シン・ゴジラのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

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シン・ゴジラ

[シンゴジラ]
(モノクロ版タイトル:シン・ゴジラ オルソ)
GODZILLA Resurgence
2016年上映時間:118分
平均点:7.25 / 10(Review 222人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-07-29)
公開終了日(2017-03-22)
SFシリーズものパニックもの政治もの特撮ものモンスター映画
新規登録(2016-01-27)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-01-22)【イニシャルK】さん
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監督樋口真嗣
庵野秀明(総監督/プリヴィズ企画・監督)
尾上克郎(准監督)
助監督轟木一騎(総監督助手/D班監督)
摩砂雪(D班監督)
庵野秀明(D班監督)
尾上克郎(B班監督)
石田雄介(C班監督)
演出庵野秀明(予告編演出)
佐藤敦紀(予告編演出)
キャスト長谷川博己(男優)矢口蘭堂(内閣官房副長官)
竹野内豊(男優)赤坂秀樹(内閣総理大臣補佐官)
石原さとみ(女優)カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使)
大杉漣(男優)大河内清次(内閣総理大臣)
柄本明(男優)東竜太(内閣官房長官)
高良健吾(男優)志村祐介(内閣官房副長官秘書官)
市川実日子(女優)尾頭ヒロミ(環境省自然環境局野生生物課課長補佐)
松尾諭(男優)泉修一(保守第一党政調副会長)
國村隼(男優)財前正夫(統合幕僚長)
ピエール瀧(男優)西郷(戦闘団長)
野間口徹(男優)立川始(資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課長)
余貴美子(女優)花森麗子(防衛大臣)
矢島健一(男優)柳原(国土交通大臣)
平泉成(男優)里見祐介(農林水産大臣)
横光克彦(男優)菊川俊介(環境大臣)
浜田晃(男優)河野(総務大臣)
手塚とおる(男優)関口(文部科学大臣)
古田新太(男優)沢口(警察庁長官官房長)
モロ師岡(男優)本部(警察庁刑事局局長)
渡辺哲(男優)郡山(内閣危機管理監)
諏訪太朗(男優)田原(東京都副知事)
光石研(男優)小塚(東京都知事)
藤木孝(男優)川又(東京都副知事)
嶋田久作(男優)片山(臨時外務大臣)
津田寛治(男優)森文哉(厚生労働省医政局研究開発振興課長)
高橋一生(男優)安田龍彦(文部科学省研究振興局基礎研究振興課長)
神尾佑(男優)風越(外務省・新政務担当総理秘書官)
塚本晋也(男優)間邦夫(国立城北大学大学院生物圏科学研究科 准教授)
原一男(男優)塙(仮名)(生物学者)
犬童一心(男優)志賀(仮名)(古代生物学者)
緒方明(男優)柳(仮名)(海洋生物学者)
斎藤工(男優)池田(第一戦車中隊長)
前田敦子(女優)避難民(カップルの女)
鶴見辰吾(男優)矢島(統合幕僚副長)
松尾スズキ(男優)早船(フリージャーナリスト)
片桐はいり(女優)広田静子(官邸職員)
中村育二(男優)金井(内閣府特命担当大臣)
小出恵介(男優)消防隊隊長
ドン・ジョンソン(男優)リヒター(ゴジラ調査団団長)
妹尾洸(男優)
三浦貴大(男優)ジャーナリスト
小林隆(男優)山岡(統合部隊指揮官)
大林丈史(男優)国平修一(副総理兼外務大臣)
小川真由美(アナウンサー)(女優)アナウンサー
原知佐子(女優)
森廉(男優)避難民
岩井堂聖子(女優)
石垣佑磨(男優)芦田(第2飛行隊第一小隊長)
黒田大輔(男優)根岸達也(原子力規制庁監視情報課長)
北山雅康(男優)笹上高尋(海上保安庁海上保安監)
橋本じゅん(男優)三木(幕僚長)
野沢聡(男優)
國本鍾建(男優)石倉(陸上幕僚長)
斎藤嘉樹(男優)
島津健太郎(男優)澁沢真
竹下宏太郎(男優)
柳英里紗(女優)
山崎潤(男優)
渡部遼介(男優)
庵野秀明(男優)バスの運転手
イワゴウサトシ(男優)
屋敷紘子(女優)通訳
庵野秀明スピーカーで住民に呼びかける消防隊員
出演岡本喜八牧悟郎(元城南大学統合生物学教授)(写真)
脚本庵野秀明
音楽鷺巣詩郎
伊福部昭「ゴジラ」「キングコング対ゴジラ」「メカゴジラの逆襲」「宇宙大戦争」「三大怪獣地球最大の決戦」ほか
北原京子(音楽プロデューサー)
撮影山田康介
庵野秀明(画像設計/D班撮影)
摩砂雪(D班撮影)
轟木一騎(D班撮影)
TBS(撮影協力)
日本テレビ(撮影協力)
フジテレビ(撮影協力)
製作市川南〔製作〕
東宝
東宝映画(製作プロダクション)
企画神山健治(企画協力)
川上量生(企画協力)
浜田秀哉(企画協力)
プロデューサー山内章弘(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
特撮樋口真嗣(特技監督)
尾上克郎(特技総括)
佐藤敦紀(VFXスーパーバイザー)
大屋哲男(VFXプロデューサー)
白組(VFX)
三池敏夫(特撮班美術)
作画前田真宏(イメージボード/画コンテ)
林田裕至(イメージボード)
丹治匠(イメージボード)
轟木一騎(画コンテ)
摩砂雪(画コンテ)
樋口真嗣(画コンテ)
庵野秀明(画コンテ)
鶴巻和哉(画コンテ)
美術林田裕至
西村喜廣(特殊造形プロデューサー)
前田真宏(ゴジライメージデザイン)
竹谷隆之(ゴジラキャラクターデザイン・造形)
庵野秀明(ゴジラコンセプトデザイン/タイトルロゴデザイン)
柘植伊佐夫(粉飾総括)
出渕裕(特殊建機小隊エンブレムデザイン)
轟木一騎(タイトル)
振付野村萬斎ゴジラ(モーションアクター)
編集庵野秀明
佐藤敦紀
録音庵野秀明(音響設計/D班録音)
摩砂雪(D班録音)
轟木一騎(D班録音)
山田陽(整音)
照明川辺隆之
その他舟山弘一(応援スタッフ)
電通(特別協力)
小池百合子(取材協力)
枝野幸男(取材協力)
スタジオカラー(プリヴィズ班)
庵野秀明(宣伝監修)
あらすじ
東京湾で無人のクルーザーが発見される。その頃、同じ東京湾で大量の水蒸気爆発が起こり東京湾アクアラインのトンネル崩落事故が起こる。原因不明のため対策に追われる政府の会議でも意見が分かれる。内閣官房副長官矢口は巨大生物の存在の可能性を主張するが受け入れられない。その時、テレビ画面に巨大な尻尾が映し出されたと思うと、あっという間に巨大生物が上陸し町を破壊しながら移動する。原因が巨大生物ということで、政府は自衛隊に駆除を命ずるが、逃げ遅れた住民がいるために攻撃に躊躇していると、生物は東京湾に帰って行った。分析の結果、その生物は、海中に投棄された核廃棄物をエネルギーにしていると判明し「ゴジラ」と名付けられた。やがて、進化したゴジラが再び鎌倉から上陸してくる。
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182.《ネタバレ》 ザ・エンターテイメント!これに尽きる。もうニヤニヤが止まらない。素晴らしい。
◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆さん [映画館(邦画)] 10点(2018-09-03 16:38:23)
181.《ネタバレ》 邦画としては良くできてる。
しかしゴジラ映画としてダメ。
ゴジラ自身の物語がなく、ただの災害要因にしかなっていない。
ボロミさん [インターネット(字幕)] 4点(2018-08-03 23:15:47)
180.《ネタバレ》 この監督の作品だけに、かなりエヴァに似てましたね。最初に出てきたゴジラのフォルムにはなかなか驚かされました。うん、そこまで好みではなかったけれど、ぼちぼち楽しめました。
かたゆきさん [DVD(邦画)] 6点(2018-06-23 21:14:41)
179.日本が誇るエンターテイメント大作。
東京の街並みがリアルに描かれ、政府がどんな対応をするかなど、興味深い。

ですが、小さい頃に比べゴジラ登場のワクワクがない。
これは単純に自分が子供ではなく、大人だから致し方ない評価。
バッジョさん [地上波(邦画)] 5点(2018-06-09 20:12:44)
178.《ネタバレ》 いったい劇場に何度行ったのか、数えてはいないが過去最高なのは間違いない。
ブルーレイ買って、1週間近く毎日見てしまった。
ゴジラの都市破壊シーンが恐ろしく、自分の町が破壊される恐怖で涙を流してしまう。ヤシオリ作戦で「どうか実行してほしい(死んでくれ)」と矢口が演説、それに応えた隊員たちは、福島原発でぎりぎりで戦った人々と重なり涙がこぼれる。
シンゴジラの後半パートは「実現しなかった理想」と評論されているが(特に宇田丸さんに)、これだけは実現した部分だと思う。
作ってくれて感謝します。
kosukeさん [映画館(邦画)] 10点(2018-05-20 00:42:30)(良:1票)
177.《ネタバレ》 庵野秀明…。『ナウシカの巨神兵のシーン』ときて『エヴァ』ときて『巨神兵東京に現る』ときて…そりゃ最終的に『ゴジラ』を撮りますよねぇ…(しみじみ)。っていうか撮らせた東宝も偉かったです!(マジで)。それにしても…やはり“ゴジラ映画”に伊福部さんの音楽は鉄板ですねぇ…。ゴジラのテーマはもちろん、特に『ヤシオリ作戦』の場面での『宇宙大戦争マーチ』にはテンション上がりすぎでニヤニヤが止まりませんでした!

そして…『君の名は』のレビューにも書きましたが、現在の日本で“圧倒的な破壊”を描くことは、つまりは3.11を描くことなンだなぁ…と改めて思いました。そのために後半は、もはや“怪獣映画”を超えてしまったワケで…、そしてそれが文化人&知識人の皆さんが“『シン・ゴジラ』を熱く語る”ことの要因になったワケで…。なんだか俺は『ただの怪獣映画じゃない』というスタンスで語られるのはちょっと嫌で「みんな、ちゃんと怪獣映画として評価してるのかなぁ?」と複雑なマニア心理でこのブームを見ていました。

あ、それと石原さとみには「アンタ、馬鹿ァ?」とキチンと言わせるべきだったと個人的には思います。

そして最後に… 市川実日子、想定外の可愛すぎワロスw
幻覚@蛇プニョさん [地上波(邦画)] 8点(2018-05-12 00:53:42)(良:1票)
176.《ネタバレ》 よくできた邦画!
エンターテイメント大作。怪獣好きじゃなくても十分楽しめる佳作。
時間作っておやつとかお酒飲みながら観るといい感じ。 

庵野監督がゴジラ撮ると聞いて、99.9%コケると思った。
しかし大ヒット!これは観ねばと思いつつ、育児だ、嫁さんが2号のつわりで入院だナンダカンダと日々が過ぎ、2号産まれ、妻子里帰り中、満を持しての鑑賞!
 
なんといってもイモリ形態のいわゆる蒲田くんのフォルムにやられた。
やべぇ!ヤベェの出てきたよ!!これがあと1時間半暴れまわるのか…ほげぇぇ
これが大ヒットの理由か!日本もシュールな国になったなぁ!
なんて感心してたらそんなでもなかった。
 
ちゃんとゴジラになってくれた。
で、凄く強かった。安心安心。
 
売れっ子をキャスティングしつつ、良い演技ができる人がたくさん集まってて、ちゃんと映画を作り上げていて面白かった!緊迫感と強すぎるゴジラに夢中。
 
押井監督もゴジラ撮ってほしいなぁ…。という庵野監督より押井監督がだいぶ好き!でも楽しめた佳作。
おでんの卵さん [DVD(邦画)] 9点(2018-03-28 19:46:04)(良:1票)
175.《ネタバレ》 またやってしまった!性懲りもなく。数年前、都内美術館でこいつらの(監督たち)”巨神兵うんぬん”という駄フィルムをみていて、コレも、またどうせ、同じことやってんだろうとおもっていた、、、、。しかしながら、意外なまでのコチラでの高評価続出に、、、、、”うーーん!何かある!”監督たちはきっと変わったんだ!きっとなにか凄いものが見れるハズ!!と、までいかなくても、少しは感心ポイントがあるのでは、、、と思ってわざわざ劇場行ったら、、、、、、、、いやはや、案の定(トホホほほ)、なんじゃこれは???!??(優作の最上級で)ストーリーや演技や演出はふつうなので、おいといて、期待していた、特撮ね!!アクションね!!!しかーーーーしっ!!、、、、、(?)もう唖然というか、必然というか、座禅というか、憮然というか、”ゴジラ”見にいったのに、ゴジラの場面、特撮のアクションの場面、そのカットのまあ少ないこと、少ないこと、少ないこと、少ないこと!!もう、バカにしとんのか、ワレ!!?と前席に飛び膝蹴りしたかった。さらに、ごく稀な、その”ゴジラ戦いシーン”は、わたくしが50代で、ボケで、老眼で、偏屈で、アタマが悪い(顔がいい)せいで、まるで、わたしの少年時代のお茶の間テレビの特撮となんらかわりなくデジャブ。また、CGらしきシーンは、まるで、じぶんが20年くらい前に若返ったようなデジャブに陥れられ、”ぽかーーーーん”でした。やっぱ、レーシックなんてやるんじゃなかった、老眼は恐ろしいと、つくずく、思った次第です。(いったい、こいつら、やる気あんのか?庵野はまだしも、この樋口ってダメダメじゃん??まっ、ちまちまと、日本特撮技術の伝統でも維持しててください)  
  数少ない、よかったところは、1、初登場シーン! 2、ゴジラが初めて火を口から吐くシークエンス。これはよかった!あと、見た人、全員が大っ嫌いな”石原さとみ”は私的には◎!断然、オッケーです!この作品の中で唯一良かった登場人物です!!   ゴジラねえ、、、、、愛されているんですねえ、、、、。変更!やっぱり、こんなものは0点!0点以下の作品。(,16年10月。スイスレマン湖の畔、ラフマニノフ別宅にて記す、、、、、、、、、、、)
追加!ああ、それから、これの題名“シン,ゴジラ”の”シン”はね、オレの予想では、1、”ああ、ゴジラ君!きみの性格は芯が通ってるねえ!”のシンか、あるいは 2、これのゴジラ模型は粘土で出来ており、じつはネンドの”芯”はハリガネです。のシン。どっちかであろう!(実はこれが一番言いたかった)
男ザンパノさん [映画館(邦画)] 0点(2018-03-04 00:49:54)(良:1票)(笑:2票)
174.《ネタバレ》 セリフがなんとなく棒読み?と思ったが、後半慣れた。
ゴジラ=原発というメッセージが非常に強く伝わってきた。
最後の尻尾に絡みついた屍のような造詣が、現実にも残っている後味の悪さ、不気味さ、不安、といった我々日本人の心の一部を現しているように思える。
チェブ大王さん [地上波(邦画)] 6点(2018-02-27 11:39:33)
173.《ネタバレ》  世間様より1年半ばかり遅れて、ようやく『シン・ゴジラ』を観た。
 …………う~ん。これ、政治コントとしては面白かったけど、ゴジラ物としてはどーなの?

 何をするにも対応が遅く、総てに於いて後手後手に回るこの国の政治をおちょくるコメディとしては、錚々たる顔ぶれが大真面目にバカやってるという点で面白さはあった。ただ、それもよく有ると言えばよく有るアプローチで、とくに目新しさは無い。
 と言うか、それ言いたいだけだったら、何もゴジラである必要ないよね?

 一応、今回のゴジラも、各国が不法に投棄した核廃棄物を食べた未知の生物ということなんだが、この『シン・ゴジラ』、ゴジラが現れて右往左往する人間に焦点を当てすぎたために、とても出番が少ない。
 なんだか間抜けな顔をした幼体がゾゾゾゾゾ~と這い回り、いつの間にか立ち上がってゴジラになってた。そしてそのゴジラは、なんかただノシノシと歩いてる。どこへ行きたいのか、何のために上陸したのか、その解釈も提示されず、ただノシノシと歩くゴジラに右往左往する政治家たち――――という構図で話が流れていく。そう。話が進んでいくのではなく、話が流れていく。
 実際、作中でも高橋一生演ずる役人が「ただ歩いてるだけなんですけどね」と3回ぐらい言うんだな。
 別に故意に街で暴れるわけでもなく、自衛隊に攻撃されて、降りかかる火の粉を払ったら街が壊滅状態に……、みたいな感じ。ただ移動の途中に街があるから壊れてしまう。つまりゴジラが、恐るべきモンスターと言うよりは、台風や地震などの迷惑な災害といった扱いに見えてしまう。これでは「じゃあ、しょうがないよね」ってなモンで、そこに核に対する反省などは生まれにくいわな。

 そして後半。いやはやなんと好都合なことにも、ゴジラが都心でパッタリと動きを止めたではないかぁぁぁっ! …………おいっ!
 そして、その止まったゴジラを攻撃する手段が奮っている。JR各線の電車および新幹線の車両に爆弾を積んでゴジラにぶつけるのだ! ……何のためにっ?!
 自衛隊のミサイルや砲撃を物ともしなかったゴジラへの攻撃法が、鉄道車両を使った特攻?! 頭や胸元にガンガン砲撃されても平気だった怪獣の足元に、せっかく壊されずに済んだ電車にわざわざ爆弾積んでポンッ! って? もう、全く意味わからん。JR、断れよ。16両編成の新幹線1本で何憶すると思ってんですか?! って。w
 しかも、丸の内の高層ビルを爆破してゴジラを押し倒し、その口にクレーンでホースを突っ込んで血液凝固剤を飲ませようという『やしおり作戦』。ゴジラが放射能炎をブワッと吐いたら「第一陣、全滅ですっ!」って……。こらぁーっ! そんな反撃、簡単に予想できるだろーが。www
 ゴジラにしたら、足元でポンポン爆弾が爆ぜるわ、ビルが崩れて伸し掛かってくるわ、コケたら口にホース突っ込まれてワケの分からん液体飲まされるわ……、そりゃ炎も吐くって。第一陣で死んだ作業員の家族に、なんて言い訳するんだろ?w

 ずっと以前に、『エヴァンゲリオン』のTVシリーズを、知り合いが「あれは面白い。独特の世界観があって面白いっ」と褒めるから見てみた。世間的にもムーヴメントと言って良いほど話題になった作品だし、まあ見といて損はないかと。で……、まあ特に「コレはっ!」と言う程面白くはないが、ま、それなりに普通のロボット物じゃん? と思って見てたんだ。25話までは。そして迎えた最終回を見て、ひっくり返ったね。「なんじゃ、こりゃぁ?!」

 あ、そうなんだね。庵野秀明という人は、広げた風呂敷を畳めない人なんだね。広げるのはそこそこ上手いんだが、畳むことにかけちゃ素人並みと言うか、逃げも辞さないと言うか。

 ともあれ、この『シン・ゴジラ』。国内では(庵野マニアのおかげで)それなりに当たったのに、あれだけゴジラ好きな海外のファンには掠りもしなかったという事実が、ゴジラ作品としての質を語ってるんじゃないでしょうか。
 確かに、石原さとみは可愛いよ。でも、さとみちゃんを見たけりゃ他にもっと可愛く撮れてるドラマがいっぱいあるから。ゴジラファンの(庵野ファンじゃないよ)観客が見たいのは「さすがガッズィーラ、神の化身ね」などと憂い顔で宣うさとみちゃんでもなければ、政治コントでもなく、益してや腹が減って動けなくなったゴジラでもない。何喰ってんだか知らないが、元気に暴れまわる恐い怪獣ゴジラなのよ。
TERRAさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-02-22 15:23:39)(良:1票)
172.《ネタバレ》  エンタメ的に、普通に面白いです。恥ずかしながらゴジラ作品を見たのはこれが初めてですが、普通に面白く、過去ゴジラも見たくなった、というのが正直な感想です。未見で思っていたのが、「ゴジラなんているわけないやんw」→じゃあ何でこんなに流行ってるか?→怪獣大好き勢が世の中には意外と多いからやな。という感じでしたが、イメージしてた作風とは全く違い、実際は「もし今この時代この瞬間、この都市にゴジラが出現したらどう対応するんですか?政府は?世界は?」というリアルなもので、まずそこが衝撃でした。

 監督は知らずに見ましたが、知るまでもなくめっちゃエヴァっぽかった。「第○○使徒〇〇」的な白字同フォント字幕や、エヴァで使われる挿入BGM、溜めて溜めて中盤と終盤に2度の盛り上がり箇所、立場と感情が揺れ動く人間ドラマ、考察を深めさせるような裏テーマなど、まさに作りがエヴァそのまんまでした。最後のゴジラの組成が人間の骨だった、という描写は「ゴジラは人間の業が生んだ産物だ」ということが言いたかったのかな?まあそれはともかく、そこに更にカッコイイと思わざるを得ない段階を踏んだゴジラの攻撃(炎からの光線)、段階進化、政府の対応の遅さへの皮肉と共感、人間側のオペレーション遂行過程、圧倒的な武器ではなく「あるものを使って最大限」という泥臭さ、ちょっとした謎解き要素、個々のキャラクターの良さ、そして壊滅した街の絶望とも美しさとも言える画・・・。「面白い」と思える要素をこれでもか!と詰め込みつつ、全体としての形を決して崩さない本作は、さすがというか、素直に面白かったです。シム・シティやりたくなりました。(第一形態のゴジラを見て「あれ?ゴジラってこんなんだったっけ?」と思った私は素直)
53羽の孔雀さん [DVD(邦画)] 8点(2018-02-19 05:30:55)
171.「今までのゴジラをリスペクトしつつ、でも自分達らしさのあるゴジラを作ろう」っていう気持ちが伝わってきた。SFに対する愛、ゴジラに対する愛を感じる作品。
VNTSさん [地上波(邦画)] 9点(2018-01-27 19:37:04)
170.歴史と伝統を誇る日本怪獣映画の現代の作として恥ずかしくない出来栄えだったと思います。
編集などは監督の故岡本喜八氏へのリスペクトが感じられました。
また日本の行政サイドの描き方が過去の作品群に比してリアルで、特に色々有事の際の事務的障壁の煩雑さ、専門家と言われる人々の当事者意識のない評論家的態度等は今までこの手の作品ではあまり描かれなかった側面だと思います。
クリプトポネさん [映画館(邦画)] 7点(2018-01-07 17:28:46)
169.見慣れたはずのゴジラが、切り口を変えただけでここまで面白くなるのかと脱帽。
もんでんどんさん [地上波(邦画)] 8点(2017-12-21 18:59:54)
168.《ネタバレ》 ほんとエヴァっぽかったですねぇ。やっぱ庵野監督ですわ。
字の出し方とか音楽の感じとか。
全ての登場人物が早口で捲し立てるのとか普通に考えると変なんですけど、様式美みたいなもんなんでしょうか。
今回のゴジラさんはモデルが深海魚のラブカだそうで、ヒダヒダのあの気持ち悪いところとかそのまんまでしたね。
ゴジラ自体は世界的にメジャーなモンスターだけど、本作は世界視野での映画としては真逆のスタイルと言っていい。
多分日本人しか見てて楽しめないんじゃないかな。それが日本でヒットした要因なのかも。
あろえりーなさん [地上波(邦画)] 6点(2017-12-19 20:57:28)
167.《ネタバレ》 えらい無能なヤツばっかり出てくるなあ、現場に行かずに暢気なことやってんなあ、バカなんじゃねと序盤入り込めなかったが、神の化身が無能どもを一掃してくれました。ありがとうゴジラ。
MARTEL1906さん [DVD(邦画)] 8点(2017-12-08 21:42:22)
166.《ネタバレ》 面白かったと思う。この映画を政治的な面で見た場合にここまで被害を大きくした原因は序盤で「退避命令」発令中の中、町に残った民間人を助けるために攻撃命令を中止した「総理大臣」に注視したい。ここで「被害を最小減に・・・」の論理でいけばあそこは防衛大臣の進言を受けるべきだったと思う。あそこで「被害者が出となった場合の責任・・・・・」が頭をよぎったはず。元々形態があそこで変化するとは思っていなかった事も含め手の打ちようがなかったのだろうが、各大臣が「政治家生命」を考えた時点でこの国は終わっていたのだと思う。(そこで終わったら物語にならないわけだが)

好きだったのは在来線爆弾の際に伊福部さんの有名なあの曲が掛った時には妙な感動があった。日ごろ乗ってる電車があの曲と一緒に「ゴジラと戦ってる」って感じ?
だだくまさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2017-12-06 07:58:30)
165.なかなか気合いの入った作品で、最後まで楽しませてもらいました。パニック時における政府中枢の動きなども、けっこうリアルだったと思います。
しかし、疑問点が3つ。そもそもなぜ、ゴジラは東京だの鎌倉だのに上陸したのか。生物である以上、行動には何らかの目的があるはずですが、ただ街を破壊するばかりで意図がわかりません。放射性物質が欲しいなら、原発の核燃料しかない日本より、核兵器保有国の核燃料のほうがずっと濃度が高くて美味しいはずです。中国や北朝鮮ならほんのひと泳ぎ。それなりに高度な頭脳も持っていそうだったので、なお不思議です。
第2に、主人公の長谷川博己が政治家という設定に違和感。あそこまで実務を統率できる政治家なんて、いるんでしょうか。
そして第3に、それなりに名の通った役者がチョイ役でゴロゴロ出演したのも妙。よほど予算が潤沢だったということでしょうか。そんなカネがあるなら、圧倒的な違和感を放っていた石原さとみの英会話レッスンか、もしくは演技指導そのものにもう少し振り向けてもよかったような気がします。
眉山さん [地上波(邦画)] 7点(2017-12-02 02:05:56)
164.《ネタバレ》 劇場で観ればよかったと後悔。これは傑作じゃないですか!前半の情報の洪水が快感。一番感心したのは、ゴジラが途轍もなく強いのだが、それを倒すため、訳のわからん超兵器みたいのを出すんじゃなくて、自衛隊とか民間企業とか外交とか鉄道などのインフラとか、オールジャパンの総力戦で打ち克つところ。あと伊福部昭のテーマの素晴らしさ。あー、キタキタ!みたいな。ゴジラの口に注水するポンプ車を見て、福島原発で注水する様子を思い出さない人はいないでしょう。ゴジラ(=原発)はとりあえず停止したけど、またいつ暴れだすかわからない。その不安とともに私たちは生きていかなければならない。メッセージ性が極めてわかりやすいところも良い。
すらりんさん [地上波(邦画)] 9点(2017-11-30 21:19:37)
163.《ネタバレ》 原子力絡めてどうしたいのか良くわからないままに終わってしまった。
恐ろしいものなのは間違いないが、
それをなんとなく科学で挑んで、
しかし物理な感じで原子力に破壊されて。

前半のゴジラの脅威を感じさせる部分も、
初っ端、ゴジラの造形に違和感を感じて「あ、ゴジラの相手かな?」くらいに思ってたら
立ち上がった。

驚異的な体組織で成長を遂げたとか、
ミサイルも何も効かないとか、
ゴジラの凄さってそういうもんじゃないんだよなぁ。
元祖さん [地上波(邦画)] 5点(2017-11-29 23:27:04)
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【点数情報】

Review人数 222人
平均点数 7.25点
031.35%
131.35%
220.90%
331.35%
494.05%
5146.31%
63113.96%
74620.72%
84319.37%
94419.82%
102410.81%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.83点 Review18人
2 ストーリー評価 7.63点 Review30人
3 鑑賞後の後味 7.90点 Review30人
4 音楽評価 8.23点 Review30人
5 感泣評価 5.91点 Review23人
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