43.《ネタバレ》 はい、すごく面白かったです。これはコメディだと思いました。 家庭の事情だの親子関係の問題とか教訓的、教育的なメッセージが一切排除されているのがいいと思います。 その上、生徒たちの誰一人として肩入れできるキャラがいません、いい年してこんなこと言うのはなんですが、しかしどいつもこいつも可愛げのないうざったい子ばかり、特に生き残った重苦しいおかっぱ頭の子が非常に最もうざかったです(笑) 「陰陽師」の伊藤英明はガタイもいいしイケメンなのに気の毒なくらい演技がヘタでした。でもイイ役者になりましたなあ、「海猿」のアクションシーンも迫力あってかなりイイし、サイコな殺人鬼まで魅力的に演じられるようになったんですねぇ。 本作は蓮見という人物を見せることに徹しているのが良いのです、レクター博士まで思い出させた本作、ラストのTo be continuedがなんかうれしい、ほんとに続編が観たいですね。 【envy】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-17 00:28:20) |
42.《ネタバレ》 あるドラマがとても好きだがらと言って、そのドラマに出てる脇役の女優までかなり好意を持ち、あげくがその女優が別の映画で演じる人物にまで何か肩入れしてしまうのは、自分でも相当愚かだと思うんだけれど、どうしてもそうなってしまうのはしょうがないんでw。 というわけで、自分にって、この映画の印象は、「埼玉」こと「入間」こと松岡さんが演じる白井が無残に殺された瞬間、最悪なものになりました。(少しドラマと役柄がかぶる健気な役だったし)絶対アーチェリー君に助けてもらえると思ってたのに(涙)。 まあ、ぶっちゃけ途中まで主人公の知的で冷静な犯罪をある程度楽しまなかったと言ったら嘘になりますが、屋上での二人目の殺害から完全にキャラが破たんしてますし、ストーリーもご都合主義の極まりで。 たまたま一クラスしか生徒が残ってない。逃亡を企てるのは、必ず一人か一組、同時に他方向へとは全く考えない、銃声バンバン立てても全然近所が騒がない、相当知的だという設定の犯人が硝煙反応を全く考慮に入れない。 原作だか脚本だかは知りませんが、ひたすら表面的な刺激だけを狙った、一見内容がありそうな、その実レベルの低いストーリー 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-09-16 14:13:41) (良:1票) |
41.《ネタバレ》 壮絶極まる大虐殺の最中、山田孝之が女子高生のパンツの匂いを嗅いで「これは○○のか」なんてフザけた台詞を吐く映画の是非について、真剣に語るだけ馬鹿らしいというもの。悔しいけれど、それが三池監督の流儀。大した危機回避能力です。褒める気はありませんが、素直に凄いと思います。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-09-12 18:27:32) (良:1票)(笑:1票) |
40.《ネタバレ》 雰囲気作りが良く出来てますし伊藤英明の怪演も光ってますが、ハスミンの狂気と知性を描き切るにはちょっと時間が足りなかったかなと思います。まあ一クラス全滅させなきゃいけないわけですし、これが一杯一杯でしょうかね。しかし、あの大人数の生徒を一人一人殺していってマンネリに感じさせない伊藤英明の演技はすごいと思いました。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-08 23:52:58) |
39.つまらなかったです。緊迫感がないし、主人公に魅力がない。シリアルキラーが高校生を殺しまくっただけの話でした。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-09-08 19:01:51) |
38.《ネタバレ》 マジモンの「三文オペラ」を見せられてしまいました。三文オペラをわざわざ劇中歌に起用する辺り、三池崇史の思い通りに見てしまったとも言えるのかもしれません。ちなみに、二階堂ふみが主役級のキャラを演じているはずなのに、全然出てこないなーと思っていたら映画が終わってしまいました。生き残った女の子が二階堂ふみだと知ったのは、家に帰ってレビューを見た時でした。すごい、のか?二階堂ふみ! 【カニばさみ】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-08-15 12:28:42) |
37.伊藤英明じゃなかったら退屈してたかも。演技はもちろん、華やかさや軽さがとても役に合っていた。内容的には「バトルロワイヤル」と比べるとエンターテイメント性が低いし、全体的に浅い感じ。つっこみ所がちょいちょいあるのは、内容に没頭させすぎないための配慮だろうか。 【邦画好き】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-08-15 08:30:38) |
36.《ネタバレ》 ハスミンを見て、俺はバイオハザードでなんて非道い事をしてたんだと思い知らされました。 【ろにまさ】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-07-13 23:17:14) |
35.話題作だけに、どんなもんかと、観てみた..う~ん...斬新さは認めるが、どこかリアリティを感じない..“狂気” をもっと上手く表現してほしかった... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-07-13 19:35:08) |
34.《ネタバレ》 蓮見というキャラクター、マック・ザ・ナイフ フギンとムニン、クラスの生徒たち。 イメージを脹らませるキャラクター・要素を大量に持っていながら、 なぜこんな駄作になったのか。 監督は、他の貴志作品を読んだのだろうか。 それとも、読んだ上でこちらにしたのか。 蓮見の家がボロボロだったり チンピラ教師を山田孝之にして、ドラムを叩かせたり… かなりの原作改変が見られたが、この改変部分が どれも物語の根幹をなしている部分だからこそ、 原作既読者からは辛かった。 三池監督の悪趣味な部分と、蓮見の悪趣味な部分が 見事に重なったら、かなりの名作になれたんだろうが… 唯一感じた監督の悪趣味が「やたら登場する蓮見の裸体」と 「教師と生徒の同性愛行為」だけというのは いささか拍子抜けである。 【夜野比瑪】さん [DVD(邦画)] 2点(2013-06-11 00:09:56) |
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33.サイコパスを描くのが好きな作家貴志祐介が、もしサイコパス殺人鬼が性善説で成り立つ学校に先生として存在したらとゆう仮定のもとに書いた小説「悪の教典」、この本は、その不気味さに、2日で睡眠不足になりながらも読破してしまうほどの怖おもしろさだった。しかし読み終わった後に、冷静になると、バトルロワイアルなみに現実味のないファンタジーやったなー、ってのが正直な感想だったが、そのあとに読んだ、現実に起こった事件のドキュメンタリーノンフィクション「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」を読んで、びっくらこいた。現実のサイコパス殺人鬼松永太は、どっかハスミンとかぶるものがあるどころか、それ以上のモンスターであり、さらに現実の事件は、「悪の教典」以上に、非現実的で、リアリティーがなく理解不能だったのだ。事実は小説より奇なりだったのだ。もし松永太が先生だったら、これに似たことが起こってもおかしくないと感じたのだ。そう考えれば「悪の教典」は意外にもよくシミュレートされた小説だったのかもしれない。残念ながら映画のほうは、小説の1/10のおもしろさも感じなかった。確かにうまく2時間にまとめたし、伊藤英明もうまく演じていたと思う。だが、小説から放たれるあの異様な負のオーラは、この映画にはなかった。映画以上に不気味なハスミンを見たければ、小説を読むことをおすすめします。さらにそれ以上に非現実的な現実のサイコパスキラーを知りたければ「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」を読めばいいと思います。ただしこちらは、娯楽小説ではなく、現実の事件の記録なので、読後の精神疲労度は、映画や小説をはるかに超えてしまうので、自己責任で。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-06-05 15:04:29) (良:1票) |
32.《ネタバレ》 殺戮場面の多さに、色々なご批判はあるようですが、これも架空世界の娯楽(?)の一部と捉えれば、それなりの面白さはあると感じました。▼サイコパスを主人公にした映画は幾つか有るみたいですが、小生がみた「ハンニバル・シリーズ」の他に、史上最大の反社会映画と評されたカナダ製の「ザ・テロリスト」があります。本作も「ザ・テロリスト」 程過激ではありませんが、あの一見爽やかな「伊藤英明」が殺戮者を演じた面白さがありました。彼の「くず弁」でみせたコミカルなイメージがあったので、尚更その役者資質に驚嘆しました。▼ラストの「To be continued」について、パンフには原作者・貴志祐介氏が次のように書いていましたので一部御紹介を。「蓮実が捕まった後で・・・、問題はクライマックスなんですね。・・・それが私の中で成立した時、続編を書けると思います」。あの「羊たちの沈黙」では、途轍もない厳重な拘禁状態から、見事に抜け出してしまったハンニバル・レクター博士の例もあるので、大いに期待したいと思っています。 【亜酒藍】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-05-28 13:21:26) |
31.《ネタバレ》 論理力の強いハスミン。行動力あり過ぎです。勇気もある。実行力もある。手際もいい。 ベクトルは大幅にズレてるけど、自分にない所を沢山持ってて、羨ましく見えてもしまった...w。 デヴィッド・グローネンバーグのヴィデオドロームを彷彿とさせる。現実なのか幻想なのかわからない感覚。 後半の勢いが、真剣だけどちょっとふざけていて、そこが気に入りました。 【VNTS】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-05-27 15:37:48) |
【黒ネコ】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-05-25 18:20:07) |
29.《ネタバレ》 命の尊厳がまったくありませんでした。大人が子供をゲーム感覚で殺していく、それだけでした。この映画を一言で表現するならば、娯楽殺人映画です。私は主人公が人を殺すシーンを観ても楽しいとは思いませんでした。しかし世の中には人が人を殺すシーンを観て、「楽しい」と感じる人間はいます。だからこそ、こういう映画に需要があるのでしょう。動いている標的を存分に撃ちたい!という一部の人間の下品な欲求を満たしてくれる危険な映画です。監督はこう言っているのです。「おまえら弱者は、自分たちよりも弱い生き物を狙って殺したいんだろ?だったら見せてやるよ」と。猟銃をスポーツだと嘘ぶく悪趣味な連中も、しょせん無抵抗な動く標的を撃ち殺したいだけです。シューティングゲーム感覚で、もっと撃て!もっと倒れろ!もっと殺せ!殺し方が退屈だぞ!もっと面白い殺し方をしろ!センスの良い音楽を流しながら人を殺せ!と熱狂する観客たちはやはりいる。そうじゃなければこんな残虐な映画は誰も作りません。ホラーにニーズがある世の中は、人間が病んでいることの象徴です。一番、悪質なのは「精神異常者は処罰されないのだ」という社会的なメッセージを織り込んで、さもヒューマン映画ふうに装っていることです。そもそも人を殺す人間は、正常ではありえないわけですから、そんなことを言ったら殺人者は全員無罪じゃないですか。私は納得できません。とくに映画という芸術が、殺人ゲームの道具として利用されてしまったことは許せません。テレビゲームは、ボタン1つで人間を殺してクリアをするものです。殺された人間は血しぶきが出るし、悲鳴を上げてくれる。それをみてオタクゲーマーは満足する。私は問いたい。ゲームと同じことを映画の中でも繰り返して、いったい何が楽しいのですか?この映画は誰にも観てほしくありません。 【花守湖】さん [DVD(邦画)] 0点(2013-05-19 10:46:50) (良:2票) |
28.《ネタバレ》 こんな学校も教師も有り得ない、血みどろの校内殺人バイオレンス。模範教師の我らが“ハスミン”は異常殺人鬼、猟銃を構えて自分の生徒を撃ちまくります。なぜ殺り始めたのか、動機不詳の大量虐殺、その光景は滑稽でさえあります。ストーリー性はあるようでないですね。続編があるのでしょうか…。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-05-18 23:07:10) |
27.《ネタバレ》 「バトルロワイヤル」をバカバカしいな~、と笑って観られる人ならばこの映画も大丈夫。 殺戮シーンがダメな人はこの映画を観ないと思うけど もし普通のサスペンスだと思って間違って観たら評価は低~くなるでしょうね。 警察に連絡してから来るまでがあまりにも遅すぎ&最初っから武装&大勢で来すぎ。 ひたすら撃つばかりなので殺し方にバリエーションが無い。 この2箇所は特に気になってしまった。 8点あげたいけどそれのせいで減点で7点。 【虎王】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-05-16 22:47:56) |
26.《ネタバレ》 殺人鬼になりきった伊藤英明の怪演と山田孝之のパンティを嗅ぎ分ける特殊能力に注目!!ようはバイオレンス&コメディということです。まともにサスペンスや学園ドラマ、ラブストーリーっていうジャンルで鑑賞すると肩透かしをくらいます。中盤までは非常に退屈ですが、終盤はショットガンでの生徒狩りが開始され、愉快なエンタテイメントがスタート!!神がかった命中率と吹っ飛び具合は突っ込みなし。あれだけの生徒を1人も逃がさずに追いつめるあたりはプロの仕事人であり、ホラー映画のシナリオ。とにかく殺戮シーンにエンタメ性を感じない人は受け付けないでしょう。子供がどうとか言う人は論外です。 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-15 14:44:56) |
25.《ネタバレ》 なかなか私好みの吉外じみたサイコホラーであはるのだが、三池作品の手癖(特に流血シーン)がイヤでも目に付いてしまい、ちょっと冷めてしまう。 が、それらを払拭したと言っていい伊藤英明の(まさかの)怪演!補って余りある仕事っぷりでした。 そして、エンディングロールに「THINK 'BOUT IT!THINK 'BOUT IT!THINK 'BOUT IT!」というリフが鬱陶しい歌謡曲を持ってくるあたりも、イイ感じである。そのカタカナ英語の発音といい、歌詞の世界観といい、まさしく「エクセレント!」であると、カタカナで言ってみた。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-05-14 05:31:36) |
24.《ネタバレ》 単純にエンターテイメントとして面白かったです。リアルに考えると、銃ぶっ放してるのになんで周りに住んでる人気づかないのとか水を灯油に変えて殺すとか無理すぎだろとか思うんですけど、まぁそういうツッコミはナンセンスなんでしょう。それよりも、猟銃での殺戮シーンをご堪能ください、と。実際、銃をぶっ放したときの人の吹っ飛びようとか血の飛び散りようなんかはまさに爽快とも言えるほど。実際の目で見たら恐ろしい限りですけど、映画だと凄く楽しい。それから、地下鉄のシーンなんかは固定カメラで撮って電車の揺れの動きを見せて不気味さを出すとか、なかなか印象深かったです。そんでまた三池監督らしいユーモアのある台詞もそれなりに笑える。逆に、聖司の心の中を描くようなシーン、夢の映像とかはなんだか微妙な出来で、彼の深層部分がどういうものでなんでああいう風になったのか、いまいちよくわからなかった。まぁ、娯楽なんでそんな深く考えずに見ればいいのかもしれませんが。楽しめたので7点差し上げます。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-05-12 23:43:03) |