧みに描いた映画があったであろうか。この弾け出るようなエネルギーのほとばしりに触れられたということだけで、私は十分この映画に出会えたことを感謝したいと思う。 男のバレエ?不遇な環境に置かれた才能ある少年のサクセス・ストーリー?「鳶が鷹を生んだ」かのような凡庸なる父と非凡な子の葛藤と愛?衰え行く炭鉱産業の悲哀?そんなものたちは所詮脇役にしか過ぎない。 理屈じゃない。自分にすらコントロール不能の情熱を天から突然授かってしまった少年の一挙手一投足の全て。それこそがこの映画の肝である。 【ぞふぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-11-11 18:12:04) |
330.かつてはストライキも気合いが入っていたものだが、もう炭鉱産業の終焉も見えていて、悪の資本家と対決するといった単純な図式が成り立たなくなっている。だからストライキやっても、も一つ意気が揚がらない。正しい道を突き進むんだ、という爽快感に欠ける。警官隊との揉み合いがバレーレッスンと重ね合わされるのも、段取り通りにステップを踏んでるようなものという感じ。ストライカー自身がストにうんざりしている雰囲気がよく出ていた、といってストライキをやる以外に手立てはない閉塞感。その閉塞感があるから、ビリーが踊り出したい気持ちが分かる。一番泣けるのは、親父が息子のオーディションの旅費のためにスト破りするとこ。かつて『鉄道員』なんかではスト破りは厳しい反発を招いていたが、ここでは皆が協力的になってしまう。みんな現状にうんざりしてて、応援しがいのあるものを発見した喜びに盛り上がってしまう。全然問題の解決になっていないだけに、この応援が泣けるのだ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-16 10:00:58) (良:2票) |
329.とても重い時代と保守的な地域が舞台でありながら、その雰囲気を損なわずに明るく楽しく観れる作品でした。切ないシーンもあって、素直に家族や周りの人々との繋がりって大事なんだなぁと、考えさせられました。フラガールはこれの真似ですかねぇ。 【ラジェンドラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-26 14:33:48) |
328.炭鉱夫のストを破って、子供の夢に思いをかける父親の姿が感動的でした。 【ノマド】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-12 14:59:26) |
327.《ネタバレ》 一回観ていたということに開始後30分経つまで気づかず。自分の中での印象は非常に薄かったようです。お約束の展開、ありがちな設定。面白みのあるのは、親友がホモであることくらい。しかし、終盤に差し掛かり、気づくと涙が。。。 ええ話なんです。泣けるんです。この映画は素直に観たいし、これを素直に観られなくなるほど、映画慣れしたくない。そんな作品です。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-06 21:34:23) (良:1票) |