AKIRA(1988)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

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AKIRA(1988)

[アキラ]
AKIRA
1988年上映時間:124分
平均点:6.50 / 10(Review 250人) (点数分布表示)
公開開始日(1988-07-16)
アクションSFアニメ漫画の映画化
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監督大友克洋
助監督竹内啓雄
岩田光央金田
佐々木望鉄雄
小山茉美ケイ
玄田哲章
石田太郎大佐
鈴木瑞穂ドクター
大竹宏根津
渕崎有里子カオリ
大倉正章山形
草尾毅甲斐
秋元羊介店長
北村弘一ミヤコ/幹部A
岸野幸正テロリスト/桑田/助手/幹部B
加藤正之幹部D/崎山技師
平野正人竹山/スパイ/幹部F
荒川太郎渡辺/アーミー/幹部G
池水通洋取調官/技術/幹部I
田中和実アーミー
藤井佳代子少女A
二又一成
塩屋浩三
小林通孝
原作大友克洋「AKIRA」(講談社)
脚本大友克洋
橋本以蔵
音楽芸能山城組(演奏)
佐々木史朗〔音楽・アニメ製作〕(音楽ディレクター)
撮影旭プロダクション
トランス・アーツ(撮影協力)
製作東宝(アキラ製作委員会)
講談社(アキラ製作委員会)
バンダイ(アキラ製作委員会)
トムス・エンタテインメント(アキラ製作委員会)
博報堂(アキラ製作委員会)
毎日放送(アキラ製作委員会)
プロデューサー加藤俊三
制作トムス・エンタテインメント(アニメーション制作)
配給東宝
特撮高屋法子(特殊効果)
作画なかむらたかし(作画監督)
森本晃司(作画監督補)
沖浦啓之(原画)
北久保弘之(原画)
平山智(原画)
梅津泰臣(原画)
井上俊之(原画)
渡部隆(レイアウト)
増尾昭一(原画)
森田宏幸(動画)
青山浩行(原画)
木上益治(原画)
高坂希太郎(原画)
テレコム・アニメーションフィルム(動画)
GAINAX(動画協力)
京都アニメーション(動画協力)
Studioぴえろ(動画協力)
須藤昌朋(原画)
川崎博嗣(原画)
金田伊功(原画)
美術小倉宏昌
渡部隆(美術設定)
高屋法子(ハーモニー処理)
ながやす巧(背景協力)
編集瀬山武司
録音柴崎憲治(効果)
三間雅文(音響担当)
その他東京現像所
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210.な… 何が何だかさっぱり分からない。原作を読んでないからかな? 途中から「早く終わってくれないかな~」とだけ考えてた気がする。グロテスクなのも個人的にはマイナス。しかし、よく動くレベルの高い作画は評価せねばならないので、一応2点とさせていただきます。
リーム555さん [DVD(邦画)] 2点(2011-06-15 18:01:44)
209.《ネタバレ》 原作をなぞるのではなく、映画のために再構成したのは評価できる。それでも余分な部分があり、必要以上に複雑な印象が残る。例えば、大佐のクーデター、新興宗教、根津などは不要だろう。逆に、最高幹部会、反政府革命分子等の説明不足。つまり世界観をより充実させ、鉄男と覚醒者、金田とケイに話を集中すべきだった。◆物語の核となるのは、人間の秘めた力と進化。人間内部には、アメーバーから人間へと進化させた未知の力が働いており、核兵器にも匹敵する爆発的なエネルギーを宿しているという。だが肝心なその部分の掘り下げが浅く、説明不足は否めない。ハードSFとしては成立せず、単なる超能力同志の喧嘩で終わっている印象。科学の暴走はありがちなテーマだが、この部分でも踏み込みが足りない。科学の暴走を徹底的に批判する人物をだし、対比させればよかった。
◆鉄男が覚醒してゆく様子や抑圧された精神と苦悩は丁寧に描かれており、評価できる。欲望のままに新能力を使うとろくなことにならないということ。
◆最大の問題点は、血と内臓の露出過多、つまりグロ。意味なく人が死ぬ事。つまり残虐描写が多く、観客を選んでしまう。興行成績不振の理由はここ。バイク疾走シーンの滑らかな動きは秀逸で、細部にわたる描きこみがあるのに残念。
【疑問点】
①第三次世界大戦と新型核爆弾とアキラの関係が不明確。
②標本のアキラなら何故あんなに恐れる?アキラの覚醒とその後の挿話がない。生きたアキラが登場しないのは最大の失望点。結局アキラは再生して再覚醒し大エネルギーを発するのだから、眠っているアキラでよかったはず。ここでもグロの悪い方へ向かってしまった。
③金田は孤児で貧乏な学生なのに何故あんな最新鋭の特殊バイクを持っている?
④冒頭、金田が店を出るときCDをかけるが、聞かないのに何故?
⑤暴走族が手榴弾?やりすぎでしょ。
⑥老人少年は何故成長がとまり、顔の老化が速いのか?声は子供だが、実年齢は40歳くらいのはず。
⑦老人少年が逃げ出した理由は?空を飛べる能力を何故使わない。反政府勢力が彼を連れ出した意図も不明確。
⑧ヒロインに魅力なし。不美人で、声はおばさんで、人殺し。恋愛ものとしては失格。
⑨3人の覚醒者は自らを犠牲にしてまで金田がアキラに取り込まれるのを助けたのか?「だってあの人は関係ないもの」と説明しているが、カオリなど他の犠牲者との違いは何だったのか。
よしのぶさん [DVD(邦画)] 7点(2011-05-07 00:00:58)
208.《ネタバレ》 アキラが試験管標本から蘇り一瞬しか能力を発揮しないストーリーには落胆しました。映画化された際に原作連載は終わっておらず、そちらのアキラの描写が強く印象にあったためです。巨大な力を巡る思惑が交錯し、結局はカタストロフィへと至る。その力が争いを生むヒトの業であると同時に生命力の源として表現したかったようです。だけど破壊表現が際立っていて焦点がボケる。「アキラは生きている」という台詞が浮いてました。原作者が監督する映画ってかなり珍しいことだけど、その才能をもってしても2時間に収めることには無理があった。以下、他に書く場所もないので原作への所懐を。原作は凄い作品だと思う。もともと大友氏は突出した画力を持つ漫画家だったけど、初めてSFの分野に名乗りをあげて日本SF大賞を獲った『童夢』に驚かされた。賞に驚いたのではなく、超能力と心霊の世界をリンクさせたユニークな発想と、さらに彼の写実的画風がそれにマッチしていたことにである。その彼が次に取り組んだ作品が『AKIRA』だった。見応えたっぷりな鉄雄の覚醒でさえ壮大なストーリーのプロローグでしかなく、連載初期から全体の構成が出来上がっていたことが窺える。物語の核はやはり超能力であるが、『AKIRA』では力の解放が「ビッグバン」にリンクしている。アキラや鉄雄の力の根源は、破壊ではなく創生である。その発想は作品を一気に高次元へ押し上げる。その一方で、「健康優良不良少年」と胸を張る金田たち若者のバイタリティが超能力に比肩する能力として描かれる。このバランスが絶妙である。宇宙の創生という深遠な自然科学を持ち込むことでSFとしての純度を保持し、超能力表現でエンタティメントの味付けする。まるで巨大なパズルを組み立てて行くようなドラマ作り。かくも気高く完成度が高い創作物が漫画の世界に存在することに感嘆する。私にとっては『2001年』に並ぶ作品。こんなこと書いてたら、また原作が読みたくなった。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 5点(2011-04-25 21:32:11)
207.面白かった。
アクション系アニメでは今まで見た中で1番だと思う。
ごちゃごちゃした設定もなく、正統派SFという感じがした。

アクションシーン、人間ドラマ、どこをとっても優れていると思う。
後の色々な文化に、大きく影響を与えた作品だということに納得。
Sugarbetterさん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-21 21:42:14)
206.一昔前の作品としては映像の場面では素晴らしい。ストーリーはなにか飲みこみづらい。主人公のカネダの熱い性格がとても好感が持てました。
とむさん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2011-01-10 13:18:33)
205.見てはいけないものを見ているような背徳感がアニメーションだからこそ、たまらない映画。
峠のわが家さん [映画館(邦画)] 8点(2011-01-09 12:20:58)
204.すごく細かい話になりますが、、終盤、鉄男の右腕がいうことを効かなくなり暴走し始めようとして苦しむシーンですが マントに隠していたマッチョ右腕がボトンと落ちたのを目撃したカオリと大佐の表情、驚きと唖然の「マジっすか!?」といわんばかりの表情がすごくいい。
くまさんさん [DVD(邦画)] 8点(2010-09-23 04:37:06)
203.原作にハマった人が、違う展開を楽しむのにはいいんじゃないかと思います。「難しくはないけどイマイチ」と思った人は是非原作を読んでみて下さい。ハリウッドで実写化するらしいですけどいつものごとくなんでしょうから完全に期待していません、というか止めてほしいな~。
ヴァルディアさん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-29 13:08:29)
202.鉄雄君、力は正しいことに使おう!
ケンジさん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-13 21:09:34)
201.《ネタバレ》 コレの原作の大ファンで、アニメ化に大感激して劇場に行きましたが、壮大な原作を2時間内に収めるなんて無理だし、そもそも公開が原作連載中だったし、全然違うものになってます(ToT) ミヤコ様の変わりように泣き笑いしたことは忘れもしません。この映画のストーリーは結局、スゴいコンプレックスを原動力に何もかも欲しがってアメーバのように取り込んでいったら結局宇宙そのものになっちゃったので同化して消えちゃいました・・・ってことですかね? で、これに自我の境界問題を含むとエヴァみたいな話しになっていきそうですね。あー、ややこしい。鉄雄くんが「こんなボクがいてもいいんだ」と言い出しても困りますけれども。ハリウッド実写版が中止とか中止じゃないとか噂されてますが、実現しても「ドラゴンボール」みたいになるんだろうなとハナから期待もせず、原作マンガに忠実なアニメを強く希望している1人です。当然連作ものになるので、大変なら、まずは「童夢」あたりアニメにしてよ~~!! 点数は大友キャラを動かし切った映像に対して。
だみおさん [映画館(邦画)] 6点(2010-01-08 06:39:27)
200.大友克洋の頂点はここにある。ただ、連載途中での映画化ということもあり原作を越えることは難しかったように思う。芸能山城組の音楽がこの映画を引き立てている。
円軌道の幅さん [DVD(邦画)] 5点(2009-12-22 11:12:09)
199.《ネタバレ》 妻投稿、原作未読■この映画で牢屋の中の女の子は男の子にこう言う(内容は以下のようなものだったと思う)。「生物が進化したのって、進化論なんだけど。こんな知性や文明は何によってもたらされたのかしら。不思議じゃない!」「バクテリアに知性をもたらすその力に憧れちゃう(正確にいえば畏怖しちゃう)」。そう人間はその「力」に畏怖し、自分たちの存在証明のよりどころにし、そして利用してきた。その「力」から様々な宗教が生まれ、神話=「力と力のドンパチ物語」を自分たちのドンパチに置き換え、あらゆる残虐行為や国家総動員を正当化し、自分たちの権威の後ろ盾にしようとしていた。■だがそもそもその「力」は本当にこの世に存在するのだろうか。こういう話になるとアメリカで進化論を教えるべきか否かという頭がこんがらがりそうな問題に直通しちゃうが、映画の中では女の子を殺す力が鉄男には確実に存在し、アキラという「力」は存在しなかった。つまり監督は「力」の有無を結論として出すより、「力」を盲信して本質を見失う事を警告しているのだと思う。■ところでこのアニメ、アニメファンの間で低評価を付ける人が「わかっていない」と言われるくらい国際評価が高いそうだけど、「マモー・チルドレンズ」に全てを語らせている時点でこの映画はアウトだと私は思う。説得力という名の狂気は、私たちと変わらない普通の人間が語ってこそ現実感としての怖さがある。「マモーなこどもたち」が全てを動かす設定は、確かに大友ワールド特有の特異性はあるのかもしれないが、私たち観客にとっては「ああ言えば上祐」みたいな冷笑で終わってしまっていて、それがこの作品では致命的な欠陥となっているのではないだろうか。
はち-ご=さん [インターネット(字幕)] 4点(2009-11-05 19:53:36)
198.原作未読なので多少難解に感じた。しかし1988年にこんな挑戦的な映画を作ったことは本当に凄い。後々の映画に与えた影響は計り知れないと思う。
おーるさん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-05 02:27:27)
197.《ネタバレ》 普通におもしろかったと思う。

画的な魅力はやっぱりただ事じゃないと思う。現代の演算と手仕事の組み合わせと比べたら確かに荒さはあるけど、それは雑さとは別のもの。80年代の特殊撮影をCGIと比べて雑だとは誰も思わないように、アニメでもそういうものだと思う。

ただストーリーがちょっとファンやフリークじゃないと、集中しにくいのが難。大友作品のほとんどがそうだけど、ストーリー的に考えつかなかったんじゃないか?っていうニオイがする。やっぱり原作者が必要な作家だと思う。

アメリカ人に受けがいい。やっぱり動く部分が多い!アメリカにフリークが多いっていうのは品質の高さを表していると思う。日本では寛容な止め画、紙芝居、ただの多重スクロール、拡大縮小といった動いてないけど動いて見える技法を抑えて、多少のグニャグニャや作画荒れは気にせず何が何でも動かしたいっていうのがガンガン伝わってくるのがいい。

もちろん日本的なアニメが悪いというのではないが(止め画全開の漫画の深夜テレビアニメ化は悪いが)、宮崎アニメや押井、大友といった大作映画でないと、アメリカ人が作るグリグリ動きまくるアニメ映画のような感激が作れないっていうのは正直ヤバイような気がしないでもない。

手描きでないとだめとかCGはだめとかそういう殻に閉じこもり続けると、ガラパゴス諸島のようなことになるんじゃないだろうか。昔、手描きの新技法が文字通り「新しかった時代」を何十年もたっても絶対的解答と思い続けさせてしまうのは、この映画や昔の大作日本アニメ映画のできが良かったからなんだろう。
黒猫クックさん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-08-06 01:29:40)
196.レアな70ミリ版で見たのですが、画面の上下を切ってプリントしただけなので、かえって見づらいヴァージョンだったかも。6チャンネル音響は凄かったですけど。ショットの切り替えで繋がってない箇所があって、ああ、それはマンガでは通用するけど、映画だとアウトだよね、なんて思ってしまったり、アニメーター全員が大友克洋レベルなワケもないから絵が悲しいよね、と思ってしまったりで、結構冷ややかな目で見ていた気がします。でも、そのワリにLD買ったり、サントラを今だに聴き続けていたりと、未熟ながらも後に残るものが大きい映画でした。ちなみに現在見られるヴァージョンは、当時劇場にかかっていたモノよりも随分と綺麗になったシロモノです。劇場公開版は、作画がかなりキビシい状態で、ぐにゃぐにゃしたアニメ、って印象でした。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 6点(2009-07-29 02:04:41)
195.ざっと皆のレビューを見返してみたが、AKIRAを公開当時リアルタイムに見た人の方が評価が高い。映像は今でも通用すると思うが、ストーリーがわかりづらいからだな。この点を冷静に判断してからい点をつけているのが最近初めて見た若いレビュワーで、「AKIRA」が青春の一部だった人はそんなこと気にせずに高得点をつけている。俺は、青春組みの方。
センブリーヌさん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-08 01:14:35)
194.原作の世界観、テーマをコンパクトにまとめられていると思う。正直、全てを理解するのは難しいと思うけど、原作有りきの映画ではいいほうじゃないかな。
アフロさん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-18 05:51:17)
193.点数をつけると3点なんですね。確かに当時としてはすごいものがあるんですが、映像だけね。何が言いたいのかはわかりませんね。風呂敷を広げて、まとめ切れないので、グロくまとめて、ごまかしたって感じで嫌いです。
承太郎さん [ビデオ(邦画)] 3点(2009-05-03 09:56:37)
192.あくまでも原作ありきなのですが、歴史に残る名作だと思います。この作品の影響範囲はもうはかりしれないと思います。今でも自分が悪い意味で「鉄雄」になってしまいそうな気分になる時があります。金田のバイクに乗りたいです。ストーリーや詳細は原作で、空気感や心の奥がウニョウニョするには映画で、と私は思っています。DVD5.1chで改めて楽しむのもおすすめ。
ぺんぎんうさぎさん [ビデオ(邦画)] 10点(2009-01-12 01:12:06)
191.むかし友達から借りたビデオを思い出してDVDを購入しました。
確かに原作を読まないと本編だけでは理解は難しいかもしれません。

デジタル全盛の現代アニメから比べるとさすがに何ですが、同年代に映画化された他のアニメに比べてこの作品のクオリティは群を抜いていると思います。セリフにプレスコを使っているあたりもこだわりが感じられますね。
日本より世界での評価が高い作品で確実に現代アニメにも影響を与えているでしょう。
アニメーションの発展に貢献した作品として10点をつけさせてもらいます。
レモンさん [DVD(邦画)] 10点(2008-11-01 20:35:06)
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【点数情報】

Review人数 250人
平均点数 6.50点
000.00%
120.80%
252.00%
3124.80%
43212.80%
53514.00%
62911.60%
74718.80%
84016.00%
92911.60%
10197.60%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.92点 Review13人
2 ストーリー評価 6.30点 Review20人
3 鑑賞後の後味 6.20点 Review20人
4 音楽評価 8.13点 Review23人
5 感泣評価 4.64点 Review14人
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